中村耕作

J-GLOBALへ         更新日: 16/11/05 23:24
 
アバター
研究者氏名
中村耕作
 
ナカムラコウサク
URL
https://www.facebook.com/kousakun
所属
國學院大學栃木短期大学
部署
日本文化学科日本史フィールド
職名
専任講師
学位
博士(歴史学)(國學院大學)
その他の所属
國學院大學研究開発推進機構学術資料センター
科研費研究者番号
30548392

プロフィール

國學院大學栃木短期大学で、縄文土器を中心とした考古学の研究を行っています。
現在の主なテーマは、縄文土器に対する儀礼行為から土器に対する当時の人々の認識(価値・象徴など)や社会的役割を検討することです。
また、これらの特徴が世界の土器文化の中でどのような位置にあるのかに興味を持っています。

研究分野

 
 

経歴

 
2014年9月
 - 
現在
國學院大學栃木短期大学 日本文化学科 専任講師
 
2015年4月
 - 
現在
國學院大學研究開発推進機構 学術資料センター 共同研究員
 
2014年4月
 - 
2016年3月
國學院大學文学部 兼任講師
 
2014年4月
 - 
2015年3月
國學院大學研究開発推進機構 学術資料センター 客員研究員
 
2014年5月
 - 
2014年7月
國學院大學大学院 P・D研究員
 

学歴

 
2006年4月
 - 
2009年3月
國學院大學大学院 文学研究科 史学専攻博士課程後期(満期退学)
 
2004年
 - 
2006年
國學院大學大学院 文学研究科 日本史学専攻博士課程前期
 
2000年
 - 
2004年
國學院大學 文学部 史学科
 

委員歴

 
2015年4月
 - 
現在
考古学研究会  全国委員
 

書籍等出版物

 
中村 耕作
アム・プロモーション   2013年3月   ISBN:4944163460
博士学位論文をもとに縄文土器の持つ豊富な情報を、形式と儀礼という観点で整理し、その社会的・象徴的意義の考察を試みた。第1部は、儀礼利用という観点で先行研究を整理した上で、縄文時代の様相を見渡した。第2部では、そこから3つの文化を選んで、カテゴリの成立、継承・変容、共有・対立という方法論のケーススタディとして分析した。第3部では時期を通じた共通性から、製作・使用・廃棄の各段階において、共通して異質な二者の対立と融合という志向を読み取り、「象徴操作」と名づけた。
小林達雄ほか (担当:分担執筆, 範囲:埋葬とアノ世(pp.74-76)、縄文人の道具箱(pp.78-85)、第二の道具(pp.118-128))
平凡社   2013年10月   ISBN:4582922120
小林達雄、赤坂憲雄、大工原豊、中村耕作、佐藤雅一、七田忠昭、大竹幸恵、葛西励、新東晃一 (担当:共著, 範囲:釣手土器を追う)
玉川大学出版部   2014年3月   ISBN:4472182033
若い世代へフィールド科学の世界を紹介するシリーズの1冊。各地の博物館をめぐり、縄文時代の釣手土器の資料調査を行ってきた具体的経験と、そこから得られた成果をわかりやすく紹介。
小林達雄監修、中村耕作ほか執筆 (担当:分担執筆, 範囲:縄文に親しむ)
洋泉社   2013年5月   ISBN:4800301416
小林 達雄, 石井 匠, 今福 利恵, 阿部 昭典, 土屋 健作, 宮尾 亨, 中村 耕作 (担当:共著, 範囲:「縄文土器の儀礼利用と象徴操作」)
アム・プロモーション   2012年11月   ISBN:4944163452
國學院大學考古学研究室編
PHP研究所   2010年11月   ISBN:4569780946
小林達雄編(分担執筆) (担当:共著, 範囲:釣手土器・墓壙への埋納)
アム・プロモーション   2008年6月   ISBN:4944163371
縄文人の石神~大形石棒にみる祭儀行為~
谷口康浩・大工原豊・中島啓治・長田友也・中島将太・鈴木素行・山本暉久・川口正幸・中村耕作・阿部昭典・中村豊・加藤元康 (担当:共著, 範囲:「大形石棒と縄文土器」)
六一書房   2012年5月   ISBN:978-4-86445-017-1
國學院大學学術資料館の大形石棒プロジェクトによるシンポジウムをもとにした、大形石棒についての研究論集。中村は「大形石棒と縄文土器」と題し、土器と石棒がセットで出土している事例を検討した。その結果、両者は二項対比的に置かれた状況が復元できた。他に、土器同士、石棒同士、石棒と石皿などのセット関係も考慮した結果、「男/女」などの二つの力を融合・中和することで新たな力を得るための呪術的行為が志向された可能性を指摘した。
椙山林継先生古稀記念論集刊行会 (担当:共著, 範囲:「住居廃絶儀礼おける縄文土器」)
雄山閣   2010年9月   ISBN:463902147X
東京都調布市 史跡下布田遺跡 第2・3・7・8地点
川崎義雄・中村耕作ほか (担当:編者, 範囲:全体編集・縄文土器)
調布市教育委員会   2016年3月   
太平山の石造物
國學院大學栃木短期大学太平山歴史遺産調査隊
國學院大學栃木短期大学   2016年3月   
縄文時代異形土器集成図譜Ⅰ 2012年度國學院大學特別推進研究「先史世界における特殊器種・異形土器の社会的意義と象徴操作」成果報告書
中村耕作、蜂屋孝之、平原信崇、菅沼亘・宮内信雄、加藤元康、馬場羽瑠桂、今井哲哉 (担当:編者, 範囲:「縄文土器の異形化と特殊器種の出現-本書の趣旨と展望-」「西関東・中部地方の釣手土器・異形台付土器」「下部単孔土器(平原信崇と共著)」「双口土器・双子土器」)
國學院大學文学部考古学研究室   2013年3月   
平成24年度國學院大學特別推進研究の代表者として実施した「先史世界における特殊器種・異形土器の社会的意義と象徴操作」の報告書として編集・刊行したもの。学位論文以後の自身の研究の方向性の1つとして、土器の「異形化」現象に注目し、縄文時代後期中葉~後葉の東日本における異形土器の集成・本学所蔵資料の図化とその基本的性格の考察を行った。
中村が執筆した総論おいては、各種の異形土器群が中葉前半、中葉後半、後葉の各段階において、西関東、東関東、東北と分布の中心を移すこと、同時期に発生した異形台付土器と...
青森県東北町赤平(1)遺跡 2013年度発掘調査報告書
谷口康浩・中村耕作 (担当:共編者)
國學院大學文学部考古学研究室   2016年3月   
穂高古墳群 2013年度発掘調査報告書
吉田恵二・中村耕作・深澤太郎 (担当:共編者)
國學院大學文学部考古学研究室   2014年7月   
石倉岱遺跡 2013年度発掘調査報告書
阿部明典・中村耕作 (担当:共編者)
國學院大學文学部考古学研究室   2014年3月   
穂高古墳群 2012年度発掘調査報告書
吉田恵二・中村耕作・深澤太郎 (担当:共編者)
國學院大學文学部考古学研究室   2013年7月   
本ノ木遺跡・卯ノ木泥炭層遺跡 2009~2011年度発掘調査報告書
谷口康浩・中村耕作 (担当:共編者)
國學院大學文学部考古学研究室   2013年3月   
穂高古墳群 2011年度発掘調査報告書
吉田恵二・中村耕作 (担当:共編者)
國學院大學文学部考古学研究室   2012年8月   
穂高古墳群 2010年度発掘調査報告書
吉田恵二・中村耕作 (担当:編者)
國學院大學文学部考古学研究室   2011年8月   
http://rar.nagano.nii.ac.jp/metadata/1660
大場磐雄博士資料目録Ⅲ
宮川博司・中村耕作・齋藤しおり・杉山章子・廣木健太郎 (担当:共編者, 範囲:大場磐雄博士著作目録)
國學院大學伝統文化リサーチセンター   2011年3月   

論文

 
廃屋墓における葬送儀礼の諸行為-縄文時代中期・後期の東京湾岸地域の事例-
中村耕作
國學院大學栃木短期大学 日本文化研究   1 49-76   2016年3月
墓坑掘削・床面整備、副葬・供献、改葬、土や貝の被覆など、廃絶した竪穴住居内に葬られた人骨をめぐる様々な行為を集成し、縄文時代の葬送における多様な儀礼行為の一端を示した。
栃木県栃木市中根八幡遺跡第1次学術発掘調査報告
中根八幡遺跡学術発掘調査団(小林青樹・中村耕作・桃井飛鳥・岩永祐貴・松尾菜津子・伊沢加奈子・高垣美菜子
文化財学報   34 25-36   2016年3月
土器カテゴリ認識の形成・定着-縄文時代前期後半における浅鉢の展開と儀礼行為-
中村耕作
古代文化   64(2) 154-174   2012年9月   [査読有り]
「カテゴリ認識」とは、当時の人々が持っていた性質、価値・象徴に関する分類認識であり、諸属性の分析を総合化して検討する。
縄文時代において特定の時期・地域に顕在化する土器の儀礼利用の盛行は、土器・出土状況の分析をもとに〈儀礼に用いる土器〉というカテゴリ認識の顕在化と捉えられる。本稿では、その初期の事例である前期後半の「浅鉢類」の儀礼利用を検討した。結果、「浅鉢類」が深鉢との関係の中で独自性を発揮すること、墓坑からの土器の出土例は前期初頭以降散見されるものの、後葉段階に盛行するものの分布の密度...
土器カテゴリの継承・変容--釣手土器の成立と展開における地域差
中村耕作
考古学研究   58(2) 33-53   2011年9月   [査読有り]
縄文時代中期の釣手土器を素材として、土器に関するカテゴリ認識の継承と変容をめぐる問題を論じる。カテゴリ認識とは、当時の人々の土器に対する性格や価値・象徴に関する分類認識であり、諸属性の分析を総合化して検討する。本稿では、装飾、打ち欠き行為、出土状況などを総合的に分析し、中期中葉における顔面把手から釣手土器への基本的性格の継承、中期後葉における釣手土器の各種型式の並存と、出土状況・保有数に見られる取り扱いの変化や複数属性の変異の重複からカテゴリ認識の時期差・地域差を明らかにした。
縄文時代後期における注口土器の異形化とその社会的・象徴的意義
中村耕作
高梨学術奨励基金年報 平成27年度研究成果概要報告   84-90   2016年11月
縄文土器の異形化と特殊器種の出現-本書の趣旨と展望-
中村耕作
縄文時代異形土器集成図譜Ⅰ   1-6   2013年3月
各種の異形土器群が中葉前半、中葉後半、後葉の各段階において、西関東、東関東、東北と分布の中心を移すこと、同時期に発生した異形台付土器と釣手土器(香炉型土器)のその後の盛衰に差が見られること、これらの祖形が注口土器であり、注口土器の異形化の延長線上に新たな異形土器の器種が出現した可能性があること、それらの盛行時期が土器の儀礼利用が盛んになる時期と重なることなどを指摘し、異形土器の持つ社会的意義を示した。
中村耕作
縄文人の石神~大形石棒にみる祭儀行為~(谷口康浩編、六一書房刊)   164-182   2012年5月
大形石棒と縄文土器が竪穴住居床面で共伴する例を集成し、奥壁部や左右での対峙など意図的な配置であることを指摘した後、土器同士の対置、石棒と石皿の対置などとともに異質な二者を意図的に対置しているものと解釈した。これらを含めて、縄文土器や石棒にみえる、製作時における同一個体内への異質な二者の「共存」、打ち欠きや加工という使用時の行為による「除去・付加」、遺棄時に別個体を対置させる「結合」などの諸表現は、いずれも「異質な二者」の中間的な力を引き出すための象徴操作であると解釈できる。
縄文土器にみられる象徴的思考
中村耕作
第9回山梨県埋蔵文化財センターシンポジウム 土器から読む縄文世界 資料集   14-17   2015年11月   [招待有り]
死者に供えられた土器
中村耕作
平成27年度秋季企画展 縄文後期の墓 栗ノ木田遺跡-縄文人の死と弔い-   -kousaku-n   2015年10月   [招待有り]
縄文人のお供え物ー沖ノ原遺跡のクッキー状炭化物をめぐってー
中村耕作
津南学   4 271-295   2015年9月   [招待有り]
瘤付土器成立期の顔面装飾と頭頂部表現-國學院大學所蔵の顔面装飾突起をめぐって-
中村耕作
國學院大學学術資料センター研究報告   31 43-50   2015年3月
土器被覆葬にみる社会関係-中期後半の南関東の事例分析-
中村耕作
季刊考古学   130 82-84   2015年1月   [招待有り]
2014年の縄文時代学界動向 土器編年研究 晩期
中村耕作
縄文時代   26 199-201   2015年5月
縄文時代後期における異形土器・特殊器種の出現と相互関係の研究
中村耕作
高梨学術奨励基金年報 平成25年度研究成果概要報告   24-29   2014年11月
2013年の縄文時代学界動向 墓制論
中村耕作
縄文時代   25 188-191   2014年5月
身体表現を持った土器とその考古学的課題-小野良弘氏所蔵の顔面把手・動物形象突起・顔面付土版を例に-
中村耕作
國學院大學学術資料センター研究報告   30 15-26   2014年3月   [査読有り]
神社精神文化研究所と戦時下の國學院考古学徒-神道考古学研究会と「古代学」-
中村耕作
人文科学と画像資料研究 第7集(國學院大學研究開発推進機構学術資料センター)   42-64   2014年2月
戦時下における國學院大學の考古学専攻学生・若手研究者の動向を整理した。
相模大山山頂遺跡出土縄文土器の再検討
中村耕作
日本考古学協会第79回総会研究発表要旨      2013年5月
活動報告 特別推進研究「土器の象徴性・社会性に関する比較考古学研究-壷・高杯の出現をめぐって-」の成果と課題
中村耕作
上代文化   43 67-73   2013年3月
縄文土器の顔・手・足
中村耕作
考古学研究会東京例会ミニシンポジウム 人物デザインの考古学-土偶・顔壷・埴輪-予稿集      2013年3月   [招待有り]
杉並区井草八幡宮所蔵釣手土器の再検討
永瀬史人・中村耕作
新西郊文化   2 19-22   2012年12月
縄文時代特殊器種の用途推定のための考古学的観察・理科学分析
中村耕作
高梨学術奨励基金年報 平成23年度研究成果概要報告      2012年11月
住居廃絶儀礼に供献されたパン状炭化物
中村耕作
縄文の世界像-八ヶ岳山麓の恵み(平成24年度夏季特別展 大阪府立弥生文化博物館図録48)   88-101   2012年10月   [招待有り]
豪放華麗な土器や各種呪術具を生み出した八ヶ岳山麓の縄文時代中期文化を紹介する展覧会図録に収録されたもので、同文化に特徴的にみられる大形のパン状炭化物を検討した。
 クッキー状・パン状の炭化物は従来「縄文の食文化」の枠内で扱われ、その成分が問題となることが多かったが、集成の結果、時期・地域に偏りがあることから、文化的習俗を反映したものと考えられる。本稿では、共伴する釣手土器や立石の性格、奥壁部からの出土などの出土状況の分析から、住居廃絶の際の儀礼行為の一環として供献された可能性を指摘した。食...
クッキー状・パン状炭化物の炭素・窒素同位体分析とその出土状況
中村耕作・國木田大
長野県考古学会50周年プレシンポジウム「縄文時代中期の植物利用を探る」予稿集   56-69   2012年6月   [招待有り]
東京都井草八幡宮所蔵釣手土器の再検討
永瀬史人・中村耕作・高野和弘・中島将太
日本考古学協会第78回総会研究発表要旨      2012年5月   [査読有り]
大場磐雄「神道考古学」の形成過程と今日的意義
中村耕作
祭祀儀礼と景観の考古学(國學院大學伝統文化リサーチセンター「祭祀遺跡に見るモノと心」プロジェクト最終成果報告書)   57-69   2012年3月
祭祀考古学の方法と実践-伊豆半島・諸島における基層文化と神社の展開
吉田恵二・内川隆志・深澤太郎・中村耕作・石井匠・田中大輔
モノと心に学ぶ伝統の知恵と実践 文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業オープン・リサーチ・センター整備事業成果論集   (51)-(62)   2012年3月
中村耕作
國學院大學伝統文化リサーチセンター研究紀要   (第4号) 17-31   2012年3月   [査読有り]
大場磐雄の「神道考古学」の特徴とその形成過程を整理し、今日的課題を検討する。まず、大場の研究を4段階に区分した上で、「神道考古学」「祭祀遺跡」の枠組み・分類案の変遷を整理し、当初、多様なテーマを含んだ「神道考古学」が戦後、「祭祀遺跡研究」に収斂していったことを確認した。次いで、戦前の大場による関連論文を整理し、石器時代の宗教遺物、石製模造品出土遺跡の検討、神社宝物の調査研究、自然物を対象とした祭祀遺跡、祭祀遺物、古墳・古氏族の研究、神話・古典の考古学的研究といった多様なテーマ論じされていた...
神職講習会講義案にみる大場磐雄「神道考古学」の構想
中村耕作
日本考古学史研究   (創刊号) 3-17   2011年11月
昭和初年における神職講習会で行われた「神道考古学」の講義案をもとに、大場磐雄の「神道考古学」の構想を検討したこの神職講習会では、神社の宝物の解説とその保護が主題であった。。「神道考古学」は戦後、祭祀遺跡研究に収斂していくが、提唱直後には様々な方向性が模索されていたことは注目される。
出土状況分析と同位体比・元素分析による縄文時代釣手土器・香炉形土器・異形台付土器の用途推定
中村耕作
高梨学術奨励基金年報 平成22年度研究成果概要報告   41-48   2011年11月
縄文時代中期釣手土器の付着炭化物
中村耕作・吉田邦夫
日本考古学協会第77回総会研究発表要旨   194-195   2011年5月   [査読有り]
釣手土器に付着した炭化物(スス)について、部位別の付着率を分析したところ、時期・地域によって部位別付着率に地域差が認められた。このことは、同じ器種であっても、その取り扱いに差異があった可能性を示唆する。
岩手県における縄文時代中期後半の住居床面出土土器
中村耕作
平成22年度一戸町文化財年報   51-68   2011年4月
平成22年度御所の縄文博物館嘱託研究員としての成果。御所野遺跡をはじめ、岩手県北部を中心に縄文時代中期後半に顕著に認められる住居床面からの完形・略完形土器を分析し、使用される土器の大部分が、二単位波状口縁深鉢や壷・徳利形壷など、この地域に特徴的な器種であることから、当地域における土器に対するアイデンティティの存在を読み取った。
國學院大學研究開発推進機構伝統文化リサーチセンター(内川隆志・深澤太郎・石井匠・中村耕作・加藤元康・三橋健・笹生衛・吉田恵二・俵寛司)
國學院大學伝統文化リサーチセンター研究紀要   第3号第1分冊 167-215   2011年3月
國學院大學研究開発推進機構伝統文化リサーチセンター「祭祀遺跡にみるモノと心」プロジェクト(内川隆志・深澤太郎・石井匠・田中大輔・宮川博司・楠惠美子・山口晃・中村耕作・新原佑典・加藤元康)
國學院大學伝統文化リサーチセンター研究紀要   第3号第1分冊 129-166   2011年3月
企画展・イベント開催報告。伊豆諸島・伊豆半島での國學院大學の祭祀遺跡研究における大場磐雄資料の意義を述べた。
埼玉県さいたま市真福寺貝塚資料
國學院大學研究開発推進機構伝統文化リサーチセンター・学術資料館(中村耕作・平野哲也・石井匠・加藤元康・宮川博司・浪形早季子・西本豊弘)
國學院大學考古学資料館紀要   第27輯    2011年3月
國學院大學考古學會が昭和27年に発掘したさいたま市真福寺貝塚の資料整理報告。
大形石棒の出土状況
成田美葵子・中村耕作
縄文時代の大形石棒−東日本地域における資料集成と基礎研究−   130-159   2011年2月
縄文時代における住居廃絶儀礼に関わる土器の様相
中村耕作
高梨学術奨励基金年報   平成21年度研究成果概要報告 61-68   2010年11月
同財団の研究助成に対する報告。住居廃絶儀礼に関わる土器として、焼失住居を中心とする住居床面出土の完形土器を検討し、時期・地域を超えた特徴を指摘した。
大形石棒と縄文土器
中村耕作
公開シンポジウム発表要旨集 縄文人の石神      2010年10月
住居廃絶儀礼における縄文土器
中村耕作
椙山林継先生古稀記念論集 日本基層文化論叢(雄山閣)   17-26   2010年8月
竪穴住居廃絶儀礼における縄文土器のあり方について、焼失住居を中心とした住居の床面から出土した土器を概観し、その特質を論じた。
中村耕作
史葉(加藤建設株式会社)   (第3号) 21-45   2010年5月
文時代の希少な土器形式(器種)である中期の釣手土器について、その後半期の事例を集成した。
中期後半の関東西部から東海・北陸地方に分布する釣手土器の集成をもとに展開過程を検討し、釣手土器に対するカテゴリ認識の変化とその背景を考察した。器形・装飾をもとに3期・27類型に区分し、その分布範囲・装飾の共有関係などを分析した結果、広域に分布する類型の多いⅡ期と局地的な分布を示す類型が目立つⅢ期といった時期差、あるいは互いに影響関係を持つ多様な類型を生み出した松本平・伊那以西の地域と、広域に分布する少...
中村耕作
國學院大學伝統文化リサーチセンター研究紀要   (第2号) (1)-(16)   2010年3月   [査読有り]
〈儀礼行為に関わる土器のカテゴリ認識研究〉の意義と方法論を明らかにするため関連する議論を整理する。まず「モノと心」研究の重要性を論じ、次いで神道考古学・祭祀考古学における動向を紹介し、研究対象としての〈形態と機能が連関する遺物〉を歴史的脈絡を重視して論じる意義を明らかにする。次いで、方向性の一つとして「カテゴリ認識」研究の人類学的意義を確認する。最後に、具体例として縄文土器の「カテゴリ認識」を扱った先行研究について論点・方法を整理して、特定の脈絡(儀礼行為)における特定種の土器のあり方を検...
中村耕作
國學院大學研究開発推進機構紀要   (第2号) 1-21   2010年3月   [査読有り]
中村耕作
考古学研究   56(4) 1-4   2010年3月
縄文土器の象徴性とカテゴリ認識
中村耕作
國學院大學大学院      2010年
博士論文。改訂増補し、『縄文土器の儀礼利用と象徴操作』(アム・プロモーション 2013年)として出版。ダイジェスト版として「縄文土器の儀礼利用と象徴操作」(『縄文土器を読む』アム・プロモーション 2013年)
家送りの供え・葬送の供え
中村耕作
まつりのそなえ 御食たてまつるもの(國學院大學研究開発推進機構伝統文化リサーチセンター)   16-17   2009年10月
中村耕作
國學院大學伝統文化リサーチセンター研究紀要   (第1号) 359-376   2009年3月   [査読有り]
大場磐雄の提唱した「神道考古学」は、國學院の学問伝統を色濃く残した考古・民俗・文献三位一体の学問である。本稿では、その形成過程検討の一環として「神道考古学」提唱(一九三五年)以前の祭祀遺跡研究について四本の論文とその執筆の契機となった祭祀遺跡調査を後の「神道考古学」と比較しながら検討を行なった。大場以前の祭祀遺跡研究は、模造品研究と巨石研究の二大潮流があり、大場の研究もそれを踏まえて進行することになるが、その時期は考古学界において「祭祀阯」の概念が定着しつつあった時期と重なる『神社と考古学...
顔面把手と釣手土器−伊勢原市三之宮比々多神社所蔵の蛇体装飾付顔面把手を基点として−
中村耕作
考古論叢神奈河   第17集 1-18   2009年3月
中村耕作
國學院大學伝統文化リサーチセンター「祭祀遺跡に見るモノと心」プロジェクト平成20年度フォーラム「伊豆の神仏と國學院の考古学」発表資料集      2008年10月
釣手土器
中村耕作
総覧縄文土器   1064-1066   2008年6月   [査読有り][招待有り]
墓壙への埋納
中村耕作
総覧縄文土器   1110-1115   2008年6月   [査読有り][招待有り]
中村耕作
物質文化   (85) 1-31   2008年5月
①土器形式(Form)には、器形の分類概念としての側面のほか、当時の道具分類との関連が想定されてきたが、土器のカテゴリ化に関しては、製作属性と共に、使用属性の検討が不可欠である。
②先行研究の検討の結果、使用属性の中でも、社会的注目度の高い儀礼行為、特に葬送儀礼における土器形式の取り扱い方の差異を検討することとした。
③本稿で具体的に検討したのは、縄文時代後期の関東・中部における土器副葬・土器被覆葬である。
④関東西南部と中部高地は、多少の違いはあるものの、土器形式組成やその画期はほぼ共通...
クッキー状・パン状食品
中村耕作
縄文時代の考古学5 なりわい−食料生産の技術−   253-259   2007年12月   [招待有り]
葬送儀礼における土器選択−縄文時代後期の土器副葬と土器被覆葬を中心に−
中村耕作
第6回大学考古学研究交流会発表要旨   11-20   2007年6月
中高瀬遺跡の縄文土器
中村耕作
中高瀬遺跡(東京都埋蔵文化財センター調査報告第201集)   363-367   2007年3月
縄文時代後期前半期の土器被覆葬
中村耕作
史学研究集録   (31) 41-73   2006年3月
解説
新原佑典・杉山章子・武田芳雅・中村耕作
大場磐雄博士写真資料目録   2    2006年
写真資料の整理とデータベース化の課題
國學院大學学術フロンティア事業研究報告 人文科学と画像資料研究
3 11-18   2006年
縄文時代後期の舟形土器
中村耕作
上代文化   (39) 11-31   2005年11月
中村 耕作, 黒崎 浩行, 小川 直之, 杉山 林継
情報処理学会研究報告. 人文科学とコンピュータ研究会報告   2005(51) 15-22   2005年5月
國學院大學日本文化研究所では、多年にわたり本学で蓄積してきた学術調査資料、特に写真資料についての整理を進めてきた。学術調査資料は多種類・多分野・多量、資料記録/記録資料の両側面という特徴を有しており、写真資料に関しては一般性・汎用性という特徴も付加される。整理にあたっては独自の方法を構築する必要があるが、本稿では、インデックスの整備を重視すること、段階的な整理・公開を行なうことといった基本方針およびその具体的成果を紹介し、さらに、今後の展望として資料群間の連関に関する課題と構想を示した。
学術調査写真の整理・公開の現状と課題−大場磐雄博士写真資料整理をふまえて−
中村耕作
國學院大學学術フロンティア事業研究報告 人文科学と画像資料研究   2 17-28   2005年
学術調査資料の整理・公開システムの構築―写真資料を中心に―
中村耕作・黒崎浩行・小川直之・杉山林継
情報処理学会研究報告   (2005-CH-66) 15-22   2005年
錦江流域における多鈕鏡副葬墓
中村耕作・野内智一郎
東アジアにおける新石器文化と日本2   355-372   2005年
中村耕作
若木考古   (97) 1-5   2004年5月
平成12年の若木祭で考古学会が発表した際に集めた資料をもとに、いわゆる「縄文クッキー」「縄文パン」について、研究の現状と、事例の集成を行なった。結果として34遺跡を集成し、時期・地域という分布や、製作痕跡、出土状況などを概観し、多様な様相の存在を指摘した。なお、問題点や研究の展望については後に「クッキー状・パン状食品」で詳述した。
Web サイトによる成果公開
中村耕作
劣化画像の再生活用と資料化に関する基礎的研究:平成11年度〜平成15年度私立大学学術研究高度化推進事業(「学術フロンティア推進事業」)研究成果報告書   107-109   2004年
大場磐雄博士写真資料の概要
荒井祐介・中村耕作
劣化画像の再生活用と資料化に関する基礎的研究:平成11年度〜平成15年度私立大学学術研究高度化推進事業(「学術フロンティア推進事業」)研究成果報告書   54-56   2004年
資料デジタル化事業の方法と成果
中村耕作
劣化画像の再生活用と資料化に関する基礎的研究:平成11年度〜平成15年度私立大学学術研究高度化推進事業(「学術フロンティア推進事業」)研究成果報告書   49-52   2004年
神坂峠の現状と景観
中村耕作
平成14年度 國學院大學学術フロンティア構想「劣化画像の再生活用と資料化に関する基礎的研究」事業報告      2003年

講演・口頭発表等

 
栃木市中根八幡遺跡の環状盛土遺構の研究
小林青樹・中村耕作・桃井飛鳥・岩永祐貴・松尾菜津子
日本考古学協会第82回総会研究発表会   2016年5月29日   
環状盛土遺構の形成と終焉の背景 ―栃木市中根八幡遺跡の研究―
中村耕作・小林青樹・桃井飛鳥・岩永祐貴・松尾菜津子
考古学研究会第62回総会・研究集会   2016年4月16日   
死者の身体と装い
中村耕作
平成27年度神奈川県考古学会講座 縄文時代の装い   2016年2月21日   神奈川県考古学会
中村耕作
第9回山梨県埋蔵文化財センターシンポジウム 土器から読む縄文世界   2015年11月22日   山梨県埋蔵文化財センター
死者に供えられた土器 [招待有り]
中村耕作
十日町市博物館講演会   2015年10月24日   
顔のある縄文土器
中村耕作
國學院大學栃木短期大学日本史フィールド公開講座 歴史の中の人間   2015年7月4日   
ポスター発表 縄文時代中期における住居床面/墓坑内の倒置土器
中村耕作
日本考古学協会第81回総会   2015年5月24日   
縄文人のお供え物-沖ノ原遺跡のクッキー状炭化物をめぐって- [招待有り]
中村耕作
平成26年度秋季津南学講座 第2回(津南町農と縄文の体験実習館なじょもん)   2014年11月29日   
ポスター発表 相模大山山頂遺跡出土縄文土器の再検討
中村耕作
日本考古学協会第79回総会研究発表   2013年5月26日   
縄文土器の顔・手・足 [招待有り]
中村耕作
考古学研究会東京例会ミニシンポジウム 人物デザインの考古学-土偶・顔壷・埴輪-   2013年3月16日   
身体としての縄文土器
中村耕作
國學院大學伝統文化リサーチセンター資料館ミュージアムトーク   2013年3月9日   
縄文土器の儀礼利用と象徴操作
中村耕作
朝日カルチャーセンター連続講座 縄文土器を読む   2013年3月2日   
クッキー状・パン状炭化物の炭素・窒素同位体分析とその出土状況 [招待有り]
中村耕作・國木田大
長野県考古学会50周年プレシンポジウム「縄文時代中期の植物利用を探る」   2012年6月   
口頭発表:東京都井草八幡宮所蔵釣手土器の再検討
永瀬史人・中村耕作・高野和弘・中島将太
日本考古学協会第78回総会研究発表   2012年5月27日   
土器の誕生と人々の暮らし [招待有り]
中村耕作
須坂市立博物館企画展記念講演会   2012年5月20日   
Reinterpretation of “Shinto Archaeology” according to OBA Iwao, professor of Kokugakuin University(大場磐雄「神道考古学」の再構築)
Nakamura Kousaku
Workshop on "Shinto in Archaeology"(國學院大學伝統文化リサーチセンター・英国セインズベリー日本藝術研究所・仏国アルザス日本学研究所)   2011年12月   
縄文時代中期釣手土器の付着炭化物
日本考古学協会第77回総会   2011年5月   
石倉岱遺跡の調査・研究-米代川支流小猿部川流域の遺跡との比較-
加藤元康*・阿部昭典・榎本剛治・中村大・中村耕作・朝倉一貴
日本考古学協会第77回総会   2011年5月   
家送りに供献された土器 [招待有り]
中村耕作
平成22年度御所野遺跡調査成果発表会   2011年2月   
縄文クッキーの考古学 [招待有り]
中村耕作
平成22年度縄文ゼミナール第3回(茅野市尖石縄文考古館)   2010年11月   

担当経験のある科目

 
 

Works

 
小林青樹・中村耕作   その他   2015年8月
縄文時代後期~晩期の環状盛土遺構の学術発掘調査
青森県赤平(1)遺跡の発掘調査
谷口康浩(団長)・中村耕作ほか   その他   2013年8月 - 2013年8月
國學院大學考古学実習としての発掘調査
中村耕作・石井匠   その他   2013年2月 - 2013年3月
阿部昭典(団長)・中村耕作ほか   その他   2012年4月 - 2014年3月
國學院大學考古学実習としての発掘調査。
吉田恵二(団長)・深澤太郎・中村耕作ほか   その他   2009年4月 - 2013年
國學院大學考古学実習としての安曇野市穂高古墳群F9号墳の測量・発掘調査。

競争的資金等の研究課題

 
出土状況・セット関係にみる縄文時代中期の儀礼行為に関する基礎的研究
日本学術振興会: 学術研究助成基金助成金 若手研究B
研究期間: 2013年4月 - 2016年3月    代表者: 中村耕作
縄文時代後期における注口土器の異形化とその社会的・象徴的意義
公益財団法人髙梨学術奨励基金: 若手研究助成
研究期間: 2015年5月 - 2016年3月    代表者: 中村耕作
儀礼の場としての竪穴 ―函館市垣ノ島遺跡・八木B遺跡・臼尻小学校遺跡の土器供献の位置づけ-
函館市縄文文化交流センター: 平成26年度縄文文化特別研究
研究期間: 2014年11月 - 2015年3月    代表者: 中村耕作
縄文時代後期における異形土器・特殊器種の出現と相互関係の研究
高梨学術奨励基金: 高梨学術奨励基金研究助成
研究期間: 2013年5月 - 2014年3月    代表者: 中村耕作
先史世界における特殊器種・異形土器の社会的意義と象徴操作
國學院大學: 特別推進研究
研究期間: 2012年6月 - 2013年3月    代表者: 中村耕作
土器の象徴性・社会性に関する比較考古学研究―壷・高杯の出現をめぐって―
國學院大學: 特別推進研究
研究期間: 2011年6月 - 2012年3月    代表者: 中村耕作
縄文時代特殊器種の用途推定のための考古学的観察・理化学分析
高梨学術奨励基金: 高梨学術奨励基金研究助成
研究期間: 2011年5月 - 2012年3月    代表者: 中村耕作
出土状況分析と同位体比・元素分析による縄文時代釣手土器・香炉形土器・異形台付土器の用途推定
高梨学術奨励基金: 高梨学術奨励基金研究助成
研究期間: 2010年5月 - 2011年3月    代表者: 中村耕作
大木式土器様式における器種の派生と儀礼・社会-土器を利用する儀礼行為-
一戸町教育委員会: 御所野縄文博物館嘱託研究員
研究期間: 2010年       代表者: 中村耕作
縄文時代における住居廃絶儀礼に関わる土器の様相
高梨学術奨励基金: 高梨学術奨励基金研究助成
研究期間: 2009年 - 2010年    代表者: 中村耕作
釣手土器の展開にみる特殊器種の社会的役割
加藤建設株式会社: 加藤建設株式会社学術奨励助成金
研究期間: 2008年 - 2009年    代表者: 中村耕作
大場磐雄「神道考古学」の形成過程に関する研究
國學院大學院友神職会: 奨学資金
研究期間: 2007年       代表者: 中村耕作

その他

 
2014年7月   「考古学者の書棚 「墓標の民族学・考古学」」
『アルカ通信』No.130 p.4(『月刊文化財発掘出土情報』2014年7月号にも収録)
2014年6月   「資料紹介 立木貝塚採集の土偶」
國學院大學で新たに収蔵した56点の土偶(縄文時代後期)を紹介
http://www.kokugakuin.ac.jp/content/000054689.pdf
2013年11月   「角田文衞古代学奨励賞第3回受賞者インタビュー」
『土車』第126号(古代学協会)
http://kodaigaku.org/document/tuchiguruma_126.pdf
2012年6月   「縄文ランドスケープ第2回 八幡台遺跡」
『ジョーモネスクジャパン』vol.4(NPO法人ジョーモネスクジャパン会報)
http://jomonesque-japan.net/landscape/landscape002.html
2012年5月   「論文展望 土器カテゴリの継承・変容-釣手土器の成立と展開における地域差-」
『季刊考古学』第119号