錯視日誌 - はじめに -

 
 錯視日誌では、研究、教育、アート,その他のことについて、いろいろなことを書いています。数理視覚科学の研究から生まれた学術的な新しい錯視図形や錯視アートの新作も発表しています。もともとは文字列傾斜錯視日誌という名前で、文字列傾斜錯視自動生成アルゴリズム(新井・新井、特許取得、JST)による作品の発表を中心にしていましたが、文字列傾斜錯視以外の話題が多くなってきたので、名称を「錯視日誌」に変えました。

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錯視 日誌

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2012/05/29

★ スーパーハイブリッド画像 錯視日誌(24)

Tweet ThisSend to Facebook | by araih
 これまでの錯覚・錯視研究におけるハイブリッド画像は、高周波画像と低周波画像を合成して,遠くから見たときと近くから見たときで,同じ画像なのに異なったものが見えるという2層のものでした(これについてはたとえば錯視日誌(23)を参照)。
 今回、新井仁之と新井しのぶはこの2層の壁を破り、「非常に遠く」,「遠く」,そして「近く」で見たときに、同じ画像なのに異なったものが見えるという3層構造ののハイブリッド画像の作成に成功しました。以下に作成例を掲載します。
 ハイブリッド画像は2層ですが、今回作成したものは3層なので、スーパーハイブリッド画像(superhybrid image)と名付けました。

 今回作成したスーパーハイブリッド画像は、かなり遠くから見ると「と」、遠くから見ると「ま」、近くから見ると「れ」になるというものです。まずは次のアニメーションをご覧ください。画像のサイズを変えることによりシミュレーションしたものです。

 


 スーパーハイブリッド画像は次のものです。パソコン画面からかなり離れたところで見ると「と」が見え、少し近づくと「ま」になり、さらに近づいていくと「れ」が現れます。

スーパーハイブリッド画像と錯視(新井・新井)
止まれ! (Copyright Hitoshi Arai and Shinobu Arai, May 27, 2012)


 いかがでしたでしょうか。かなり遠くから見ると次のような感じに「と」が見えます.(視力検査か?)

縮小画像



 次に画像に近づいていくとこんな感じです。「ま」になってきました。
縮小画像


 そしてさらに近づくと次のような感じです.「れ」が見えてきます。
ハイブリッド画像拡大図(新井・新井)

 

関連サイト:錯視の科学館

記:新井仁之

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