西口 真也

専門はマーケティング．一級建築士．

総合広告会社勤務時よりこれまで「マーケティング手段としての空間デザインの活用」に興味を持っています．マーケティング分野において空間と関係のある概念であるサービススケープ及び物理的環境に着目し，マーケティング視点で空間デザインについて研究しています．現在は特に旗艦店やポップアップブランドストアといった体験型店舗を研究対象として，ブランドコミュニケーション手段としての物理的環境デザインに関する研究に取り組んでいます．また，学術的研究成果に基づき，現代におけるマーケティング上の諸課題解決につながる空間デザインの実践的な提案を目指しています．

【これまでの研究経緯】

関西学院大学商学部中西正雄ゼミにてマーケティングに出会う．総合広告会社に就職し，3つの総合広告会社を経験．その間，社会人大学院生として神戸商科大学大学院経営学研究科小西一彦ゼミに進み，その頃現在の研究テーマであるマーケティング手段としての空間デザインの活用に着目する．同時に空間デザインの理解のためには建築学分野の知識が必要であると考え，名古屋市立大学大学院芸術工学研究科三上訓顯研究室に進む．その中でさらに建築学分野の知識を身につける必要性を感じ，愛知産業大学通信教育部造形学部建築学科丹羽哲矢ゼミ，関西学院大学大学院総合政策研究科八木康夫研究室（建築士受験資格大学院実務経験プログラム）にて研究を進める．その後，これまでの研究をまとめるため，関西学院大学大学院経営戦略研究科山本昭二ゼミに進み，現代におけるサービススケープの物理的環境に関する研究に着手し始め，現在に至る．