Eiko Nemoto

既に欧州並みの経営規模を有する北海道の畑作地帯においても、高齢化による担い手減少とそれに起因する経営規模拡大が進行しています。これまでの畑輪作体系での規模拡大は限界に達しつつあり、新たな省力作物として家畜の飼料作物を導入することで、耕種農家は輪作体系を維持しつつ、畜産農家はこれまでの加工型畜産から脱却した持続可能な農業を耕畜連携によって実現するための技術開発に取り組んでいます。