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2009/10/12

『理論と動態』2号に拙稿掲載

Tweet ThisSend to Facebook | 固定リンク | by:yoshi_kasa
社会理論・動態研究所の紀要=査読誌である『理論と動態』の2号に拙稿「肯定的自己定義と連帯—フィリピン・ケソン市の住民運動を事例として—」が掲載され、先頃刊行されました。

同誌は広島に拠点を置く同研究所が年に一度発刊しています。昨年、創刊号が出たときに読んで「ぜひここに投稿したい!」と当時から思っていました。2号では、自由投稿論文での掲載は拙稿だけですが、より認知され、多くの自由投稿論文が掲載されることを執筆者の一人として願っています。

絵文字:矢印 右社会理論・動態研究所ウェブサイト

概要はCVにも書きましたが、下にも載せておきます(「概要を読む」からどうぞ)。修士論文では理論的枠組が必ずしも明確ではありませんでしたが、今回の拙稿では貧困層の内面に着目して「共通の敵を作るような連帯モデルは持続性・実効性に欠ける」ことをフィリピンの事例から明らかにしています。

拙稿執筆後、共通の敵を作る住民組織化のモデルは Saul D. Alinsky の「対立・闘争(Conflict and Confrontation)」モデルが、未だにフィリピンでは根強く残っていることによるものだという仮説に基づき、アジア太平洋平和学会(2009.9@Taiwan)で、鈴木理紗と連名での報告を行いました。

結果、会場にいたフィリピンの研究者とコミュニティ・オーガナイザーからも、この仮説におおよその賛同を得られました。

拙稿を読んで下さる方は、抜刷を郵送いたしますのでご一報いただければ幸甚です。


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