基本情報

所属
富山大学 附属病院 薬剤部 / 学術研究部薬学・和漢系 教授・薬剤部長
学位
博士(薬学)

研究者番号
60303236
ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0001-8022-196X
J-GLOBAL ID
200901005606477988
researchmap会員ID
1000242924

外部リンク

【研究テーマ】

1) イミノ糖グリコシダーゼ阻害剤の糖鎖生物学的応用

【研究内容】1-Deoxynojirimycin, castanospermine, swainsonineを始めとする種々のイミノ糖(アザ糖)を用いることによりN-結合型糖鎖の生合成を阻害し、糖鎖の細胞内における役割や糖タンパク質の品質管理機構・細胞内輸送を解析するとともに、糖鎖生物学的な知見に基づいた医薬品開発の可能性を探っている。

2)低分子化合物を用いたファーマコロジカル・シャペロン療法の確立とフォールディング病への応用

【研究内容】リソソーム病の次世代型治療法として期待されるファーマコロジカル・シャペロン療法 (pharmacological chaperone therapy) の有用性を検証するとともに、小胞体タンパク質フォールディングを促進する低分子化合物の探索し、小胞体品質管理機構の破綻によってもたらされるフォールディング病への理解と治療薬の開発を目指している。

3)薬学部6年制に対応したより実践的な和漢薬教育・実習を行うためのプログラムの策定

【研究内容】平成14年9月に日本薬学会から「薬学教育モデル・コアカリキュラムおよび薬学教育実務実習・卒業実習カリキュラム」が提示され、実務実習の重要性が明記された。このように、医療の担い手としての薬剤師の質の向上が求められる中、薬学教育において不足しているとされる実務実習での病院・薬局薬剤師の役割は大きい。一方で、実習内容および質は個々の受け入れ機関に委ねられており、その標準化とともに受け入れ施設の独自性を活かした個性的なカリキュラムの策定が重要な課題である。富山大学附属病院薬剤部では、モデル・コアカリキュラムをもとに、大学の特色である和漢診療を基盤としたより実践的な和漢薬実習を行うための独自のプログラムを策定中である。

4)大学病院における医薬品の使用実態と適正使用に関する調査研究

【社会活動】認定実務実習指導薬剤師、日本病院薬剤師会認定 指導薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師、研修認定薬剤師

論文

  205

MISC

  30

講演・口頭発表等

  19

共同研究・競争的資金等の研究課題

  24

社会貢献活動

  3