飯田 香穂里

J-GLOBALへ         更新日: 17/05/19 18:55
 
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研究者氏名
飯田 香穂里
eメール
iida_kaorisoken.ac.jp
所属
総研大
部署
先導科学研究科 生命共生体進化学専攻「科学と社会」分野
職名
准教授
学位
PhD

プロフィール

主に日本の遺伝学の歴史(1920-1950年代)を研究しています。

総研大(葉山)では、生物科学系の大学院生が「科学と社会」に関するトピックで副論文を書く制度があり、その副論文指導を主に担当しています。

(総研大授業「科学と社会副論文入門」ウェブサイト:https://sites.google.com/site/subthesis/home)

研究分野

 
 

経歴

 
2010年
 - 
現在
総合研究大学院大学 先導科学研究科 生命共生体進化学専攻
 

論文

 
Iida, K.
Social Studies of Science   45(4) 546-569   2015年   [査読有り]
ソ連の農学者トロフィム・ルイセンコの学説に対する議論が日本で始まったのは、戦後の米占領下の時代であった。終戦後まもなく、日本の左派が戦後科学者運動の一環としてルイセンコの学説を紹介した。米国の遺伝学者の多くはこの学説を厳しく批判していたが、当初、日本の遺伝学者は、賛否どちらかの立場をとることなくこの議論に参加した。というのも、遺伝における細胞質と環境の役割について科学的興味があったため、この学説に対し当初は共感的と言える立場をとっていたのである。しかし・・・(>要旨和訳DL)
Iida, K.
In: New Perspectives on the History of Life Sciences and Agriculture, ed. D. Phillips and S. Kingsland, Chapter 21, Springer      2015年   [査読有り]
日本の著名な植物遺伝学者である木原均の足跡を通して、20世紀前半に日本の遺伝学が農業と密接な関係を持ちながら発展したことを示す。当時は、応用科学が高く評価されたため、木原は、そのような社会経済的背景に合わせ、次第に研究プロジェクトの実用的側面を強調するようになる。その結果、基礎科学とも応用科学とも言えるプロジェクトを創り出した。これらのプロジェクトは、戦時中、木原の研究グループの拡大につながっただけでなく、グループの科学的アプローチにも影響を与えた。・・・(>要旨和訳DL)
Iida, K.
Journal of the History of Biology   43(3) 529-570   2010年   [査読有り]
Iida, K. and Proctor, R.N.
Lancet   363 1820-1824   2004年   [査読有り]
日本では、第二次大戦後に喫煙率が急上昇し、それに伴い、現在、たばこ関連疾患による死亡率が急増している。20世紀の大半において、日本のがんによる死亡原因第一位は胃がんだったが、1993年に肺がんが胃がんを追い抜いた。日本では喫煙が肺がんの主原因であるが、日本たばこ(JT)は、たばこが疾病と死亡の大きな原因であるかどうかについて疑問を呈し続けている。・・・(>要旨和訳DL)
Iida, K., Cox-Foster, D.L., Yang, X., Ko, W-Y., Cavener, D.R.
BMC Evolutionary Biology   7 75   2007年   [査読有り]
Iida, K., Li, Y., McGrath, B.C., Frank, A., Cavener, D.R.
BMC Cell Biology   8 38   2007年   [査読有り]
Zhang, W., Feng, D., Li, Y., Iida, K., McGrath, B., Cavener, D.R.
Cell Metabolism   4 491-497   2006年   [査読有り]
Iida, K. and Cavener, D.R.
Journal of Experimental Biology   207 675-681   2004年   [査読有り]
Li, Y., Iida, K., O’Neil, J., Zhang, P., Li, S., Frank, A., Gabai, A., Zambito, F., Liang, S., Rosen, C., Cavener, D.R.
Endocrinology   144 3505-3513   2003年   [査読有り]

Misc

 
【書評】長澤克治著『小児科医ドクター・ストウ伝:日系二世・原水爆・がん治療』
飯田香穂里
科学史研究   55(279) 280-283   2016年10月
標葉隆馬、飯田香穂里、中尾央、菊池好行、見上公一、伊藤憲二、平田光司、長谷川眞理子
研究・技術・計画   29(2/3) 90-105   2014年   [依頼有り]
井ノ上逸朗、米本昌平、市川家國、武藤香織、町野朔、飯田香穂里、標葉隆馬、見上公一
総合研究大学院大学学融合推進センター戦略的共同研究「テクノロジーアセスメント報告の試作—ヒト全ゲノム解読の時代の社会的課題を例に」成果報告書      2014年7月
米国大学院教育の一例:ジョンズ・ホプキンス大学科学技術史専攻の場合
飯田香穂里
生物学史研究   85 65-69   2011年5月
飯田香穂里
『科学と社会 2010』(平田光司編、総合研究大学院大学)   477-498   2011年
飯田香穂里
神奈川新聞      2010年8月

学歴

 
 
 - 
2012年
PhD in History of Science and Technology, Johns Hopkins University, Baltimore, Maryland, USA.  
 
 
 - 
2005年
PhD in Genetics, Pennsylvania State University, State College, Pennsylvania, USA.