倉田容子 (Kurata Yoko) - マイポータル

基本情報

所属: 駒澤大学文学部国文学科教授

学位: 博士（人文科学）(お茶の水女子大学)

連絡先: kuratakomazawa-u.ac.jp
J-GLOBAL ID: 201301002930981528
researchmap会員ID: B000228412

研究キーワード

日本近代文学

研究分野

経歴

委員歴

2022年8月 - 現在

昭和文学会, 編集委員
2021年7月 - 現在

全国大学国語国文学会, 代表委員（事務局）
2019年7月 - 2021年6月

全国大学国語国文学会, 編集委員
2015年12月 - 2019年11月

日本文学協会, 委員
2017年4月 - 2019年3月

日本近代文学会, 編集委員
2013年6月 - 2016年5月

昭和文学会, 会務委員
2011年4月 - 2013年3月

日本近代文学会, 運営委員

論文

親密性の条件 : 松浦理英子「裏ヴァージョン」試論—近代小特集恋愛を問い直す

倉田容子

文学・語学 / 全国大学国語国文学会編 (239) 116-125 2023年12月招待有り
境界をめぐる物語 : 平林たい子「夜風」論—勝原晴希先生退任記念号

倉田容子

駒澤國文 / 駒澤大学文学部国文学研究室編 (59) 123-143 2022年2月
加齢の不安とそれへの処方箋 : 意識のリボン (特集綿矢りさ : 『インストール』『蹴りたい背中』から『勝手にふるえてろ』『かわいそうだね?』、そして『生のみ生のままで』『オーラの発表会』へ…綿矢りさの20年)

倉田容子

ユリイカ 53(13) 207-213 2021年11月招待有り
李琴峰の小説における饒舌と沈黙 : 『独り舞』を中心として (特集饒舌体再考 : 口語体文学の可能性)

倉田容子

昭和文学研究 83 91-105 2021年9月招待有り
「理知」と「意志」のフェミニズム : 平林たい子の初期テクストにおける公/私の脱領域化 (特集フェミニズム/ジェンダー : フェミニズム再燃のなかで、「家父長制」の視点から文学を再考する)

倉田容子

日本文学 69(11) 2-11 2020年11月招待有り
福田英子の「戦ひ」 : 〈私〉から〈公〉へ

倉田容子, クラタヨウコ

駒澤國文 (57) 95-119 2020年2月
「鬼啾啾」における「主義」と「私事」

倉田容子

駒澤國文 (56) 29-56 2019年2月
断片化に抗う:『ナチュラル・ウーマン』受容史とクィア・リーディングの行方

倉田容子

昭和文学研究 77(77) 57-70 2018年9月査読有り
土佐を歩く夢柳 : 初期テクストと土佐自由民権運動の距離

倉田容子, クラタヨウコ

駒澤國文 55 31-56 2018年2月
宮崎夢柳『芒の一と叢』における女性表象

倉田容子

文学・語学 (220) 1-13 2017年9月査読有り
友でもなく、敵でもない者 : 三枝和子の諸テクストにおける「政治的なもの」と女の身体 (特集ジェンダーと言語文化 : 恐怖・嫌悪・欲望とジェンダー)

倉田容子

奈良女子大学文学部研究教育年報 (13) 27-33 2016年12月
三枝和子における不「自由」の水脈 : 『八月の修羅』から『隅田川原』へ

倉田容子, クラタヨウコ

駒澤國文 53(53) 151-177 2016年2月
芥川龍之介における死の表象 : 「葬儀記」と「妖婆」の連関性を視座として

倉田容子, クラタヨウコ

駒澤國文 52(52) 73-94 2015年2月
三枝和子と一九八〇年代フェミニズム : 『鬼どもの夜は深い』を中心として

倉田容子

日本近代文学 91(91) 127-142 2014年11月査読有り
横溝正史「悪霊島」におけるメタフィクションの構造

倉田容子

杉野服飾大学・杉野服飾大学短期大学部紀要 12 11-1 2014年3月
「母系一族」の〈秘密〉 : 中上健次「補陀落」論 (特集変容する欲望 : 高度経済成長期を読む)

倉田容子

敍説. 3 : 文学批評 (9) 40-50 2013年3月
喪のために : 円地文子「冬の旅--死者との対話」試論

倉田容子

国文目白 52 206-214 2013年2月28日
横溝正史『悪魔の手毬唄』における農村表象の批評性

倉田容子

日本文学 61(12) 34-44 2012年12月査読有り
円地文子における色彩表現-女・身体・レトリック

倉田容子

杉野服飾大学・杉野服飾大学短期大学部紀要 10 1-9 2012年2月
鏡像としての村落--横溝正史『八つ墓村』

倉田容子

昭和文学研究 63 13-25 2011年9月査読有り

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書籍等出版物

ジェンダー×小説ガイドブック : 日本近現代文学の読み方

飯田, 祐子, 小平, 麻衣子 (担当:分担執筆, 範囲:「02 ジェンダーカテゴリー性差と言語表現をめぐる諸問題」pp.22-33)

ひつじ書房 2023年5月 (ISBN: 9784823411922)
テロルの女たち : 日本近代文学における政治とジェンダー

倉田, 容子

花鳥社 2023年2月 (ISBN: 9784909832689)
フォビアがいっぱい : 多文化共生社会を生きるために

高山, 陽子, 大塚, 直樹 (人文地理学), 小竹, 直子, 呉, 永鎬, 金, 賢貞, 澤井, 充生, 今野, 裕子, 浅野, 麗, 黒岩, 裕市, 竹田, 志保, 倉田, 容子, 井原, あや, 小張, 順弘, 二文字屋, 脩, 横田, 浩一 (文化人類学), 小磯, 千尋, 戴, 寧, Lee Perez, Fabio (担当:分担執筆, 範囲:「第12章ガラスの天井――『わたし、定時で帰ります。』に見る女性労働の現在」pp.112-121)

春風社 2022年9月 (ISBN: 9784861108310)
「怪異」とナショナリズム

怪異怪談研究会, 茂木, 謙之介, 小松, 史生子, 副田, 賢二, 松下, 浩幸 (担当:分担執筆, 範囲:「第６章テロルの女たちはなぜ描かれたのか――宮崎夢柳「鬼啾啾」の虚無党表象をめぐる一考察」pp.147-167)

青弓社 2021年11月 (ISBN: 9784787292629)
「戦後文学」の現在形

紅野, 謙介, 内藤, 千珠子, 成田, 龍一 (担当:分担執筆, 範囲:「円地文子『朱を奪うもの』」pp.78-83)

平凡社 2020年10月 (ISBN: 9784582838503)
女学生とジェンダー : 女性教養誌『むらさき』を鏡として

今井久代, 中野貴文, 和田博文編著 (担当:分担執筆, 範囲:「恋愛の夢、結婚の夢――教養主義とロマンチック・ラブ・イデオロギーの狭間で」pp.194-206)

笠間書院 2019年 (ISBN: 9784305708762)
文学研究から現代日本の批評を考える—批評・小説・ポップカルチャーをめぐって

西田谷洋編著, 西田谷洋 (担当:分担執筆, 範囲:「男装少女のポリティクス――一九七〇年代から八〇年代にかけての〈少女を愛する少女〉表象の転換」pp.196-215)

ひつじ書房 2017年6月 (ISBN: 4894767708)
怪異とは誰か (怪異の時空)

一柳廣孝監修, 茂木謙之介編著, 一柳廣孝 (担当:分担執筆, 範囲:「第11章女が語る〈産〉と怪異――三枝和子『曼珠沙華燃ゆ』における亡霊たちのフォークロア」pp.232-248)

青弓社 2016年12月 (ISBN: 4787292412)
林真理子 (現代女性作家読本)

現代女性作家読本刊行会 (担当:分担執筆, 範囲:「『星に願いを』――〈誰にも、私の心をメチャクチャにする権利なんかないのに〉」pp.8-11)

鼎書房 2015年9月 (ISBN: 4907282249)
山本文緒 (現代女性作家読本)

現代女性作家読本刊行会 (担当:分担執筆, 範囲:「『アカペラ』――関係性の病い」pp.74-77)

鼎書房 2015年1月 (ISBN: 4907282192)
坂東眞砂子 (現代女性作家読本)

現代女性作家読本刊行会 (担当:分担執筆, 範囲:「『天唄歌い』――〈生霊〉の島の、〈真の〉女たち」pp.104-107)

鼎書房 2014年6月 (ISBN: 4907282168)
桐野夏生 (現代女性作家読本)

現代女性作家読本刊行会 (担当:分担執筆, 範囲:「桐野夏生が野原野枝実だった頃――〈ロックする心〉の美学」pp.8-11)

鼎書房 2013年11月 (ISBN: 4907282087)
宮部みゆき (現代女性作家読本)

現代女性作家読本刊行会 (担当:分担執筆, 範囲:「『パーフェクト・ブルー』――〈俺〉が《聴く》物語」pp.8-11)

鼎書房 2013年4月 (ISBN: 490728201X)
角田光代 (現代女性作家読本)

現代女性作家読本刊行会 (担当:分担執筆, 範囲:「『東京ゲストハウス』――疎外論、あるいは旅を語ることの困難をめぐる物語」pp.48-51)

鼎書房 2012年9月 (ISBN: 4907846959)
〈少女マンガ〉ワンダーランド

菅聡子, 武内佳代, ドラージ土屋浩美 (担当:分担執筆)

明治書院 2012年5月 (ISBN: 4625686121)
恩田陸 (現代女性作家読本)

現代女性作家読本刊行会 (担当:分担執筆, 範囲:「『訪問者』――恩田陸の嗜み方」pp.150-153)

鼎書房 2012年2月 (ISBN: 4907846916)
長野まゆみ (現代女性作家読本)

現代女性作家読本刊行会 (担当:分担執筆, 範囲:「《モード》としてのテクスト――『月の輪船』」pp.14-17)

鼎書房 2010年10月 (ISBN: 4907846746)
江國香織 (現代女性作家読本)

現代女性作家読本刊行会 (担当:分担執筆, 範囲:「『温かなお皿』――《癒し系》フェミニズムとしての江國テクスト」pp.20-23)

鼎書房 2010年9月 (ISBN: 4907846711)
語る老女語られる老女―日本近現代文学にみる女の老い

倉田容子

學藝書林 2010年2月 (ISBN: 4875170831)
明治大正昭和に生きた女性作家たち―木村曙樋口一葉金子みすゞ尾崎翠野溝七生子円地文子 (お茶の水ブックレット8)

菅聡子, 藤本恵, 武内佳代, 川原塚瑞穂, 倉田容子, OAA編集会 (担当:共著)

お茶の水学術事業会 2008年11月8日 (ISBN: 4902197081)

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講演・口頭発表等

鬩ぎ合う〈公〉と〈私〉

GRLブックセミナー『プロレタリア文学とジェンダー――階級・ナラティブ・インターセクショナリティ』書評イベント 2023年11月3日招待有り
政治・怪談・女――『鬼啾啾』の虚無党表象を中心として

倉田容子

日本近代文学会六月例会・特集「亡霊の近代文学」 2019年6月22日
〈差異の政治〉批判の再検討――松浦理英子『ナチュラル・ウーマン』の受容史を中心として

倉田容子

日本近代文学会春季大会・パネル「〈差異の政治〉と一九九〇年代」 2017年5月27日
「例外状態」における女の身体――三枝和子の諸テクストにおける生殖と性暴力

倉田容子

日本フランス語フランス文学会2016年度春季大会・ワークショップ「恐怖・嫌悪・欲望とジェンダー」 2016年5月29日
女性文学と「自由」――フェミニズム批評の現在

倉田容子

第59回駒澤大学国文学大会 2015年12月12日
七〇年代～八〇年代の〈少女を愛する少女たち〉――ジェンダー移行モデルから同一化モデルへ

倉田容子

日本近代文学会春季大会・パネル「少女たちの〈いま〉を問う――一九八〇年代の少女小説とジェンダー」 2015年5月31日
〈閉ざされた人間〉たちの世界―芥川龍之介における老いと死

倉田容子

奈良女子大学文学部言語文化学科・ジェンダー言語文化学プロジェクト・第７回シンポジウム「恐怖・嫌悪・欲望とジェンダー」 2014年12月19日
Feminism and Women's Life Course in Contemporary Japanese Literature

Yoko Kurata

Constructing Health in Japan, University of Utah 2013年4月18日
Enchi Fumiko, Colors and Body Images

Yoko Kurata

Association of Japanese Literary Studies Conference 2011年11月
梨木香歩における老女表象―ジェンダー／エイジング／エスニシティの視座から

倉田容子

日本児童文学会2008年5月例会 2008年5月
『羅生門』にみるジェロントフォビア（gerontophobia）の系譜

倉田容子

お茶の水女子大学大学院・第2回国際日本学コンソーシアム 2007年12月
『菊慈童』におけるイマジナリーな領域―エイジング批評と倫理

倉田容子

お茶の水女子大学21世紀COEプログラム「ジェンダー研究のフロンティア」第3回F-GENSシンポジウム 2006年11月
中上健次『日輪の翼』における「仮母」／非「仮母」としての老婆たち―差異・差別へのまなざしをめぐって

倉田容子

日本近代文学会2005年度6月例会 2005年6月

MISC

File118．「コスパ」に心が冷えたときに読みたい本松浦理英子『ヒカリ文集』

倉田容子

webちくま 2024年1月24日
リレー連載・近代日本を作った100人82 福田英子ーー「妾が天職は戦にあり」

倉田容子

機 (346) 18-19 2021年1月
地域に蓄積された知――高知での調査から思うこと

倉田容子

樋口一葉研究会会報 (53) 3-6 2018年10月
書評小平麻衣子著『夢見る教養―文系女性のための知的生き方史―』

倉田容子

語文 157 66-68 2017年3月
少女小説事典

岩淵宏子, 菅聡子, 久米依子, 長谷川啓編, 長谷川啓, 岩淵宏子, 久米依子, 菅聡子

2015年3月
書評久米依子『「少女小説」の生成――ジェンダー・ポリティクスの世紀』

倉田容子

昭和文学研究 68 131-133 2014年3月
印象記パネル発表「フェミニズム文学批評の可能性と課題を考える試み――江種満子さんに聴く――」

倉田容子

日本近代文学会「会報」 (119) 28-29 2013年9月
書評水田宗子『大庭みな子記憶の文学』

倉田容子

週刊読書人 (7/19) 2013年7月
書評江黒清美『「少女」と「老女」の聖域――尾崎翠・野溝七生子・森茉莉を読む』

倉田容子

週刊読書人 (11/30) 2012年11月
書評松本和也『現代女性作家研究』

倉田容子

ゲストハウス (4) 38-40 2012年4月
書評菅聡子著『女が国家を裏切るとき : 女学生、一葉、吉屋信子』

倉田容子

ジェンダー研究 : お茶の水女子大学ジェンダー研究センター年報 -(15) 139-142 2012年3月
書評増田裕美子・佐伯順子編『二松学舎大学学術叢書日本文学の「女性性」』

倉田容子

日本文学 60(11) 84-85 2011年11月
新刊紹介守如子『女はポルノを読む―女性の性欲とフェミニズム』

倉田容子

ジェンダー史学 (7) 112 2011年10月
書評米村みゆき・佐々木亜紀子編『〈介護小説〉の風景―高齢社会と文学』

倉田容子

日本文学 58(5) 62-63 2009年4月
研究動向円地文子

倉田容子

昭和文学研究 57 65-69 2008年9月
ジェンダーの観点から見たスーパードルフィー

倉田容子

「対話と深化」の次世代女性リーダーの育成 : 「魅力ある大学院教育」イニシアティブ, 平成18年度活動報告書 : 海外研修事業編 203-204 2007年3月
新刊紹介『久坂葉子全集』

倉田容子

国文学解釈と鑑賞 70(2) 191 2005年2月

共同研究・競争的資金等の研究課題

宮崎夢柳作品における女性表象と「自由」の概念との連関性についての研究

日本学術振興会科学研究費助成事業 2017年4月 - 2020年3月

倉田容子
日本近現代文学における〈老い〉とそのジェンダーの非対称性について

日本学術振興会科学研究費助成事業特別研究員奨励費特別研究員奨励費 2006年 - 2007年

倉田容子