佐久間康夫

J-GLOBALへ         更新日: 16/09/07 11:06
 
アバター
研究者氏名
佐久間康夫
 
サクマヤスオ
ハンドル
Yasuo Sakuma
eメール
y-sakumau-ths.ac.jp
携帯メール
lordosis_quotientdocomo.ne.jp
URL
http://bit.ly/Y72U9L
所属
東京医療学院大学
部署
保健医療学部
職名
教授
学位
医学博士(横浜市立大学)
その他の所属
ロックフェラー大学日本医科大学
科研費研究者番号
70094307
Twitter ID
@ysakuma
Google Analytics
UA-30763004-1
ORCID ID
0000-0001-6816-3779

プロフィール

横浜市大医卒(1971); 横浜市大院修了・医博(1975); 群馬大学行動医学研究施設(1976); ロックフェラー大ポスドク(1976); 同客員准教授・神経生物学行動学(1978); 新潟大助教授(1981); 弘前大教授(1988); 日本医大教授(1992); 日本医大大学院教授・システム生理学分野(2002-2012); ロックフェラー大連携教授(2008-); 日本医大名誉教授(2012-); 東京医療学院大学長(2012-)。専門: 生殖生理学, 神経内分泌学, 行動神経科学。研究テーマ:(1) 性ホルモンの中枢作用(エストロゲン, 脳, 性欲); (2)性行動の調節機構 (ロードーシス反射, 性指向); (3) 脳の性分化; (4)思春期初来の中枢機構 (GnRH, 下垂体)。
CV on web (日本語): http://bit.ly/Y72U9L
CV on web (in English): http://bit.ly/1fuLVBQ

研究分野

 

経歴

 
2012年4月
 - 
現在
東京医療学院大学 学長
 
2012年4月
 - 
現在
日本医科大学 名誉教授
 
2008年9月
 - 
現在
ロックフェラー大学 連携教授
 
2003年4月
 - 
現在
東京大学 大学院 農学生命科学研究科 非常勤講師
 
2002年4月
 - 
2012年3月
日本医科大学大学院医学研究科 システム生理学分野 教授
 
2004年
 - 
2012年
日本医科大学 医学(系)研究科(研究院) 教授
 
1994年5月
 - 
2002年3月
日本医科大学 医学部 生理学第一講座 教授
 
1988年4月
 - 
2005年3月
横浜市立大学 医学部 非常勤講師
 
1988年
 - 
1994年
弘前大学 医学部 生理学第一講座 教授
 
1986年4月
 - 
1988年1月
新潟大学 大学院 自然科学研究科 生命システム科学 助教授 (兼担)
 
1985年11月
 - 
1987年3月
東京都老人総合研究所 客員研究員
 
1981年
 - 
1988年
新潟大学 医学部 生理学第二講座 助教授
 
1978年9月
 - 
1980年3月
ロックフェラー大学 客員准教授
 
1976年9月
 - 
1978年8月
ロックフェラー大学 博士研究員
 
1976年8月
 - 
1981年3月
群馬大学 医学部 行動生理学部門 助教授
 
1976年4月
 - 
1976年7月
群馬大学 医学部 行動生理学部門 講師
 
1975年4月
 - 
1976年3月
横浜市立大学医学部第二生理学講座 助手
 

受賞

 
2010年8月
日本下垂体研究会 吉村賞
 
1990年3月
第21回内藤記念科学奨励金
 
1990年1月
第8回唐牛記念医学研究助成
 
1989年3月
ブレインサイエンス財団研究助成
 
1988年9月
金原一郎記念医学医療研究振興財団研究助成
 
1988年9月
日本医師会医学研究助成
 
1986年10月
持田記念医学薬学研究振興財団研究助成
 
1986年3月
第15回内藤記念派遣助成
 
1986年3月
上原記念生命科学財団昭和60年度研究奨励
 
1985年10月
成茂神経科学研究助成
 
1985年9月
新潟市医師会学術研究助成
 
1985年3月
第16回内藤記念科学奨励金
 
1985年1月
新潟大学学術奨励金
 
1984年5月
工藤学術財団学術研究補助
 
1983年5月
第3回横浜医学会賞
 

論文

 
佐久間康夫
Neuroscience Letters   8(618) 122-126   2016年4月   [査読有り]
佐久間康夫
Journal of Reproduction and Development   62(1) 17-27   2016年1月   [査読有り]
佐久間康夫
Physiology & Behavior   152(Pt A) 161-167   2015年12月   [査読有り]
佐久間康夫
Science   348(6232) 333-336   2015年4月   [査読有り]

Misc

 
近藤照彦, 武田淳史, 近藤翔太, 小林功, 佐久間康夫
適応医学   17(1) 14   2013年6月
加藤昌克, 佐久間康夫
月刊内分泌・糖尿病・代謝内科   36 105-109   2013年4月
尹成珠, 石井寛高, 佐久間康夫, 加藤昌克
日本内分泌学会雑誌   88(2) 639   2012年9月

書籍等出版物

 
メディカル・サイエンス・インターナショナル   2005年5月   ISBN:4895924092
東 英穂, 西崎 知之, 福田 淳, 佐久間 康夫, 片山 芳文, 吉村 恵
丸善   2004年3月   ISBN:4621073605
丸善   1999年1月   ISBN:462104544X

講演・口頭発表等

 
脳の性差の成立機序とステロイドホルモン [招待有り]
佐久間康夫
日本性差医学・医療学会第3回学術集会   2010年2月   
脳は性によってどう違うか? [招待有り]
佐久間康夫
第4回性差医学・医療セミナー文部科学省女性研究者支援モデル育成事業   2009年12月   
性ステロイドによる脳の性分化の分子メカニズム [招待有り]
佐久間康夫
日本解剖学会第144回全国学術集会   2009年3月   
GnRH ニューロンの興奮性調節 [招待有り]
佐久間康夫
第34 回日本神経内分泌学会   2007年8月   
「ホルモンがつくる脳・動かす脳:性ホルモンによる脳の性分化と行動の調節」 [招待有り]
佐久間康夫
第31回日本比較内分泌学会   2006年12月   
フェロモンと生殖研究のフロンティア「 比較内分泌学の新世紀」 [招待有り]
佐久間康夫
第16 回神経科学の基礎と臨床   2006年12月   
視床下部の性分化の機構 [招待有り]
佐久間康夫
第47回日本母性衛生学会   2006年11月   
脳の性分化の分子メカニズムに関する研究の進展 [招待有り]
佐久間康夫
北里大学獣医畜産学部 ハイテクリサーチセンター報告会   2006年9月   
エストロゲンと脳 [招待有り]
佐久間康夫
日本動物学会第77回大会   2006年9月   
エストロゲンによる脳の性分化と機能表現の修飾. Steroid/thyroid ホルモン系による脳発達の調節機構 [招待有り]
佐久間康夫
第41回脳のシンポジウム   2006年2月   
可視化したラットGnRH ニューロンに発現する電位依存性カルシウムチャネル [招待有り]
佐久間康夫
第26回日本神経科学大会   2004年7月   
雄ティラピア群内の社会的地位と終神経GnRH 免疫活性 [招待有り]
佐久間康夫
第8回「性と生殖」公開シンポジウム「行動生殖神経内分泌学の展開:生殖行動と保育行動」   2003年11月   
ラットの性行動から見た脳の性分化とエストロゲン作用 [招待有り]
佐久間康夫
東京大学CREST第三回研究会   2003年7月   
匂いによる性指向の弁別に関わる脳回路 [招待有り]
佐久間康夫
第4回GnRH フォーラム   2003年1月   
生殖機能と心理的・身体的ストレス [招待有り]
佐久間康夫
日本下垂体研究会第16回学術集会「ホルモンとストレス」   2002年8月28日   
性ホルモンによる性欲の発現に関わる脳内神経回路 [招待有り]
佐久間康夫
第5回山口県生殖内分泌研究会   2000年8月   
性ホルモン感受性脳内回路と性行動 [招待有り]
佐久間康夫
第72回日本内分泌学会   2000年5月   
GnRH ニューロンの研究の現状 [招待有り]
佐久間康夫
第74 回日本生理学会大会   1998年3月5日   
性行動と脳 脳とホメオスタシス:内側視索前野の役割 [招待有り]
佐久間康夫
第19回東京都神経研シンポジウム   1995年7月   
雌ラット性行動の異なった側面を調節する複数の視索前野ニューロン群 [招待有り]
佐久間康夫
第46回日本自律神経学会総会   1992年11月   
視床下部ホルモンの局在をめぐって:生理学的アプローチ [招待有り]
佐久間康夫
第4回日本インポテンス学会学術総会   1991年   
ラットにおけるメス型の性行動調節機構 [招待有り]
佐久間康夫
山口大学脳神経セミナー   1990年2月6日   
脳の性差とその成立 [招待有り]
佐久間康夫
弘前市医師会生涯教育講座   1990年1月25日   
性ホルモンの中枢作用 [招待有り]
佐久間康夫
八戸市医師会生涯教育講座   1990年1月12日   
脳の性差 [招待有り]
佐久間康夫
福島県立医科大学神経科学セミナー   1989年11月18日   
性ホルモンによる脳の性分化 [招待有り]
佐久間康夫
国立岡崎共同研究機構生理学研究所脳セミナー   1988年12月10日   
性ホルモンの中枢作用 [招待有り]
佐久間康夫
新世代研究所 第7回生体情報伝達システム研究会   1988年4月26日   
性ホルモンによる視床下部神経回路の雌雄分化 [招待有り]
佐久間康夫
生理学会第65回大会シンポジウム性ホルモンの中枢作用   1988年4月6日   
生殖行動調節における視床下部・前脳諸核の役割 [招待有り]
佐久間康夫
第11回神経科学学術集会シンポジウム:行動からみたホメオスタシス   1987年12月10日   
性行動 [招待有り]
佐久間康夫
第9回日本学術会議内分泌研究連絡委員会シンポジウム 内分泌機能の生理学的解明への展望   1987年10月30日   
視床下部の性分化と雌雄の性行動 [招待有り]
佐久間康夫
福井医科大学生理学セミナー   1987年6月9日   
性ホルモンと脳の性分化 [招待有り]
佐久間康夫
高知医科大学生殖生理学セミナー   1987年6月8日   
脳の雌雄分化と性行動 [招待有り]
佐久間康夫
筑波大学本能特別プロジェクト研究組織セミナー   1987年2月10日   
性行動の神経回路 [招待有り]
佐久間康夫
新潟脳神経研究会第213回例会   1986年10月3日   
性ホルモンによる脳の雌雄分化 [招待有り]
佐久間康夫
第63回日本生理学大会視床下部・辺縁系・下垂体・内分泌ディナー講演   1986年4月21日   
性ホルモンと脳:電気的活動と生殖行動 [招待有り]
佐久間康夫
東京都老人総合研究所基礎生理学セミナー   1985年7月29日   
性ホルモンによる生殖行動の調節機序 [招待有り]
佐久間康夫
産業医科大学生理薬理合同セミナー   1985年4月25日   
性ホルモンと脳:形成的作用と活性化作用 [招待有り]
佐久間康夫
第181回群馬大学内分泌セミナー   1984年1月13日   
電気生理学的に見た脳の雌雄差 [招待有り]
佐久間康夫
第5回日本動物生理学会シンポジウム「性と脳:性行動を支配するもの」   1983年11月30日   
雌ラット性行動調節中枢の分化と活性化 [招待有り]
佐久間康夫
第6回内藤記念科学振興財団シンポジウム「天然物と生体生体活性(II)新しい展開をめざして」   1983年11月19日   
ホルモン分泌と性行動 [招待有り]
佐久間康夫
第10回日本内分泌学会神経内分泌分科会シンポジウム「性ホルモンの向神経作用」   1983年11月3日   
視床下部ニューロンに対する性ホルモンの形成的作用と活性化作用 [招待有り]
佐久間康夫
第54回日本内分泌学会ワーククショップ「ペプチドホルモンの中枢作用」   1981年6月6日   
生殖行動調節におけるLHRHおよびそのアナログの中枢作用 [招待有り]
佐久間康夫
第51回日本動物学会大会シンポジウム「脳の性的二型性一雄の脳は雌の脳と違うのか」   1980年10月3日   
性行動と脳の雌雄差 [招待有り]
佐久間康夫
神経科学協会神経内分泌部会シンポジウム「ホルモンの中枢作用」   1980年8月30日   
性ホルモンと神経機構 [招待有り]
佐久間康夫
第53回日本内分泌学会ワークショップ「視床下部ホルモンの局在をめぐって」   1980年5月24日   

競争的資金等の研究課題

 
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2010年 - 2012年    代表者: 佐久間 康夫
平成23年度にはエストロゲン受容体(ER)α遺伝子の転写翻訳調節に関わる塩基配列を解析し、ラット、ヒト、マウスの何れにおいても5'上流側のプロモータ構造が従来知られていたよりもはるかに複雑で、それぞれのプロモータが組織特異的・時期特異的に使用されることを報告した。転写の際にalternative splicingによりさまざまなmRNAバリアントを生じ、これらが翻訳効率あるいはmRNAの安定性の調節に関わり、ERα分子の発現調節やC端、N端を欠くERα分子の断片の生成を示した。Calbin...
日本学術振興会: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2008年 - 2010年    代表者: 折笠千登世
視索前野性的二型核(SDN-POA)の細胞新生は雌雄ともに胎生期18日にもっとも多く認められたが、これら生後の神経核を形成する細胞総数に性差は認められなかった。ソマトスタチン発現細胞の発達時期による分布状況からSDN-POAの性差形成には、生後の細胞新生による増加というよりは、雄においてニューロンが神経核の中心から放射状に側方に移動したため性差が形成されたと推察された。
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2006年 - 2009年    代表者: 佐久間 康夫
ラットの脳は雌型がデフォルトで、周産期におけるエストロゲン作用で雄型化する。神経細胞の分布に見られる性差は細胞死・移動・新生何れかの結果である。本研究計画ではエストロゲンにより制御される遺伝子カスケードがどの機構を動かすか分子生物学・形態学・電気生理学・行動生理学的手法を用いて調べた。これまで完全でなかったラットのエストロゲン受容体(ER)αの部位特異的発現に関わる遺伝子の制御領域を解明し、この部位に蛍光タンパク遺伝子を結合した人工遺伝子の導入したところ視索前野の性的二型核の神経細胞に雌雄...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究)
研究期間: 2004年 - 2008年    代表者: 佐久間 康夫
本研究計画は、生殖内分泌調節や行動パターンに見られる性差の神経学的基盤となっている脳の性分化に関わる分子メカニズムの解明を目的として実施した。ラットの脳は周産期におけるエストロゲンの作用で雄型化するので、この時期にエストロゲンにより制御される遺伝子の同定、転写・翻訳ならびにその結果生じる脳機能の表現型である伝達物質、受容体、トランスポータ分子、チャネルを、分子生物学・電気生理学・行動学的手法を用いて研究を進めた。MCF-7細胞におけるエストロゲン反応性を指標に作成したfocused cDN...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究)
研究期間: 2004年 - 2008年    代表者: 諸橋憲一郎
本総括班は研究評価ならびに各種会議の開催、若手支援などを通じ、特定領域研究「性分化機構の解明」を強力に推進するための活動を行っている。平成20年度においては、9月14日-16日にかけて福岡市において国際会議「International Symposium for Gonad and Braon Sex Differentiation」を開催した。本会議では、38題の招待口頭発表(海外演者18名、国内演者20名)と20題のポスター発表が行われた。本特定領域研究では最終年度にあたり、この国際会...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究)
研究期間: 2004年 - 2008年    代表者: 勝木元也, 長濱嘉孝, 笹岡俊邦
「性分化機構の解明」を課題にかかげる本特定領域研究は、マウスとメダカをモデル動物として用い、「性分化の分子基盤の解析」、「脳の性分化と行動の解析」及び「性分化異常症の解析」を重点目標に、広く性分化に関わる現象を分子レベルで明らかにすることを目的とした。このため、支援班では生殖腺の形成と性分化に異常をきたすマウスとメダカを収集し、これらの系統を維持・管理・配布することで、本特定領域の研究者並びに関連研究者を支援することを目的に業務を行ってきた。この基本的な方針のもと基礎生物学研究所形質転換生...
文部科学省: 科学研究費補助金(萌芽研究)
研究期間: 2006年 - 2007年    代表者: 佐久間 康夫
性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)ニューロンは脳による生殖内分泌調節の最終共通路であり、上位の脳機構からの支配を受けて、下垂体前葉を調節し性腺からのホルモン分泌調節や配偶子の形成を行っている。上位の脳機構についてはほとんどわかっていない。γ-アミノ酪酸(GABA)A受容体(GABA_AR)を介するGABA、AMPA受容体を介するグルタミン酸、キスペプチンなどのペプチドがGnRHニューロンの活動を調節すると考えられている。本研究では当初、古典的経シナプス性制御に着目し、無毒化した破傷風...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2006年 - 2007年    代表者: 加藤昌克
GnRHニューロンに発現する膜電位・カルシウム活性型カリウムチャネルとA-型γ-アミノ酪酸受容体(GABA_AR)機能とプロジェスチンによる修飾を解析した。成熟GnRH-EGFPトランスジェニックラットから麻酔下に脳を摘出し、酵素処理で分散し、カバーグラス上で一晩培養し、実験に供した。穿孔パッチクランプ法で単離GnRHニューロンの膜電位・膜電流を記録解析した。ラットGnRHニューロンは既報のSK電流(Kato, et al.,2006)に加えてBK電流を示した。BK電流は60mVパルスで活...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2005年 - 2007年    代表者: 木山亮一
本研究では、DNAマイクロアレイを用いた遺伝子発現プロファイリングにより応答性を示すことが明らかになった遺伝子についてプロテオーム解析を用いてシグナル伝達系を明らかにすることによりエストロゲンに応答する遺伝子の機能及びネットワークを明らかにすることを目的として、以下の2項目について解析を行った。(1)エストロゲン応答遺伝子による仮想ネットワークの研究。まず、エストロゲン応答遺伝子について、フェノール類やフタル酸エステル類など、様々な化学物質の刺激に対してエストロゲンとの共通性を統計的に比較...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2005年 - 2007年    代表者: 濱田知宏
エストロジェンは中枢神経に作用し、生殖内分泌調節に加え、シナプス可塑性、神経保護作用などに中心的な役割を演じている。本研究の目的は、我々が作出したエストロジェン受容体遺伝子プロモータートランスジェニックラットにおけるEGFPにより可視化されたエストロジェン感受性ニューロンを用い、エストロジェンの様々な機能について細胞レベルで検討することである。研究期間内の成果のうち、最も意義深いものは、EGFP発現が視索前野性的二型核の新規特異的マーカーとして活用できることが明らかとなった点である。この神...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2004年 - 2006年    代表者: 折笠千登世
エストロゲン受容体(ER)サブタイプ(α,β)は、性ステロイドホルモンが果たす神経内分泌機構の分化という側面において重要な役割を担っていると考えられている。我々は、エストロゲン受容体βの性差が認められる領域として、視索前野脳室周囲核(AVPV)のあることを明らかにしているが、視床下部腹内側核も含まれることを見出した(Orikasaet.a1,2004)腹内側核での性差は、新生仔期のステロイドホルモンの影響で成立し、成体においても維持されることを明らかにした。雌雄の成体ラットにおいて性腺摘出...
文部科学省: 科学研究費補助金(萌芽研究)
研究期間: 2004年 - 2005年    代表者: 佐久間 康夫
視床下部に散在している性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)ニューロンは、生殖内分泌系を調節する最終共通路であるが、支配する神経回路についてはほとんどわかっていない。本研究では、トランスジェニックラットにおいて逆行性トレーサーをGnRHニューロン特異的に発現させ、経ナプス的に支配ニューロンを可視化することを目論んだ。すなわち蛍光タンパク質(EGFP)と無毒化テタヌストキシンC末端(TTC)の融合タンパク質を逆行性トレーサーとして用いた。前年度に作製したGnRHプロモーター-EGFP-TT...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2004年 - 2005年    代表者: 加藤昌克
GnRHニューロンに発現する膜電位依存性イオンチャネルとGABA_A受容体機能を解析した。性成熟後のGnRH-EGFPトランスジェニックラットから麻酔下に脳を取り出し、酵素処理で分散し、カバーグラス上で短期培養(1日以内)し、実験に供した。EGFP蛍光を指標にGnRHニューロンを同定し、穿孔パッチクランプ法で膜電位・膜電流を記録した。まず膜電位依存性カルシウム電流を解析した。その結果、L-,N-,PIQ-,R-およびT-型の電流が認められ、R-型が全カルシウム電流の30%を占め、L-型が2...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2002年 - 2005年    代表者: 佐久間 康夫
エストロゲン受容体α(ERα)は、ヒトゲノムでは少なくとも7つのプロモータ配列が同定されるなど、複数のプロモータにより部位・時期特異的な発現制御を受けることが想定されているが詳細は未だ不明である。本研究計画は、ラットのプロモータ0/B(Gene Bank Map No.1-2186,2.2kb)によりEGFPの遺伝子(クローンテック社)を発現するトランスジェニック系統を樹立し、ERα陽性ニューロンを可視化して当該プロモータの機能を明らかにするばかりでなく、同定されたニューロンを神経内分泌学...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2002年 - 2004年    代表者: ISHWARPARHAR S.
性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)は脊椎動物種間でよく保存された、生殖に重要な分子である。本研究では、GnRH産生ニューロンの分化、移動および遺伝子発現をコントロールする分子の同定を目的とし、免疫組織化学的に同定した細胞をレーザーマイクロダイセクションにより採取する解剖学的特異性と定量的リアルタイムPCRによる高感度性を併せることで、個々のGnRHニューロンにおける遺伝子発現を定量的に解析する手法を開発した。本手法を応用し、性的に未熟および成熟な硬骨魚類ティラピア(Oreochrom...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2002年 - 2002年    代表者: 林しん治
ステロイドホルモンや甲状腺ホルモンなどの脂溶性シグナル分子は、それぞれの受容体タンパクと結合することにより、標的遺伝子におけるmRNA転写の活性化に直接的に関与している。一方、ステロイドホルモンなどの細胞核外における直接的な作用機構の存在も示唆されている。これらの知見は多く細胞培養系で得られたものであるが、同様な機構が脳にも存在していると想定される。ペプチドホルモンなどの水溶性のシグナル分子と異なった機構が存在しているものと考えられる。われわれはこの研究領域で早急に迫求するべき問題点を洗い...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2001年 - 2002年    代表者: 折笠千登世
本研究では実験形態学的手法を用いてエストロゲン受容体βの排卵調節における生理学的役割を明らかにする。視索前野脳質周囲核(AVPV)において見いだしたERβの発現及び分布の機能的な解析を、雌性化及び雄性化の2つの動物モデルを用いin situ hybridization組織化学により行った。その結果、ERβmRNA発現ニューロンの分布が著しい性差を示すこと、この性差が新生仔期のステロイドホルモンの影響で成立することを見出した。ERβタンパクに対する免疫組織化学により、タンパクの発現にも同様の...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2001年 - 2002年    代表者: 加藤昌克
GnRHニューロンを遺伝子工学的に緑色蛍光タンパク(EGFP)で標識したトランスジェニックラットを作成し、そのニューロンの初代培養系を確立し、生理学的解析を行った。生後3-10日(新生仔)および35-40日(思春期)のラットから麻酔下に脳を摘出し、内側中核、OVLT、内側視索前野を切り出し、酵素処理で分散し、培養した。実験には培養12-24時間のニューロンを供した。EGFP蛍光によりGnRHニューロンを同定し、穿孔パッチクランプ法で膜電位依存性カルシウム電流の解析を行った。新生仔のGnRH...
文部科学省: 科学研究費補助金(萌芽的研究)
研究期間: 2000年 - 2001年    代表者: 佐久間 康夫
エストロゲンは脳の特定領域に分布するエストロゲン受容体(ER)陽性ニューロンを介して生殖内分泌や生殖行動・攻撃行動などを調節する。我々はこれまで、雌ラットの生殖行動を調節する脳内神経回路の研究を進め、エストロゲンの作用に明らかな性差があり、また脳内で部位特異性があることを明かにした。性差や部位特異性は、ER発現の雌雄差、あるいはER活性化に続く転写機序の違いと考えられる。エストロゲンはα受容体(ERα)、1996年Gustafssonらによりクローニングされたβ受容体(ERβ)、さらに膜レ...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 1998年 - 2000年    代表者: 佐久間 康夫
行動や生殖内分泌機能の発現に決定的な役割を果たしているエストロゲンの脳に対する作用を神経細胞レベルで明らかにする目的で、エストロゲン受容体α(ERα)陽性ニューロンを蛍光タンパクで標識したトランスジェニックラットの作成を進めている。ERαの発現は複数のプロモータにより調節されているので、ERαの部位特異的・時期特異的な発現制御の可能性を考え、それぞれのプロモータに蛍光タンパク遺伝子を結合した導入遺伝子を作成し、培養細胞系での発現を確認した上で、ラット胚に注入し、遺伝子導入の成否とタンパク発...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 1998年 - 2000年    代表者: 加藤昌克
思春期発来や性周期などの生殖機能の中枢性調節において、重要な役割を演じるGnRHニューロンを、遺伝子工学的にクラゲ由来の緑色蛍光蛋白(EGFP)で標識し、電気生理実験下での識別を可能とし、その生理機能を詳細に解析する目的で研究を進めている。目的遺伝子の導入が確認された6頭のラットを繁殖し、F1およびF2を作成しPCRとサザンブロットで目的導伝子陽性の個体を選別し、その生殖機能すなわち性成熟に達する日令、メスラットにおける性周期、生殖能を調べ6系統のうち4系統において全て正常であることを確認...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 1996年 - 1997年    代表者: 加藤昌克
本研究では初代培養オスラット下垂体細胞におけるSRIFとGHRHの作用を解析し、その生理的意義を考察した。対象とした細胞は成長ホルモン含有細胞(GH細胞)と濾胞星状細胞である。第一に、GH細胞における上記ペプチドの作用を穿孔パッチクランプ法で解析し、以下の結果を得た。GHRHは膜電位依存性ナトリウム電流を増強した。さらに、-60mVよりも脱分極側で活性化される持続性ナトリウム電流を誘起した。前者はテトロドトキシン(TTX)で完全にブロックされるのに対して、後者は全く抑制されなかった。また、...
文部科学省: 科学研究費補助金(一般研究(C))
研究期間: 1994年 - 1994年    代表者: 佐久間 康夫
雄ラットの運動量が性周期と同期して変化し、血中エストロゲンの作用で発情期に高い値を示すことは古くから知られているが、この現象の神経学的基盤は不明である。雄ラットでは運動量が性衝動の強さを反映すると考えられるので、これまで生理学的研究の手がかりの乏しかった性衝動の調節に関わる脳内神経回路の同定がエストロゲン感受性を指標として可能と考え、本研究計画では運動量の増加に関わるエストロゲンの脳内作用部位を電気生理学的、行動学的手法により同定した。(1)麻酔下の雄ラットの内・外視索前野から中脳歩行領域...
文部科学省: 科学研究費補助金(総合研究(A))
研究期間: 1990年 - 1991年    代表者: 横山昭
本研究の目的は、生殖機能を合目的的に統合・調節する最終経路である下垂体前・後葉ホルモンの拍動的(pulse)分泌発現の機序ー発生源(pulse generator,PG)の本態とその脳内における局在を明らかにすることにある。昨年度に行った輪出入神経切断手術や、胎子脳移植の実験から、黄体形成ホルモンの拍動的放出を駆動する機構がラットでは視床下部内側基底部(MBH)に存在することが推測された。本年度は、体外に取り出したMBHを含む視床下部小片をin vitroで内頸動脈より灌流し、下垂体柄に放...
文部科学省: 科学研究費補助金(一般研究(B))
研究期間: 1989年 - 1991年    代表者: 佐久間 康夫
発情期の雌ラットが交尾の際に示すロ-ド-シス反射は、雌に固有のエストロジェン依存性の行動である。エストロジェンが中枢性抑制を解除しないため、雄ではこの反射が見られないとの想定のもとに、エストロジェンによる反射の脱抑制回路を調べた。(1)自由行動下の覚醒雌ラットで、脳の電気刺激によるロ-ド-シス反射の抑制を試み、内側視索前野ならびに腹側被蓋野から所期の効果を得た。特に前者では微小ナイフにより通過線維の除去を併用して、局所ニュ-ロンが反射を抑制することを明らかにし、長年にわたって見解の一致が見...
文部科学省: 科学研究費補助金(重点領域研究)
研究期間: 1988年 - 1988年    代表者: 佐久間 康夫
生殖にかかわる行動や内分泌を調節する機構を始め、脳には顕著な性差がある。遺伝的には脳は雌型に分化するようプログラムされており、発育途上の特定の時期に性ホルモンが作用すると、雄型に分化する。ラットでは、胎性18日目より出生後5日の時期に精巣由来のテストステロンが作用すると雄型の脳が誘導される。このことは、新生仔期の雌ラットにテストステロンを投与すると、成熟後の行動パターンが雄型となり、雌型の生殖行動の主要な要素であるロード-シス反射を示す能力が失われ、内分泌学的には性周期が消失して排卵が起こ...
文部科学省: 科学研究費補助金(一般研究(C))
研究期間: 1987年 - 1988年    代表者: 佐久間 康夫
脳は遺伝的には雌型の発育するようにプログラムされており、発育途上の特定の時期における性ホルモンの作用で、雄型に不可逆的に分化する。たとえばラットでは出生後5日以内に内因性、外因性を問わずテストステロン、または過量のエストロジェンが存在すると、遺伝的性別とは独立に脳が雄型化する。この際、テテトステロンが脳内で芳香化され、エストロジェンとして作用することは判っているが、脳の雄型化に際して性ホルモンが神経細胞に直接作用するのか、あるいは性ホルモンに誘導されるなんらかの機能蛋白分子が介在するのかに...
文部科学省: 科学研究費補助金(一般研究(C))
研究期間: 1986年 - 1987年    代表者: 赤石隆夫
中枢浸透圧受容機構と性ホルモンの連関についてのinvivoおよびinvitro実験系を用いた研究の成績の最終的な概要は以下の通りである.1.視索前野の浸透圧受容とエストロジェン;雌ラット視索前野における浸透圧およびアンジオテンシン刺激, 電気刺激の室傍核神経分泌細胞に対する影響はエストロジェン処置によって影響を受ける.2.性周期と血漿浸透圧;飲水行動および血漿浸透圧は雌ラットの性周期におけるエストロジェンの血中濃度の増加に伴って低下する.3.エストロジェン処置と血漿浸透圧;卵巣摘除ラットへ...
文部科学省: 科学研究費補助金(一般研究(C))
研究期間: 1985年 - 1986年    代表者: 佐久間 康夫
脳に対する性ホルモンの作用には、時間的に異なった経過をたどる二つの現象が分類される。性周期は、性ホルモンの血中濃度の周期的な消長と一致している。他方、個体の発育途上の特定の周期には、性ホルモンが不可逆的に作用して、脳や生殖器の雌雄分化を起す。これらをそれぞれ活性化作用、形成的作用と呼ぶ。雌ラットが交尾の際に示すロードシス反射は、エストロジェンの活性化作用による。雄の脳は形成的作用によりエストロジェン感受性を失っておりロード-シスを示さない。雌では視床下部腹内側核の下行性の出力がエストロジェ...

委員歴

 
2012年4月
 - 
2014年3月
大学共同利用機関法人・自然科学研究機構  経営協議会委員
 
2007年1月
 - 
2014年3月
日本生理学会  英文誌編集委員長
 
2003年4月
 - 
2014年3月
日本学術振興会  日米科学技術協力事業「脳研究分野」研究計画委員会委員
 
2000年1月
 - 
現在
日本生理学会  英文誌編集委員
 
2009年4月
 - 
2012年3月
大学共同利用機関法人・自然科学研究機構  生理学研究所運営委員会副議長
 
2008年4月
 - 
2012年3月
大学共同利用機関法人・自然科学研究機構  生理学研究所運営委員会委員
 
2003年4月
 - 
2010年3月
日本学術振興会  科学研究費委員会専門委員
 
2008年4月
 - 
2009年3月
文部科学省  グローバルCOEプログラムレフェリー
 
2006年10月
 - 
2008年8月
国際生理学連合  国際プログラム委員
 
2007年4月
 - 
2008年3月
文部科学省  科学研究費補助金審査部会・特定領域研究専門委員会
 
2007年4月
 - 
2008年3月
文部科学省  グローバルCOEプログラムレフェリー
 
2006年10月
 - 
2007年8月
国際神経内分泌学会  国際プログラム委員
 
2005年4月
 - 
2006年3月
日本学術振興会  科学研究費補助金学術創成研究費評価協力者
 
2005年4月
 - 
2006年3月
文部科学省  研究費補助金基盤研究(S)中間・事後評価協力者
 
2003年4月
 - 
2004年3月
日本学術振興会  科学研究費補助金学術創成研究費評価協力者
 
2003年4月
 - 
2004年3月
文部科学省  研究費補助金基盤研究(S)中間・事後評価協力者