基本情報

所属
富山県立大学 工学部 教授
慶應義塾大学 自然科学研究教育センター 訪問教授 / 共同研究員
学位
博士(理学)(2001年3月 立命館大学)

J-GLOBAL ID
200901011682226889
researchmap会員ID
5000043382

外部リンク

1971年 大阪府出身。専門は、非線形な場の理論に対する非摂動的解析を中心とした数理物理(だと思う……)。


【国内研究歴】
2001/8 - 2001/9: 京都大学基礎物理学研究所・アトム型研究員
2007/2 - 2007/3: 京都大学基礎物理学研究所・アトム型研究員
2008/8 - 2008/9: 京都大学基礎物理学研究所・GCOE国内ビジター
2009/1 : 京都大学基礎物理学研究所・GCOE国内ビジター


【海外研究歴】
1998/6 - 1998/8 : Newcastle大学 応用数学教室(英国) 客員研究員
1999/7 - 1998/8 : Newcastle大学 応用数学教室(英国) 客員研究員
2000/3 - 2000/4 : 中国科学院 国家重点研究室(中国)・客員研究員
2000/7 - 2000/8 : Newcastle大学 応用数学教室(英国)・客員研究員
2005/3 : 中国科学院 国家重点研究室(中国)・客員研究員
2005/6 : マックスプランク研究所(ドイツ・ゲッティンゲン)・客員研究員
2005/8 - 2005/9 : 中国科学院 国家重点研究室(中国)・客員研究員
2006/10 : 中国科学院 国家重点研究室(中国)・客員研究員
2007/11 - 2007/12: サンパウロ大学サンカルロス校 物理学教室(ブラジル・サンカルロス)・客員研究員
2008/6 : 中国科学院 国家重点研究室(中国)・客員研究員
2009/8 - 2009/9 : サンパウロ大学サンカルロス校 物理学教室(ブラジル・サンカルロス)・客員准教授
2010/10 - 2010/11: マックスプランク研究所(ドイツ・ゲッティンゲン)・客員研究員
2011/7 : マックスプランク研究所(ドイツ・ゲッティンゲン)・客員研究員

論文

  35

MISC

  23

書籍等出版物

  5

共同研究・競争的資金等の研究課題

  17

主要な委員歴

  2

社会貢献活動

  5

その他

  2
  • 2013年1月 - 現在
    サイエンスカフェとやまは2ヶ月に1回のペースで開催を予定しています。少人数を対象としているため、基本的に申し込み制にしています。申し込み方法については各回の告知ページに掲載します。すべての参加希望にお応えできないこともありますが、興味を持つテーマがあればお気軽にお申し込み下さい。 また、直接参加できなくてもインターネットでリアルタイムの動画配信をすることがあります。twitterなどのSNSを通じて質問やコメントを受け付けることもあるので、インターネットにつながる環境があればどこからでも参加可能です。 富山県内ではサイエンスカフェの新しい動きがほかにもあり、近県でも同様の催しが開催されています。全国のサイエンスカフェの開催予定をまとめたウェブサイトもあるので参考にして下さい。 HP: http://sctoyama.jp/
  • 2002年12月 - 現在
    古来人類は夜空の美しさに魅せられてそこを舞台に多くの物語を創作し,星々の動きを指針 にして日常生活の営みを決めてきた。 また,これらの星の継続的な観測が,最初の自然科学ともいうべき天文学の誕生を促した。 もしも,毎日が曇り空だったら,人類は夜空の神秘的な美しさに魅了されることもなく,その限りない秩序の存在に気づくこともなかったのではなかろうか。 「もしも,毎日が曇り空だったら」は,あくまでも仮想的な話であるがこのたとえ話から,夜空の神秘的な魅力が人類に及ぼした影響の大きさを推し測ることができる。 そしてこの魅力に触れることがなかった場合に,文学・科学など様々な分野においてあまりにも多くのものが欠けていたであろうことに気づかされる。 現代は大都会は言うに及ばずそれ以外の多くの地域でも,天体観測に関する環境は残念ながらこの仮想的な話に近い状況にあると思われる。 このような状況の中にあって,多くの人々が再び夜空の神秘的な魅力を再発見できるような環境を整えることは極めて意義のあることであり,それが結果として自然科学への新たな興味を呼び起こすことになるものと期待される。 インターネット望遠鏡を用いた天体観測を目指す我々の研究は,そのための最初の一歩を用意することを目的とするものである。 天文学は最も歴史の古い自然科学であり,ニュートン力学の誕生とその後の物理学の発展に 大きな影響を及ぼしてきたことは言うまでもない。 天文学が物理学の生みの母であっただけでなく,実際に自らが測定した観測データーを用いて天体運動の法則を検証してみることは,科学的な思考方法を育む上で現在においても重要な役割を果たすものと期待される。 しかしながら天体観測の特殊性,すなわち観測対象となる天体の大部分が夜間にのみ観測可能となること,また雨天の場合には観測不可能になるなど気象条件に大きく左右されることのために,天文学の教育現場において自然科学としての重要な要素である観測実習は,ほとんどそのカリキュラムに取り入れられていないのが現状である。 生物学・化学・物理学などの他の自然科学分野においては,実験実習がカリキュラムの重要な要素をなしていることと比べると,天文学教育のありかたは自然科学教育として重要な要素を欠いているといえる。 インターネット望遠鏡ネットワークの構築は,天文学の講義・授業に観測実習を取り入れる上で天体観測のもつこの障害を乗り越えるための環境を整えることを目指している。 インターネット望遠鏡を利用した天体の観測実習が教育現場に実際に根付くためには,その ための優れたマニュアルが求められている。 この研究では単に天体の素晴らしい写真を撮るということに留まることなく,天体に関するデーターを実際に観測実習で求めて,それを用いて様々な科学的な考察を行うことが出来るための教育カリキュラムの作成とその充実化を目指す。