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2010/01/31

新幹線でリアルタイム気象レーダー画像を楽しむ

Tweet ThisSend to Facebook | by kitamoto


先週は出張で神戸に行ってきましたが、その時に新しい(?)新幹線の楽しみ方を発見しました。車窓から雨を観察するのです。

上の画像は最近オープンしたデジタル台風:リアルタイム気象レーダー画像(Google Maps版)をキャプチャしたものです。このレーダー画像は観測から数分遅れという程度の、ほぼリアルタイムのデータです。さて、新幹線の車内からネット接続して、最新レーダー画像と車窓の風景を見比べてみましょう。列車の現在地を地図上で探して、そこに自分がいるものと想像してみると、もうすぐ雨が降りそう、もうすぐ雨がやみそうということが、リアルに体感できることがわかったのです。

実際に私が移動したときは、静岡県付近と滋賀県付近で雨が降っていましたが、レーダー画像から予想したとおりに雨が降ってきて、強い雨雲の下では確かに強い雨になっていました。雲の動きと列車の速度とを考慮していつ雨が降ってくるかを予想すれば、現実世界を対象としたちょっとしたゲームのできあがり、という感じです。

まあこれは当たり前といえば当たり前のことで、自分の居場所に雨が降ってくるかどうかをレーダー画像で確認するのと本質的には同じことをやっているわけです。ただし新幹線列車は高速で移動するので雨の有無がめまぐるしく転換しますし、いろいろな場所で雨を体験できる点がよりスリリングです。列車の現在地が刻々と動く効果もあいまって、現実世界と連動する情報世界の面白さとその価値をより深く体験できたような気がしました。

新幹線という現実世界にどんな情報世界を組み合わせると面白くなるのでしょうか。大雨によって新幹線で足止めを食らった人と話したことを思い出しました。新幹線が止まるとみんな最新情報が欲しくなる。いつ列車は動き出すのか、いつ目的地に着くのか。そんなときに、車内の乗客がリアルタイムで情報を共有できるようなシステムがあると面白そうですよね。いわば「のぞみ1号乗客緊急Wiki」のようなもので、そこに乗客が入手した情報を次々にアップロードしていくのです。もちろんそれは「のぞみ3号乗客緊急Wiki」ともつながっているわけです。列車という閉じた空間でも、現実世界の情報を共有できる情報空間には役立つ点がありそうですね。

なお、車窓を見るだけでは現在地がわからないという人には、いまどこ?新幹線マップの併用をお勧めします。このサイトでの新幹線の現在位置は、時刻表の発着時刻と等速運動の仮定をもとに推定しているため正確とはいえませんが、それでもかなりの助けにはなります。

それでは、リアルタイムレーダー画像はなかなか便利ですので、ぜひ使ってみてください。

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