基本情報

所属
東北大学 高度教養教育・学生支援機構 教育内容開発部門 言語・文化教育開発室 准教授
学位
Ph.D. in Linguistics(1997年2月 State University of New York [SUNY] at Buffalo)

J-GLOBAL ID
200901038772827348
researchmap会員ID
1000231127

研究キーワード

  3

論文

  23

書籍等出版物

  6

講演・口頭発表等

  17

共同研究・競争的資金等の研究課題

  8

その他

  3
  • 2006年10月 - 2006年10月
    本プロジェクトでは、諸言語に見られる態(voice)のなかで、これまで研究対象となりにくかった構文に焦点をあてて通言語学的な視点から研究をすすめることで、言語の類型論的研究に新しい観点を確立することを目的とする。態の研究においては、ヨーロッパ言語に見られる「受動態」等に関するものが一般的である。しかしオーストロネシア諸語、マヤ諸語、バントゥ諸語などにおいて報告のある「適用態」については、系統の異なる言語間での比較がこれまでなされてこなかった。本プロジェクトでは、「適用態」の存在が報告されている言語、また類似の現象が見られる言語の専門家が集まり具体例を検討することで、「適用態」の定義そのものの見直し、一般的性格の記述、態の研究全体のおける位置づけを行う。また、その成果を人間の認知活動や、諸言語の歴史的変化のメカニズムといった、よりひろい文脈の中で検討することを目的とする。
  • 2005年4月 - 2005年4月
    通言語的に観察される形態統語的現象に現れた曖昧性の記述および理論的解析(客員研究員としてプロジェクトに参加)
  • 2002年4月 - 2002年4月
    最適性理論に基づいて、格システムおよび(文法的一致・語順を含めた)リンキングシステム全般の通言語的な変異を神経回路網上に実現することを目的とする。