若原 徹

J-GLOBALへ         更新日: 17/07/13 02:54
 
アバター
研究者氏名
若原 徹
 
ワカハラ トオル
eメール
wakaharahosei.ac.jp
所属
法政大学
部署
情報科学部ディジタルメディア学科
職名
教授
学位
修士(工学)(東京大学), 博士(工学)(東京大学)
科研費研究者番号
40339510

研究分野

 
 

経歴

 
1977年4月
 - 
1985年3月
日本電信電話公社武蔵野電気通信研究所基礎研究部
 
1985年4月
 - 
1987年6月
NTT基礎研究所情報通信基礎研究部
 
1987年7月
 - 
1991年3月
NTT横須賀研究開発センタ・ヒューマンインタフェース研究所
 
1991年4月
 - 
1994年3月
郵政省郵政研究所技術開発センター主任研究官(NTTから出向)
 
1994年4月
 - 
1998年12月
NTTヒューマンインタフェース研究所メディア応用システム研究部主幹研究員
 

学歴

 
 
 - 
1975年3月
東京大学 工学部 物理工学科
 
 
 - 
1977年3月
東京大学 工学系研究科 物理工学専攻
 

委員歴

 
1988年4月
   
 
IEEE Computer Society  会員
 
1978年4月
   
 
電子情報通信学会  会員
 

受賞

 
1994年3月
郵政省郵政研究所特別功績賞
 

論文

 
Theoretical Criterion for Image Matching Using GPT Correlation
Shizhi Zhang, Toru Wakahara, and Yukihiko Yamashita
Proc. of 23rd International Conference on Pattern Recognition   1 544-549   2016年12月   [査読有り]
本論文ではGAT/GPT相関法において変換画像の二乗ノルムを保存する理論的定式化とその解法を提案する。特にアフィン変換の逆行列の反復解法を工夫した。人工的に様々な2D射影変換を施した画像群を用いたマッチング実験により、提案手法が、二乗ノルム保存なしの従来手法と比べて、格段のマッチング能力を達成できることを示した。全6頁、共同研究に付き本人担当部分抽出不可能 共著者:若原徹、Shizhi Zhang、山下幸彦
An Improved Criterion for Image Matching Using GPT Correlation with a Norm Normalization Factor
Shizhi Zhang, Toru Wakahara, and Yukihiko Yamashita
The 19th Meeting on Image Recognition and Understanding (MIRU2016)   PS1-04 1-4   2016年8月   [査読有り]
本論文では2D射影変換を吸収するGPT相関法において変換画像の2Dノルムを保存する理論的定式化とその解法を提案する。最適な2D射影変換パラメータはアフィン変換の逆行列の線形近似とNewton-Raphson法による反復解法を組み合わせて算出した。人工的に様々な2D射影変換を施した画像群を用いたマッチング実験より、提案手法がマッチング能力を大きく向上することを示した。全4頁、共同研究に付き本人担当部分抽出不可能 共著者:若原徹、Shizhi Zhang、山下幸彦
Yukihiko Yamashita and Toru Wakahara
The Journal Pattern Recognition   52 459-470   2016年4月   [査読有り]
変形耐性を持つ画像マッチング手法としてのGPT相関法の高速化、濃淡画像の曲率を重み付けした点の対応付けに基づくパターン間距離の提案を行った。公開手書き数字データベースであるMNISTの認識実験を行い、エラー率0.30%という世界最高性能を達成した。全12頁、共同研究に付き本人担当部分抽出不可能 共著者:若原徹、山下幸彦
Toru Wakahara and Yukihiko Yamashita
Proc. of 37th German Conf. on Pattern Recognition, GCPR2015   LNCS 9358 435-445   2015年10月   [査読有り]
変形耐性のある画像マッチング手法として、2次元射影変換を吸収するGPT相関法を提案した。2次元射影変換を施したテンプレート画像と入力画像との正規化相互相関値を最大化する最適な変換パラメータの計算モデルを導出した。アフィン変換/2次元射影変換と正規雑音を加えた画像間のマッチングや手書き数字認識に適用して、提案手法の有効性を示した。全11頁、共同研究に付き本人担当部分抽出不可能 共著者:若原徹、山下幸彦
GPT Correlation for 2D Projection Transformation Invariant Template Matching
Toru Wakahara and Yukihiko Yamashita
Proc. of 22nd International Conference on Pattern Recognition   3810-3815   2014年8月   [査読有り]
2D射影変換をアフィン変換と部分射影変換の積に分解し、2枚の画像間での正規化相互相関値が最大となるような、最適なアフィン変換と部分射影変換の成分を決定する計算モデルを提案した。正規雑音の重畳やアフィン変換、2D射影変換を加えた人工画像を用いた実験より、高い変形耐性を有する画像マッチングが得られることを示した。全6頁、共同研究に付き本人担当部分抽出不可能 共著者:若原徹、山下幸彦

Misc

 
K-meansクラスタリングとサポートベクターマシンを用いた情景内カラー文字列の2値化
若原徹
画像ラボ   22(10) 29-34   2011年10月
色空間でのK-meansクラスタリングにより情景内カラー文字列の2値化候補画像を複数生成し、サポートベクターマシンによる文字・非文字の2クラス分類で文字列らしさを評価し、最適な2値化画像を決定する手法を提案した。ICDAR2003で公開されたカラー文字列画像データベースに適用して、提案手法の有効性を示した。全6頁
指紋隆線方向分布とマニューシャ対応付けを用いた指紋照合技術の開発
鈴木章、塩昭夫、若原徹、佐野睦夫、木村義政
画像ラボ   14(9) 26-30   2003年9月
指紋照合技術において、指紋隆線方向分布を用いた回転・位置ずれ補正とマニューシャ(指紋隆線の端点と分岐点)の最適対応付けから得られる指紋隆線方向分布間距離とマニューシャ照合率を用いた本人受理/拒否の判定法を提案した。半導体式センサから収集した指紋画像データを用いて、提案手法の有効性を示した。全5頁、共同研究につき本人担当部分抽出不可能 共著者:鈴木章、塩昭夫、佐野睦夫、木村義政、若原徹
文字認識技術の研究苦労話
若原徹
映像情報メディア学会誌   51(2) 183-186   1997年2月
文字認識の主にアルゴリズム研究に携わってきた20年余りを振り返り、画数・筆順自由なオンライン文字認識技術、変形耐性を強化した手書き漢字OCR技術、さらに郵政省郵政研究所に出向中に企画・実施した文字認識技術コンテスト、に関わる苦労話を述べた。最後に、武谷三男の三段階論に言及して、文字認識研究が未だ現象論から実体論の途中にあり、本質論へ至るための今後の課題を論じた。 全4頁
「第3回手書き認識技術フロンティア国際ワークショップ」の報告概要―「構造情報を付加したLATによる手書き数字認識」及び米国の関連先端技術の現状―
若原徹
郵政省郵政研究所月報   6(9) 51-67   1993年9月
米国郵便公社の文書解析・認識センタ(CEDAR)主催の「第3回手書き文字認識技術フロンティア国際ワークショップ」に参加して、手書き数字認識に関する標記論文の発表を行った。さらにCEDARならびにニューヨーク州立大学を訪問して先駆的研究者であるProf.S.SrihariやProf.T.Pavlidisと研究討論を行った。最後に、郵政研究所における文字認識研究のありかたについて提言を行った。 全18頁
「第5回高度郵便工学会議」参加と米国郵便情報機械化の調査(サーベイ報告)
吉室誠、若原徹
郵政省郵政研究所月報   6(8) 48-65   1993年8月
米国郵便公社(USPS)主催の「第5回高度郵便工学会議」に参加し、宛名認識システムなど郵便処理の高度化・自動化に関わる最先端技術の発表を聴講した。会期中にUSPS工学研究開発センタならびに郵便施設を訪問・調査するとともに、会議後には文字認識とコンピュータビジョン研究に焦点を絞り、AT&Tベル研究所、コロンビア大学、ニューヨーク大学を訪問して研究視察及び討論を行った。 全19頁、共同研究につき本人担当部分抽出不可能 共著者:吉室誠、若原徹

書籍等出版物

 
Pattern Recognition
IN-TECH   2009年10月   
第21章「Figure-Ground Discrimination and Distortion-Tolerant Recognition of Color Characters in Scene Images」を執筆した。情景内カラー文字の最適2値化と変形耐性認識について,著者が先導的に提案してきた一連の手法を系統的に述べ,今後の研究の方向性を示した。 本人執筆部分24頁
Progress in Handwriting Recognition
World Scientific Publishing Co. Pte. Ltd.   1997年5月   
第5回手書き認識フロンティア国際ワークショップ(1996)での発表論文87編の最終版の単行本。執筆論文は、パターン認識の分野で最近関心の高いマルチエキスパートシステムの応用例として、自由手書きの郵便宛名認識における複数認識アルゴリズムの組み合わせ方式および知識処理の融合の有効性を示した。 全622頁中、本人担当部分7頁 執筆者:87名
パターン認識・理解の新たな展開―挑戦すべき課題―
電子情報通信学会   1994年2月   
第4.5節「文字変形モデル」を執筆した。形状記述―変形抽出―変形評価の3段階論を提唱し、挑戦すべき問題として「確率論的/決定論的文字変形モデルの確立」を提起した。これを解く意義が、学習データの自動生成、評価データの自動生成、変形予測による認識アルゴリズムの高度化にあることを述べた。 全175頁中、本人担当部分8頁 執筆者:31名
電子情報通信ハンドブック
オーム社   1988年3月   
第12編第5部門の「4.オンライン手書き文字の認識」を執筆した。タブレット入力により、画数・筆順情報が活用できる有利性、マンマシンインタフェースとしての大きな可能性をもつことを述べ、次いでオンライン文字認識システムを構成する前処理、特徴抽出、識別の各処理について主要技術を説明した。 本人担当部分3頁 執筆者:1032人

講演・口頭発表等

 
GAT Correlation Matching with a Factor of Norm Normalization
Shizhi Zhang, Toru Wakahara, and Yukihiko Yamashita
2016年電子情報通信学会総合大会   2016年3月15日   電子情報通信学会
本論文ではGAT相関法においてアフィン変換のノルム保存を含めた定式化とその解法を提案する。Sherman-Morrison-Woodbury公式に基づく逆行列の線形化を用いた。手書き数字データベースMNISTの文字サンプルを用いたマッチング実験により、ノルム保存を含まない場合に比べて、格段のマッチング能力向上を確認した。全1頁、共同研究に付き本人担当部分抽出不可能 共著者:若原徹、Zhizhi Zhang、山下幸彦
GPT相関法による2D射影変換に不変な画像マッチング
若原徹 山下幸彦 
電子情報通信学会技術研究報告   2013年12月12日   電子情報通信学会
2D射影変換をアフィン変換と部分射影変換の積に分解し、2枚の画像間での正規化相互相関値が最大となるような、最適なアフィン変換と部分射影変換の成分を決定する計算モデルを提案した。全6頁、共同研究に付き本人担当部分抽出不可能 共著者:若原徹、山下幸彦
正規分布に基づくFisher判別分析の補正項
横田達也 若原徹 坂野鋭 山下幸彦 
電子情報通信学会技術研究報告   2013年3月14日   電子情報通信学会
分散共分散行列が異なる正規分布に対する最適な特徴抽出法として、他カテゴリの確率密度関数を重みとする評価基準、Chernoff距離に基づく評価基準を定式化する。特に2カテゴリ1特徴量抽出の問題に適用し、一般化固有値問題としてFisher判別分析の修正項を導く。2次元正規分布およびMNISTデータベースに適用して、その判別性能を評価した。全6頁、共同研究に付き本人担当部分抽出不可能 共著者:横田達也、若原徹、坂野鋭、山下幸彦
クラスタ数の自動選択によるK-meansクラスタリングとサポートベクターマシンを用いた情景内カラー文字画像の2値化と認識
遠藤光太郎 若原徹
電子情報通信学会技術研究報告   2013年1月24日   電子情報通信学会
色空間でクラスタ数の自動選択機能を持たせたK-meansクラスタリングにより情景内カラー文字画像の2値化候補画像を複数生成し、サポートベクターマシンで文字・非文字の判定を行って最適な2値化画像を決定し、最後に改良投影距離法を用いて認識を行う手法を提案した。公開データセット"the Chars 74K"に提案手法を適用し、最適2値化率85.6%、文字認識率63.0%を達成した。全6頁、共同研究に付き本人担当部分抽出不可能 共著者:遠藤光太郎、若原徹
エッジ成分の方向分布と空間的配置に着目した情景画像からの文字列抽出
北田英樹 若原徹
電子情報通信学会技術研究報告   2013年1月23日   電子情報通信学会
RGB成分毎のエッジ成分の和として文字候補領域を抽出し、それらの空間的配置から2文字以上横に並ぶ文字列領域を抽出し、さらに1文字のみからなる文字列や文字間接触をした文字列に対しては輪郭方向分布特徴を用いた文字・非文字判定により抽出を行う、情景画像からの文字列抽出法を提案した。ICDAR2003公開データセットに本手法を適用し、再現率67.6%、適合率62.9%、F値65.1%を達成した。全6頁、共同研究に付き本人担当部分抽出不可能 共著者:北田英樹、若原徹

特許

 
US 6,658,149 B1 : Scheme for Identifying Gray-Scale Image
Toru Wakahara and Toshiaki Sugimura
US 5,940,534 A : On-Line Handwritten Character Recognition Using Affine Transformation to Maximize Overlapping of Corresponding Input and Reference Pattern Strokes
Toru Wakahara, Naoki Nakajima, Sueharu Miyahara, and Kazumi Odaka
3534537 : 形状マッチング方法および装置
若原徹、小高和己
3454335 : オンライン手書き文字認識方法及びその装置
若原徹、中島直樹、宮原末治、小高和己
3433150 : 濃淡画像同定方法、濃淡画像同定装置および濃淡画像同定プログラムを格納する記録媒体、ならびに画像検索方法、画像検索装置および画像検索プログラムを格納する記録媒体
若原徹、杉村利明