積山薫

J-GLOBALへ         更新日: 17/07/18 22:02
 
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研究者氏名
積山薫
URL
http://www.let.kumamoto-u.ac.jp/ihs/hum/psychology/sekiyama/
所属
京都大学
職名
教授
学位
博士(文学)

プロフィール

心理学と認知神経科学(MRIなど)の手法を用いて研究しています。私の研究の一貫した興味は、人間の認知システムの可塑性の問題です。この問いに比較的直接的に答える研究の1つとして、逆さメガネの長期着用実験をかなりおこないました。より長い年月の経験の効果をみるために、マガーク効果(矛盾した口の動きの見えが音声の聞こえを変える現象)への母語の影響について研究してきました。最近では、高齢者の脳のアンチエイジングとライフスタイル要因について研究しています。世界で最も早く超高齢社会に突入した日本や、やがて超高齢社会を迎える世界の大半の国の高齢者を元気にするために、科学的エビデンスを積み上げます。

研究分野

 
 

経歴

 
2017年5月
 - 
現在
京都大学 大学院総合生存学館 教授
 
2006年10月
 - 
2017年4月
熊本大学 文学部 教授
 
2000年4月
 - 
2006年9月
公立はこだて未来大学 システム情報科学部 教授
 
1989年5月
 - 
2000年3月
金沢大学 文学部 助手
 

受賞

 
2013年
日本認知心理学会 第9回独創賞
 
2004年
Neuroscience Research Excellent paper award in the year of 2003
 
1993年
Human Frontier Science Program Long-term Fellowship
 
1988年
日本心理学会 ヤングサイコロジスト
 

書籍等出版物

 
子安 増生, 仲 真紀子
新曜社   2014年   ISBN:9784788513754
岩宮 眞一郎, 北川 智利, 積山 薫, 金 基弘, 高木 創, 笠松 広司
コロナ社   2014年   ISBN:9784339013313
佐伯 胖, 佐々木 正人
東京大学出版会   2013年   ISBN:9784130065108
川崎 惠里子
ナカニシヤ出版   2012年   ISBN:9784779506222
乾 敏郎, 吉川 左紀子, 川口 潤
ミネルヴァ書房   2010年   ISBN:9784623055340
牧野 達郎
ブレーン出版   1998年   ISBN:4892425923
長縄 久生, 椎名 乾平, 川崎 惠里子
ナカニシヤ出版   1997年   ISBN:4888483191
積山 薫
ナカニシヤ出版   1997年5月   ISBN:4888483612
乾 敏郎
東京大学出版会   1995年   ISBN:9784130151016
積山 薫
ユニオンプレス ; 1987.4   1987年4月   ISBN:4946428100
太城 敬良, 大倉 正暉, 吉村 浩一, 雨宮 俊彦, 積山 薫, 江草 浩幸, 筑田 昌一, 野津 直樹 (担当:共著)
ユニオンプレス   1984年3月   ISBN:4946428089

論文

 
Teramoto W, Honda K, Furuta K, Sekiyama K
Experimental brain research   235(8) 2391-2405   2017年8月   [査読有り]
Hisanaga S, Sekiyama K, Igasaki T, Murayama N
Scientific reports   6 35265   2016年10月   [査読有り]
Shinozaki, J., Hiroe, N., Sato, M-A., Nagamine, T., & Sekiyama, K.
Scientific Reports   6 1-13   2016年   [査読有り]
The neural mechanism of biomechanical constraints in the hand laterality judgment task: A near-infrared spectroscopy study
Meng, S. Oi, M. Sekiyama, K. Saito, H
Neuroscience Letters   627 211-215   2016年   [査読有り]
Teramoto, W., Nakazaki, Takuyuki., Sekiyama, K., and Mori, S
Frontiers in Psychology   7 1-8   2016年   [査読有り]
Kawagoe, T., Suzuki, M., Nishiguchi, S., Abe, N., Otsuka, Y., Nakai, R., Yamada, M., Yoshikawa, S., & Sekiyama, K
Frontiers in Aging Neuroscience   7 1-9   2015年   [査読有り]
A 12-Week Physical and Cognitive Exercise Program Can Improve Cognitive Function and Neural Efficiency in Community-Dwelling Older Adults: A Randomized Controlled Trial
Nishiguchi, S., Yamada, M., Tanigawa, T., Sekiyama, K., Kawagoe, T., Suzuki, M., Yoshikawa, S., Abe N., Otsuka, Y., Nakai, R., Aoyama, T., & Tsuboyama, T
Journal of the American Geriatrics Society   63 1355-1363   2015年   [査読有り]
Sadakata, M., Shingai, M., Brandmeyer, A., Sulpizio, S., & Sekiyama, K
Frontiers in Psychology   5 1-8   2014年   [査読有り]
Sekiyama, K., Kinoshita, T., & Sohi, T
Royal Society Open Science   1 1-14   2014年   [査読有り]
Soshi, T., Hisanaga, S., Kodama, N., Kanekama, Y., Samejima, Y., Yumoto, E., & Sekiyama, K
Hearing Research   316 110-121   2014年   [査読有り]

競争的資金等の研究課題

 
ライフスタイルと脳の働き -超高齢社会を生き抜くための心理科学-
日本学術振興会: 科学研究費補助金(基盤研究(S))
研究期間: 2016年6月 - 2021年3月    代表者: 積山薫
「っ」は無音じゃないの?―書記システムと音声知覚をめぐる発達・言語間比較研究
日本学術振興会: 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)
研究期間: 2014年4月 - 2017年3月    代表者: 積山薫
身体に根ざした認知の生涯発達と神経可塑性
日本学術振興会: 科学研究費補助金(基盤研究(A))
研究期間: 2013年4月 - 2016年5月    代表者: 積山薫
日本学術振興会: 科学研究費補助金(基盤研究(A))
研究期間: 2009年4月 - 2013年3月    代表者: 積山薫
日本学術振興会: 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究, 挑戦的萌芽研究)
研究期間: 2009年 - 2010年    代表者: 積山薫
日本学術振興会: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2006年 - 2007年    代表者: 積山薫
本研究は,顔と声による音声知覚において,視覚情報(顔)と聴覚情報(声)の重みづけが年齢とともにどのように変化するのかを検討することを目的とした.話し言葉によるコミュニケーションにおいて,話し手の顔が見えている場合,健聴者にあっても,聴覚情報だけでなく唇の動きなどの視覚情報(読唇情報)も処理され,マルチ・モーダルな過程が生じることが知られている.この異種感覚情報の統合過程では,単一感覚情報の処理能力の発達的変化に応じて,視覚・聴覚それぞれの感覚情報の重みづけが変化するのではないかとの仮定のも...
日本学術振興会: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 1998年 - 1999年    代表者: 積山薫
異種感覚の情報の統合過程については,生得的か学習されるものかという個体発生の問題が,古くから研修者の興味を集めてきた。本研究では,マガーク効果を含めた視聴覚音声知覚における統合過程の年齢的変化を調べることにより,この問題を考える手がかりを得ることをにした。
被験者は,3歳・7歳・11歳・20歳の4群で,各群10人ずつとした。刺激材料は,日本人話者1人が発話した/ba/と/da/で,視聴覚刺激は,もともとの声と映像の一致した組み合わせの他に,/ba/と/da/の間で映像と音声を入れ替えたもの...
日本学術振興会: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 1996年 - 1997年    代表者: 積山薫
発話中の口の形の映像と、それとは矛盾する音声を組み合わせて作られたビデオを見ると、音声の聞こえが口の形に影響されるという現象がおこる。この現象がマガ-ク効果と呼ばれ、人間が聴覚と視覚情報をいかに統合して音声を知覚するかを調べるパラダイムとして用いられている。先行研究では、日本人ではアメリカ人ほど強い視覚の効果はみられないが、いずれの被験者群でも、母国語の刺激より外国語の刺激に対してマガ-ク効果が強く生じると報告されている。本研究では、このような被験者の言語的要因が視聴覚統合様式に及ぼす影響...