國廣昇

J-GLOBALへ         更新日: 14/11/01 15:25
 
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研究者氏名
國廣昇
URL
http://www.it.k.u-tokyo.ac.jp/~kunihiro/index-j.html
所属
東京大学
部署
新領域創成科学研究科
職名
准教授

プロフィール

暗号理論に関する研究を行っています.公開鍵暗号に対する安全性解析,安全な暗号プロトコルの提案などが,主な研究テーマです.

研究キーワード

 
 

経歴

 
2008年3月
 - 
現在
東京大学 新領域創成科学研究科 准教授
 
2006年4月
 - 
2008年2月
電気通信大学 電気通信学部 助教授・准教授
 
2002年7月
 - 
2006年3月
電気通信大学 電気通信学部 講師
 
1996年4月
 - 
2002年6月
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
 

論文

 
Noboru Kunihiro and Kaoru Kurosawa
Proc. of PKC2007   4450 412-425   2007年4月   [査読有り]
Noboru Kunihiro
Proc. of Africacrypt2008   5023 156-173   2008年6月   [査読有り]
Equivalence of Counting the Number of Points on Elliptic Curve over the ring Tex and Factoring Tex
Kunihiro, N. and Koyama K.
Proc. of EUROCRYPT'98   LNCS 1403 47-58   1998年5月   [査読有り]
KUNIHIRONoboru
IEICE transactions on fundamentals of electronics, communications and computer sciences   E88-A(1) 105-111   2005年10月   [査読有り]
We evaluate the exact number of gates for circuits of Shor's factoring algorithm. We estimate the running time for factoring a large composite such as 576 and 1024 bit numbers by appropriately setting gate operation time. For example, we show that...
KUNIHIRO Noboru, YAMAMOTO Hirosuke
IEICE transactions on fundamentals of electronics, communications and computer sciences   83(1) 60-67   2000年12月   [査読有り]
Power exponentiation is an important operation in modern cryptography.This operation can be efficiently calculated using the concept of the addition chain.In this paper, two new systematic methods, a Run-length method and a Hybrid method, are prop...

Misc

 
國廣昇, 太田和夫
応用数理   18(1) 23-29   2008年   [依頼有り]
この論文では,RSA暗号の格子理論に基づくいくつかの攻撃を紹介する.まず,攻撃の根拠となる数学的な定理を紹介する.ついで,いくつかの条件が緩和されたRSA暗号を導入し,どのような条件のもとで解読されるのかを示す.いずれの場合も,暗号の解読を1変数の法付きの方程式に帰着させ,この方程式を解くことにより,暗号の解読を行う.また,紹介した定理を機械的に利用することにより,解読されるための条件を容易に求めることが可能である.
國廣昇, 太田和夫
応用数理   18(3) 218-225   2008年   [依頼有り]
2008年3月号に引き続いて,RSA暗号の格子理論に基づくいくつかの攻撃を紹介する.前回は,暗号の解読を1変数の法付きの方程式に帰着させ,この方程式を解くことによる攻撃のみを紹介した.本稿では,2変数以上の方程式に帰着される場合について紹介する.
國廣昇
電子情報通信学会誌   91(6) 474-477   2008年   [依頼有り]
RSA暗号は,大きな合成数の素因数分解の困難さに安全欧の根拠を置いている.しかしながら,素因数分解とRSA暗号の解読の難しさの関係に関しては,いまだ完全には解決されていない.近年,部分的な解決として,秘密鍵を求めることと素因数分解を行うことの厳密な意味での等価性が証明された.具体的には,RSA暗号における秘密鍵dを求めることができれば,法Nの素因数分解が決定性多項式時間で可能であることが示された.従来は,確率的,もしくは数学的に未解決な問題の正しさを仮定した上での決定性アルゴリズムしか知ら...
國廣昇, 太田和夫
電子情報通信学会誌   91(9) 822-825   2008年   [依頼有り]
太田和夫, 國廣昇
応用数理   18(2) 145-152   2008年   [依頼有り]
暗号方式の安全性は,方式が設定するゴールGOALと攻撃者に許されたシナリオATKの組み合わせごとに定義される.暗号学において,GOALとATKの間に両立不可能性がメタ帰着を介して存在することを指摘する.次に,メタ帰着を用いた対角線論法によって,方式におけるGOAL-ATK-安全の証明不可能性を示す.縦の自然なメタ帰着を用いて対角線論法を適用して,すべての方式において証明不可能性が成り立つGOAL-ATKの範囲を示す.さらに,横の自然なメタ帰着を考えることで,個別方式に対して有効な「GOAL...

書籍等出版物

 
太田 和夫, 國廣 昇
岩波書店   2005年5月   ISBN:4000074423
フレッド パイパー, ショーン マーフィ,翻訳:太田和夫,國廣昇
岩波書店   2004年3月   ISBN:4000268716

受賞

 
2010年5月
電子情報通信学会 平成21年度電子情報通信学会論文賞
受賞者: 佐々木悠,王磊,太田和夫,國廣昇
 
1997年1月
SCIS論文賞
 

講演・口頭発表等

 
RSA暗号に対する格子攻撃 [招待有り]
國廣昇
第8回代数学と計算研究集会   2009年12月   
ナップザック暗号に対する格子攻撃の再考 [招待有り]
國廣昇
計算世界観ワークショップ「暗号理論   2007年12月   
素因数分解とRSA暗号における復号鍵計算の等価性 [招待有り]
國廣昇
第2回 公開鍵暗号の安全な構成とその応用ワークショップ   2007年6月   
量子計算機による素因数分解の実現可能性, by 國廣昇, [招待有り]
國廣昇
電子情報通信学会2006年ソサイエティ大会   2006年9月   
非線形ランプ型秘密分散法 [招待有り]
米山一樹,○國廣 昇,太田和夫,
電子情報通信学会2006年総合大会   2006年3月   

競争的資金等の研究課題

 
文部科学省: 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)
研究期間: 2014年 - 2016年    代表者: 國廣 昇
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2013年 - 2015年    代表者: 國廣 昇
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2010年 - 2012年    代表者: 國廣 昇
平成23年度は,種々の暗号に対する安全性評価を継続的に行った.RSA暗号において,秘密鍵dが小さく設定されている時には,効率的に攻撃が行われることが知られている.いくつかの攻撃がこれまでに単発的に行われているが,本研究では,これらの攻撃を部分クラスとして含むフレームワークの導入を行った.ついで,このフレームワークにおいて,最適なパラメタの設定を解析的に求めることに成功した.この算出において,2変数の高次方程式を解く必要があるが,この求解は一般に困難である.解の導出時において,グレブナ基底を...
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2006年 - 2008年    代表者: 國廣 昇
本研究課題では,双線形写像を用いた暗号プロトコルの提案を行った.具体的には,Secret Handshakeプロトコルの拡張を行い,Monotone Conditionという条件を持つ複数グループの認証の場合に,効率的に動作する方式を提案した.また,妥当な仮定の下で,安全であることの証明を行った.ついで,墨塗り署名方式の拡張を行い,墨塗りだけでなく,文書の削除を含む,より詳細な部分文書の制御が可能である方式を提案した.