大貫俊夫

J-GLOBALへ         更新日: 17/09/20 11:48
 
アバター
研究者氏名
大貫俊夫
 
オオヌキ トシオ
ハンドル
t_ohnuki
eメール
ohnukiokayama-u.ac.jp
URL
http://www.okayama-u.ac.jp/user/seiyoshi/seiyoshi/index.html
所属
岡山大学
部署
大学院社会文化科学研究科
職名
准教授
学位
修士(文学)(東京大学), Dr. phil.(トリーア大学)
Twitter ID
t_ohnuki

プロフィール

 最重要課題であった学位を2012年12月にドイツ・トリーア大学(Universität Trier)で取得しました。2013年4月より岡山大学で研究・教育に従事しています。
 キリスト教修道制が中世ヨーロッパの国制・法・社会・経済などの諸分野に与えた影響とその史的意義を研究しています。現在は特にシトー会に関心があり、修道院による世俗社会の組織形成・編成の問題を検討しています。また、地理的にドイツ王国とフランス王国の境界地域(=ロタリンギア)に軸足を置くことで、ロマーニアとゲルマーニアの文化的交流・対立・融合の諸相をあわせて追求しています。
 ドイツ中世史、修道院の歴史などに関心があり修士課程、博士課程に進学を考えている方はお気軽にご連絡下さい。

研究分野

 
 

経歴

 
2013年4月
 - 
現在
岡山大学大学院社会文化科学研究科 准教授
 
2017年3月
 - 
2017年9月
ドレスデン工科大学 比較修道会史研究所 客員研究員
 
2011年11月
 - 
2013年3月
東京大学大学院人文社会系研究科次世代人文社会学育成プログラム 客員研究員
 
2010年4月
 - 
2013年3月
日本学術振興会特別研究員(PD) 受入機関:東京大学大学院法学政治学研究科
 
2005年4月
 - 
2006年3月
東京大学人文社会系研究科 ティーチング・アシスタント
 

学歴

 
2006年10月
 - 
2012年12月
トリーア大学 第三専門分野 中世史
 
2003年4月
 - 
2009年3月
東京大学 大学院人文社会系研究科 欧米系文化研究専攻(西洋史学)博士課程
 
2001年4月
 - 
2003年3月
東京大学 大学院人文社会系研究科 欧米系文化研究専攻(西洋史学)修士課程
 
1999年4月
 - 
2001年3月
東京大学 文学部 歴史文化学科(西洋史学)
 
1997年4月
 - 
1999年3月
東京大学 教養学部 文科三類
 

論文

 
大貫俊夫
西洋史研究   (44) 1-23   2015年11月   [査読有り]
大貫 俊夫
法制史研究 : 法制史學會年報   (62) 85-116   2013年3月   [査読有り]
杉崎泰一郎「書評 大貫俊夫「中世盛期におけるシトー会修道院の保護形態」」『法制史研究』64号、2015年、478-480頁
Formen des Schutzes der Zisterzienserklöster in der Erzdiözese Trier vom 12. bis zur Mitte des 14. Jahrhunderts. Vergleichende Untersuchungen zwischen Romania und Germania
Toshio OHNUKI
Dissertation, Universität Trier      2012年12月   [査読有り]
mit summa cum laude bewertet.
大貫俊夫
鈴木秀光・高谷知佳・林真貴子・屋敷二郎編『法の流通』(慈学社)   501-527   2009年12月   [査読有り]
Das Zisterzienserkloster Orval. Die Gründung im Jahre 1131 und seine Gründungslegende
Toshio Ohnuki
2. Deutsch-japanisch-koreanisches Stipendiatenseminar (Veröffentlichungen des Japanisch-Deutschen Zentrums Berlin)   58 168-174   2009年
大貫 俊夫
史學雜誌   115(12) 2038-2059   2006年12月   [査読有り]
オットー=初期ザーリアー朝『帝国教会制』研究の過去と現在
大貫俊夫
クリオ   20 69-83   2006年5月

Misc

 
ホスピタリティの起源とキリスト教修道制
大貫俊夫
神奈川大学評論   (86) 2-7   2017年3月   [依頼有り]
大貫俊夫
上智史学   (60) 113-120   2015年11月   [依頼有り]
論評 松原宏之「歴史の変動、歴史家と変革」、小野寺拓也「過程的な問い、引き出されるアクチュアリティ」
大貫俊夫
岡山地方史研究   134 2-7   2014年12月   [依頼有り]
回顧と展望 ヨーロッパ(中世 一般)
大貫俊夫
史學雑誌   123(5) 311-313   2014年5月   [依頼有り]
回顧と展望 ヨーロッパ(中世 中東欧・北欧)
大貫俊夫
史學雑誌   123(5) 318-322   2014年5月   [依頼有り]
大貫 俊夫
歴史と地理   (669) 41-44   2013年11月   [依頼有り]
Franz J. Felten / Werner Rösener (Hrsg.), Norm und Realität: Kontinuität und Wandel der Zisterzienser im Mittelalter, 2. Aufl., Münster 2011
大貫俊夫
西洋中世研究   4 206-207   2012年12月
Brian Patrick Mcguire (ed.), A Companion to Bernard of Clairvaux, Leiden 2011
大貫俊夫
西洋中世研究   4 220-221   2012年12月
中世シトー会修道院研究における史料と文書館利用 -トリーア大司教区を例に-
大貫俊夫
クリオ   24 93-95   2010年5月   [依頼有り]
Der Stand der europäischen Geschichtsforschung in Japan
Toshio Ohnuki
Der Stand der europäischen Geschichtsforschung in Japan, in: 1. Deutsch-japanisch-koreanisches Stipendiatenseminar (Veröffentlichungen des Japanisch-Deutschen Zentrums Berlin)   57 22-27   2008年

書籍等出版物

 
池田嘉郎、上野愼也、村上衛、森本一夫編 (担当:分担執筆, 範囲:ルター『九十五カ条の論題』)
山川出版社   2016年12月   ISBN:4634640635
法の流通
鈴木秀光、高谷知佳、林真貴子、屋敷次郎 (担当:分担執筆, 範囲:ドイツ王権による修道院保護とシトー会総会)
慈学社   2009年12月   ISBN:4903425533

講演・口頭発表等

 
A Study of the Mutual Effect Relationship between the Cistercian Monastery of Heilsbronn and Parish Communities
大貫俊夫
International Medieval Congress 2017   2017年7月3日   
シトー会修道院と小教区共同体の相互コミュニケーションー中世盛期のラインラントとフランケンの事例からー
大貫俊夫
西洋中世学会第9回大会   2017年6月3日   
 西方修道制は、世俗社会から物理的・精神的に距離をおきつつ、それとの関わり方を模索してきた。10世紀、世俗社会による干渉をはねのけ一大拠点を築いたのがクリュニー修道院であった。しかしクリュニーは、司教権力を含む世俗社会から莫大な財産の寄進を受け、それと引き換えに代祷を行うことで『戒律』が求める生活リズムから乖離していった。このことが大いに批判されることになるわけだが、そこには確実に、修道制と世俗社会の間に実りあるコミュニケーションが成立していたとも言える。
 シトー会は、このクリュニー修道...
中世ヨーロッパの修道院における看取り(2) ーハイスターバッハのカエサリウス『奇跡についての対話』を手掛かりに
大貫俊夫
科学研究費補助金基盤研究(B)「ケアの現場と人文学研究との協働による新たな〈老年学〉の構築」第6回研究会   2016年11月3日   
ホスピタリティの起源とキリスト教修道制 [招待有り]
大貫俊夫
公開シンポジウム「ホスピタリティと人文学の役割」   2016年10月15日   
改革修道制におけるカリスマと文書主義—シトー会と隠修士運動をめぐる一試論
大貫俊夫
第66回日本西洋史学会大会シンポジウム「長い「宗教改革」か? 長い「中世」か? ——ヨーロッパ中近世の教会改革と社会——」   2016年5月22日   
Vorstellung der neuen Partneruniversität Okayama Daigaku [招待有り]
大貫俊夫
Universität Trier   2016年2月17日   
Das Tal als topographisches Merkmal religiöser Institutionen in Europa und Japan [招待有り]
大貫俊夫
2016年2月16日   Das Fach Japanologie, das HKFZ und das Zentrum für Ostasien-Pazifik-Studien (ZOPS)
Comparative Study on Contributions of the Cistercians to the Communal Life of Parishes in Medieval Germany
大貫俊夫
Medieval and Early Modern Religious Histories: Perspectives from Europe and Japan: Second Meeting, Instituto Storico Italo-Germanico, Trento   2015年12月11日   
盛期中世ドイツにおけるシトー会修道院の小教区共同体への貢献に関する比較研究 [招待有り]
大貫俊夫
早稲田大学高等研究所セミナーシリーズ〈新しい世界史像の可能性〉   2015年10月24日   
The Cistercians and their Contribution to the Communal Life of Parishes in the Middle Ages
大貫俊夫
International Medieval Congress 2015, Leeds   2015年7月6日   

受賞

 
2013年11月
Freundeskreis Trierer Universität 若手学術奨励賞(博士論文〕 Formen des Schutzes der Zisterzienserabteien in der Erzdiözese Trier vom 12. bis zur Mitte des 14. Jahrhunderts. Vergleichende Untersuchungen zwischen Romania und Germania
 
https://www.uni-trier.de/index.php?id=54849

担当経験のある科目

 

競争的資金等の研究課題

 
修道院と教区共同体の相互影響関係と社会形成に関する比較研究(国際共同研究強化)
日本学術振興会: 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
研究期間: 2016年4月 - 2019年3月    代表者: 大貫俊夫
ケアの現場と人文学研究との協働による新たな〈老年学〉の構築
日本学術振興会: 平成26年度科学研究費助成事業 基盤研究(B)
研究期間: 2014年4月 - 2018年3月    代表者: 本村昌文
修道院と教区共同体の相互影響関係と社会形成に関する比較研究
日本学術振興会: 平成26年度科学研究費助成事業 若手研究(B)
研究期間: 2014年4月 - 2017年3月    代表者: 大貫俊夫
2014年度から始める改革修道院と教区教会の相互影響関係に関する比較研究プロジェクトの一環。独仏国境地帯のロタリンギアに主眼を置いて、ロマンス語圏とゲルマン語圏の比較を行う。
貧困とマイノリティ/マージナリティ:人文・社会諸科学による学際的アプローチ
岡山大学文学部: 2015年度文学部プロジェクト研究
研究期間: 2015年4月 - 2016年3月    代表者: 大貫俊夫
中世改革修道院の教区教会への関与と社会形成に関する比較研究
稲盛財団: 2014年度稲盛財団研究助成
研究期間: 2014年4月 - 2016年3月    代表者: 大貫俊夫
2014年度から始める改革修道院と教区教会の相互影響関係に関する比較研究プロジェクトの一環。キリスト教化の遅れたドイツ王国東部に主眼を置いて西方と比較する。

委員歴

 
2014年6月
 - 
現在
中四国歴史学地理学協会  評議員
 
2013年6月
 - 
現在
西洋中世学会  研究会講演会組織委員
 
2010年
 - 
2013年6月
西洋中世学会  若手支援セミナー実行委員
 
2010年
 - 
現在
西洋中世学会  事務局員
 
2004年4月
 - 
2005年3月
東大クリオの会  雑誌『クリオ』編集委員
 

社会貢献活動

 
映画上映会「大いなる沈黙へーグランド・シャルトルーズ修道院」
【司会, 企画】  平成28年度岡山大学文学部プロジェクト研究「21世紀の貧困学」  (岡山大学)  2017年1月20日
講演会「子どもの社会的養護と貧困ー「はじき出された子どもたち」の行方」
【司会, 企画】  平成28年度岡山大学文学部プロジェクト研究「21世紀の貧困学」  (岡山大学)  2016年12月2日
映画上映会「『首相官邸の前で』ー反原発デモと人文学」
【司会, 企画】  平成27年度岡山大学文学部プロジェクト研究「貧困とマイノリティ/マージナリティ:人文・社会諸科学による学際的アプローチ」  (岡山大学)  2015年12月17日
公開講演会「「女性の貧困」を考える」
【企画, 運営参加・支援】  平成27年度岡山大学文学部プロジェクト研究「貧困とマイノリティ/マージナリティ:人文・社会諸科学による学際的アプローチ」  (岡山大学)  2015年11月20日
西洋中世の修道院と食事ー「模倣する共同体」を考えるー
【講師】  日本科学者会議岡山支部/農学部班  よもやま話の会  2015年10月22日

その他

 
2016年2月   トリア大学と交流協定締結
岡山大学文学部がドイツのトリア大学第二学部(言語・文学・メディア学)と交流協定を締結し、その実務を担当。
http://www.let.okayama-u.ac.jp/news/2016/03/1257/
http://campusnews.uni-trier.de/?p=16906
2016年2月   岡山大学中央図書館サルトフロレスタ展示「黒正巌先生と津島キャンパス」への協力
「ストラスブール桶職人ツンフト宛プロイセン国王特許状」説明文作成
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id5476.html
データベース作成協力:一橋大学COEプログラム「ヨーロッパの革新的研究拠点」〜法学論文コレクションのデータベース化(担当者:屋敷二郎准教授 2006年〜2008年)
翻訳協力:ペーター・ヨハネク教授(ドイツ、ミュンスター大学)講演「ドイツ中世国制史の要素としての支配者と諸侯の入市儀礼」(招聘者:甚野尚志助教授[当時] 2004年11月26日 @東京大学駒場キャンパス1号館162教室)