岡田雅樹

J-GLOBALへ         更新日: 15/11/10 14:29
 
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研究者氏名
岡田雅樹
 
オカダマサキ
所属
国立極地研究所
部署
国立極地研究所 研究教育系宙空圏研究グループ
職名
准教授
学位
博士(工学(京都大学))

プロフィール

研究課題と活動状況: 磁気圏プラズマ物理の素過程とオーロラ発光現象等の大規模現象は、複雑な非線形プラズマ過程によって関連づけられる。これまでの、観測データや計算機実験だけでは不十分であった部分をより詳細かつ精密に観測、実験することにより自己無撞着な磁気圏の描像に迫ることが目標である。

光学観測は、高い波長、空間分解能を持った観測を行うことによりオーロラ発光過程の研究に結びつく。また、衛星観測によってオーロラ帯上空におけるオーロラ発光の原因となる振り込み粒子計測と組み合わせることによりオーロラ発光の因果関係をより深く解明することが可能となる。これらの観測データを支える背景として、プラズマ物理現象の素過程を明らかにする計算機実験による研究および衛星のプラズマ電磁環境の研究を行ってきた。これらの研究開発により将来の大規模計算機実験技術や宇宙探査技術の進歩に寄与するものと期待される。極域観測歴: 米国アムンゼンースコット南極点基地派遣(1996,1997年,1999年)産学共同研究: なし

研究分野

 
 

経歴

 
2008年
   
 
国立極地研究所 研究教育系 助教授
 
2005年
 - 
2006年
国立極地研究所 極域情報基盤センター 助手
 
2004年
   
 
国立極地研究所 研究教育系 助手
 
2002年
 - 
2003年
国立極地研究所 助手
 
2002年
 - 
2003年
国立極地研究所 情報科学センター 助手
 

受賞

 
2002年
Antarctica Service Medal of the United States of America (2002)
 

論文

 
臼井 英之, 岡田 雅樹
日本航空宇宙学会誌 = Journal of the Japan Society for Aeronautical and Space Sciences   52(604) 126-134   2004年5月
趙 孟佑, 臼井 英之, 岡田 雅樹
日本航空宇宙学会誌 = Journal of the Japan Society for Aeronautical and Space Sciences   51(597) 249-250   2003年10月
複雑系としての物理と生物の集団的行動
岡田雅樹
月刊「科学」   1月号   2003年
村田 健史, 岡田 雅樹, 阿部 文雄, 荒木 徹, 松本 紘
情報処理学会論文誌. データベース   43(12) 115-130   2002年12月
現在,宇宙開拓科学や地球環境科学の様々な分野において,広域観測が進められている.我が国では,観測データの取得・蓄積は諸外国と比較して進んでいるが,データのネットワーク上での公開・発信は不十分な点が多い.広域観測データは,観測グループ独自のデータ較正方法やデータ公開ルールがあり,データ管理・公開が機関ごとに独立に行われる傾向がある.一方,データ解析者は,これらの分散管理されているデータを一元的に利用したい.しかし,米国の米国宇宙科学データセンター(NSSDC)のような統合的データセンターの実...
村田 健史, 上岡 功治, 高橋 誠治, 岡田 雅樹, 上田 裕子, 大村 善治, 松本 紘
情報処理学会論文誌. 数理モデル化と応用   43(7) 118-131   2002年9月
本稿では,プラズマ電磁粒子コードの並列化手法の1つとして,ハイブリッド分割法を考える.ハイブリッド分割法では,粒子計算サブルーチンを粒子分割法で,電磁場および流体量のサブルーチンを領域分割法で並列化する.並列化数は,サブルーチンごとに,独立して設定する.本研究では,まず,MPI関数の通信速度特性と内部通信ロジックを考慮して,各サブルーチンの並列化数を変数とした速度向上率の定式化を行った.これにより,最大速度向上率の予測値と,各サブルーチンの並列化数を求めることができる.さらに,この手法を,...

講演・口頭発表等

 
国立極地研究所におけるIT利用実例紹介セミナー [招待有り]
岡田雅樹
第54回日立ITユーザ会科学技術分科会   2015年11月27日   
南極の自然と観測隊の防災対策に学ぶ [招待有り]
岡田雅樹
NPO法人「あ!安全・快適街づくり」総会   2015年6月28日   
南極観測隊におけるGoogleApps利用
岡田雅樹
Google Apps Users Meeting   2015年3月10日   
南極における情報通信 [招待有り]
岡田雅樹
富山県立大学特別講義   2014年12月5日   
CompactRIOを用いた南極昭和基地におけるオーロラ帯自然電波の観測 [招待有り]
岡田雅樹
NIDays2014   2014年10月22日   
岡崎から世界へ [招待有り]
岡田雅樹
Next Door, 甲山中夢の扉   2014年9月29日   
舞台は、地球 [招待有り]
岡田雅樹
矢作中学校OB講演会   2014年7月3日   
岡崎から宇宙へ、南極・北極へ、そして未来へ [招待有り]
岡田雅樹
岡崎市教員研修会「四季の会」   2014年5月27日   
Development of Geospace Environment Simulation with Earth Simulator [招待有り]
Okada, M., H. Usui, Y. Omura, T. Sugiyama, H. O. Ueda, T. Miyake and T. Murata
International School/Symposium for Space Simulations, Mar. 26-31, Kyoto, Japan   2005年   
Study of Spacecraft-Plasma Environment by Unstructured-grid Particle Simulation [招待有り]
Okada, M., Usui, H. and Omura, Y.
Asia-Pacific Radio Science Conference, Aug. 24-27, Qingdao, China   2004年   
Study of spacecraft-plasma interaction via 3D unstructured-grid EM particle simulation
Okada, M. H. Matsumoto
IUGG, GAIII.11/09P/A15-010, Sapporo, Japan   2003年   
Study of aurora plasma physics via in-situ observation and plasma particle simulation
Okada, M. and Ejiri, M.
The 8th international symposium on simulation science, P-25, March 5-7   2003年   
In-situ observation of aurora fine structure and simulation of satellite-plasma interaction
Okada, M, Ejiri, M., Sakanoi, T. and Hirahara, M.
SM51B-0527, AGU Fall Meeting   2002年   
INDEX衛生における飛翔体環境の3次元非構造格子電磁粒子シミュレーション
岡田雅樹、江尻全機、坂野井健
第112回地球電磁気・地球惑星圏学会   2002年   
INDEX衛星における衛星近傍のプラズマ環境シミュレーション
岡田雅樹、江尻全機、坂野井健、岡野章一、平原聖文
第110回地球電磁気・地球惑星圏学会   2001年   
Computer experiments of transient charging process of a plasma emitting body
Usui, H., I. Funaki, H. Tashima, H. Kuninaka, M. Okada, Y. Nakayama
IUGG, GAIII.11/09P/A15-006, Sapporo, Japan   2003年   
地球シミュレータでの3次元電磁粒子シミュレーションによる宇宙飛翔体環境研究
岡田雅樹,臼井 英之,大村 善治, 杉山 徹, 梅田 隆行,上田 裕子,村田 健史
地球惑星科学関連学会合同大会, J031-010, 幕張メッセ国際会議場   2004年   
Study of spacecraft-plasma interaction using the Earth Simulator
Okada, M., H. Usui, Y. Omura and H. O. Ueda
International Symposium on Space Technology and Science, 2004-b-21, Miyazaki, Japan   2004年   
Geospace Environment Simulator implemented on the Earth Simulator
Omura, Y., H. Usui, H. Matsumoto, M. Okada, T. Ogino, I. Shinohara, M. Nakamura, M. Fujimoto, D. CAI, M. Hoshino, GES Project Team
IUGG, GAIII.11/09P/A15-010, Sapporo, Japan   2003年   
小型衛星計画「INDEX」: オーロラ微細構造探査の為の理学観測機器について
平原聖文, 坂野井健, 浅村和史, 笠羽康正, 山崎敦, 岡田雅樹, 江尻全機, 岡野章一, 向井利典
地球惑星科学関連学会合同大会, J080-P004, 幕張メッセ国際会議場   2004年   

担当経験のある科目

 
 

競争的資金等の研究課題

 
「3次元非構造電磁粒子コードによる宇宙飛翔体環境シミュレータの開発」(若手研究B)(平成14-15年)

委員歴

 
2015年4月
 - 
現在
地球電磁気・地球惑星圏学会  運営委員
 
2015年1月
 - 
現在
電気電子工学委員会URSI分科会  プラズマ波動小委員会
 
2013年4月
 - 
現在
総合研究大学院大学情報基盤センター  運営委員
 

社会貢献活動

 
社会活動・貢献など
【その他】
公開講座「南極でのオーロラ観測と研究」講師(2004年6月7日、埼玉工業大学主催、岡部町教育委員会、深谷市教育委員会共催)
他大学等での教育活動
【その他】
名古屋大学情報メディア教育センター、情報連携基盤センター「天体とスペースプラズマのシミュレーションサマースクール」(講師)(2002年9月9-13日)
他大学等での教育活動
【その他】
千葉大学総合メディア基盤センター、「天体とスペースプラズマのシミュレーションサマーセミナー」講師、(2003年9月8日―12日)
他大学等での教育活動
【その他】
埼玉工業大学「地球と環境」非常勤講師(2006年4月-9月)
他大学等での教育活動
【その他】
文部科学省スーパーサイエンスパートナーシッププログラム埼玉県深谷市常盤小学校講師(2006年11月29日)

その他

 
MHD方程式系で記述される大規模磁気圏構造のなかで、プラズマの運動論的な振る舞いが重要な役割を担っていることが予想されるようになり、シミュレーションを行ううえにおいてMHDシミュレーションと粒子シミュレーションの連携がますます重要になりつつある。情報ネットワーク技術の進歩により、両者の連携にも可能性が見えはじめ具体的な活動が開始されつつある。極域における超高層観測データの蓄積とともに、シミュレーション解析と有機的に連携することにより、地球磁気圏の大規模構造と非線形プラズマ物理の素過程の双方においてシミュレーション技術の進歩が期待される。