基本情報

所属
九州大学 情報基盤研究開発センター 教授
学位
博士(情報理工学)

連絡先
yoshizoeacm.org
J-GLOBAL ID
201101054777643273
researchmap会員ID
B000001311

人工知能、特に探索アルゴリズムに興味があります。単一のCPUコアの性能が頭打ちとなっている現在、あらゆるアルゴリズムは並列に効率よく動作する必要があります。グラフ探索アルゴリズムは重要なアルゴリズムですが、並列化が一般には困難だと思われています。10,000並列以上で効率よく動作する並列グラフ探索アルゴリズムの構築を目標としています。
2005年頃からコンピュータ囲碁に興味を持ち、証明数探索、モンテカルロ木探索などの研究に取り組んでいました。これらに限らず探索アルゴリズム全般に興味があります。最近はSATソルバ、制約充足問題、頻出パターンマイニング、BDD/ZDD、機械学習の探索への応用にも興味を持っています。

ゲームAI分野には長らく関わっており、Game Programming Workshop のプログラム委員長を務めていた事もあります。残念ながら2016年以降はゲームを題材とした研究からやや離れ気味です。

 並列コンピューティングの研究に取り組んだことがあり、また以前にはバイオメトリック認証の研究にも取り組んでいました。短い期間でしたが企業での無線通信関係の研究開発や、量子計算のプロジェクトでの量子計算のシミュレーションなどについての研究を行っていたこともあります。

前職の理研AIPでは、AI研究の加速を第一の(そして唯一の)目的としたスーパーコンピュータRAIDENの選定、調達、および運用も担当していました。

現職の九州大学情報基盤研究開発センターでは同様にスーパーコンピュータシステムに携わりながら教育活動にも取り組んでいく予定です。


主要な論文

  41

MISC

  18

書籍等出版物

  1

講演・口頭発表等

  16

共同研究・競争的資金等の研究課題

  9

メディア報道

  1

その他

  2
  • Kazuki Yoshizoe and Takanori Iwamatsu. US Patent 7564407, Directivity control apparatus of array antenna and directivity controlling method, US Patent Issued on July 21, 2009.
  • Kazuki Yoshizoe and Takanori Iwamatsu. US Patent 7564407, (EN) Directivity control apparatus of array antenna and directivity controlling method, (JA) アレイアンテナの指向性制御装置及び指向性制御方法, US Patent Issued on July 21, 2009.