三浦 正巳
Masami Miura
更新日: 01/31
基本情報
- 学位
-
医学博士(山形大学)
- J-GLOBAL ID
- 200901059500865213
- researchmap会員ID
- 0000201639
- 外部リンク
「皮質-大脳基底核-視床連関」の回路動態についての生理学的な研究と病態生理の研究を行っています。
私たちは大脳皮質から大脳基底核への投射を受けとる線条体について調べています。これまでアセチルコリン作動性インターニューロンがドーパミンとともに大脳基底核の関わる記憶・学習に重要な働きをすることを報告して来ました。パーキンソン病のようなドーパミンが喪失した病態では、記憶・学習の能力が失われてしまいます。逆にドーパミンが多すぎると、統合失調症や強迫性障害、薬物依存に似た病態を生じます。「皮質-大脳基底核-視床連関」の生理学的性質を明らかにすることは神経精神疾患の病態を明らかにすることにつながっています。
そのうえでさまざまな病態モデル動物の病態生理の研究を行ってきました。パーキンソン病や歯状核赤核-淡蒼球ルイ体萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、心的ストレス障害(PTSD)、躁うつ病の病態モデルマウスを解析しています。このような病態モデルマウスの解析を通じて病気の発症のメカニズムの解明や治療法の開発に貢献したいと思っています。
私たちは大脳皮質から大脳基底核への投射を受けとる線条体について調べています。これまでアセチルコリン作動性インターニューロンがドーパミンとともに大脳基底核の関わる記憶・学習に重要な働きをすることを報告して来ました。パーキンソン病のようなドーパミンが喪失した病態では、記憶・学習の能力が失われてしまいます。逆にドーパミンが多すぎると、統合失調症や強迫性障害、薬物依存に似た病態を生じます。「皮質-大脳基底核-視床連関」の生理学的性質を明らかにすることは神経精神疾患の病態を明らかにすることにつながっています。
そのうえでさまざまな病態モデル動物の病態生理の研究を行ってきました。パーキンソン病や歯状核赤核-淡蒼球ルイ体萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、心的ストレス障害(PTSD)、躁うつ病の病態モデルマウスを解析しています。このような病態モデルマウスの解析を通じて病気の発症のメカニズムの解明や治療法の開発に貢献したいと思っています。
研究キーワード
19経歴
1-
1997年
論文
32-
Scientific reports 13(1) 4323-4323 2023年3月15日
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EUROPEAN JOURNAL OF NEUROSCIENCE 50(9) 3520-3530 2019年11月
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Neuroscience Research 132 8-16 2018年7月 査読有り
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NEUROBIOLOGY OF AGING 60 11-19 2017年12月 査読有り
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NEUROPHARMACOLOGY 105 318-328 2016年6月 査読有り
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Neuron 89(3) 550-565 2016年2月3日 査読有り
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NEURON 89(3) 550-565 2016年2月3日 査読有り
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Neuron 89(3) 550-565 2016年2月 査読有り
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Nature Communications 5 2014年11月 査読有り
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Dementia Japan 28(4) 477-477 2014年10月 査読有り
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EUROPEAN JOURNAL OF NEUROSCIENCE 40(8) 3147-3157 2014年10月 査読有り
-
EUROPEAN JOURNAL OF NEUROSCIENCE 35(9) 1396-1405 2012年5月 査読有り
-
Neuroreport 23(3) 184-188 2012年2月 査読有り
-
EUROPEAN JOURNAL OF NEUROSCIENCE 34(9) 1355-1367 2011年11月 査読有り
-
Neuroscience Research 71 E217-E217 2011年 査読有り
-
LEARNING & MEMORY 17(4) 176-185 2010年4月 査読有り
-
SLEEP AND BIOLOGICAL RHYTHMS 8(2) 114-119 2010年4月 査読有り
-
Neuroscience Research 68 e428 2010年1月 査読有り
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NATURE GENETICS 41(6) 688-695 2009年6月 査読有り
MISC
18-
INTERNATIONAL JOURNAL OF NEUROPSYCHOPHARMACOLOGY 19 307-307 2016年6月
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Dementia Japan 29(3) 425-425 2015年9月
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Clinical Neuroscience 32(9) 968-969 2014年 招待有り
-
Clinical Neuroscience 32(8) 848-849 2014年 招待有り
-
Clinical Neuroscience 32(7) 720-721 2014年 招待有り
-
臨床麻酔 37(増) 349-360 2013年 招待有り
-
JOURNAL OF PHARMACOLOGICAL SCIENCES 118 40P-40P 2012年
-
GERIATRICS & GERONTOLOGY INTERNATIONAL 10 S148-S157 2010年7月
-
JOURNAL OF PHYSIOLOGICAL SCIENCES 60 S45-S45 2010年
-
Brain and nerve 61(4) 373-380 2009年4月
-
NEUROSCIENCE RESEARCH 65 S201-S201 2009年
-
基礎老化研究 32(1) 1-7 2008年1月25日
-
NEUROSCIENCE RESEARCH 61 S203-S203 2008年
-
NEUROSCIENCE RESEARCH 58 S152-S152 2007年
-
NEUROSCIENCE RESEARCH 55 S244-S244 2006年
-
The Journal of neuroscience : the official journal of the Society for Neuroscience 22(19) 8379-8390 2002年10月1日
-
JOURNAL OF NEUROCHEMISTRY 78(4) 807-814 2001年8月
共同研究・競争的資金等の研究課題
8-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2016年4月 - 2019年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2013年4月 - 2016年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2012年4月 - 2015年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2009年 - 2011年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2001年 - 2002年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 特定領域研究(A) 2000年 - 2001年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 特定領域研究(A) 1998年 - 1998年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 萌芽的研究 1997年 - 1998年