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2015/03/27

【開催報告】HIJASトークセッション「日本人は日本をどうみてきたか」

Tweet ThisSend to Facebook | by suzumura

昨日、19時から20時45分まで、法政大学市ヶ谷キャンパスボアソナードタワー3階マルチメディアスタジオ0300において、法政大学国際日本学研究所(HIJAS)の研究アプローチ(1)「<日本意識>の変遷―古代から近世へ」のトークセッション「日本人は日本をどうみてきたか--江戸から見る自意識の変遷」が開催されました。


HIJASの研究アプローチ(1)が2010年度から2014年度までの5年間の研究活動の成果として今年2月に『日本人は日本をどうみてきたか--江戸から見る自意識の変遷』を笠間書院から刊行しことを記念して、小林ふみ子氏や横山泰子氏ら編者が出版の意図や本書の特長やこれまでの研究の取り組みの中で得られた知見などを座談会の形式で紹介しました。


席上、「日本意識」という、学術用語としても、日常生活の言葉としても成熟していない新しい概念を手掛かりに、江戸時代を中心に歴史的な変遷の中で「日本をどう意識するか」、「日本はどう意識されてきたか」、あるいは「日本を意識するのはどのような時か」といった点を検討するに至った経緯や具体的な試み、従来の研究では得られなかった成果などが具体的な逸話とともに披露されました。


また、5年間の活動により、ワークショップという形式の持つ可能性の高さが実感されたことや、書籍を刊行することは研究の終わりではなく、むしろ人々の前に研究の結果を示すことで批判や反論を受け、さらに研究を進めるための第一歩であることなど、本書の刊行に止まらない、研究活動全般での成果も言及されました。


HIJASが文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業として行ってきた 「国際日本学の方法に基づく<日本意識>の再検討―<日本意識>の過去・現在・未来」の活動も、今回のトークセッションで終了となります。


その意味で、編者が執筆の労苦を話すだけでなく、研究の過程で得られた知見や今後の活動の見通しを含めて話を行ったトークセッションは、5年間の活動の掉尾を飾るにふさわしい催しであったといえるでしょう。


<Executive Summary>
Colloquium with the Authors of How Have Japanese People Seen Japan: Changes of Self-Consciousness Seen from Edo (Yusuke Suzumura)


Hosei University Research Center for International Japanese Studies was held a Colloquium with the Authors of How Have Japanese People Seen Japan: Changes of Self-Consciousness Seen from Edo on 26th March 2015.


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