齋藤宏文

J-GLOBALへ         更新日: 17/09/17 23:59
 
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研究者氏名
齋藤宏文
eメール
saito.h.agm.titech.ac.jp
所属
東京工業大学
部署
国際教育推進機構
職名
特任准教授
学位
博士(学術)(東京工業大学)

プロフィール

ソ連の科学技術史、特にスターリン・フルシチョフ体制下における遺伝学分野の状況、さらにポスト・フルシチョフ期における遺伝学の正常化過程を専門に研究している。現在の研究課題は次の三つ。すなわち、1.ソ連におけるルィセンコ主義の出現と展開を厳密な史料考証により解明する。2.科学論、知識社会学の観点から、1948年8月のルィセンコ事件の前後での科学者を中心とする西側諸国の知識人のソ連科学をめぐる評価の変容を検証する。3.ルィセンコ主義からのロシアの生物学教育の正常化の過程を検証する(現科研費課題)である。
2009年12月、2012年6月とニューヨークとウィーンで開催された国際ワークショップに出席したのを機に、ルィセンコ論争をめぐる国際比較研究プロジェクトに加わった。

研究分野

 
 

経歴

 
2016年4月
 - 
現在
東京工業大学 国際教育推進機構 特任准教授
 
2015年3月
 - 
2016年3月
東京工業大学 国際教育研究恊働機構
 
2009年4月
 - 
2015年2月
東京工業大学 教育工学開発センター 特任助教
 
2008年10月
 - 
2009年3月
東京工業大学 教育工学開発センター 非常勤補佐員
 

学歴

 
2003年4月
 - 
2008年9月
東京工業大学大学院 社会理工学研究科 人間行動システム専攻
 
1999年4月
 - 
2003年3月
東京工業大学 生命理工学部 
 

論文

 
The Early Movement for Normalizing Biology Education in Russia after Lysenko’s Downfall in 1965
齋藤宏文
Historia Scientiarum   26(1) 3-14   2016年8月   [査読有り]
The Institute of Genetics from 1939 to 1940: Reconsidering Lysenko’s Intervention in Soviet Genetics
齋藤宏文
Historia Scientiarum   22(3) 227-236   2013年3月   [査読有り]
戦時期におけるルィセンコと農業科学の実情をめぐる考察 ―ルィセンコがソ連権力に送った書簡内容から
齋藤宏文
”科学の参謀本部”―ロシア/ソ連邦/ロシア科学アカデミーの総合的研究』論集   2 28-33   2012年3月
ソ連遺伝学をめぐる二つの学派に戦時期が及ぼした影響について -戦時期におけるルィセンコ側の活動と業績-
齋藤宏文
”科学の参謀本部”―ロシア/ソ連邦/ロシア科学アカデミーの総合的研究』論集   1 41-44   2011年3月
Implications of Teaching the History of Biology: A Suggestion on the Basis of the History of Soviet Genetics
齋藤宏文
Materials of Biological and Ecological Education of Students and Schoolboys: Traditions and the Present   44-50   2011年1月

Misc

 
(Proceedings) ロシアの教育者集団からみたルィセンコ時代-もう一つの苦難、もう一つの歴史
齋藤宏文
科学史研究   279(10) 215-216   2016年10月
(翻訳) K. O. ロシヤーノフ「1948年全ソ農業科学アカデミー8月総会におけるルィセンコ派の勝利-歴史解釈の問題-」
齋藤宏文
生物学史研究   (88) 37-48   2013年3月
(解説) 歴史研究の対象としての「ルィセンコ・ミチューリン時代」へ
齋藤宏文
生物学史研究   (88) 49-53   2013年3月
(書評) 藤岡毅『ルイセンコ主義はなぜ出現したか―生物学の弁証法化の成果と挫折―』
齋藤宏文
科学史研究   2011年(12月) 229-230   2011年12月

書籍等出版物

 
ヴラジーミル・ヴェルナツキイ (梶雅範訳)
水声社   2017年7月   ISBN:4801002749
人類の将来をめぐって、歴史のダイナミズムに沿った展望を示すと同時に、科学的知見に信を置いた説得力ある道筋を示したロシアの生物地球化学者ヴラジミール・ヴェルナツキーの主著の初邦訳。
Hirofumi SAITO (担当:分担執筆, 範囲:Chapter 5, Why Did Japanese Geneticists Take a Scientific Interest in Lysenko's Theories?)
Palgrave Macmillan   2017年2月   ISBN:331939178X
市川 浩 (担当:分担執筆, 範囲:(担当:分担執筆, 範囲:第4部第3章「トロフィム・ルィセンコの二つのアカデミー:科学アカデミーか、農業科学アカデミーか?」の執筆、および第4部第4章「1948年全連邦農業科学アカデミー8月総会におけるルィセンコ派の勝利」の翻訳)
北海道大学出版会   2016年3月   ISBN:4832982249
化学史学会 編 (担当:分担執筆, 範囲:小項目(ヴァグネル、オパーリン、カブルコーフ、クルナコーフ、コノヴァーロフ、コンダコフ、セヴェルギーン、ゼリンスキー、チェルノフ、チチバービン、バッハ、ファヴォルスキー、フョードロフ、フリッチェ、ベケートフ、ペーダーセン、ペトロフ、ルギニーン)担当)
化学同人   2017年4月   ISBN:4759818391

講演・口頭発表等

 
The Lysenko Period as seen by Russia's Biology Teachers: Another Hard Time and Another History of Russian Biology
齋藤宏文
25th International Congress of History of Science and Technology   2017年7月24日   
梶雅範のヴェルナツキー研究-邦訳『ノースフェーラ:惑星現象としての科学的思考』の刊行に寄せて-
金山浩司、齋藤宏文(共同報告)
日本科学史学会第 64 回年会   2017年6月4日   
T. D. Lysenko and VASKhNIL during Wartime: The “Pre”-Prehistory of the August Session of 1948
齋藤宏文
第7回ヨーロッパ科学史学会集会   2016年9月24日   
ロシアの教育者集団からみたルィセンコ時代-もう一つの苦難、もう一つの歴史
齋藤宏文
日本科学史学会第63回年会   2016年5月28日   
Normalization of Biology Education in Russia after the Lysenko Era
齋藤宏文
国際中欧・東欧研究協議会第9回世界大会   2015年8月   

担当経験のある科目

 
 

競争的資金等の研究課題

 
ロシアにおける生物学教育のルィセンコ主義からの正常化過程をめぐる研究
日本学術振興会: 科学研究費補助金若手研究(B)
研究期間: 2015年4月 - 2018年3月    代表者: 齋藤宏文