向後寛

J-GLOBALへ         更新日: 13/09/11 09:53
 
アバター
研究者氏名
向後寛
 
コウゴ ヒロシ
ハンドル
kogohiroshi
eメール
hkogogunma-u.ac.jp
URL
http://kaken.nii.ac.jp/d/r/20282387.ja.html
所属
群馬大学
部署
大学院医学系研究科
職名
講師
学位
理学博士(東京大学)
科研費研究者番号
20282387

プロフィール

哺乳類の減数分裂を研究しています。

研究分野

 
 

経歴

 
2012年9月
 - 
現在
群馬大学大学院医学系研究科 講師
 
2007年4月
 - 
2012年8月
藤田保健衛生大学 総合医科学研究所 助教
 
2004年1月
 - 
2007年3月
藤田保健衛生大学 総合医科学研究所 助手
 
2001年4月
 - 
2003年12月
名古屋大学 大学院・医学系研究科 助手
 
1999年5月
 - 
2001年3月
名古屋大学 医学部 助手
 
1996年4月
 - 
1999年4月
群馬大学 医学部 助手
 

受賞

 
2010年10月
藤田学園医学会 第6回藤田学園医学会奨励賞 哺乳類の減数分裂における対合チェックポイントの発見
 
2006年3月
日本解剖学会 平成17年度 日本解剖学会奨励賞 カベオリン分子の多様性と発現様式
 

論文

 
Inagaki H, Ohye T, Kogo H, Tsutsumi M, Kato T, Tong M, manuel BS, Kurahashi H
Nature Communications   4 1592   2013年3月   [査読有り]
Kogo H, Tsutsumi M, Inagaki H, Ohye T, Kiyonari H, Kurahashi H
Genes to Cells   17(11) 897-912   2012年10月   [査読有り]
Tsutsumi M, Kowa-Sugiyama H, Bolor H, Kogo H, Inagaki H, Ohye T, Yamada K, Taniguchi-Ikeda M, Toda T, Kurahashi H
Journal of Human Genetics   57(8) 515-522   2012年8月   [査読有り]
Kogo H, Tsutsumi M, Ohye T, Inagaki H, Abe T, Kurahashi H
Genes to Cells   17(6) 439-454   2012年6月   [査読有り]
Kurahashi H, Tsutsumi M, Nishiyama S, Kogo H, Inagaki H, Ohye T
Congenital Anomalies   52 8-15   2012年3月   [査読有り]
Kurahashi H, Ohye T, Inagaki H, Kogo H, Tsutsumi M
Journal of Human Genetics   57 81-83   2012年2月   [査読有り]
Kurahashi H, Kogo H, Tsutsumi M, Inagaki H, Ohye T
Frontiers in Genetics   3 112   2012年   [査読有り]
Kato T, Inagaki H, Tong M, Kogo H, Ohye T, Yamada K, Tsutsumi M, Emanuel BS, Kurahashi H
Molecular Cytogenetics   4 18   2011年9月   [査読有り]
Tsutsumi M, Kogo H, Kowa-Sugiyama H, Inagaki H, Ohye T, Kurahashi H
Biology of Reproduction   85 165-171   2011年7月   [査読有り]
Tong M, Kato T, Yamada K, Inagaki H, Kogo H, Ohye T, Tsutsumi M, Wang J, Emanuel BS, Kurahashi H
Human Molecular Genetics   19(13) 2630-2637   2010年7月   [査読有り]
Ohye T, Inagaki H, Kogo H, Tsutsumi M, Kato T, Tong M, Macville MV, Medne L, Zackai EH, Emanuel BS, Kurahashi H
European Journal of Human Genetics   18 783-787   2010年7月   [査読有り]
Kurahashi, H, Inagaki, H, Ohye, T, Kogo, H, Tsutsumi, M, Kato, T, Tong, M and Emanuel, BS
Clinical Genetics   78(4) 299-309   2010年6月   [査読有り]
Kogo H, Kowa-Sugiyama H, Yamada K, Bolor H, Tsutsumi M, Ohye T, Inagaki H, Taniguchi M, Toda T, Kurahashi H
Journal of Human Genetics   55 293-299   2010年5月   [査読有り]
Kurahashi H, Inagaki H, Kato T, Hosoba E, Kogo H, Ohye T, Tsutsumi M, Bolor H, Tong M, Emanuel BS
Human Molecular Genetics   18 3397-3406   2009年9月   [査読有り]
Kurahashi H, Bolor H, Kato T, Kogo H, Tsutsumi M, Inagaki H, Ohye T
Journal of Human Genetics   54 253-260   2009年5月   [査読有り]
Inagaki H, Ohye T, Kogo H, Kato T, Bolor H, Taniguchi M, Shaikh TH, Emanuel BS, Kurahashi H
Genome Research   19 191-198   2009年2月   [査読有り]
Bolor H, Mori T, Nishiyama S, Ito Y, Hosoba E, Inagaki H, Kogo H, Ohye T, Tsutsumi M, Kato T, Tong M, Nishizawa H, Pryor-Koishi K, Kitaoka E, Sawada T, Nishiyama Y, Udagawa Y, Kurahashi H
American Journal of Human Genetics   84(1) 14-20   2009年1月   [査読有り]
Nishizawa H, Pryor-Koishi K, Suzuki M, Kato T, Kogo H, Sekiya T, Kurahashi H, Udagawa Y
Molecular Human Reproduction   14 595-602   2008年10月   [査読有り]
Kato T, Inagaki H, Kogo H, Ohye T, Yamada K, Emanuel BS, Kurahashi H
Human Molecular Genetics   17 1184-1191   2008年4月   [査読有り]
Kato T, Yamada K, Inagaki H, Kogo H, Ohye T, Emanuel BS, Kurahashi H
Fertility and Sterility   88 1446-1448   2007年11月   [査読有り]

Misc

 
向後寛、藤本豊士
生体の科学 特集 生物進化の分子マップ   57(5) 450-451   2006年
向後寛, 藤本豊士
Biomed Perspect   10(3) 180-184   2001年11月
向後 寛, 藤本 豊士
蛋白質核酸酵素   46(7) 789-797   2001年6月
カベオラとカベオリン
向後 寛、野村 隆士、藤本 豊士
最新・分子動脈硬化学 第3章 内皮細胞   223-231   2000年
向後 寛, 藤本 豊士
日本組織細胞化学会総会プログラムおよび抄録集   0(40)    1999年12月
藤本 豊士, 向後 寛, 野村 隆士
電子顕微鏡   34(0) 39-40   1999年11月
藤本 豊士, 向後 寛, 野村 隆士
日本臨床電子顕微鏡学会誌   32(0)    1999年10月
藤本 豊士, 野村 隆士, 向後 寛
細胞工学   18(8) 1155-1161   1999年8月
藤本 豊士, 野村 隆士, 青木 武生, 向後 寛
膜   24(1) 2-8   1999年1月
Caveolae and rafts are two different domains of the plasma membrane. Caveolae are small invaginations and characterized by the presence of unique membrane proteins named caveolins. Caveolins bind cholesterol, form oligomers, interact with various ...
藤本 豊士, 向後 寛, 野村 隆士, 青木 武生
日本皮膚科学会雑誌   108(12) 1536-1539   1998年10月
藤本 豊士, 畝 智子, 塩谷 真理子, 向後 寛
日本組織細胞化学会総会プログラムおよび抄録集   0(38)    1997年10月

講演・口頭発表等

 
哺乳類の減数分裂におけるHORMAD2の機能と対合異常の監視機構
向後 寛、堤 真紀子、稲垣 秀人、大江 瑞恵、倉橋 浩樹
第117回日本解剖学会全国学術集会、甲府   2012年3月   
HORMAD2は哺乳類雌の減数分裂における対合チェックポイントに必要である
向後 寛、堤 真紀子、稲垣 秀人、大江 瑞恵、倉橋 浩樹
第34回日本分子生物学会年会、横浜   2011年12月   
HORMAD1-deficiency causes azoospermia in males and pregnancy loss in females
Hiroshi Kogo, Makiko Tsutsumi, Tamae Ohye, Hidehito Inagaki, Hiroki Kurahashi
12th International Congress of Human Genetics, Montreal   2011年10月   
HORMAD1-dependent synapsis checkpoint in mammalian meiosis
Hiroshi Kogo, Makiko Tsutsumi, Tamae Ohye, Hidehito Inagaki, Hiroki Kurahashi
2011 FASEB Summer Research Conferences "Genetic Recombination & Genome Rearrangements", Steamboat Springs   2011年7月   
哺乳類雄の減数分裂における HORMAD2 の機能
向後 寛、堤 真紀子、稲垣 秀人、大江 瑞恵、倉橋 浩樹
第88回日本生理学会大会 第116回日本解剖学会全国学術集会合同大会、横浜   2011年3月   
哺乳類雄の減数分裂におけるHORMAD2の機能
向後 寛、堤 真紀子、稲垣 秀人、大江 瑞恵、倉橋 浩樹
第33回日本分子生物学会年会・第83回日本生化学会大会 合同大会、神戸   2010年12月   
HORMAD1は哺乳類の減数分裂における対合チェックポイントに必須である
向後 寛、堤 真紀子、大江 瑞恵、稲垣 秀人、倉橋 浩樹
第115回日本解剖学会全国学術集会、岩手   2010年3月   
HORMAD1は哺乳類雌の対合チェックポイントに必須である
向後 寛、堤 真紀子、大江 瑞恵、稲垣 秀人、倉橋 浩樹
第32回日本分子生物学会年会、横浜   2009年12月   
哺乳類の減数分裂におけるHORMAD1の機能と減数分裂チェックポイントの性差
向後 寛、ボロル ハスバイラ、堤 真紀子、大江 瑞恵、稲垣 秀人、倉橋 浩樹
第114回日本解剖学会全国学術集会、岡山   2009年3月   
哺乳類の減数分裂におけるHORMAD1の機能とチェックポイントの性的二型性
向後 寛、ボロル ハスバイラ、堤 真紀子、大江 瑞恵、稲垣 秀人、倉橋 浩樹
第31回日本分子生物学会年会・第81回日本生化学会大会 合同大会、神戸   2008年12月   
新規減数分裂関連分子HORMAD1のリン酸化修飾と減数分裂染色体上への局在
向後 寛、ボロル ハスバイラ、堤 真紀子、大江 瑞恵、稲垣 秀人、倉橋 浩樹
第113回日本解剖学会全国学術集会、大分   2008年3月   
マウス新規減数分裂関連分子HORMAD1、HORMAD2の細胞内局在とリン酸化
向後 寛、ボロル ハスバイラ、堤 真紀子、大江 瑞恵、稲垣 秀人、倉橋 浩樹
第30回日本分子生物学会年会・第80回日本生化学会大会合同大会、横浜   2007年12月   
哺乳類における減数分裂特異的HORMAドメインタンパク質の解析
向後 寛、ボロル ハスバイラ、堤 真紀子、大江 瑞恵、稲垣 秀人、倉橋 浩樹
第78回日本動物学会大会、弘前   2007年9月   
新規減数分裂関連分子HORMAD1、HORMAD2の細胞内局在の解析
向後 寛、ボロル ハスバイラ、堤 真紀子、大江 瑞恵、稲垣 秀人、倉橋 浩樹
第112回日本解剖学会全国学術集会、大阪   2007年3月   
哺乳類における減数分裂特異的な染色体動態に関与する新規遺伝子の同定
向後 寛、山田 晃司、谷口 真理子、大江 瑞恵、稲垣 秀人、戸田 達史、倉橋 浩樹
第77回日本動物学会大会、松江   2006年9月   
A screen for genes involved in meiosis-specific chromosome behavior based on expression profiling.
Kogo Hiroshi, Kowa Hiroe, Yamada Kouji, Taniguchi Mariko, Ohye Tamae, Inagaki Hidehito, Toda Tatsushi, Kurahashi Hiroki
11th International Congress of Human Genetics, Brisbane   2006年8月   
Identification and characterization of meiosis-specific, HORMA domain-containing proteins, HORMAD1 and HORMAD2, as candidates involved in meiotic chromosome behavior in mammals.
Kogo Hiroshi, Ogawa Ai, Kowa Hiroe, Yamada Kouji, Taniguchi Mariko, Ohye Tamae, Inagaki Hidehito, Toda Tatsushi, Kurahashi Hiroki
20th International Congress of Biochemistry and Molecular Biology, Kyoto   2006年6月   
カベオリン分子の多様性と発現様式(平成17年度日本解剖学会奨励賞受賞講演)
向後 寛
第111回日本解剖学会全国学術集会、相模原   2006年3月   
減数分裂特異的な染色体動態に関与する新規遺伝子の同定
向後 寛、小川 愛、河和 寛恵、山田 晃司、谷口 真理子、大江 瑞恵、稲垣 秀人、戸田 達史、倉橋 浩樹
第111回日本解剖学会全国学術集会、相模原   2006年3月   
Palindromic AT-rich repeatの十字型構造形成能
向後 寛、稲垣 秀人、大江 瑞恵、谷口 真理子、倉橋 浩樹
第28回日本分子生物学会年会、福岡   2005年12月   

担当経験のある科目

 
 

競争的資金等の研究課題

 
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2010年 - 2011年    代表者: 向後寛
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2008年 - 2009年    代表者: 向後寛
本研究では、ヒトの不妊症、不育症の原因遺伝子を探索する基礎的知識として、哺乳類の減数分裂時の染色体動態やそのチェック機構に関与する新規遺伝子の同定とその分子機構の解明を目指している。候補遺伝子のひとつとして、酵母の減数分裂に必須なHop1遺伝子の哺乳類ホモログと考えられる機能未知遺伝子HORMAD1についてノックアウトマウスを作製し機能解析を行った。その結果HORMAD1は減数分裂の相同染色体の対合に必須であることが明らかになった。また興味深い結果として対合不全を生じた減数分裂細胞のその後...
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2006年 - 2007年    代表者: 向後寛
哺乳類の減数分裂時の染色体動態に関与する新規分子の候補として同定した、酵母の減数分裂に必須なHopl遺伝子の哺乳類ホモログと考えられる2つの機能未知遺伝子(マウスHORMAD1、HORMAD2)についてノックアウトマウスを作製し機能解析を行った。HORMAD1ノックアウトマウスは雌雄ともに不妊であり、HORMAD1遺伝子は減数分裂に必須であることが明らかになった(未発表)。この成果は哺乳類の減数分裂における相同染色体同士の検索・対合の分子メカニズムや対合チェックポイントの分子機構を解明する...
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2004年 - 2005年    代表者: 向後寛
本年度は、前年度の結果をふまえ雌マウス生殖腺の遺伝子発現プロファイル情報を加えることで、雌雄の減数分裂期に共通して特異的に発現する遺伝子の網羅的同定を行った。その結果、雌雄の生殖腺で減数分裂時期に発現が10倍以上強い124遺伝子を同定した。このうち未知の遺伝子は74遺伝子あり、この中から新規の減数分裂関連遺伝子を選抜する目的で、これらの遺伝子がコードするタンパクの機能ドメイン情報を検索した結果、酵母で減数分裂に必須の機能を持つことが知られるHop1と共通のドメインを持つ2つの機能未知遺伝子...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(A))
研究期間: 2001年 - 2004年    代表者: 藤本豊士
脂質滴は脂肪細胞など特殊に分化した細胞だけでなく,ほとんど全ての細胞にあると考えられる.脂質滴の機能は過剰な脂質の貯蔵であると推測されてきたが,最近の結果はそれ以外の重要な機能の存在を示唆する.今回の研究では,おもに非脂肪細胞での脂質滴の構造と機能を明らかにすることを目的として実験を行った.おもな結果を以下に列挙する. 1)カベオリン,特にカベオリン-2βが脂質滴表層に親和性を持ち,そのターゲッティングには分子中央部分の疎水性領域が必要である.カベオリン-1,カベオリン-2αなどは脂質滴以...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究)
研究期間: 2003年 - 2003年    代表者: 藤本豊士
細胞内の脂質滴にはカベオリンが局在し,細胞膜のコレステロール濃度調節などを通じて,細胞の増殖制御機構に関与すると考えられる.脂質滴構成蛋白質であるADRPはコレステロールとの結合性を持ち,脂質滴に貯蔵されたコレステロールエステルの動態に関わると予想される.本年度の研究では,ADRPの生理的役割を解明するために,ADRPと結合する分子を得る目的で酵母two-hybrid法によるスクリーニングを行い,ARF1を同定した. GST-ADRPによるpull-down, GFP-ADRPおよびHA-...
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2002年 - 2003年    代表者: 向後寛
本研究は、筋細胞に特異的に発現するカベオリン3と、多くの細胞に発現するカベオリン1について、両者の性質の違いを解明することで、カベオラという細胞膜のくぼみの筋細胞における生理的機能を理解することを目標として行ってきた。今年度の目標であった、異なるカベオリンによって形成されるカベオラ中の分子組成の違いの検討、は残念ながら遂行できなかった。しかし、以下に示すように、少なくとも一部の平滑筋組織では、カベオリン1とカベオリン3が別個のカベオラを形成して存在する可能性を組織学的に示せたことは、今後平...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2000年 - 2003年    代表者: 藤本豊士
細胞膜の小陥凹であるカベオラは,受容体やシグナル伝達に関連する分子が集合しており,シグナル制御を行う膜領域であると考えられている.我々は生きている細胞に様々な操作を加えてカベオラの機能に変化を生じさせ,そのことを通じて細胞機能を制御する方法を見出すことを目的として研究を行い,以下の成果を得た. 1.細胞質側にのみ露出したカベオリン分子に膜貫通ドメインを接合させ,細胞外に露出した部分を持つ人工蛋白質を作製した.この蛋白質はカベオリンと同じ分布を示すだけでなく,細胞外ドメインに対する抗体で架橋...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究)
研究期間: 2002年 - 2002年    代表者: 藤本豊士
脂質滴は全ての細胞に存在する構造である.内部はコレステロールエステルとトリグリセリドが様々な比率で存在し,表層はフリーコレステロールを含む燐脂質一重層で形成されている(Tauchi-Sato et al., J.Biol.Chem.,277:44507-44512,2002).脂質滴は細胞内コレステロール濃度調節に関わり,形質膜のコレステロール濃度を通じてシグナル伝達に影響を与えると考えられている.しかし脂質滴に蓄えられる脂質量の調節機構は明らかでない.さらに脂質滴表層は特異な脂質組成を持...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究(C))
研究期間: 2001年 - 2001年    代表者: 藤本豊士
脂肪滴は一部の特殊な細胞だけに見られる中性脂質の貯蔵のための構造であると考えられてきた.我々は,カベオラを構成する膜蛋白質であるカベオリン,特にカベオリン-2が脂肪滴表層に存在しうることを示した.カベオリンはスフィンゴ脂質とコレステロールに富む膜ミクロドメインに局在してカベオラ陥凹を形成し,コレステロールの細胞内輸送や様々なシグナル伝達関連分子の機能制御などに関与すると考えられている.カベオリン-2の一部を改変した分子の挙動を解析した結果より,カベオリンは膜蛋白質として合成されたのち,脂肪...
文部科学省: 科学研究費補助金(奨励研究(A))
研究期間: 2000年 - 2001年    代表者: 向後寛
1.脂肪細胞の分化に伴うカベオリン-1遺伝子の発現誘導 脂肪細胞にはカベオラが非常に豊富に存在するが、脂肪細胞におけるカベオリン-1の発現調節機構は未だ解明されていない。私は乳癌由来の前脂肪細胞ST-13に対しいくつかの分化誘導因子の投与を行い、脂肪細胞への分化に伴うカベオリン-1の顕著な発現誘導を細胞培養系で再現することに成功した。特にカベオリン-1のαアイソフォームの誘導が顕著であり、その発現は転写レベルで調節されていた。これにより脂肪細胞分化に伴うカべオリン-1遺伝子の発現誘導を解析...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究(A))
研究期間: 2000年 - 2000年    代表者: 藤本豊士
カベオリン-1,2は,血管内皮細胞のカベオラの構造と機能の基盤となる膜蛋白質である.カベオリン-1がシグナル伝達制御,コレステロール輸送などに関わるとされているのに対し,カベオリン-2独自の機能は明らかでない.我々はカベオリン-2が脂肪滴へ向かう独自のターゲッティングシグナルを持つことを見出した. ヒトおよびマウスカベオリン-2あるいはEGFP・カベオリン-2の融合蛋白質のcDNAを培養細胞(内在性カベオリンを持つ細胞と持たない細胞)に導入し,安定発現株を得た.カベオリン-2のN末,C末...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究(C))
研究期間: 2000年 - 2000年    代表者: 藤本豊士
カベオリン-1,2はカベオラの構造と機能の基盤となる膜蛋白質である.多くのトランスフォームした細胞でカベオリン-1の発現とカベオラの個数が減少するのに対し,カベオリン-2の発現はほぼ一定に保たれている.カベオリン-1がシグナル伝達制御やコレステロール輸送などに関わるとされているのに対し,カベオリン-2独自の機能は明らかでない.我々はトランスフォームした細胞での膜ドメインの性質を明らかにする目的でカベオリン-2に関する実験を行った. 1)カベオラを持たない培養細胞にカベオリン-1を発現させる...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 1999年 - 2000年    代表者: 藤本豊士
形質膜は均質な構造ではなく,局所的に分化したドメインが存在する.特に脂質の性質に基づいて形成されるラフトとカベオラは近縁の機能ドメインであり,シグナル伝達,コレステロール輸送などに関与すると考えられている.我々はこれらのドメインの性質を明らかにする目的で研究を行った. 1)カベオラの主要な構成成分であるカベオリン-1のアイソフォーム(α,β)の分子的性質を明らかにする目的で,免疫電顕法で内在性のカベオラを持つ細胞を検索したところ,深い陥凹におけるα/βの比率が浅い陥凹に比較して有意に大きい...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究(A))
研究期間: 1999年 - 1999年    代表者: 藤本豊士
血管内皮細胞を含む多くの細胞では,カベオリン-1,2がヘテロオリゴマーを作り,カベオラを形成すると考えられている.カベオリン-1はシグナル伝達制御やコレステロール輸送に直接関わることが知られているが,カベオリン-2の役割は明らかでない.我々はカベオリン-2の生理的意義を解明する目的で以下の実験を行った.内在性カベオリンを持たない細胞にカベオリン-2を強制発現させたところ,脂肪滴の輪郭に一致した局在を示した.免疫電顕の金コロイド標識は脂肪滴内部に認められた.同じ細胞に発現させたカベオリン-1...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 1997年 - 1999年    代表者: 藤本豊士
カベオラは細胞膜に存在する陥凹構造であり,カルシウム濃度制御,シグナル伝達,コレステロール輸送,癌化抑制などに関与すると考えられている.動脈硬化初期に異常が見られる内皮細胞との関連を追求し,臨床的応用の途を探る目的で,カベオラの特性についての基礎的研究を行った. 1)カルシウム流入・排出の分子機構が存在するカベオラと,細胞内カルシウムプールである小胞体の関係を検索した.その結果,カベオラと小胞体は構造的に連関しており,微小管に沿った小胞体の分布変化に応じて,カベオラが細胞膜上を移動し得るこ...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究(A))
研究期間: 1998年 - 1998年    代表者: 藤本豊士
血管内皮細胞の細胞膜にはカベオラが高密度に存在する.カベオリン-1はカベオラの構造蛋白質であり,v-Srcによってチロシン燐酸化を受ける.今年度の研究ではチロシン燐酸化を受けたカベオリン-1に特異的に反応する抗体(PY14)を作製し,正常ラット組織中の分布および培養細胞に酸化ストレスを負荷してチロシン燐酸化を誘導した際の分布変化について検討した。PY14はv-Src発現細胞では22,23-24,25kDと反応し,脱燐酸により23-24,25kDの反応が消失した.Tyr-14を欠失させた変異...
文部科学省: 科学研究費補助金(重点領域研究)
研究期間: 1997年 - 1997年    代表者: 藤本豊士
1)細胞外カルシウム流入に関連するカベオラと細胞内カルシウムプ-ルである小胞体の構造的関連について検討した。正常細胞ではカベオラは細胞辺縁部に点状に、小胞体は細胞質全域にネットワ-ク状に分布したが、コルセミド処理後には小胞体は細胞辺縁部から退縮して核周囲部に集中し、カベオラは退縮した小胞体標識の外縁に沿って分布した。カベオラの分布はコルセミド処理後にも残存した微小管とは相関しなかった。カベオリン-1とGFPの融合蛋白質により生きた細胞での分布変化を見ると、コルセミド処理後、GFP・カベオリ...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 1996年 - 1997年    代表者: 藤本豊士
1)カルレティキュリン(CRT)に対するポリクロ-ナル抗体が細胞膜カベオラの細胞質側表面を標識することを見出した。この標識は培養ヒト線維芽細胞やヒト卵管組織内の線維芽細胞、平滑筋細胞で観察された。細胞膜標本に対して周辺性膜蛋白質を遊離させる処理を行った場合でも、抗CRT抗体による標識は残存した。同抗体を用いてヒト線維芽細胞のcDNAライブラリ-をスクリ-ニングしたところ、CRT以外の複数の蛋白質についての実験を継続中である。 2)カベオラに集中するとされているGi2aについて、詳細な局在解...