新妻 仁一

J-GLOBALへ         更新日: 17/07/26 02:52
 
アバター
研究者氏名
新妻 仁一
 
ニイツマ ジンイチ
所属
亜細亜大学
部署
国際関係学部多文化コミュニケーション学科
職名
教授
学位
文学士(国立ダマスカス大学)

研究分野

 
 

学歴

 
1978年6月
 - 
1985年3月
国立ダマスカス大学 文学部 史学科
 

論文

 
「シリアのアラウィー派、そのイスラム性をめぐって」
『中東研究』   (No.308) 5-19   1986年9月
イスラム教シーア派の分派アラウィー派は現代シリアの政権を獲得していながらその教義、歴史については未だ不明な点が多い。シリア滞在中に収集した数少ないアラウィー派に関する文献を使用し同派の歴史を分析。
「最近のシリアに於ける歴史研究、アラブ史再構築委員会の活動を中心として」
日本中東学会年報   (No.2) 462-482   1987年3月
アラブ史をアラブ人の目を通じて再考し、ヨーロッパ、アメリカの学者によって書かれたアラブ史を修正しようとするシリアを中心としたアラブ歴史学者の姿勢、論点を分析、また歴史専門誌に掲載された主要論文を紹介。
「シリアからみたレバノン」
『中東研究』   (No.313) 11-22   1987年7月
シリアとレバノンの特殊な歴史的関係を明らかにし、第一次世界大戦後人為的に引かれた国境を前提としてアラブ各国の関係を分析することの誤りを指摘し、その一例としてレバノン問題を考えるうえでの指針を提示。
「フスハとアンミーヤ-フサリーとフレイハの視点から-」
『東と西』   (8号) 65-81   1990年3月
アラビア語のフスハ(正則アラビア語)とアンミーヤ(方言)の間に存在する問題をアラブ民族主義の立場からフスハを支持したフサリーと民衆伝統擁護の立場からアンミーヤを支持したフレイハという二人の人物を通じて比較したもの。
「アラビア語アカデミー成立の歴史的背景-シリア近代教育史の一側面」
『アジア研究所・研究プロジェクト報告書 アジアの言語と教育』   (No.2) 73-90   1992年12月
シリア近代教育におけるアラビア語アカデミ-の役割を明らかにするため、その背景をオスマン朝時代の教育制度そして、オスマン朝崩壊後成立したアラブ政府の文化、教育政策に対する分析を通じて明らかにし、さらに今後の研究課題について整理したもの。

Misc

 
「巡礼期のダマスカス」
中近東文化センター研究会報告シンポジウム「巡礼Part II」   (No.8) 22-33/235-240   1986年6月
中近東文化センター主催のシンポジウム「巡礼」に於ける発表、イスラム世界の中心地として重要な役割を果たしたダマスカスの町と巡礼の関係をマムルーク朝時代より現在まで分析、メッカ巡礼が多民族都市、商業都市、学術都市としてのダマスカスの地位を確立させた背景について発表。なお、これについては、同年10月10・11日にも発表。
「現代シリアを考える、アサドにみるシリア人」
中近東・北アフリカ年鑑 動向編1988~1989年版   7-12   1988年10月
アラブのビスマルクと言われるアサド・シリア大統領に焦点を定め彼のアラブ民族主義、またパレスチナやレバノンに対する考え方を考察し、シリア人の物の考え方を分析。
「シリア正教会と現代」
文部省科学研究費重点領域研究「イスラムの都市性」研究報告   (120号)    1991年3月
イスラム社会におけるキリスト教徒の地位、役割をシリア正教会を通じて考察したもの。教義研究に重点がおかれていた東方キリスト教の歴史をイスラム史の枠組みの中でとらえる必要性を訴えた。またこれまで研究対象として光があてられていなかったシリア正教会史をとりあげてその重要性について考察したもの。
「実用シリア方言会話」
雑誌『アル・アラビーヤ』」   創刊号    1992年5月
アラビア語の代表的方言でありながら、日本ではその研究、教育がまったく行われいないシリア方言による会話入門。
「アラブ世界における日本の国際化ーアラブ世界の日本に対する視点の変化を中心として」
星野昭吉(編)
『国際化日本の現在』   347-372   1994年9月
執筆担当部分:第12章「アラブ世界における日本の国際化ーアラブ世界の日本に対する視点の変化を中心として」
アラブ世界で出版された日本に関する文献や新聞報道の分析を通じて、アラブ人の対日観の変化について述べ、相互理解の為にはアラブ人の行う日本研究について注目する必要があると論じたもの。

書籍等出版物

 
『13ヶ国語が語るー言語と文化への招待』
飯森嘉助、小笠原良治、王子愉、鈴木達也、尾関英正、高橋隆、中野達司、高殿良博、三門準、他。 (担当:共著)
亜細亜大学   1990年3月   
亜細亜大学言語文化研究所、語順プロジェクトの研究成果。学生の比較言語学や比較文化への関心を高めるため、亜細亜大学に開講されている13ヶ国語を使って衣食住に関する表現を紹介し、それぞれの言語的、文化的背景について解説した。
『目は口ほどにものを言うか』
三修社   1998年12月   ISBN:4-384-01087-7
執筆担当部分:「アラビア語の過去・現在・未来文明言語の誇り」
亜細亜大学言語文化研究所の「慣用句比較研究プロジェクト」の成果。アラブ人の価値観や生活習慣を目、鼻、口、耳、顔、頭の6項目の中で慣用句や諺を紹介しつつ論じたもの。尚、同書は平成13年5月に『世界の言葉散策』と改訂・改題され再出版された。
『世界の言葉散策』
三修社   2001年5月   ISBN:4-384-01157-1
『目は口ほどにものを言うか』(1998年刊)のタイトルを副題として刊行したもの。
『世界14言語動物ことわざワールド捕らぬ狸は皮算用?』
白帝社   2003年9月   ISBN:4-89174-632-7
亜細亜大学ことわざ比較研究プロジェクトの研究成果。アラビア語の部分を担当した。6項目を設け動物に関することわざ紹介。またことわざワールドのコーナーでは「アラブ世界の人々と動物」を執筆し動物を通じてアラブ世界の社会や文化について論じた。
『アラビア語文法ハンドブック』
白水社   2009年4月   ISBN:9784560068021
現代アラビア語の理解に必要な基本文法から、さらに上のレベルを目指す学習者に対する高度な文法までも含んだ文法書。現代アラビア語であれば、どのレベルでも対応できる包括的内容と構成を特徴としている。

Works

 
「アレッポ」
執筆担当部分:第4章、歴史的都市の2   その他   2010年9月
シリア北部の要衝であるアレッポの町の発展を歴史的に解説。
「ダマスカス」
執筆担当部分:第4章、歴史的都市の3   その他   2010年9月
世界最古の都市とみなされるシリアの首都、ダマスカスの発展を歴史的に解説。
「ベイルート」
執筆担当部分:第4章、政治的都市の2   その他   2010年9月
レバノンの首都ベイルートの政治的役割について解説。
「バアルベック」
執筆担当部分:コラム11   その他   2010年9月
世界遺産となった神殿都市について解説。
「クラクドシュバリエ」
執筆担当部分:コラム4   その他   2010年9月
世界遺産となった城塞について解説。