バイオプロセス工学:Bio-process Engineering

当研究室ではバイオテクノロジやライフサイエンス等の知見を応用し、グリーンエネルギー、バイオマス変換、廃棄物処理などの重要な要素およびその応用技術を循環型社会形成のために再構築する基礎的かつ応用的研究を行っている。大きくバイオガス、バイオエタノール、水環境浄化、機能性食品の4つのテーマに分かれ、バイオマスを中心として行っている。
  1. バイオガスの分野では、高効率嫌気性バイオリアクタの開発を行い、馴養したメタノール資化性メタン菌を用いて、ビタミンB12の生産性やメタンの生成等について検討を行っている。乾式メタン発酵についての研究では、発酵過程中における温度や水分、炭素窒素比率などの各パラーメーターによる発酵効果への影響を究明し、異なる発酵条件下での微生物群の解析、動力学上での研究を行っている。
  2. バイオエタノールの研究では、生物工学的手法を用いて農林産物の残渣(藁など)をエタノールへの変換技術の開発を行っており、特に効率的なリグノセルロース系の前処理法や糖化法の開発を目指す。
  3. 水環境浄化の分野では、日本の先端的技術と中国伝統的技術を融和した適性のある省エネー的生活排水処理技術の開発、その中で、電気化学的手法および生物工学的手法を用いて水環境中の窒素源を脱窒し、環境浄化につなげる手法の研究を行っている。
  4. 機能性食品の分野では、古米やオカラや焼酎廃液などの蛋白質系廃棄物、昆布残渣、ボタン皮、カバノアタケなど様々な未利用天然資源から、利用した高い抗菌、抗ウィルス性、抗がん、生理調整機能を持つ機能性食品の創出に力を入れている。