基本情報

所属
情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 人文学オープンデータ共同利用センター センター長
(兼任)国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 教授
総合研究大学院大学 複合科学研究科情報学専攻 教授
学位
博士(工学)(1997年3月 東京大学)

ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0002-1517-7795
J-GLOBAL ID
200901090287280928
researchmap会員ID
1000226244

外部リンク

1997年東京大学工学系研究科電子工学専攻修了。博士(工学)。現在、情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 人文学オープンデータ共同利用センター センター長、国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 教授、総合研究大学院大学 複合科学研究科 情報学専攻 教授。データ駆動型サイエンスのアプローチを人文学や地球科学、防災などの分野で幅広く展開している。そして、オープンな学術研究の基盤となるデータベースやソフトウェアを公開し、研究者や市民の利用は毎年数百万人に達している。またオープンサイエンスの展開に向けた超学際的研究コラボレーションにも取り組む。文化庁メディア芸術祭 アート部門 審査委員会推薦作品、情報処理学会 山下記念研究賞、じんもんこんシンポジウム 最優秀論文賞、デジタルアーカイブ学会 学術賞(研究論文)、グッドデザイン賞などを受賞。
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大規模データの解析から新たな価値を生み出すという「データ駆動型サイエンス」のアプローチを,様々な学術分野において展開することを目指している。具体的には、画像情報処理や地理情報処理などの技術を基盤とし、対象とするデータの特徴に適合した分析、検索、可視化アルゴリズムを発展させることにより、大規模データベースを中心とした利便性の高い研究基盤を構築し、新しい知識を発見したり新しいコミュニティを形成したりすることが目標である。例えば気象学分野では、台風や気象災害に関する異種・大量のデータを過去から現在までシームレスに検索可能な世界最大規模のデータベースを構築し,ビッグデータ技術に基づくリアルタイム災害情報サービスとして多くの人々に活用されている。同様に地球環境データや人文学データなどの幅広い分野においてもデータ駆動型サイエンスを展開しており、現在は情報・システム研究機構・データサイエンス共同利用基盤施設・人文学オープンデータ共同利用センターの研究活動の一環として、人文学データに関する研究基盤を展開している。こうした研究は、学術情報の分野を越えた共有と公開を梃子にして学術研究の進め方を変革する「オープンサイエンス」の動きにも対応しており、超学際的な連携に基づく研究にも積極的に関わっている。


受賞

  25

論文

  257

講演・口頭発表等

  330

書籍等出版物

  12

MISC

  41

Works(作品等)

  53

共同研究・競争的資金等の研究課題

  40

委員歴

  33

社会貢献活動

  17

メディア報道

  4