牧野 義雄

J-GLOBALへ         更新日: 17/10/09 23:04
 
アバター
研究者氏名
牧野 義雄
 
マキノ ヨシオ
URL
http://www.bpe.en.a.u-tokyo.ac.jp/
所属
東京大学
部署
大学院農学生命科学研究科
職名
准教授(移行)
学位
博士(農学)(京都大学)
ORCID ID
0000-0002-8635-8382

プロフィール

大学において食品関係の学問を学んだ後、香川県庁に入庁。県立農業試験場に5年間配属され、土壌肥料・植物栄養の担当となり、生産環境の側面から農業生産を支える研究に従事。生まれて初めて農産物生産にも携わることとなる。その後、県立食品試験場では青果物の流通・貯蔵、同発酵食品試験場では醤油の担当となる。その間発明した活性酸素消去能を強化した佃煮「健康つくだ煮」が商品化され、今でも店舗、通販で販売されている。2年間の行政経験を積んだ後、公募を通じて東京大学教員となる。主な業績は、数理解析による青果物包装袋内気体組成変化の予測、調整気相包装によるトマト果実の機能性強化など。現在は、可視・近赤外分光分析による青果物品質の非破壊推定、調整気相包装によるブロッコリーの機能性強化などに取り組む傍ら、自然科学分野の立場から、食品のロス・廃棄を抑制し、食料自給率をアップさせる方策について研究を進めている。

研究分野

 
 

経歴

 
2007年7月
 - 
現在
- 東京大学大学院農学生命科学研究科准教授
 
2004年7月
 - 
2007年6月
: 東京大学大学院農学生命科学研究科講師
 
2004年4月
 - 
2004年6月
: 香川県産業技術センター主任研究員
 
2002年4月
 - 
2004年3月
: 香川県商工労働部主任
 
1997年6月
 - 
2002年3月
: 香川県発酵食品試験場主任研究員
 

学歴

 
1982年4月
 - 
1986年3月
香川大学 農学部 食品学科
 

委員歴

 
2016年7月
 - 
現在
日本包装学会  編集委員長
 
2015年4月
 - 
現在
農業食料工学会  食料・食品工学部会運営委員
 
2014年9月
 - 
現在
日本生物環境工学会  理事
 
2014年9月
 - 
現在
日本生物環境工学会  和文誌副編集委員長
 
2014年5月
 - 
現在
農業食料工学会  食料・食品工学部会鮮度定義小委員会委員長
 

受賞

 
2017年7月
日本包装学会 ポスター賞 Mechanism of sulforaphane accumulation in a broccoli floret
受賞者: Boerzhijin S., Yoshimura M., Makino Y., Akihiro T., Sriyudthsak K., Kuwahara A., Hirai M. Y.
 
2017年3月
Hong Kong Chemical, Biorogical & environmental Engineering Society Best Oral Presentation Rapid and non-destructive prediction of pH in cooked pork sausages using hyperspectral imaging
受賞者: Feng C. H., Makino Y., Kamruzzaman M., Oshita S.
 
2016年5月
The Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers Poster Award (8th International Symposium on Machinery and Mechatronics for Agricultural and Biosystems Engineering) The effect of CO₂ nanobubbles on E. Coli
受賞者: Matsuda S., Liu S., Oshita S., Makino Y.
 
2015年9月
日本生物環境工学会 生物環境システム科学賞 プラスチック袋包装による青果物貯蔵環境気体組成および機能性成分制御
 
2013年9月
日本生物環境工学会 論文賞 Influence of aluminum oxide on estimation of chlorpyrifos dried on apple skin using UV spectral reflectance
受賞者: Makino Y., Mori M., Kawagoe Y., Oshita S.
 

Misc

 
Feng C. H., Makino Y., Oshita S., Martín J. F. G.
Food Control   84 165-176   2018年2月   [査読有り]
Wang, H. W., Makino Y., Inoue J., Maejima K., Funayama-Noguchi S., Yamada T., Noguchi K.
Journal of Agricultural and Food Chemistry   65(39) 8538-8543   2017年9月   [査読有り]
Feng C. H., Liu Y. W., Makino Y., Martín J. F. G., Cummins E.
International Journal of Food Science and Technology   52(8) 1777-1788   2017年8月   [査読有り]
紫外可視近赤外分光分析による農畜産食品の非破壊品質評価
牧野義雄
香川短期大学紀要第45巻創立50周年記念号   45 351-361   2017年6月   [依頼有り]
Qi S., Oshita S., Makino Y., Han D.
Applied Spectroscopy   71(5) 856-865   2017年5月   [査読有り]

書籍等出版物

 
機能性植物のビジネス事情~成分向上最新手法から栽培技術まで
牧野義雄 (担当:共著, 範囲:包装貯蔵によるトマト果実中γ-アミノ酪酸の増強)
情報機構   2016年3月   
農産食品プロセス工学
牧野義雄 (担当:共著, 範囲:第8章1-1)-(1)物理的危害要因)
文永堂出版(株)   2015年2月   ISBN:978-4-8300-4128-0
農産物・食品検査法の新展開
牧野義雄 (担当:共著, 範囲:第7章 紫外線反射スペクトルを利用した化学物質の非破壊検査法)
(株)シーエムシー出版   2010年7月   ISBN:978-4-7813-0247-8
人工光源の農林水産分野への応用
牧野義雄 (担当:共著, 範囲:第4章 人工光の応用 2.収穫物の品質評価)
一般社団法人 農業電化協会   2010年2月   
農業技術大系追録23号野菜編
牧野義雄 (担当:共著, 範囲:第6巻出荷形態、フィルム包装と品質・出荷労力)
一般社団法人 農山漁村文化協会   1998年11月   ISBN:9784540993206

講演・口頭発表等

 
低O2高CO2環境が収穫後ブロッコリーの呼吸酵素活性の経時変化に及ぼす影響
井上潤, 王孝雯, 牧野義雄, 吉村正俊, 前島健作, 舟山幸子, 野口航
第76回農業食料工学会年次大会   2017年9月9日   
Real-time prediction of pre-cooked Japanese sausages pH with different storage days using hyperspectral imaging
Feng C. H., Makino Y., Yoshimura M.
第76回農業食料工学会年次大会   2017年9月9日   
メタボロミクスで解明する収穫後トマトに対する調整気相包装の鮮度保持効果
牧野義雄,横田悠天,ボルジギン・ソリナ,秋廣高志
日本生物環境工学会2017年松山大会   2017年8月31日   
An alternative and innovative technique for rapid and accurate prediction of lightness of Japanese cooked pork sausages
Feng C. H., Makino Y., Yoshimura M.
2nd International Conference on Food Chemistry & Nutrition   2017年7月26日   
Mechanism of sulforaphane accumulation in a broccoli floret stored in a high barrier pouch
Boerzhijin S., Sriyudthsak K., Kuwahara A., Yoshimura M., Akihiro T., Hirai M.Y., Makino Y.
日本包装学会第26回年次大会研究発表会   2017年7月11日   

Works

 
低塩加工調味料の衛生管理に関する研究
牧野義雄   その他   1999年4月 - 2001年3月
醤油を主原料とし、低塩分で、高濃度の天然物由来の旨味を含むストレートタイプのめんつゆの腐敗原因菌を分離・同定し、汚染ルートを解明。衛生管理を目的とし、保存条件と腐敗進行の関係式を研究開発。
醤油粕の家畜飼料への有効利用に関する技術開発
牧野義雄   その他   1997年6月 - 2000年3月
醤油工場から排出される醤油搾り粕を脱塩・乾燥し、肉牛の飼料として再利用する技術を開発。フィールド試験にて肉牛に給与した結果、枝肉量、価格とも通常の飼料を与えた場合と同等であることを確認。
青果物鮮度保持包装条件の最適化に関する研究
牧野義雄   コンピュータソフト   1991年6月 - 1998年3月
青果物の呼吸反応を物理化学的にモデル化し、実際のデータと適合することを実証。高分子フィルム、生分解性フィルム(キトサン等を素材とする)、微細孔フィルムのガス透過速度も併せてモデル化し、これらの資材で包装した場合に、袋内ガス組成の経時変化を予測することが可能であることを証明。画像解析等色彩測定により、内容物の外観の変化を環境条件(ガス組成、温度)から予測する手法を研究開発。以上の知見に基づき、遺伝的アルゴリズム等を利用して、保存に適する包装条件を迅速に選択する手法を開発(ソフトウエアーを試作)。
圃場の地力保全及び農作物の施肥法に関する研究
牧野義雄   その他   1986年5月 - 1991年5月
堆肥、地力増進作物、粘土鉱物(ゼオライト等)の施用による圃場の地力の維持・向上効果と農作物に対する効果的な施肥法を研究。

競争的資金等の研究課題

 
日本学術振興会: 科学研究費補助金 特別研究員奨励費
研究期間: 2016年9月 - 2019年3月    代表者: 牧野義雄・フォン C. H.
日本学術振興会: 科学研究費補助金 基盤研究(B)(特設分野研究)
研究期間: 2015年7月 - 2019年3月    代表者: 牧野義雄
包装と低温貯蔵を併用した収穫後ブロッコリーの高品質化と風味保持
(一財)旗影会: 研究助成
研究期間: 2017年4月 - 2018年3月    代表者: 牧野義雄
日本学術振興会: 科学研究費補助金 基盤研究(A)
研究期間: 2013年4月 - 2018年3月    代表者: 牧野義雄
ブロッコリーに含まれる胃癌抑制物質の環境気相調製による増強
(一財)旗影会: 研究助成
研究期間: 2016年6月 - 2017年3月    代表者: 牧野義雄

特許

 
特願2015-001980 : アブラナ科の野菜に含まれるスルフォラファンを増量する方法
牧野義雄,西村雄斗,大下誠一,秋廣高志,溝添孝陽
特許5401020 : トマトの鮮度保持用包装袋及びトマトの保存方法
田中敦、牧野義雄
特許5386752 : 微生物の数または量を測定する方法および装置
大下誠一、川岸誠司、牧野義雄、川越義則、大戸尚美、篠崎聡、比留間直也
特許5171366 : 鮮度測定方法および鮮度測定装置
大下誠一、叶旭君、牧野義雄、川越義則、篠崎聡、比留間直也
特許3823791 : 活性酸素消去能の高い佃煮及びその製造法
岡﨑賢志、牧野義雄