猪上 淳

J-GLOBALへ         更新日: 17/05/10 09:56
 
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研究者氏名
猪上 淳
通称等の別名
JI000019
所属
情報・システム研究機構
部署
国立極地研究所 国際北極環境研究センター
職名
准教授
学位
博士(地球環境科学)、2001年(北海道大学)
その他の所属
国立研究開発法人海洋研究開発機構

プロフィール

急激に進行する極域の温暖化に対して、気象学を軸とした大気-海氷-海洋相互作用の研究に取り組んでいる。特に熱・水輸送の駆動源である低気圧等に関して、現場観測データを用いた解析やデータ同化を駆使した予測可能性研究を行う。また、海氷が減少することで引き起こされる中緯度の異常気象についても着目している。極域の大気循環、雲降水システム、表面熱収支などの解析を通じて、極温暖化増幅の解明に資する研究指導も行う。

経歴

 
2015年4月
 - 
現在
国立極地研究所 国際北極環境研究センター 准教授
 
2012年12月
 - 
2015年3月
国立極地研究所 気水圏研究グループ 准教授
 
2004年11月
 - 
2012年12月
海洋研究開発機構 チームリーダー
 
2003年7月
 - 
2004年10月
米国ジョージア工科大学 Research Scientist II
 
2003年4月
 - 
2003年6月
オホーツク・ガリンコタワー株式会社 研究員
 

学歴

 
1999年4月
 - 
2001年9月
北海道大学大学院 地球環境科学研究科 大気海洋圏環境科学専攻 博士課程
 
1997年4月
 - 
1999年3月
北海道大学大学院 地球環境科学研究科 大気海洋圏環境科学専攻 修士課程
 
1993年4月
 - 
1997年3月
弘前大学 理学部 地球科学科
 
1990年4月
 - 
1993年3月
函館ラ・サール高等学校  
 

委員歴

 
2015年4月
 - 
現在
Polar Science  Associate Editor
 
2015年3月
 - 
現在
IASC  Atmospheric Working Group Member
 
2014年11月
 - 
現在
WWRP/PPP Steering Group Member
 
2005年1月
 - 
現在
日本気象学会  極域・寒冷域研究連絡会 世話人
 

受賞

 
2017年
日本気象学会 日本気象学会賞
 
2011年
日本気象学会 2011年 SOLA論文賞
 
2006年
日本気象学会 2006年 山本・正野論文賞
 

論文

 
Sato, K., J. Inoue, A. Yamazaki, J.-H. Kim , M. Maturilli, K. Dethloff, S. R. Hudson, and M. A. Granskog
Journal of Geophysical Research   122 775-787   2017年2月   [査読有り]
Sato, K. and J. Inoue
Climate Dynamics   in press    2017年   [査読有り]
Uchimiya, M., C. Motegi, S. Nishino, Y. Kawaguchi, J. Inoue, H. Ogawa, and T. Nagata
Frontiers in Marine Science   3 231   2016年   [査読有り]
Ono, J., J. Inoue, A. Yamazaki, K. Dethloff, and H. Yamaguchi
Journal of Advances in Modeling Earth Systems   8 292-303   2016年3月   [査読有り]
Taketani, F., T. Miyakawa, Takashima, Y. Komazaki, X. Pan, Y. Kanaya, and J. Inoue
Journal of Geophysical Research   121 1914-1921   2016年2月   [査読有り]
Jung, T., N. D. Gordon, P. Bauer, D. H. Bromwich, M. Chevallier, J. J. Day, J. Dawson, F. Doblas-Reyes, C. Fairall, H. F. Goessling, M. Holland, J. Inoue, T. Iversen, S. Klebe, P. Lemke, M. Losch, A. Makshtas, B. Mills, P. Nurmi, D. Perovich, P. Reid, I. A. Renfrew, G. Smith, G. Svensson, M. Tolstykh, Q. Yang
Bulletin of the American Meteorological Society   97 1631-1647   2016年10月   [査読有り]
Kawaguchi, Y., S. Nishino, J. Inoue, K. Maeno, H. Takeda, and K. Oshima
Journal of Physical Oceanography   46 2457-2481   2016年8月   [査読有り]
Yokoi, N., K. Matsuno, M. Ichinomiya, A. Yamaguchi, S. Nishino, J. Onodera, J. Inoue, and T. Kikuchi
Biogeosciences   13 913-923   2016年2月   [査読有り]
Katsumata, M., S. Mori, B. Geng, and J. Inoue
Geophysical Reseach Letters   43 9333-9341   2016年9月   [査読有り]
Inoue, J., A. Yamazaki, J. Ono, K. Dethloff, M. Maturilli, R. Neuber, P. Edwards, and H. Yamaguchi
Scientific Reports   5 16868   2015年11月   [査読有り]

書籍等出版物

 
世界気象カレンダー2017
猪上 淳 (担当:分担執筆, 範囲:12月 北米を襲った北極起源の猛烈寒波)
日宣テクノ・コムズ   2016年10月   
天気と海の関係についてわかっていることいないこと
筆保弘徳 編、和田章義 編著、杉本周作、万田敦昌、小田僚子、猪上淳、飯塚聡、川合義美、吉岡真由美 著 (担当:分担執筆, 範囲:第5章 北極の海と空の研究)
ベレ出版   2016年5月   
世界気象カレンダー2016
猪上 淳 (担当:分担執筆, 範囲:10月 北極の日本基地に大雨をもたらした低気圧)
日宣テクノ・コムズ   2015年10月   
気象研究ノート第230号「北半球寒冷圏陸域の気候・環境変動」
猪上 淳 (担当:分担執筆, 範囲:第4章 温暖化の象徴としての陸域寒気形成)
日本気象学会   2014年10月   
世界気象カレンダー2015
猪上 淳 (担当:分担執筆, 範囲:10月 アリューシャン低気圧の直接観測)
日宣テクノ・コムズ   2014年10月   

講演・口頭発表等

 
Impact of extra observations on prediction skill [招待有り]
Inoue, J.
WWRP-PPP YOPP Open Session   2017年2月27日   
Sustainable Arctic observing network for predicting weather extremes in mid-latitude
Inoue, J., K. Sato, and A. Yamazaki
The 32nd International Symposium on the Okhotsk Sea & Polar Oceans   2017年2月21日   
Inoue, J., K. Sato, and A. Yamazaki
US CLIVAR Workshop: Arctic Change and Its Influence on Mid-Latitude Climate and Weather   2017年2月2日   
Sustainable Arctic observing network for predicting weather extremes in mid-latitudes [招待有り]
Inoue, J., K. Sato, and A. Yamazaki
AGU Fall Meeting   2016年12月13日   
The linkage between the Arctic observations and polar predictions [招待有り]
Jun Inoue
Asia Oceania Geosciences Society 13th Annual Meeting   2016年8月2日   

担当経験のある科目

 
 

競争的資金等の研究課題

 
MOSAiC国内対応に向けた共同研究体制の構築
平成29年度 北極域研究共同推進拠点研究者コミュニティ支援事業
研究期間: 2017年4月 - 2018年3月    代表者: 猪上淳
北極の温暖化増幅における季節サイクルと多圏相互作用の追究
科学研究費補助金(基盤研究A)
研究期間: 2012年4月 - 2015年12月    代表者: 猪上淳
日本の気候に影響を及ぼす東部北極海の海洋・海氷変動に関する研究体制の構築
特定国派遣研究者
研究期間: 2011年5月 - 2011年7月    代表者: 猪上淳
北極海における環境変動の監視・実態把握に向けた自律型無人飛行機の応用
科学研究費補助金(若手研究A)
研究期間: 2006年4月 - 2009年3月    代表者: 猪上淳
寒冷海洋圏におけるメソスケール大気・海洋相互作用に関する研究
科学研究費補助金(特別研究員奨励費DC2)
研究期間: 2001年4月 - 2003年3月    代表者: 猪上淳

社会貢献活動

 
北極航路上と日本域の天気予報を高精度化するための気象観測
【講師】  北方圏国際シンポジウム実行委員会  市民公開講座:我らが北極航路とその展望  2017年2月20日
【取材協力, 情報提供】  朝日新聞 朝刊  2017年2月16日
減る北極氷 日本に寒風
【取材協力, 情報提供】  日本経済新聞  日本経済新聞 朝刊  2017年1月22日
北極観測 寒波の予測向上 極地研「豪雪などに備え減災へ」
【取材協力】  読売新聞  読売新聞 朝刊  2017年1月11日
【インタビュイー, 取材協力】  情報・システム研究機構  サイエンスリポート  2017年1月10日
北極の気候変化と日本の深い関係
【講師, 運営参加・支援】  研究者に会いに行こう!ー大学共同利用機関博覧会ー  2016年11月27日
【インタビュイー】  情報・システム研究機構 男女共同参画推進委員会  2016年11月10日
グローカル北極科学へのいざない
【講師】  神奈川県立横浜翠嵐高等学校 校外研修  2016年10月21日
北極の最新事情と地球温暖化
【講師】  朝日カルチャーセンター横浜  2016年8月27日
【取材協力】  神奈川新聞  2016年8月26日
天気予報がよく当たる!北極気象観測のご利益
【講師】  国立極地研究所サイエンスカフェ  2016年7月8日
なぜ日本は北極に注目するのか?
【講師】  朝日カルチャーセンター湘南  2015年9月12日
【コメンテーター, 取材協力】  サイエンス・メディア・センター  2015年9月8日
NHKスペシャル巨大災害 MEGA DISASTER 地球大変動の衝撃 第1集 異常気象 "暴走"する大気と海の大循環
【出演, 取材協力, 情報提供】  2015年9月5日
日本の寒さについて
【出演, 取材協力】  日本テレビ  真相報道バンキシャ!  2015年2月8日
12月の寒波について
【出演, コメンテーター】  NHK  情報まるごと  2014年12月22日
12月の寒波について
【出演, 取材協力】  テレビ朝日  報道ステーション  2014年12月17日
北極の大気 海上で観測
【取材協力, 情報提供】  読売新聞  読売新聞夕刊  2014年12月11日
みらい2014年北極海航海(MR14-05)首席研究者
【調査担当】  「北極低気圧予測実験」航海  2014年8月31日 - 2014年10月10日
北極温暖化と日本の寒さの深い関係
【講師】  今人舎忘年度会  2014年3月7日
北極海研究の最前線〜日本が担う役割〜
【講師】  海上自衛隊気象術科連絡会報  2014年3月4日
大雪と地球温暖化
【取材協力】  読売プレミアム  2014年3月4日
スペースシップアースの未来〜第3回「客室維持装置」に異変あり〜
【出演, 取材協力】  BS1  2014年1月17日
異常気象の原因は北極?
【出演, 取材協力】  TBS NEWS23  2013年12月23日
激減する北極海の海氷〜その原因と影響〜
【講師】  たちかわ恊働企画公開講座  2013年11月6日
遠くて、近い北極
【取材協力】  極 2013年春号  2013年3月28日

その他

 
2017年2月   第32回北方圏国際シンポジウム
「気象・海氷予測と北極航路探索の統合」ワークショップコンビナー
2014年5月   JpGU2014連合大会
「北極の科学」セッションコンビナー
2014年2月   第29回北方圏国際シンポジウム
「北極の温暖化増幅研究に関する戦略構想」ワークショップコンビナー
2013年11月   日本気象学会2013年度秋季大会
「近年における日本の冬の気象:気候変動,遠隔応答の枠組みからの理解」スペシャルセッションコンビナー