平松 正顕

1980年、岡山県生まれ。博士（理学）。2008年、東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程修了。台湾中央研究院天文及天文物理研究所 博士研究員/ALMA地域センターアストロノマーを経て、2011年3月より国立天文台ALMA推進室（2012年4月より、チリ観測所）助教、2021年６月より国立天文台天文情報センター講師。総合研究大学院大学物理科学研究科天文科学専攻 助教を併任。2019年3月より、国立天文台台長特別補佐。

研究分野は電波天文学、星形成。野辺山45m電波望遠鏡、10mASTE望遠鏡（チリ）、サブミリ波干渉計SMA（ハワイ）などを用いて、太陽程度の質量の恒星が誕生する現場を観測していた。研究テーマは、生まれ来る恒星の質量が決まるメカニズムと、低質量原始星がまさに生まれる瞬間を捉えること。

2011年からはアルマ望遠鏡の教育・広報主任として、講演活動や各種取材対応、文章執筆などを精力的に行った。2021年6月からは天文情報センター周波数資源保護室講師として、良好な電波天文観測環境及び可視光赤外線天文学観測環境の維持のための様々な取り組みを始めた。