岸文和 (Fumikazu Kishi) - マイポータル

基本情報

学位: 博士（文学）(京都大学)
文学修士(京都大学)

J-GLOBAL ID: 200901023675803097
researchmap会員ID: 1000109678

研究キーワード

研究分野

人文・社会 / 美学、芸術論 / 視覚文化論

学歴

- 1981年

京都大学, 文学研究科, 美学美術史学専攻博士後期課程単位認定退学
- 1981年

京都大学
- 1978年

京都大学, 文学研究科, 美学美術史学専攻修士課程修了
- 1978年

京都大学
- 1974年

京都大学, 文学部, 哲学科美学美術史学専攻卒業
- 1974年

京都大学

委員歴

受賞

1992年

国華賞

MISC

北斎伝記の再検討――新出史料『御鏡師中嶋伊勢御目見願』を手がかりに

岸文和

醍醐書房『美術フォーラム21』 (34) 2016年査読有り筆頭著者
〈民画〉への視点

岸文和

大正イマジュリィ学会編『大正イマジュリィ』 (9) 2014年査読有り筆頭著者
歌麿筆「名取酒六家選」のレトリック――隠喩と換喩

岸文和

醍醐書房『美術フォーラム21』 (27) 2013年査読有り筆頭著者
北斎の父――御鏡師・中嶋伊勢の系譜

岸文和

同志社大学文化学会『文化学年報』 (62) 245-261 2013年筆頭著者
日本近世の花鳥画――雅俗二元的な世界

岸文和

韓国啓明大学韓国民画研究所『民画研究』 (1) 71-94 2013年招待有り筆頭著者
「宣伝図像の修辞学――歌麿筆〈美人画〉を手がかりに」

岸文和

『経済学論叢』 64(4) 1-36 2013年
テレビCMの物語論――スライス・オブ・ライフ型を中心に

岸文和

京都美学美術史学 (11) 1-41 2012年
スタンプ狂の時代――昭和一〇年の蒐集熱と観光旅行――

岸文和

平成20-23年度科学研究費補助金（基盤研究(B)）研究成果報告書 207-233 2012年
明治二八年の写真術――『京名所写真図絵』に見る観光のまなざし

岸文和

文化学年報 61(第61輯) 47-66 2012年
浮世絵に見る西洋受容――北斎画「富嶽三十六景」の遠近法を中心に

岸文和

第5回深圳水墨論壇論文集 191-228 2010年
《醜陋を神とし祭れる》―写楽を眼差す四種の目―

岸文和

『〈醜〉と〈排除〉の感性論』平成17-19年度科学研究補助金（基盤研究（A））研究成果報告書（研究代表者・宇佐美文理） 59-74 2008年
絵画行為論――いかにして画像をもって事をなすか―

岸文和

平成17-19年度科学研究費補助金（基盤研究(c)）研究成果報告書（研究代表者・岸文和） 1-29 2008年
『山水面白く、また物凄し』―広重日記に見る情緒性―

岸文和

美術フォーラム２１ (16) 70-80 2007年
〈日本美術〉の記号学―ソシュールと遠近法―

岸文和

月刊言語 36(5) 78-84 2007年
都市鳥瞰図と観光のまなざし―《うきゑ京中一目細見之図》を見る―

岸文和

美術フォーラム２１ 15(15) 92-95 2007年
The Pragmatics of Visual Images—a Study Referring to Ukiyo-e

岸文和

Image and Interpretation, Papers given at a symposium held at the Graduate School of Letters, Kyoto University, September 10-11, 2005（国際シンポジウム報告書）, Research Group Canone of Graduate School of Letters, Kyoto University (The 21st Century COE Program: Tow・・・ 79-118 2006年
浮世草子がつくる浮世絵イメージ―絵画行為論の立場から―

岸文和

美術フォーラム２１ 14(14) 59-73 2006年
《風景》を描く理由―歌川広重「東海道五拾三次」を手がかりに―

岸文和

『四大（地・水・火・風）の感性論』平成13-16年度科学研究補助金（基盤研究（A）(1)）研究成果報告書（研究代表者・岩城見一） 89-109 2005年
視覚的イメージのプラグマティクス―コミュニケーション行為論の観点から―

岸文和

平成14-16年度科学研究費補助金（基盤研究(c)(2)）研究成果報告書（研究代表者・岸文和） 1-157 2005年
明治十九年のギャラリー画―松浦武四郎コレクションの欲望について―

岸文和

美術フォーラム２１ (12) 104-115 2005年

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書籍等出版物

戦間期東アジアにおける大衆的図像の視覚文化論――新聞広告を中心に（平成29年度―令和元年度科学研究費補助金（基盤研究(Ｃ)、研究代表者・岸文和）研究成果報告書）

(担当:編者(編著者))

2020年
The Artist in Edo, Studies in the History of Art, Volume 80

Edited by Yukio Lippit (担当:分担執筆, 範囲:The Socio-Cultural Identity of the Ukiyo-e Artist: Observations Derived from Rewards and Punishments)

Center for Advanced Study in the Visual Arts, National Gallery of Art, Washington D.C. 2018年
大正期東アジアにおける新聞広告の視覚文化論――日本製品が約束する幸福のかたち（平成25年度―28年度科学研究費補助金（基盤研究(Ｃ)、研究代表者・岸文和）研究成果報告書）

(担当:編者(編著者))

2017年
対話――潜在する可能性

近畿大学日本文化研究所編 (担当:分担執筆, 範囲:「奈良電がやってきた。――昭和三年刊「沿線案内」三種に見る鉄道旅行の歴史」)

風媒社 2017年
変化と転換を見つめて

近畿大学日本文化研究所編 (担当:分担執筆, 範囲:「私は芸者ではありません――吉田初三郎《美の国日本》に見る女性表象のジレンマ」)

風媒社 2016年
韓国の彩色画――宮廷絵画と民画の世界』第2巻「花鳥画」

鄭炳模編 (担当:分担執筆, 範囲:「吉祥の図像学――民画と幸福」（韓国語翻訳：朴美蓮）)

2015年
自然に向かう眼

近畿大学日本文化研究所編 (担当:分担執筆, 範囲:「行楽への勧誘――吉田初三郎の鳥瞰図に見る〈パノラマ的眺望〉」)

風媒社 2015年
日本文化の明と暗

近畿大学日本文化研究所編 (担当:分担執筆, 範囲:「御鏡師中島伊勢と北斎――家業不器用に付き廃嫡？」)

風媒社 2014年
日本近世における視覚文化の美的構造――美的性質の類型論を手がかりに（平成21年度―24年度科学研究費補助金（基盤研究(Ｃ)、研究代表者・岸文和）研究成果報告書）

(担当:編者(編著者))

2013年
『否定と肯定の文脈』

近畿大学日本文化研究所編 (担当:分担執筆, 範囲:「手鎖考――浮世絵師の罪と罰」)

風媒社 2013年
『大学的京都案内』

同志社大学京都観学研究会編 (担当:分担執筆, 範囲:「京都表象のメディア史――名所図会から写真へ」)

昭和堂 2012年
危機における共同性

近畿大学日本文化研究所編 (担当:分担執筆, 範囲:「テレビCMの芸術学――「かわいい」物と人を欲望する」)

風媒社 2012年
日本文化の攻と守

近畿大学日本文化研究所編 (担当:分担執筆, 範囲:「趣味と蒐集の地勢学――大正14年の《趣味国名所図会》を読む」)

風媒社 2011年
芸術環境を育てるために

松井利夫・上村博編 (担当:分担執筆, 範囲:「メディアとしての芸術＝環境」)

角川学芸出版 2010年
日本文化の中心と周縁

近畿大学日本文化研究所編 (担当:分担執筆, 範囲:「北斎画〈富嶽三十六景〉の制作順序――空間構成を手がかりに」)

風媒社 2010年
日本文化の美と醜――その形式と融合

近畿大学日本文化研究所編 (担当:分担執筆, 範囲:「通俗的メディアとしての『偐紫田舎源氏』――ストーリーマンガの視点から」)

風媒社 2009年
絵画行為論――いかにして画像をもって事をなすか（平成17―19年度科学研究費補助金（基盤研究(Ｃ)、研究代表者・岸文和）研究成果報告書）

(担当:編者(編著者))

2008年
日本文化の鉱脈―茫洋と閃光と―

近畿大学日本文化研究所編 (担当:分担執筆, 範囲:「近世の『面白し』―歌川広重の旅日記を読む―」)

風媒社 2008年
絵画行為論―浮世絵のプラグマティクス―

醍醐書房 2008年
「脱」の世界―正常という虚構―

近畿大学日本文化研究所編 (担当:分担執筆, 範囲:「浮世又兵衛はいかにして伝説となったか―『傾城反魂香』と『風流鏡が池』を中心に―」)

風媒社 2007年

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講演・口頭発表等

「日本近世の花鳥画――雅俗二元的な世界」

岸文和

韓国民画研究所第4回民画セミナー 2012年
The Socio-Cultural Identity of Ukiyo-e Artist

The Artist in Edo, A Symposium, National Gallery of Art, Washington 2012年
テレビCMの芸術学――物語論の視点から

2011年度京都美学美術史学研究大会 2011年
Aesthetics of “Kawaii”: Through the Analysis of Contemporary Japanese TV Advertisements

Aesthetics and Cultures. The 1st Polish-Japanese Meeting: Exchanging Experiences, The Polish Association of Aesthetics and the Jagiellonian University, Cracow 2011年
The View of the Mountains Was “Amusing”: Surveying the Application of the Japanese Aesthetic Term Omoshiroshi to Nature

International Association of Aesthetics, XVIIIth International Congress of Aesthetics, Beijing 2010年
大正イマジュリィの世界―〈趣味〉番付を手がかりに

大正イマジュリィ学会第20回研究会（同志社大学） 2010年
〈好古家〉としての松浦武四郎――《武四郎涅槃図》と「一畳敷」に見るコレクションの欲望

科研「文化遺産としての大衆的イメージ――近代日本における視覚文化の美学美術史学的研究」第2回「文化遺産としての大衆的イメージ」公開講演会「コレクションの欲望―松浦武四郎とフレデリック・スタール」（同志社大学） 2010年
『山水面白く、また物凄し』―広重日記に見る情緒性―

大正イマジュリィ学会第12回研究会（渋谷区立松濤美術館） 2007年
『大衆の美術』の再評価と展覧会の可能性

「大衆の美術」を紹介する展覧会の可能性をめぐる実行委員会（大正イマジュリィ学会協力）シンポジウム「『大衆の美術』を紹介する展覧会の可能性をめぐって」（平成１７年度文化庁芸術拠点形成事業）（ホテルJALシティ松山） " 2005年
視覚イメージのプラグマティクス

京都大学ＣＯＥ「グローバル化時代の多元的人文学の拠点形成」国際シンポジウム〈イメージと解釈〉（京都大学） 2005年
明治十九年のギャラリー画――松浦武四郎コレクションの〈欲望〉について

美学会西部会シンポジウム「藝術を巡る〈欲望〉と〈所有〉」（九州大学） 2005年
How to Do Things with Images:Pictorial Acts Theory of Ema, the Japanese Ex-voto

International Association of Aesthetics, XVIth International Congress of Aesthetics, Rio de Janeiro 2004年
仲介する美術史学―浮世絵を例にして

国際日本文化研究センターシンポジウム「東アジア美術史・文化史の再構築―文化史の基礎概念の問い直しからあらたな提案へ」（国際日本文化研究センター） 2003年
風俗画に見る歌舞伎―メディアとしての役者絵

日本学術会議芸術学研究連絡委員会シンポジウム「表象芸術2003―アジアの歌と舞」（立命館大学） 2003年
The Laughter in 1794/95 : Sharaku's Kabuki Actor Prints as Media for Visual Communication

XVth International Congress of Aesthetics in Japan, International Association of Aesthetics, Kanda University of International Studies, Makuhari 2001年
自然／都市はなぜ描かれるのか？―西洋／中国／日本の版画メディアについて考える

美学芸術学会・帝塚山学院大学美学会シンポジウム「ヴィジュアル・カルチャー」（同志社大学） 2001年
病とメディア―願掛け／魔除け／見舞い

シンポジウム「蘇州版画と浮世絵版画」（帝塚山学院大学） 2001年
旅の絵師・広重の伝説―メディアとしての風景版画

日本歴史文化学会2000年度大会（流通科学大学） 2000年
Landscape Prints as Visual Communications Media : The "Travel Artist" Utagawa Hiroshige

2000 Annual Meeting, Association for Asian Studies, San Diego, CA 2000年
絵画のメディア学―浮世絵を手がかりにして

岸文和

Advanced Seminar on Arts Study in China 1999年

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所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

戦間期東アジアにおける日本製品広告の視覚文化論：幸福表象の現地化を手がかりに

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2017年4月 - 2020年3月

岸文和
広告図像のレトリック――視覚文化論の視点から――

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2013年4月 - 2017年3月

岸文和, 金相燁, 権昶奎, 孫秀蕙, 陳儀芬, 李培徳, 呉咏梅, 胡平, 湯筠氷, 高畠麻子, 南出みゆき, 小出治都子, 大平奈緒子, 熊倉一紗, 高橋千晶
日本近世における視覚文化の美的構造――美的性質の類型論を手がかりに――

基盤研究（Ｃ）（一般） 2009年 - 2012年
文化遺産としての大衆的イメージ-近代日本における視覚文化の美学美術史学的研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2008年 - 2011年

金田千秋, 加藤哲弘, 島本浣, 山田俊幸, 及川智早, 佐藤守弘, 石田あゆう, 岸文和, 前川修, 中谷伸生, 橋爪節也, 鈴木廣之, 太田孝彦, 石田美紀
<醜>と<排除>の感性論-否定美の力学に関する基盤研究-

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2005年 - 2007年

宇佐美文理, 秋庭史典, 岩城見一, 上村博, 魚住洋一, 碓井みちこ, 加藤哲弘, 篠原資明, 長野順子, 根立研介, 岸文和, 島本浣, 西欣也
絵画行為論-いかにして画像をもって事をなすか-

基盤研究（Ｃ）（一般） 2005年 - 2007年
視覚的イメージのプラグマティクス：コミュニケーション行為論の観点から

基盤研究（Ｃ）（一般） 2002年 - 2004年
四大(地・水・火・風)の感性論:思想・アート・自然科学の関わりについての基盤研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2001年 - 2004年

岩城見一, 加藤哲弘, 岸文和, 上村博, 宇佐美文理, 魚住洋一, 村田純一, 室井尚, 根立研介, 根立研介
日本における「芸術家」イメージの形成史―絵画制作者はどのように語られてきたか―

基盤研究（Ｃ）（一般） 1999年 - 2001年
美学と病理学-人間経験の解釈学としての感性論に関する基盤研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 1997年 - 2000年

岩城見一, 魚住洋一, 吉田城, 中村俊春, 並木誠士, 加藤哲弘, 岸文和, 岡田温司, 篠原資明, 米澤有恒, 太田喬夫, 北村清彦, 上村博, 秋庭史典
上方美術の19世紀

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 1997年 - 1998年

奥平俊六, 脇坂淳, 田島達也, 岸文和, 木村重圭, 菊屋吉生
都市におけるメディア構造の研究-18世紀・大阪の場合-

日本学術振興会科学研究費助成事業一般研究(B) 1993年 - 1994年

今田洋三, 林公子, 岸文和, 梶川信行, 高坂史朗, 浅野洋
鳥居清忠画「浮絵」の研究―幾何学的遠近法の受容史の一断面―

基盤研究（Ｃ）（一般） 1991年 - 1991年
身体性の記号としての藝術

日本学術振興会科学研究費助成事業総合研究(A) 1987年 - 1988年

新田博衛, 山名伸生, 岸文和, 北村清彦, 加藤哲弘, 篠原資明
芸術批評のコミュニケーション的構造の研究

若手研究（Ａ） 1986年 - 1986年
Study of Meisho-zue
Study of Uki-e
Study of Art Criticism
Images of artists
Pictorial Act Theory

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