基本情報

所属
九州大学 基幹教育院 准教授
学位
博士(学術)(東京大学)

J-GLOBAL ID
201101084953120866
researchmap会員ID
B000003692

科学技術史研究者。ソ連および日本の20世紀半ば(ソ連のスターリン時代、日本の15年戦争期および戦後すぐ)における、科学・技術と哲学・イデオロギーとの境界を探る研究をこれまで行ってきました。

博士論文および単著のテーマは、1930年代(スターリン時代初期で、激しいやり取りが社会のそこここでありました)における、ソ連での物理学をめぐるメタ的論争でした。また、1930―40年代日本における技術論・技術哲学の思想史的記述も行ってきました。

今後は、上に加えて、科学や技術に内包される普遍性と地域特殊性との相克全般に関する理論的考察、ソ連の科学技術が世界各国(とりわけ東アジアや東欧)にもたらした影響についての歴史的検討を進めていきたいと思っております。

 


受賞

  1

論文

  24

書籍等出版物

  16

MISC

  24

主要な担当経験のある科目(授業)

  16

共同研究・競争的資金等の研究課題

  5

社会貢献活動

  1

メディア報道

  1

その他

  4
  • 2018年6月 - 2018年6月
    市川浩編著『科学の参謀本部―ロシア/ソ連邦科学アカデミーに関する国際研究』の合評会記録の編纂および文中発言の一部 『ロシア史研究』第101号、84―109頁
  • 2017年7月 - 2017年7月
    ヴェルナツキイ(梶雅範訳)『ノースフェーラ: 惑星現象としての科学的思考』(水声社) http://amzn.asia/aP1NVDH
  • 2016年5月 - 2016年5月
    Web雑誌『Scholar Errant 遍歴学徒』による企画において発言。 http://www.scholar-errant.com/RoundTableDisc1.pdf
  • 2006年2月 - 2006年2月
    広島大学総合学部編『”戦争と科学”の諸相:原爆と科学者をめぐる2つのシンポジウムの記録』(丸善・叢書インテグラーレ)