近視研究ブログ

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2017/05/25

ARVO 2017 国際学会発表

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自治医科大学附属さいたま医療センター眼科では、
オルソケラトロジーと0.01%アトロピン点眼薬の併用による近視進行抑制治療
の研究をしています。


2017年5月8日(月)にアメリカ合衆国・ボルチモア市で開催された
ARVO (Association for Research in Vision and Ophthalmology
) 2017 annual meeting
において、本研究の中間報告を致しました。眼科分野では世界で一番大きな学会です。

「ARVO 2017 抄録番号:2386 - B0535

世界中の研究者の方々から、貴重なご質問やコメントを頂きました。
今後の研究に役立てたいと思います。
ありがとうございました。



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この近視進行抑制研究にご興味のある方は、下記の研究責任者までご連絡ください。
自治医科大学附属さいたま医療センター眼科

講師 木下 望

E-mail nozomik@omiya.jichi.ac.jp


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2017/01/08

「近視ブーム」若者に猛威

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自治医科大学附属さいたま医療センター眼科では、
オルソケラトロジーと0.01%アトロピン点眼薬の併用による近視進行抑制治療
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2017年1月6日(金)の毎日新聞朝刊で本研究をご紹介頂きました。
「近視ブーム」若者に猛威

さらに、同日のNHK『あさイチ』で池上彰氏が、注目の記事として取り上げて下さいました。
あさイチ「プレミアムトーク 池上彰」 (14:43~15:12)


写真:2017年1月6日毎日新聞朝刊より引用

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2015/03/16

強度近視眼の眼底写真

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自治医科大学附属さいたま医療センター眼科では、
オルソケラトロジーと0.01%アトロピン点眼薬の併用による近視進行抑制治療
の研究をしています。

強度近視眼の眼底写真をお示しいたします。
 

左の写真が正視眼
右の写真が強度近視眼の眼底写真です(ともに左目)。

強度近視になると、眼軸長が伸展しますが、それに伴い網膜が引き伸ばされ、うすくなってしまいます。
右の強度近視眼の眼底写真では、ところどころ白くなっているのがわかると思いますが、その場所は網膜がうすくなりすぎて、後ろにある白い強膜(眼球の外壁)が透けて見えているのです。
強度近視は、眼軸長の過伸展により網膜がうすく引き伸ばされ萎縮することにより、黄斑変性症、緑内障、網膜剥離の発症リスクが高まり、失明の原因になります。
近視の発症年齢が低いほど、成長に伴い眼軸長が過伸展し強度近視になりやすくなります。
そのため、低年齢で近視が発症した場合は、できるだけ早く治療を開始する必要性があります。
 
この近視進行抑制研究の参加者を一般募集しております。
*参加者の募集は定員に達したため、平成281231日をもって終了致しました。

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2014/12/16

近視進行抑制率ランキング

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自治医科大学附属さいたま医療センター眼科では、
オルソケラトロジーと0.01%アトロピン点眼薬の併用による近視進行抑制治療
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単独治療法における近視進行抑制率ランキングについてご説明いたします。
第1位 1%アトロピン点眼薬 抑制率77%
Chua WH et al. Ophthalmology. 2006

単独では最強の近視進行抑制効果を有する。作用機序は眼軸長伸展に関与するムスカリン受容体のブロック検査用として市販されているが、散瞳による羞明、調節麻痺による近見障害のため、日常的な使用はほぼ不可能
第2位? 0.01%アトロピン点眼薬 抑制率59%?
Chia A et al. Ophthalmology. 2012

市販されている1%アトロピン点眼薬を100倍に希釈したもので、羞明、近見障害を認めず、日常的な使用が可能でかつ近視進行抑制効果を有すると報告されている。ただし、この報告は無治療群を設定しておらず、以前の他の論文の無治療群と近視の進行程度を比較しているため、明確に何%抑制するのかは今後さらなる検討が必要である。
第3位 オルソケラトロジー 抑制率36%
Kakita T et al. Invest Ophthalmol Vis Sci. 2011
現在のところ、単独では実用可能で最も確実な近視進行抑制法。作用機序は軸外収差(網膜周辺部における網膜後方へのピントのずれ)の抑制日中は裸眼で過ごせるため、サッカーや水泳などのスポーツをする子供に特に向いている。やや高価(15~25万円)で、通常のコンタクトレンズ同様、感染症予防のために洗浄・消毒が必要である。
第4位 軸外収差抑制コンタクトレンズ 抑制率34%
Sankaridurg P et.al. 
Invest Ophthalmol Vis Sci. 2011
作用機序はオルソケラトロジーと同様、軸外収差の抑制で、抑制率もオルソケラトロジーに近似している。通常のコンタクトレンズ同様、洗浄・消毒が必要である。まだ市販されておらず、現在のところ入手は困難
第5位 軸外収差抑制メガネ = MyoVision 抑制率30%
Sankaridurg P et.al. Optom Vis Sci. 2010

作用機序はオルソケラトロジー、軸外収差抑制コンタクトレンズと同様、軸外収差の抑制。抑制率が前2者に劣るのは、メガネなので視線の動きによりセンタリングがずれやすいためと考えられている。国内でも多施設臨床試験が行われたが単焦点メガネと比較して有意差がでず、市販に至っていない。
第6位 累進多焦点メガネ = MCレンズ 抑制率15%
Gwiazda J et.al. Invest Ophthalmol Vis Sci. 2003

作用機序は近業時の調節ラグ(網膜中心部における網膜後方へのピントのずれ)の抑制。いわゆる中年以降の老眼に使用する遠近両用メガネで、近業時の調節を軽減することを目的としている。しかしながら子供の場合、遠用部でも近くが見えてしまうので近用部を上手く使用できないことが多く、そのため近視進行抑制効果が弱いと考えられている。市販されており、洗浄・消毒の手間がかからない長所がある。
その他の近視進行抑制法
近年まで我が国では、近業時の毛様体筋の過緊張により近視が進行するとの説に従い、調節麻痺薬である0.4%トロピカミド点眼薬(ミドリンM、サンドールMY)や低矯正メガネが処方されてきたが、両者とも近視進行抑制効果の科学的な根拠を示す研究報告は存在しない

この研究では、作用機序の異なる2つの実用可能かつ有力な近視進行抑制法、すなわち、
オルソケラトロジー0.01%アトロピン点眼薬の併用治療によりオルソケラトロジー単独治療と比較して何%の相加効果があるのかを明確にし、オルソケラトロジーと0.01%アトロピン点眼薬の併用治療が実用可能かつ最強の近視進行抑制法になり得るかについて検討いたします。
  
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*参加者の募集は定員に達したため、平成281231日をもって終了致しました。

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2014/09/16

オルソケラトロジーが近視進行を抑制する理由

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オルソケラトロジーと0.01%アトロピン点眼薬の併用による近視進行抑制治療
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オルソケラトロジーが近視進行を抑制する理由をお示しいたします。



レンズの中心から入った光は一点で焦点を結びますが、周辺部から入った光は前焦点と後焦点に分かれて焦点を結びます。これを軸外収差と呼びます。軸外収差は周辺部にいくほど大きくなります。上図では、前焦点が緑線後焦点が赤線で示されています。

近視無矯正の場合遠方視時に網膜中心部および網膜周辺部の
前焦点・後焦点はともに網膜より前方に結ぶため、ぼやけて見え、生活に支障があれば矯正が必要です。


メガネによる近視矯正の場合
、網膜中心部は前焦点・後焦点ともに網膜上に結びますが、網膜周辺部では後焦点が網膜より後方に結ぶため、近視進行(=眼軸長伸展)を刺激します。

オルソケラトロジーによる近視矯正の場合
、角膜の中心部のみを偏平化させ角膜の周辺部は近視無矯正の状態のままであり、網膜中心部は前焦点・後焦点ともに網膜上に結びますが、網膜周辺部の前焦点・後焦点はともに網膜より前方に結ぶため、近視進行(=眼軸長伸展)を刺激しません。

そのため、メガネによる近視矯正に比べ、近視進行を抑制すると考えられています。

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2014/07/17

近視の進行抑制に併用治療が必要な理由

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オルソケラトロジーと0.01%アトロピン点眼薬の併用による近視進行抑制治療
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近視の進行抑制にどうして併用治療が必要なのかについてご説明いたします。
 脳梗塞や心筋梗塞の発症予防のために高血圧や糖尿病のコントロールが重要であるのと同様に、強度近視および黄斑変性症、緑内障、網膜剥離の発症予防のためには、近視の進行抑制(=眼軸長の伸展抑制)が重要です。
 近視の進行抑制において、最強の単独治療法は1%アトロピン点眼薬で、近視進行抑制効果は2年間で77%と報告されていますChua WH et al. Ophthalmology. 20062番目に強い単独治療法はオルソケラトロジー近視進行抑制効果は2年間で36%と報告されています(Kakita T et al. Invest Ophthalmol Vis Sci. 2011
 しかし、1%アトロピン点眼薬散瞳作用による羞明(まぶしい)、調節麻痺作用による近見障害(近くが見づらい)などの副作用が強く日常点眼は実際には不可能です。したがって、実用可能な最強の単独治療法はオルソケラトロジーということになりますが、近視進行抑制効果は1%アトロピン点眼薬の半分程度にすぎません。
 
1%アトロピン点眼薬の副作用を軽減するために100倍に希釈した0.01%アトロピン点眼薬が、羞明や近見障害がなく実用可能でかつ近視進行抑制効果があることが最近報告されましたChia A et al. Ophthalmology. 2012)。しかしこの報告は無治療群を設定していないため、何%抑制するのかが明確ではなく、効果が1%アトロピン点眼薬に劣ることは確実です。
 副作用を軽減しつつ最大限の効果を得るためには、高血圧や糖尿病の治療と同様に、相加効果を期待して作用機序の異なる治療法を併用することが重要です。近視進行抑制の作用機序として、オルソケラトロジーは軸外収差の抑制、アトロピン点眼薬はムスカリン受容体のブロックが考えられています。作用機序の異なるオルソケラトロジーと0.01%アトロピン点眼薬の併用治療により、1%アトロピン点眼薬と同等もしくはそれ以上の近視進行抑制効果を得ることができれば、強度近視の有病率は減少し、それに続発する緑内障、黄斑変性症、網膜剥離の発症を抑制することができると考えられます。
 そこでこの研究では、オルソケラトロジー単独群オルソケラトロジー+0.01%アトロピン点眼薬併用群の近視の進行程度を直接比較することで併用により何%の相加効果があるのかを明確にし、オルソケラトロジーと0.01%アトロピン点眼薬の併用治療が実用可能かつ最強の近視進行抑制法になり得るかについて検討いたします。
 
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2014/07/15

近視進行抑制治療の共同研究

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この近視研究は、
こんの眼科大宮はまだ眼科および株式会社ユニバーサルビューとの共同研究であり、日本学術振興会(文部科学省)より科学研究費助成を受けています。
また、当センターの倫理審査委員会において、適切な研究であると承認されています。

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