基本情報

所属
東京大学 大学院教育学研究科 総合教育科学専攻(基礎教育学コース) 教授
学位
博士(学術)(2008年2月 東京大学大学院総合文化研究科)

研究者番号
60536879
J-GLOBAL ID
200901013939670052
researchmap会員ID
1000316155

外部リンク

東京都出身。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。博士(学術)。フランスの社会科学高等研究院(EHESS)留学後、日本学術振興会特別研究員(PD)、東京大学特任研究員、玉川大学GCOE研究員、広島大学大学院総合科学研究科准教授、のち名古屋大学大学院経済学研究科教授。

科学が社会の中でどのような位置づけを与えられてきたか、という問題関心から「科学者」という職業がいかに構想され、制度的な位置を与えられてきたかを研究している。目下のところ、17−18世紀の科学アカデミー史研究によりそれを行っている。

また、自然科学と社会科学の分岐など、諸科学間の役割分担の様子、科学と非科学の境界など、人間の文化活動としての科学の営みがいかなる「周縁」や「境界」を作り出すかについても関心を持っている。昨今は18世紀西洋における「エコノミー」概念と数学の関係、および同時期における確率論と論理学の関係などに関心を持っている。

近年は関心の幅を広げ、日本で言うところの「文系と理系」に相当する学問の二分法の由来や、その思想史的・制度史的背景を探っている。


主要な書籍等出版物

  27

論文

  28

MISC

  40

講演・口頭発表等

  2

主要なメディア報道

  9

共同研究・競争的資金等の研究課題

  21

その他

  1
  • 2013年6月 - 2013年6月
    文系? それとも理系? いや真ん中系。 ―― 「科学史」とは何か 科学史家・隠岐さや香氏インタビュー(SYNODOS, 2013.06.03 Mon) http://synodos.jp/intro/4262