伊豆 哲也

J-GLOBALへ         更新日: 17/01/19 17:57
 
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研究者氏名
伊豆 哲也
 
イズ テツヤ
所属
富士通研究所
部署
セキュリティ研究センター
学位
博士(工学)

プロフィール

企業の研究所で暗号技術に関する研究開発を行っています。主な研究テーマは、RSA暗号や楕円曲線暗号を含む公開鍵暗号の理論的安全性、および、現実的な安全性です。

経歴

 
2016年12月
 - 
現在
株式会社富士通研究所 セキュリティ研究センター
 
2013年12月
 - 
2016年11月
FUJITSU Laboratories of Europe Ltd. Data Analytics Research Division
 
1997年4月
 - 
2013年11月
株式会社富士通研究所 セキュアコンピューティング研究部
 

受賞

 
2014年6月
情報処理学会 喜安記念業績賞 サイドチャンネル攻撃対策技術の開発と実用化
受賞者: 鳥居直哉, 伊藤孝一, 武仲正彦, 伊豆哲也, 高崎裕美子
 
2007年4月
文部科学省 文部科学大臣表彰 若手科学者賞 セキュリティ分野におけるサイドチャネル解読攻撃対策の研究
 

論文

 
IEICE Transactions on Information and Systems   E94-D(11) 2111-2118   2011年11月   [査読有り]
酒見 由美, 伊豆 哲也, 武仲 正彦, 野上 保之, 森川 良孝
情報処理学会論文誌   51(9) 1542-1553   2010年9月
出入国の厳格かつ迅速な管理を目的として,国際民間航空機関(ICAO)は電子パスポート(e-Passport)の導入を推進しており,日本を含むいくつかの国ですでに発行が開始されている.2009年8月に開催された国際会議においてCoron,Naccache,Tibouchi,Weinmannは次世代のe-Passportが使用するISO/IEC 9796-2署名の偽造攻撃法と,実際の偽造署名データを発表した.Coronらは計算機実験データをもとに,他の条件下での攻撃コストを予想している.Cor...
中島 俊哉, 伊豆 哲也, 高木 剛
情報処理学会論文誌   50(7) 1745-1756   2009年7月
本稿では標数5以上の素体GF(p) 上の超特異楕円曲線でのペアリング計算の高速化を行う.この曲線での高速化は,素数p に適切な条件を設定することで可能となる.すなわち,p+1の最大素因数r が低Hamming重みであればMillerアルゴリズムが高速化され,p が低Hamming重みであればMillerアルゴリズム内部のMontgomery乗算が高速化される.一方,低Hamming重みの素数での離散対数問題については最近...
伊豆 哲也, 國廣 昇, 下山 武司
情報処理学会論文誌   48(9) 2957-2965   2007年9月
素因数分解の高速化を目的とした専用ハードウェアの実現可能性が活発に議論されている.理論的な研究は急速に進展しているが,さまざまな前提を用いていることから,実際の脅威評価が困難な状況にある.本稿は,最速の素因数分解法である数体節法の実現を目的とした専用ハードウェアの研究・開発状況を整理するとともに,現時点での脅威について考察する.
伊豆 哲也, 金谷 延幸, 武仲 正彦, 吉岡 孝司
情報処理学会論文誌   48(9) 2990-2998   2007年9月
2005年に施行された個人情報保護法は,公文書の公開における個人情報の墨塗りを義務づけている.しかし公文書が電子文書として保管・運用され,さらに電子署名が付されている場合,署名生成後に墨塗りを施した文書は検証に失敗する.これは,通常の署名技術が文書に対する正当な変更(墨塗り)と不正な変更(改竄)を区別できないためである.このような問題を解決する手段として,いくつかの墨塗り署名方式が提案されている.しかし従来の墨塗り署名方式では,誰が墨塗りを施したかを特定することが困難であった.本稿は,墨塗...

書籍等出版物

 
伊豆 哲也, 佐藤 証, 田中 実, 花岡 悟一郎, 岩田 哲
日刊工業新聞社   2010年4月   ISBN:4526064521

Misc

 
伊豆 哲也
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集   2011(0)    2011年8月
酒見 由美, 伊豆 哲也, 武仲 正彦, 安田 雅哉
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ   111(123) 151-158   2011年7月
補助入力付き離散対数問題(Discrete Logarithm Problem with Auxiliary Input,DLPwAI)とは,素数位数rの元Gが生成する加法群において, 3つの元G,αG,α^dGとd|(r-1)を満たす正整数dとから,解となる正整数αを求める問題である.2010年に酒見等は,Cheonが提案した補助入力付き離散対数問題の解法アルゴリズム(Cheonアルゴリズム)を実装し,組込み機器向けのペアリング暗号ライブラリであるTinyTateライブラリで使用されてい...
酒見 由美, 伊豆 哲也, 武仲 正彦
電子情報通信学会技術研究報告   110(113) 195-201   2010年7月
伊豆 哲也, 武仲 正彦, 花岡 悟一郎
電子情報通信学会技術研究報告   110(113) 189-194   2010年7月
安田 雅哉, 伊豆 哲也, 武仲 正彦
電子情報通信学会技術研究報告   110(113) 173-180   2010年7月
安田 雅哉, 伊豆 哲也, 武仲 正彦
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ   110(113) 173-180   2010年6月
多くの暗号システムの安全性は、離散対数問題の計算困難性に基づいている。2006年に、Cheonは補助入力つき離散対数問題を効率的に解くアルゴリズムを提案した。近年、我々はペアリング暗号で利用される楕円曲線上の補助入力つき離散対数問題(補助入力つき楕円曲線離散対数問題)に対して、Cheonアルゴリズムの実装報告をした。今回、過去の実装では用いなかったCheonアルゴリズムに関するいくつかの高速化手法を説明する。また、高速化手法を用いたCheonアルゴリズムの高速化効果を述べる。
伊豆 哲也, 武仲 正彦, 花岡 悟一郎, 安田 雅哉
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ   110(113) 189-194   2010年6月
公開鍵暗号プロトコルの安全性は,根拠となる数学的問題の困難性に帰着される.さまざまな暗号プロトコルが考案されるにつれ,新しい数学的問題が提案されてきているが,特に2001年以降に注目を集めている双線形写像を用いた暗号プロトコルでは,Diffie-Hellman問題に関連したさまざまな問題(Diffie-Hellman関連問題)が提案・使用されている.しかしこれら新しい数学的問題の困難性は,素因数分解問題や離散対数問題などの古典的な数学的問題に比べ,評価はまだ十分でない.2006年にCheo...
酒見 由美, 伊豆 哲也, 武仲 正彦, 野上 保之, 森川 良孝
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ   110(113) 195-201   2010年6月
EMV署名はクレジットカードなどで利用されている署名方式であり,ISO/IEC 9796-2署名に準拠した方式を利用している.他方で,Coron-Naccache-Tibouchi-WeinmannはCRYPTO 2009にISO/IEC 9796-2 Scheme 1の偽造攻撃法を提案した.彼等はEMV署名におけるメッセージ部に格納される情報のうち,攻撃者が変更可能な情報と固定される情報を仮定し,特定の条件下でのEMV署名に対する攻撃計算量を見積もることで,EMV署名に対する偽造可能性に...
安田 雅哉, 伊豆 哲也, 下山 武司, 小暮 淳
全国大会講演論文集   72(3) "3-569"-"3-570"   2010年3月
下山 武司, 伊豆 哲也, 小暮 淳
応用数理   19(1) 28-32   2009年3月
小暮 淳, 下山 武司, 伊豆 哲也, 鳥居 直哉, 笛木 俊介
情報処理   49(7)    2008年7月
下山 武司, 伊豆 哲也, 小暮 淳
電子情報通信学会誌   91(6) 469-473   2008年6月
与えられた合成数を素因数分解するアルゴリズムとして一般数体篩(ふるい)法がある.この方法は,RSA暗号に用いられる合成数に対する素因数分解方法としては最も効率的であることが知られているが,近年,このアルゴリズムをハードウェアを用いて効率的に実現する手法について,盛んに研究がなされている.本稿では,独立行政法人情報通信研究機構(NICT)による委託研究「素因数分解の困難性に基づく技術評価に関する研究開発」の下,富士通が2004年から2007年にかけて実施した素因数分解専用ハードウェアに関する...
中島 俊哉, 伊豆 哲也, 高木 剛
電子情報通信学会技術研究報告. OIS, オフィスインフォメーションシステム   107(348) 27-32   2007年11月
ηTペアリングのソフトウェア実装に関連して,著者らは[10]において標数3の有限体GF(3^m)の乗算での剰余演算を効率化する既約3項式(Reduction Optimal Trinomial,ROT)を提案し,ηTペアリングにおいて現時点で妥当なセキュリティレベルをもつ拡大次数mでのROTの実例を示した.本稿では,ROTを含む既約3項式が存在しない拡大次数(非3項式次数)を対象とし,ROTを拡張した4項式を探索する.探索方法は全ての非3項式次数についての全数探索ではなく,標数に関連する条...
中島 俊哉, 伊豆 哲也, 高木 剛
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ   107(346) 27-32   2007年11月
ηTペアリングのソフトウェア実装に関連して,著者らは[10]において標数3の有限体GF(3^m)の乗算での剰余演算を効率化する既約3項式(Reduction Optimal Trinomial,ROT)を提案し,ηTペアリングにおいて現時点で妥当なセキュリティレベルをもつ拡大次数mでのROTの実例を示した.本稿では,ROTを含む既約3項式が存在しない拡大次数(非3項式次数)を対象とし,ROTを拡張した4項式を探索する.探索方法は全ての非3項式次数についての全数探索ではなく,標数に関連する条...
下山 武司, 伊豆 哲也, 小暮 淳
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ   107(209) 77-83   2007年8月
素因数分解の困難性については、従来ソフトウェアによる評価が中心となって行なわれてきたが、最近では専用ハードウェアによる評価が注目されている。伊豆らは2006年にXilinx社のFPGAを用い、768 bit合成数までをターゲットとした素因数分解ハードウェア専用装置CAIRN 2を開発している。ただしCAIRN 2は、線形篩法と呼ばれる手法をベースに実装されているため、処理性能の面で、必ずしも最適とは言えなかった。本論文では、より性能を向上させた素因数分解ハードウェア装置CAIRN 3につい...
泉 雅巳, 伊豆 哲也, 國廣 昇, 太田 和夫
情報処理学会研究報告. CSEC, [コンピュータセキュリティ]   2007(71) 355-361   2007年7月
ディジタル署名が生成された電子文書において,公開部分の完全性を保証したままで一部の情報を秘匿する技術として,墨塗り署名・削除署名が注目を集めている.佐野らはこれらを統合した墨塗り・削除署名を提案したが,各部分文書が取り得る文書状態に制約が課されているという問題があった.また,同じ条件下で同様な署名方式が構築できるかも議論されていなかつた.本論文は佐野らの方式を解析し,特に上記の制約を必要としない墨塗り・削除署名方式が構築できることを示す.またいくつかの類似方式についても議論する.
東角 芳樹, 伊豆 哲也, 武仲 正彦, 吉岡 孝司
情報処理学会研究報告. CSEC, [コンピュータセキュリティ]   2007(71) 337-340   2007年7月
近年,電子メイルの送信ドメイン認証方式DKIM(DomainKeys Identified Mail)が注目を集めている.DKIMでは,電子メイルの送信者のドメイン(送信ドメイン)はメイルのヘッダとボディへの署名を生成し,その情報をヘッダに追加する.受信者はその署名を検証することでドメイン認証を行う.DKIMはPKIを必ずしも必要としないことから導入するための敷居が低く,また既存の内容ベースのSPAMメイル判定に替わる技術としても利用できることから,Yahoo!やCiscoなどの主導によっ...
武仲 正彦, 下山 武司, 伊豆 哲也
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ   107(141) 155-160   2007年7月
PKCS#1v1.5フォーマット検証の脆弱性を利用した、BleichenbacherによるRSA署名の偽造攻撃、およびその拡張であるIzu等、Oiwa等によるRSA署名の偽造攻撃を紹介し、それらの手法で偽造したタイムスタンプをAdobe Acrobat等のタイムスタンプ機能を持つ製品がどのように検証するかを評価する。
東角 芳樹, 伊豆 哲也, 武仲 正彦, 吉岡 孝司
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ   107(141) 129-132   2007年7月
近年,電子メイルの送信ドメイン認証方式DKIM(DomainKeys Identified Mail)が注目を集めている.DKIMでは,電子メイルの送信者のドメイン(送信ドメイン)はメイルのヘッダとボディへの署名を生成し,その情報をヘッダに追加する.受信者はその署名を検証することでドメイン認証を行う.DKIMはPKIを必ずしも必要としないことから導入するための敷居が低く,また既存の内容ベースのSPAMメイル判定に替わる技術としても利用できることから,Yahoo!やCiscoなどの主導によっ...