錯視アート展へようこそ.数学による錯覚アート、オプアートの世界

錯視アート展では、私のオリジナル錯視アートを展示していきます。さらにご関心のある方は,ぜひウェッブミュージアム


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新井仁之(東京大学大学院教授)
 

錯視アート展

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2012/10/14

錯視展 in 水田美術館 (新井仁之監修)

Tweet ThisSend to Facebook | by araih
 城西大学水田美術館で開催された『錯視展 数学で探る視覚の不思議』の展示風景です。この錯視展は、これまでの研究成果、及びそこから生まれたオリジナル錯視アートの展覧会です。単に錯視作品を総花的に並べた展示会ではなく、脳内の視覚の情報処理の数理モデルによる新しい錯視理論(新井・新井)に基づいた科学的な展示となっています。
 初の個展です。

城西大学の正面玄関のところにたてられた看板です。
錯視展 ゲート

水田美術館の外観です。水田美術館は2011年12月に開館しました。
水田美術館

錯視展は水田美術館のギャラリー3で催されました。ここからスタートです。
錯視展スタート

まずは、水田美術館からの開催挨拶。
錯視展開催挨拶

そして作品展が始まります。数理視覚科学プロジェクトの概要の説明があります。
錯視展1

それから、研究のアイデアを図解しました。
錯視展2 アイデア

基本ストーリーは、数学的方法を使って「錯視を真似る」、「錯視を制御する」、「錯視を創る」です。「錯視を真似る」、つまり独自の数理モデルによる錯視のシミュレーション、自然画像への応用、そして「錯視の制御」と原理の解説です。
錯視展3 錯視のシミュレーション

さらに錯視の制御の例を示し、次に神経科学的考察で見つけた双曲型錯視の解説です。
錯視展4 錯視の制御

次は「錯視を創る」、つまり脳の数理モデルを利用した浮遊錯視生成アルゴリズムの解説とそれを用いた作品の展示です。
錯視展5 静止画が動いて見える錯視

このほか、ゆがんで見える錯視の作品も展示しました。
錯視展5 ゆがんで見える錯視

錯視展では、実際に手にとって見られるように錯視パネルも展示しました。古典的な色の対比錯視とヘルマン格子錯視です。
錯視パネル

もちろんオリジナル錯視のパネルがメインです。ハートの浮遊錯視と華の浮遊錯視です。これらは本サイトでも紹介してありますので、そちらもご覧ください。
錯視展5 体験コーナー



上段の黄色いパネルは水田美術館の文字が回転して見える浮遊錯視です。下段は古典的な明暗の対比錯視を使ったデザインで、クイズにもなっています。
錯視展7 浮遊錯視


錯視は日常の風景の中にも隠されています。私がたまたま見つけたそんな錯視も展示しました。
錯視展8 日常の錯視



錯視の見え方に関する実験アンケートもさせていただきました。
錯視展8 実験


最後は、水田美術館のために製作した大型錯視パネルです。このパネルに平行に歩きながら見ると、水田美術館の文字が上下に動いて見えるというものです。
水田美術館の錯視


来館者の皆様には楽しんでいただけたとのことです。
錯視展ポスター

城西大学、水田美術館の皆様にはお世話になりました。どうもありがとうございました。また、ご来館いただきました方々に、この場を借りて感謝いたしたいと思います。

こういった錯視の科学的な展示にご関心のある科学館、美術館の方がおられましたら、

新井仁之
錯視科学館

までご連絡ください。なお新井が運営するウェッブ・ミュージアム、錯視の科学館では、最新の数理視覚科学による錯視研究の成果、及びそこから生まれた錯視アートが展示されています。錯視の科学館の展示を実際の科学館、美術館で展示することには積極的に取り組んでいます.

錯視の科学館
錯視の科学館入り口:ロゴをクリックしてください。


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