髙木 和美

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アバター
研究者氏名
髙木 和美
 
タカキ カズミ
所属
岐阜大学
部署
地域科学部 地域文化学科 地域構造講座
職名
教授
学位
学術博士(金沢大学), 社会学修士(日本福祉大学)

プロフィール

生活問題と生活問題対策の構造分析/働く人々とその家族の抱える生活問題の実態調査・分析をし、それに対する対策の構造を分析することによって、社会的自立の条件を明らかにする。この研究は、生活問題対策の一環である社会福祉の本質と方法・手段の分析と結びついている。/看・介護職員の業務の本質と看護・介護職員政策の歴史・現状・課題を捉える研究/社会保障・社会福祉政策の実践手段として用いられる看護・介護の本質を実態から分析し、日本の看護・介護職員政策の歴史・現状が看護・介護の本質を生かし働く人々とその家族の人たるに値する生活を社会的に保障する展開となってきたかを国際比較を交えて検証し、今後の課題を明らかにする。この研究は、社会保障における社会福祉の制度的位置・役割を明らかにするものでもある。

研究分野

 
 

経歴

 
2008年
 - 
現在
岐阜大学 教授
 
2002年
 - 
2007年
岐阜大学 助教授
 
1998年
 - 
2001年
同朋大学 専任講師
 
1977年4月
 - 
1984年9月
美浜町社会福祉協議会
 
1988年11月
 - 
1996年1月
福井県保険医協会
 

学歴

 
1993年4月
 - 
1998年3月
金沢大学 社会環境科学研究科 地域社会環境学
 
1986年4月
 - 
1988年3月
日本福祉大学 社会福祉学研究科 社会福祉学
 

論文

 
合理的看護職員構造」の研究-介護概念の看護概念への包摂による看護・介護職員養成制度の統合
髙木 和美(地域科学部)
博士論文   1-273   1998年3月   [査読有り]
看護、介護職員の業務実態調査に基づいて日本の研究者の多くが看護と介護概念を異なるものとして捉えていること、その問題点を明らかにした。看護職員の範囲を広く捉えることが実態に即しており、看護、介護の担い手の質と労働条件を底上げすることが、結果として勤労住民の健康な生活を促すものであること、この看護の担い手の捉え直しに基づいて看護・介護職員の養成プログラムも再編すべきであることに論及している。この制度改革に関する試論は、デンマークの看護職員制度とWHO、ICNにおける議論、ILO看護職員条約採択...
社会保障、社会福祉の本質とその関係-社会保障、社会福祉の対象課題とその実践方法・手段の分析-
髙木 和美(地域科学部)
同朋福祉(社会福祉編)   (第5号(通巻27号)) 75-100   1999年3月
社会保障・社会福祉政策が作り出されてくる歴史的必然性、社会保障・社会福祉の対象課題は何か、社会保障における社会福祉の制度的位置、社会福祉政策実践の方法について、主な「構造改革」関連文書を取り上げつつ、社会科学的検討を試みた。
生活福祉資金貸付制度の周辺-生活福祉資金借入申請世帯のすがた、取り扱い窓口(社協)のすがた-
髙木 和美(地域科学部)
月刊国民医療   (No.233) 2-11   2007年2月
生活福祉資金貸付制度とは、生活保護世帯の生活水準に近い世帯の生業資金や住宅資金、修学資金等を低利で貸し付ける制度で、都道府県社会福祉協議会が貸付の本体であるが、市町村社協が、受託業務として日常的に窓口を開いている。民生委員が日常的に貸付相談や生活の安定をめざした援助活動を行うことになっている。個人の特定ができないよう東海北陸地域の某県T市社協で受けた借入相談者のリストを加工したものの中から、典型的借入事例を拾い出し、「窓口」に足を運んだ経緯・生活状態を捉えた。「窓口」である社協は、単なる受...
堆積する被曝労働者と家族の労働・生活問題-繰り返し使い捨てられ、最後にいのちを引き換えに働く原発労働者-
髙木 和美(地域科学部)
月刊国民医療   (No.299) 31-60   2012年9月
働くひとびととその家族の階層性からみた社会的自立の条件-岐阜県X市Y町の住民生活実態調査から-
髙木 和美(地域科学部)
福井の科学者   (第101号) 9-22   2006年10月
「11章 高齢者とその家族の生活問題の構造」『平成17年度科学研究費補助金〈基盤研究C〉研究成果報告書 中山間地域における地域社会構造の総合的研究-過疎化・高齢化時代のモデルを求めて-課題番号15530325』研究代表者 白樫久、174~194ページ (2006年3月発行)を素材としている。現役労働者世帯及び自営業者世帯(生業)と高齢者(老後労働者)世帯の、社会的自立のために必要な主たる条件について検討した。社会的自立と自助自立とは異なる。自助自立とは、雇用労働者としてまたは自己雇用の自営...
特養入居者に対する基礎となるケアの質(看護職と介護職の比較)-看・介護職員政策と両職種のケアの実態を見つめて-(その1)
髙木 和美(地域科学部)
月刊国民医療   (No290) 53-64   2011年12月
特養入居者に対する基礎となるケアの質(看護職と介護職の比較)-看・介護職員政策と両職種のケアの実態を見つめて-(その2)
髙木 和美(地域科学部)
月刊国民医療   (No291) 4-41   2012年1月
日雇労働者の生活問題と社会福祉の課題-若狭地域の原発日雇労働者の生活実態分析から-
髙木 和美(地域科学部)
社会学修士論文   1-300   1988年3月   [査読有り]
若狭地域の原発日雇労働者の聞き取り調査をもとに、日本のエネルギー政策や農業政策の問題を抱えて、下請構造の最末端で被曝労働を担う住民の労働・生活・健康状態を明らかにした。生命の危険を伴う日雇労働に就くまでの個々の労働・生活歴を日本の産業政策・労働力政策の歴史とクロスさせると、不安定低所得階層に置かれていることが個々の労働者の個人的事情によらないものであることがみえる。労働・生活問題を抱え、健康上の問題を抱えたり、労働現場で負傷した時点から失業する日雇労働者の生活を保障する社会福祉制度は、極め...
不安定就労階層の形成要因とその形成を防ぐ条件-生活問題の階層性を捉えるために-
髙木 和美(地域科学部)
同朋大学論叢   (第81・82合併号) 45-73   2000年6月
生命・健康・生活の再生産が最も困難な状態におかれている不安定就労低所得階層がどのようなメカニズムのもとで作り出されているのか、その階層の置かれている状態はどのようなものか、そしてすべての労働者大衆が、安定的に生命・健康・生活の再生産をなしうる条件について検討した。<BR> この検討は、社会福祉の対象課題である生活問題の本質を捉えるための前提として必要な作業である。本論文は名古屋都心部に生活する失業中の不安定就労階層の実態調査(事例調査と統計調査)を下地にしている。
ドイツ・高齢者看護師を看護師に統合する制度改革の意味-2005年6月の聞き取り調査から
髙木 和美(地域科学部)
研究所報 いのちとくらし   (NO.36) 80-100   2011年9月
介護問題対策とは何か-介護保険と介護保障の違い-
髙木 和美(地域科学部)
日本医療経済学会会報   (No.62) 1-29   2000年8月   [査読有り]
社会保障における社会福祉の制度的位置・役割を介護保障と介護保険の違いを分析することによって明らかにした。日本の介護保険制度は、社会問題としての介護問題に、総合的に対応するものにはなりえないこと、介護問題対策をたてる場合には、介護を担う家族や職員の労働問題対策も含めて検討されなければならないことについて論じた。また、賃金や年金の補完としての介護手当や、家族介護者の人件費手当や住宅保障などと共に、医療保障の範囲を拡充する方法で直接介護サービスを給付することも可能であることについて述べた。
授産所づくりへの道
髙木 和美(地域科学部)
福祉研究   (第46号) 55-67   1982年3月
福井県の美浜町社協が障害児者をかかえる家族の懇談会をはじめたことがきっかけとなり、町ぐるみの障害児者の授産所づくり運動が展開していく過程と、その節目ごとの評価、当事者組織化の可能性と課題について検討している。<BR>(日本福祉大学学術奨励の慈昭館賞受賞)
若狭地域原発日雇労働者の生活問題研究ノートその1
髙木 和美(地域科学部)
日本福祉大学大学院研究論集   (第2号) 14-53   1987年8月
社会福祉の理論研究と日雇労働者事例調査のまとめをし、社会福祉の課題と労働問題との結びつき等を明らかにしている。
原子力発電所で働く日雇労働者の実態
髙木 和美(地域科学部)
立命評論   (第85号) 28-46   1987年9月
1986年7月~87年3月の間、原発日雇労働者に対し、労働・生活暦と雇用・労働条件、健康状態に関する聞き取り調査を行った。下請け会社の日雇い労働者として、しかも被曝労働に従事するに至った経過、労働実態・作業環境、賃金・加入している社会保険、若狭地域住民としての日常生活、健康状態の悪化・死亡までの経過、家計等について、特徴点を分析し、原発での被曝労働者が死に至る過程を図示した。また、個別事例が実は層厚く存在することを推測しうる、既存の統計資料も添えた。
迷路を語る原発日雇労働者
髙木 和美(地域科学部)
賃金と社会保障   (No993 9月上旬号) 66-74   1988年9月
原発で働く日雇労働者の生命・健康・生活の状態を聞き取る枠組を示して行った聞き取り記録である。生の言葉で労働問題と生活問題の関係、日本の農業政策の貧困、下請構造の問題点、生命とひきかえの労働現場の実態を示した。
若狭地域原発日雇労働者の生活問題研究ノートその2
髙木 和美(地域科学部)
日本福祉大学大学院研究論集   (第3号) 83-93   1988年10月
社会福祉の理論研究と日雇労働者事例調査のまとめをし、社会福祉の課題と労働問題との結びつき等を明らかにしている。
日雇労働者の生活問題の実態分析
髙木 和美(地域科学部)
日本福祉大学研究紀要   (第79号) 151-212   1989年3月
若狭地域の賃金労働兼業農家の中高齢者を中心とする原子力発電所の日雇労働者のくらしと健康状態について事例調査し、既存の統計とも組み合わせて分析。労働者の生活問題を社会福祉の課題として、取り上げている。
地域福祉の課題としての国保問題
髙木 和美(地域科学部)
日本の地域福祉   3 116-129   1990年3月   [査読有り]
福井県各市町村の既存統計を活用し、国民健康保険加入世帯の地域性、階層性を明らかにしている。さらに国保の制度的位置を示し、地域福祉の課題を捉えている。
患者住民からみた「在宅重視」の診療報酬改定の問題点
髙木 和美(地域科学部)
日本の地域福祉   (第6号) 137-163   1993年3月   [査読有り]
地域医療・地域福祉の視座から政府の「在宅政策」を分析している。診療報酬制度の動向と、地域福祉関連施策の動向をつきあわせ、患者住民のくらし・健康に関する問題点と課題を明らかにしている。
農山村における地域福祉のマンパワーについて
髙木 和美(地域科学部)
地域福祉研究   (No19) 25-42   1991年6月
過疎化の進む農山村における高齢者のくらしと健康問題に対応する町づくりをいかに進めるべきかを、地域福祉の視角から検討。町づくり・地域福祉の担い手としてマンパワーを捉えている。そのマンパワーの雇用・労働条件、資格要件の現状と問題点にも事例調査、既存の統計調査をふまえて言及。
各地の地域福祉計画の内容と問題点
髙木 和美(地域科学部)
社会福祉学   (第34-1号) 41-69   1993年6月   [査読有り]
全国各市町村又は市町村社協が策定した地域福祉計画を、38種類収集の上、策定主体等によって類型化し、地域福祉の理論、調査の手法、住民自治のとらえ方等の視点から分析し、課題を示している。
デンマークの社会的共同生活手段整備のすがた
髙木 和美(地域科学部)
医療・福祉研究   (第8号) 87-91   1996年7月
デンマークにおける1800年代以降の政治・社会情勢の概要と現代の社会的共同生活手段、特に高齢者の住生活手段に関する社会的保障の状態についてまとめた。歴史文献と現地でのききとり調査に基づく。
北欧にみる脱『施設化』政策と高齢者の自己決定
髙木 和美(地域科学部)
医療・福祉研究   (第10号) 71-78   1998年9月
スウェーデンやデンマークでは、高齢期をむかえた人々が尊厳ある生活をおくる条件として、全ての高齢者に一定水準以上の住宅を社会的に保障する政策がとられている。また所得保障の水準も高い。加えて在宅サービスの量・質は、日本と比べて格段に高いレベルのものが用意されている。地域格差を極力抑える財政措置が取られていることも見逃せない。このような総合的な生活保障が整備されてきた歴史的背景と具体的な事例に触れながら、「社会サービスの選択」「生活内容の自己決定」というものは、大胆なナショナルミニマムの底上げが...
看護と介護を考える
髙木 和美(地域科学部)
月刊国民医療   (No.161) 7-10   2000年10月
看護、介護の本質と、その担い手の分断養成・配置政策の問題点とその解決の方向性について論述。
介護問題対策のための介護(看護)職員政策をどうみるか
髙木 和美(地域科学部)
医療労働   (2001.10月号) 16-23   2001年10月
介護問題対策のために介護職員が養成配置されているが、実態は看護職員の代替利用である。このような代替利用の政策が実施される理由と代替利用がもたらす様々な弊害を明らかにした。あわせて看護を医療、介護を福祉の専門職として位置づける論理は、実態からみても理論的にも説明のつかないものであることを指摘・説明した。社会福祉労働者政策の分析である。
社会福祉施設で働く「看護職員」に求められていること
髙木 和美(地域科学部)
NurseEye   (Vol.15No.4) 4-13   2002年6月
社会福祉施設で行われている利用者のさまざまな生活の世話をどう捉えるか、医療機関で行われる生活の世話と本質的にちがうのか否かを実態から明らかにした。また、看護と介護は同じ労働であることをとらまえた上で、わずかしか配置されない社会福祉施設における看護職員の役割と職場づくりの課題について述べた。
「医療行為」をめぐる看護職員、介護職員の悩み
髙木 和美(地域科学部)
月刊国民医療   (No.189) 20-32   2003年2月
第30回医療研究「全国集会」第2分科会「介護の仕事」講演録に加筆したもの。様々な医療行為を担わざるをえない介護職員の日常業務の実態を明らかにし、この実態に対する不安、事故等に関する筆者の聞き取り調査(愛知、岐阜、京都、岡山等の介護職員及び看護職員からの聞き取り)から、無資格者に医療行為を押しつけ、いわゆる不法行為が日常的に行われている状態を黙認・放置しながら、「当座やむなく」「いくつかの条件付きで」ホームヘルパーに公然と医療行為ができる道を開く政策動向の問題点を指摘。また、この事態に対する...
ホームヘルパーによる医療行為の一部解禁策が意味するもの
髙木和美(地域科学部)
社会医学研究   (第21号) 34-45   2003年12月   [査読有り]
日本の保助看法における看護師の業務規定は、傷病者の身のまわりの世話に偏っている。また社会福祉士及び介護福祉士法における介護福祉士の業務規定は、障害を持つ者の身のまわりの世話とされ、傷病を抱えていたり、回復期にあったり、常に予防が必要であることが棚上げされた内容である。そして介護職員の養成は看護職員と切り離され、介護職員は看護職員と比べて、安上がり労働力として大量配置されてきている。その介護職員に医師・看護師しか担えないとされてきた医療行為をなし崩し的に担わせていく動きがあること、その動きは...
スウェーデンでは、ケア付き高齢者集合住宅等における医行為を誰がどのように担っているか
髙木 和美(地域科学部)
いのちとくらし研究所報   (No12) 30-35   2005年8月
2005年6月、イエテボリ市内の市立と公益法人立のケア付き高齢者集合住宅を訪問し、聞き取り調査をした際、入手した資料を紹介。日本においては、法律上医行為ができるとされる資格を持たず、体系的継続的な教育・訓練も受けないままに、介護職員が医行為を常態的に担わされている。スウェーデンにおける看護職員養成制度のあり方と看護職員の養成教育の到達点に応じた職務分掌のあり方・医行為の委任方法は、日本の看護・介護職員の養成・業務分掌のあり方をたて直す上で、具体的な手がかりになる。遡れば1977年のILO看...
私の研究ノート 生命・健康・生活を守る条件作り
髙木 和美(地域科学部)
福祉のひろば   (2005年12月号) 74-75   2005年12月
生活問題の構造を研究する意味、生活問題対策の方法(社会福祉の方法)の研究である看護・介護サービス研究の一端を紹介したもの。
ドイツにおける高齢者看護師(AltenpflegerIn)の職業領域に関する判決とその理由
髙木 和美(地域科学部)
社会医学研究   (No23) 63-73   2005年12月
2002年10月24日、ドイツ連邦共和国(以下、ドイツという)における「高齢者看護の職業に関する法律」(Gesetzuber die Berufe in der Altenpflege 、以下高齢者看護師法という)を連邦法として確定したドイツ連邦憲法裁判所(BVerfg 、以下「憲法裁判所」という)第2法廷の「判決と理由」を抜粋し、日本にあてはめれば特別養護老人ホームやホームヘルプサービス提供事業所で働く「介護職」(連邦法に定めた資格要件を持つ者)の職業領域を看護職と同じ治療職(Heilb...
ホームヘルパーの労働・生活・健康に関する実態調査報告(上)
髙木 和美(地域科学部)
賃金と社会保障   (No.1408 12月下旬号) 38-73   2005年12月
ホームヘルパーの労働・生活・健康状態を、雇用形態別に分析した。また、ヘルパー自身が捉えている介護保険制度の問題点を、雇用形態別に比較し、現実の認識のありようも置かれた社会的条件に規定されていることを浮き彫りにした。ホームヘルパーはまた、その大部分が中高齢女性であり、かつ不安定雇用で働いており、働き方はホームヘルパーの属する世帯の生計中心者の階層性に左右されていること、常雇職員の賃金は相対的に低く、パートや登録ヘルパーで生計を担っているヘルパーにあっては、常雇を上回る労働時間で働いている姿が...
ホームヘルパーの労働・生活・健康に関する実態調査報告(下)
髙木 和美(地域科学部)
賃金と社会保障   (No.1409・1410 1月合併号) 57-89   2006年1月
『賃金と社会保障』No.1408掲載分の続きである。ホームヘルパーの国・自治体に対する意見・要望(自由記述のまとめ)、事例研究(A市社会福祉協議会におけるホームヘルプサービスの供給体制の推移、調査時点の勤務体制と賃金格付等)を付して、調査結果を総括した。総括の中で、「登録ヘルパー」は有償ボランティアであり、この労働力によって社会サービスを給付することの問題性を指摘した。
ホームヘルプサービス政策の推移
髙木 和美(地域科学部)
賃金と社会保障   (No.1411 2月上旬号) 4-30   2006年2月
ホームヘルプサービスに関する政策史である。ホームヘルプサービスに焦点を当てた政策年表を据えた。戦後から今日までの働く人びととその家族の労働・生活問題と、それへの対策の一部であるホームヘルプサービスの変遷、意義と限界について述べた。日本の労働者政策、社会保障政策が、ホームヘルプサービスの領域に明確に現れている。
生き生きと健康に暮らす可能性を阻む社会のメカニズム
髙木 和美(地域科学部)
医療政策学校   (No.2) 9-13   2006年5月
生命・生活の再生産が途絶えた事例を取り上げた(福井県今立町でおきた餓死事件、石川県で起きたグループホーム事件)。長期に渡る失業の末50代で餓死した事例や夜勤のみにシフトされた不安定雇用・無資格の介護労働者(20代)がグループホーム入居者に死をもたらした事例の背後にある、日本の雇用・労働条件の保障の在り方と社会保障・社会福祉政策の在り方の問題点を述べ、そのところから可能な限り健康で尊厳を保って生きるための社会的条件を示した。問題を個別化する社会福祉研究の潮流に対する批判もあわせて行った。
看護と介護を考える
髙木 和美(地域科学部)
月刊国民医療   (No.256) 31-41   2009年2月
2008年10月25日・26日の両日に行われた第21回看護講座in Naganoでの第Ⅳ講座の講義内容に加筆したもの。
看護師及び高齢者等の長期ケア従事者養成政策の実際と諸問題
髙木 和美(地域科学部)
医療労働   (No.511) 33-42   2009年3月
2008年11月、日本医療労働組合連合会と国民医療研究所が共同して、フィリピン・香港等での看護・介護労働者政策に関する調査を行った。筆者の論文は、単なる聞き取り記録の紹介ではなく、言説と言説の関連性をつかみ、フィリピンと日本の労働者政策を言説と先行研究からつかみ、いわゆる高齢者等の長期ケアの供給のあり方について、問題提起している。
フィリピン人看・介護労働者事情と日本看・介護職員の問題点
髙木 和美(地域科学部)
月刊国民医療   (No.272) 1-19   2010年5月
Nukes pushued out from Kyoto and Osaka to Wakasa and the conditions of NPP workers and their families in Wakasa revealed by the 1980s'survey
髙木 和美(地域科学部)
岐阜大学地域科学部研究報告   (第31号) 133-146   2012年9月
介護労働者政策をどうみるか-介護・看護労働者の関係-
髙木 和美(地域科学部)
総合社会福祉研究   (第33号) 13-31   2008年11月
社会問題としての介護問題が作り出される歴史的背景をおさえ、介護問題対策の内容が、問題の構造に対応しているかどうか、事実に基づいて批判的に分析した。特に介護労働者の雇用・労働条件や実務については、一般的な労働者政策と、それに重ねて社会保障・社会福祉政策の矛盾が現場労働者にしわよてされていることを明らかにした。さらに、看護と介護の担い手を分離・分断する学説が用いられ同一労働の担い手が差別的に利用されていることについて、戦後の日本の政策史を辿りながら、今日の労働者の実態調査をふまえて、指摘してい...
看護・介護職員養成のあり方を問う-看・介護職員、各職員養成校教員等への聞き取り調査15年の記録から-(その1)
髙木 和美(地域科学部)
月刊国民医療   (No284) 9-32   2011年5月
看護・介護職員養成のあり方を問う-看・介護職員、各職員養成校教員等への聞き取り調査15年の記録から-(その2)
髙木 和美(地域科学部)
月刊国民医療   (No285) 16-31   2011年6月
看護・介護労働者政策に関する諸問題-介護労働者政策を中心に-
髙木 和美(地域科学部)
月刊国民医療   (No.253) 26-38   2008年10月
2008年6月に口頭発表した国民医療研究所「看護・介護労働プロゼクト、政策チームでの中間調査報告を基礎に、以後の高木による文献研究から得た知見を加え、報告論文としてまとめたもの。
看護とは何か、介護とは何か-看護職員と介護職員を分断する政策と所説を問う-
髙木 和美(地域科学部)
賃金と社会保障   (No1335) 4-33   2002年12月
看護職員と介護職員を分断養成し、同一労働を担っている介護職員を差別的に安く利用する政策がとられているが、この実態を社会科学的に分析・批判する文献がみあたらない。現状は、看護と介護の専門性は異なるものとして分離する学説が大多数を占めている。しかし、この分離論と政策とが、現場の看護、介護職員の分業と協業のあり方に混乱をもたらしている。この混乱の因果関係を分析し、理論的にも実態からも、また近年のデンマーク、ドイツなどの看護・介護職員の養成制度と資格制度の改正内容をみても、分離して捉えることは誤り...
京都・大阪から若狭に押し出された原発、若狭の原発労働者・家族の状態-80年代の調査から-
髙木 和美(地域科学部)
経済科学通信   (第127号) 30-36   2011年12月

書籍等出版物

 
人権としての社会保障−人間の尊厳と住み続ける権利?医療・福祉の<にない手>をめぐる問題「看護・介護職員は同一労働の担い手−看護・介護労働の本質から見た専門職養成政策の諸問題(日本の場合)
法律文化社   2013年6月   
新修 彦根市史 第9巻 史料編 近代二・現代
滋賀県彦根市   2005年2月   
くらしの道しるべ−福井県の社会資源の現状と課題−
福井県保険医協会   1990年9月   
地域を考える-住民の立場から福井論の科学的創造をめざして-
髙木和美(地域科学部) (担当:共著, 範囲:441-475)
日本科学者会議福井支部   1990年12月   
原子力発電所で働く日雇労働者は、労働者としての権利と暮らし・健康の安定的保持の条件が、制度的に保障されていない典型的な階層である。国保は、被雇用者保険としての健康保険制度の適用から外されている勤労大衆(原発日雇含む)を保険的保護方法によって受け止める社会福祉制度である。日本の医療保障制度の不備と労働者保護制度の不備が原発日雇労働者の生活問題を深刻化させている実態を事例調査と既存統計をもとに分析した。担当部分「原発日雇労働者の医療保障問題-国保加入階層の生活問題として-」
新しい看護・介護の視座-看護・介護の本質からみた合理的看護職員構造の研究-
髙木和美(地域科学部)
看護の科学社   1998年8月   
看護は治療を中心とする狭い意味の医療の固有の技術群とはいえないし、介護は社会福祉固有の技術群とはいえないこと、看護と介護の機能は共通しており、各々に固有の対象課題を持つものではないことを実証的に明らかにした。その上で、新たな合理的看護職員構造の試案を提示した。その試案は、看(介)護職員を包括的に捉えた上で、上向移動可能な教育システムを作り、看(介)護職員の社会的地位の底上げ・質の向上を図るためのものである。上記の論展開をするためには社会保障制度の構造をつかみ、社会福祉の対象課題を明らかにす...
21世紀の医療・介護労働
髙木和美(地域科学部) (担当:共著, 範囲:95-109、191-204、234-264)
本の泉社   2000年12月   
介護問題とは、働く人々とその家族が社会の中で背負わされた生命・健康・生活の再生産が阻まれる問題の一環である。この介護問題に対応する対策の柱として成立した介護保険制度は、保険料や利用料、制度全体の財源構造、サービスの質・量、手続・判定方法等に問題があるだけでなく、医療保険給付内容を削除し介護保険に不十分に肩代わりさせたこと、介護サービスの供給事業者を営利企業にまで広げたこと等、むしろ働く人々とその家族の社会的に自立しうる条件をそぐものになっている。介護保険の本質をつかみながら、国民生活の再生...
障害児・者と母たちの生涯を健やかに「まちづくり」としてのさつき福祉会総合(10ヵ年)計画 障害児・者等とその介護者のくらしと健康実態調査報告書
髙木和美(地域科学部)
桐書房   2002年9月   
2000年10月から11月にかけて、東海市において障害児・者と家族介護者のくらしと健康に関する実態調査を実施した。その分析結果から、障害児・者の家族介護者(その9割が母親)の生命・健康・生活の実態を明らかにし、障害者問題が障害者の心身の不全や機能そのものの問題ではなく、障害者本人とその家族の社会的ハンディキャップの問題であることを示した。その上で、知的障害児・者通所施設を運営する、ある社会福祉法人の事業・活動の問題点を洗い出し、地域における施設の役割・法人の将来計画を包括的・具体的に示した...
21世紀の医療政策づくり「第7章3節 暮らしの中で背負う健康問題への視点を」
髙木和美(地域科学部) (担当:共著, 範囲:153-170)
本の泉社   2003年11月   
地域住民(働く人々とその家族)のくらしと健康状態の階層性と階層の別なく共通して、社会的存在である人間の健康状態を思わしくないものにしているメカニズムをとらえた。そのために国・自治体行政の責任と費用負担による「広い意味の健康」の保持・増進と疾病の予防・回復のためのサービスを、日常的に最も必要としている人々の典型として、障害児・者の家族介護者を取り上げた。骨子は次の通り。①人間の健康をどうとらえるか、②健康問題を担い手は誰か、③障害児・者の家族介護者(働く人々とその家族)の健康状態、④働く人々...
社会福祉労働者政策-ホームヘルパーの労働・生活・健康の質を規定する社会的条件-
髙木和美(地域科学部)
桐書房   2007年7月   
第1部は、ホームヘルプサービスに関する政策史である。ホームヘルプサービスに焦点を当てた政策年表を据えた。年表は、医療政策と看護職員政策、社会福祉政策をつきあわせてみられるようにした。戦後から今日までの働く人びととその家族の労働・生活問題と、それへの対策の一部であるホームヘルプサービスの変遷、制度の意義と限界について述べた。日本の労働者政策、社会保障政策が、ホームヘルプサービスの領域にも明確に現れている。第2部は、ホームヘルパーの労働・生活・健康に関する実態調査報告である(100人を超える登...
中山間地域は再生するか-郡上和良からの報告と提言 第11章「「社会的自立」による人間らしい暮らし」
髙木和美(地域科学部) (担当:共著, 範囲:204-227)
アカデミア出版会   2008年4月   
担当部分:第11章「「社会的自立」による人間らしい暮らし」白樫久・今井健・山崎仁朗編 働くひとびととその家族のだれもが、人たるに値する生活を営みうる基本的に不可欠な社会のしくみを意味する「社会的自立の条件」が中山間地域で、どのように確保されているかをみた。そして世帯の所得を基準にした階層ごとの健康・生活問題の表れ方をとらえ、地域における最低限の生活基盤づくりの方向を示した。
社会福祉基礎
髙木和美(地域科学部) (担当:共著, 範囲:65-72)
石川県立金沢伏見高等学校   1966年1月   
社会保障政策の一環である地域福祉は、制度的に最終的なよりどころでありくらしにかかわる総合的な内容をもっている。同時にくらしの場で住民がヨコの結びつきを強めて、自治活動に基づく町づくりを展開する運動的側面を含んでいる。この両面を持つ地域福祉を具体的に記述。各地の地域福祉条例を収集し、その内容についても検討。<BR><BR>担当部分<BR>「地域福祉」<BR>編 者:井上英夫、平野優、<BR>共著者:井上英夫、鈴木森夫、佐藤あづさ、川島ひろ子、藤田礎史郎、平野優、梅崎薫、宇野正昭、柴田紀子、前...
講座・私たちの暮らしと社会福祉『第3巻高齢者の生活と福祉/高齢者福祉入門』
髙木和美(地域科学部) (担当:共著, 範囲:197-215)
中央法規出版   1999年10月   
ホームヘルパーと社会福祉施設のケアワーカーが担う高齢者サービスの内容を分析し、サービスの方法と活動のあり方を具体的に記した。当事者組織や地域住民とかかわる専門職員の役割についても触れた。また、現場で直接サービスを担う職員のおかれている現状と問題点にも触れ、今後の高齢者サービスの方法上の課題を述べた。担当部分第4章12講「高齢者サービスの方法と活動」編者:大友信勝、遠藤久江、北川清一
講座・私たちの暮らしと社会福祉『第1巻現代の生活と社会福祉/社会福祉入門』
髙木和美(地域科学部) (担当:共著, 範囲:90-108)
中央法規出版   2000年1月   
資本主義社会の仕組みの中で、働く人々とその家族のいのち・健康・生活の再生産が妨げられたり、破壊されるメカニズムを具体例を示して明らかにし、そのくらしの諸問題に対応する対策の体系と、その体系における社会福祉の制度的位置・役割を明らかにしたものである。 また、くらしの諸問題の発生源責任をみすえた欧州の総合的生活保障の水準と日本の遅れを比較しつつ、介護保険制度を突破口にした、日本の、社会保障・社会福祉を自助・相互扶助制度に近づけていく政策を批判的に検討した。その上で、総合的生活問題対策の組み立て...
障害者教育大事典
髙木和美(地域科学部) (担当:共著, 範囲:34-35)
旬報社   1997年12月   
執筆箇所「医療保障」(34~35頁)、「社会福祉」(313~314)
社会福祉事典
髙木和美(地域科学部) (担当:共著, 範囲:596-599)
大月書店   2002年10月   
社会福祉事典編集委員会編集 執筆箇所「介護労働」
新版 社会保障・社会福祉大事典
髙木和美(地域科学部) (担当:共著, 範囲:596-599)
旬報社   2004年9月   
編集:事典刊行委員会(一番ヶ瀬康子、井上英夫他) 執筆箇所 第3部 Ⅴ編第2章3 「保健・医療・精神保健」 高度経済成長期以降の日本の保健・医療政策を概観し、「臨調行革路線」に続く「構造改革路線」が、保健・医療分野の施設配置、サービスの量・質を縮め薄めながら、そのしわ寄せを社会福祉施設・サービスで不充分に肩代わりさせて、なおかつ社会福祉施設・サービスも縮減し、可能な限り自助自立を強要するサービスの市場化を促すものであることを事実を示て論述した。
新修 彦根市史
髙木和美(地域科学部) (担当:共著, 範囲:717-760)
滋賀県彦根市   2005年2月   
編集:彦根市史編集委員会 執筆箇所 第3章3節 社会福祉 戦後の社会保障・社会福祉政策が住民のくらしにどのように反映していたか、生活保障制度の不備・不足を住民がどのように補い、また行政機関や議会に対する要請をしていたか等、住民の生活条件が写し出される史料を選択し、解説した。

講演・口頭発表等

 
「看護・介護」の担い手が抱える現場の矛盾をどう捉えるか、「分離論」で解けるか(講師)
看護師職能集会   2002年6月   京都府看護協会
「原発協力会社」の請負関係と若狭住民が原発日雇に至る経緯-80年代の聞き取り調査から-
髙木 和美(地域科学部)
日本医療経済学会   2012年9月   日本医療経済学会
ホームヘルパーによる医療行為の一部解禁策が意味するもの
髙木 和美(地域科学部)
第44回日本社会医学会   2003年7月   日本社会医学会
2003年6月9日に、厚生労働省:医政局医事課の「看護師等によるALS患者の在宅療養支援に関する分科会」は、自宅療養中のALS患者に限って「痰の吸引」をホームヘルパーらにも認める内容の「報告書」を公表した。医師法、保助看法の改正なく、看護師の地域配置が不十分なままで、難病患者の「痰の吸引」を、基本的な看護教育・訓練なく就労しているホームヘルパーに条件付きで認める厚労省のなしくずし的方策は、相対的に看護の質を低下させ、看護職員全体の賃金水準を抑制する意味を持つものであることを指摘。また、准看...
ホームヘルパーの雇用・労働・生活条件からみたサービスの質-ホームヘルパーの労働・健康・生活調査から-
髙木 和美(地域科学部)
日本医療経済学会第27回研究大会   2003年9月   日本医療経済学会
医療・福祉の労働力政策-看護・介護概念の検討をふまえて
髙木 和美(地域科学部)
医療経済研究会   1997年8月   医療経済研究会
看護は医療職であり、介護は社会福祉職という説が一般的であり、各々の養成・資格制度は分類だれているが、実質的に同一労働であるにもかかわらず、傷病者の身のまわりの世話と高齢の病者に対する身のまわりの世話とで、後者に可能な限り安上がりの労働力を配置する政策がとられてきた経緯と理由を述べた。
家族介護者の生命・健康・生活状態からみた障害者問題
髙木 和美(地域科学部)
日本医療経済学会第26回研究大会   2002年9月   日本医療経済学会
2000年10月から11月にかけて、東海市において障害児・者と家族介護者のくらしと健康に関する実態調査(調査員による聞き取り調査と関係者との懇談会、統計資料収集等)を実施した。その分析結果から障害児・者の家族介護者(その9割が母親)の生命・健康・生活の実態を明らかにし、いわゆる「障害者問題」が障害児・者の心身の不全や機能そのものの問題ではなく、障害児・者本人とその家族の社会的ハンデイキャップの問題であることを示した。その上で、日常的な暮らしの場である地域で、どのように各種施設や在宅サービス...
各地の地域福祉計画策定の動向と問題点
髙木 和美(地域科学部)
第40回日本社会福祉学会   1992年10月   日本社会福祉学会
全国から特徴的な地域福祉計画(38冊)を集め、これを策定主体や研究者のかかわり方、地域福祉理論のすえ方等から分析した。<BR>(地域福祉E/公的扶助)
患者・住民からみた「在宅重視」診療報酬改定の問題点
髙木 和美(地域科学部)
第6回日本地域福祉学会   1992年6月   日本地域福祉学会
「在宅ケア」を重視した診療報酬制度に改定されつつあるが、この実際の中身の問題について患者・住民の立場から検討した。<BR>(第4部会 地域福祉の行財政)
看護、介護職員養成政策の問題点と課題
髙木 和美(地域科学部)
第96回社会政策学会   1998年6月   社会政策学会
日本の看護、介護職員政策が、看護、介護職員の社会的地位、賃金を低くおさえている点、実態分析によっても、理論的にも看護職員と介護職員は統一的一元的に、差別のない方法で養成する必要がある点を指摘。その上で、どのように一元化するかという試案を提示した。<BR>(第3会場 医療・福祉)
看護・介護職員の養成・配置の実態と矛盾
髙木 和美(地域科学部)
日本医療経済学会第30回研究大会   2006年9月   日本医療経済学会
シンポジウムコーディネーター、シンポジスト
看護・介護職員養成政策の問題点と課題-デンマークの看護職員養成政策に学ぶ-
髙木 和美(地域科学部)
第12回日本地域福祉学会   1998年6月   日本地域福祉学会
デンマークの看護職員政策が改革改良される過程と、改革の意義を検討した。そして日本の看護・介護職員政策(特に養成政策)の問題点と課題を明らかにした。<BR>(第7部門④ボランティア福祉教育)
看護・介護労働の本質からみた養成政策の諸問題(日本の場合)
髙木 和美(地域科学部)
第5回人間発達の経済学日中会議   2012年9月   日本学術振興会アジア研究教育拠点事業・基礎経済科学研究所
看護・介護労働プロジェクト・政策分析チーム中間報告
髙木和美(地域科学部)
国民医療研究所公開講座   2008年6月   国民医療研究所
国民医療研究所「看護・介護労働プロジェクト、政策分析チーム責任者」として、調査研究内容を報告。
看護と介護のどこが違うか、その理由は何か
髙木 和美(地域科学部)
第90回社会政策学会   1995年5月   社会政策学会
看護と介護が区別され、職員養成も分立したものになっている日本の政策上の問題点を指摘。あわせて、看護に関する理論と介護に関する理論の問題点を分析。<BR>(第2分科会)
看護と介護を考える
髙木 和美(地域科学部)
国民医療研究所第14回看護講座「いま「看護」を問う」   2000年5月   国民医療研究所
講師
看護と介護-地域で考える-
髙木 和美(地域科学部)
看護の科学社   1998年4月   
野村拓、新谷恵美、高木和美3名の共同執筆。平成11年3月までの12回連載。
看護労働力のダイリューション
髙木 和美(地域科学部)
福井県保険医協会   1992年7月   
生まれてから生涯を終えるまで、すべての働く人々のいのち・健康の再生産に対する手抜きや省力化・合理化を進める政策はとられるべきではない。そのためには国・自治体が責任をもって社会的・専門的資質を身につけた人材確保をすべきである。しかし、わが国のナーシングは、ますます無資格で不安定な雇用労働者の手に委ねられる方向にあることを指摘。
勤労者大衆の犯罪増大は、雇用・賃金、社会保障水準の貧弱さと無縁ではない
髙木 和美(地域科学部)
社会福祉法人大阪福祉事業財団   2012年2月   社会福祉法人大阪福祉事業財団
現地ルポ 原発労働者の独り語り(九)
髙木 和美(地域科学部)
大阪府保険医協会   1990年4月   
若狭地域の原子量発電所で働く人々の階層ごとの特徴、生活問題を明らかにし、社会保障制度の課題を引き出すための、面接事例調査記録。(10回連載)
現地ルポ 原発労働者の独り語り(五)
髙木 和美(地域科学部)
大阪府保険医協会   1989年12月   
若狭地域の原子量発電所で働く人々の階層ごとの特徴、生活問題を明らかにし、社会保障制度の課題を引き出すための、面接事例調査記録。(10回連載)
現地ルポ 原発労働者の独り語り(三)
髙木 和美(地域科学部)
大阪府保険医協会   1989年10月   
若狭地域の原子量発電所で働く人々の階層ごとの特徴、生活問題を明らかにし、社会保障制度の課題を引き出すための、面接事例調査記録。(10回連載)
現地ルポ 原発労働者の独り語り(四)
髙木 和美(地域科学部)
大阪府保険医協会   1989年11月   
若狭地域の原子量発電所で働く人々の階層ごとの特徴、生活問題を明らかにし、社会保障制度の課題を引き出すための、面接事例調査記録。(10回連載)
現地ルポ 原発労働者の独り語り(七)
髙木 和美(地域科学部)
大阪府保険医協会   1990年2月   
若狭地域の原子量発電所で働く人々の階層ごとの特徴、生活問題を明らかにし、社会保障制度の課題を引き出すための、面接事例調査記録。(10回連載)
現地ルポ 原発労働者の独り語り(十)
髙木 和美(地域科学部)
大阪府保険医協会   1990年5月   
若狭地域の原子量発電所で働く人々の階層ごとの特徴、生活問題を明らかにし、社会保障制度の課題を引き出すための、面接事例調査記録。(10回連載)
現地ルポ 原発労働者の独り語り(二)
髙木 和美(地域科学部)
大阪府保険医協会   1989年9月   
若狭地域の原子量発電所で働く人々の階層ごとの特徴、生活問題を明らかにし、社会保障制度の課題を引き出すための、面接事例調査記録。(10回連載)
現地ルポ 原発労働者の独り語り(八)
髙木 和美(地域科学部)
大阪府保険医協会   1990年3月   
若狭地域の原子量発電所で働く人々の階層ごとの特徴、生活問題を明らかにし、社会保障制度の課題を引き出すための、面接事例調査記録。(10回連載)
現地ルポ 原発労働者の独り語り(六)
髙木 和美(地域科学部)
大阪府保険医協会   1990年1月   
若狭地域の原子量発電所で働く人々の階層ごとの特徴、生活問題を明らかにし、社会保障制度の課題を引き出すための、面接事例調査記録。(10回連載)
現地ルポ原発労働者の独り語り(一)
髙木 和美(地域科学部)
大阪府保険医協会   1989年8月   
若狭地域の原子量発電所で働く人々の階層ごとの特徴、生活問題を明らかにし、社会保障制度の課題を引き出すための、面接事例調査記録。(10回連載)
講師「私たち介護者の健康状態を規定する社会的条件」(講師)
フォーラム「よりよい高齢者介護をめざして〜「グループホームたかまつ」事件を考える〜」   2006年3月   「グループホーム」事件を考える会
高齢者介護問題と対策を考える−介護問題を作り出す社会の仕組み(講師)
平成21年度岐阜大学公開講座/地域科学部企画第4回   2009年10月   岐阜大学
高齢者看護師の養成・資格制度改革に関するドイツ連邦憲法裁判所判決のエッセンス
髙木 和美(地域科学部)
日本医療経済学会第29回研究大会   2005年9月   日本医療経済学会
ドイツ連邦憲法裁判所は、高齢者看護師の職務の本質に関する分析、いわゆる介護職員の置かれてきた歴史的状況、疾病看護師との資格制度の違いとその理由、身の回りの世話を必要とする高齢期の人間に必要な身の回りの世話とはどのような世話かについて、原告(バイエルン州政府)と被告(連邦政府)、研究機関の鑑定、専門職団体の見解、看護・介護サービスを供給している団体等の見解をつぶさに検討し、バイエルン州政府の訴え(看護は主に傷病者の身の回りの世話であり治療職であるが、介護は障がいのある者や高齢者の身の回りの世...
国民健康保険制度を学びなおす-国民として、医師の責任として-
髙木 和美(地域科学部)
福井県保険医協会   1989年3月   
国民健康保険の歴史的経過と問題点を理論的に明らかにし、これを具体的に国民の生活問題として、国保制度の矛盾(国保税、窓口負担、資格証交付、未交付問題等)が表れている事例と統計資料で裏付けている。
今年、取り組みたいこと
髙木 和美(地域科学部)
国民医療研究所   2009年1月   国民医療研究所
社会福祉と医療の関係
髙木 和美(地域科学部)
医療経済研究会   1997年12月   医療経済研究会
社会福祉も医療も、政策と政策実践の方法・手段としての施設・サービスは区別して捉える必要があることを述べ、社会福祉の「技術」と医療の「技術」を並列して説明する学説を批判的に検討した。医療保障の制度の構造において、最終的に最低限の位置にあり、例えば70歳以上の高齢者に対する制度は、医療保障ではあるが、最終的な社会的対応という意味で、社会福祉といえることを述べた。
社会福祉講座(講師)
社会福祉講座   2004年2月   島根県出雲健康福祉センター
社会保障・社会福祉基礎「構造改革」と介護保険・グループホーム
髙木 和美(地域科学部)
日本社会福祉学会中部部会2007年度春の例会   2007年4月   日本社会福祉学会中部部会
社会保障・社会福祉基礎「構造改革」と介護保険・グループホーム(基調報告・シンポジスト)
社会保障・社会福祉基礎「構造改革」と介護保険・グループホーム   2007年4月   日本社会福祉学会中部部会
若狭地域の原発労働者と家族の労働・生活(1980年代の聞き取り調査から)
髙木 和美(地域科学部)
社会政策学会第124回2012年春季大会   2012年5月   社会政策学会
地域医療ケース研究1(高齢者の在宅医療その1)
髙木 和美(地域科学部)
福井県保険医協会   1988年12月   
社会福祉の理論研究と日雇労働者事例調査のまとめをし、社会福祉の課題と労働問題との結びつき等を明らかにしている。
地域医療ケース研究2(高齢者の在宅医療その2)
髙木 和美(地域科学部)
福井県保険医協会   1989年1月   
医療機関のない漁村部の通院の困難な患者宅へ往診を続けている開業医と僻地を巡回する保健婦やヘルパーのコミュニケーションの難しさについて事例研究。
地域医療ケース研究3(開業医の位置と役割その1)-国保加入世帯階層の生活問題として-
髙木 和美(地域科学部)
福井県保険医協会   1989年2月   
高齢者の病気は日本の労働政策、経済・産業政策等と深く結びついていることが診療所にやってくる地域住民の全体像から浮き彫りになる。ある診療所からみえる農村の生活問題を検討
地域医療ケース研究4(開業医の位置と役割その2)
髙木 和美(地域科学部)
福井県保険医協会   1989年3月   
慢性疾患の予防に取り組みながら、いのち・健康を地域で守っていくシステムづくりを試みている開業医の事例研究。
地域医療ケース研究5(開業医の存立基盤その1)
髙木 和美(地域科学部)
福井県保険医協会   1989年5月   
住民健診を地域の医師会と町行政が計画して、小地区ごとに夜、取り組んでいる事例について検討。<BR> 末期ガンや重症患者が在宅で終末をむかえるケースが増え、これに対応する診療報酬のあり方についても言及。<BR>
地域医療ケース研究6(開業医の存立基盤その2)
髙木 和美(地域科学部)
福井県保険医協会   1989年6月   
退院患者のグループが通院リハビリをしながら自発的に親睦会を作っている。薬の取り扱い方や家族の健康相談などが気軽にできるコーナーが活用されている。こうした患者のたまり場づくりを工夫した医療機関の事例研究。
地域医療ケース研究7(有床診療所のこれから)
髙木 和美(地域科学部)
福井県保険医協会   1989年7月   
独居でねたきりに近い高齢者のかかりつけ医であり、ツッカケを履いて自宅と医院を行き来し、必要な時入院もできる有床診療所の医師の役割についての事例研究。
地域医療ケース研究8(労働内容の地域性と疾病)
髙木 和美(地域科学部)
福井県保険医協会   1989年9月   
労働内容の地域性と疾病の地域性について事例研究。温泉街とビニールハウスの並ぶ農村部のある町の慢性疾患患者の特徴から、地域の保健・医療対策の問題点を掘り起こしている。
地域福祉におけるホームヘルパーの社会的役割と専門性
髙木 和美(地域科学部)
第41回日本社会福祉学会   1993年9月   日本社会福祉学会
介護と看護の機能と制度の分析。各地の既存のホームヘルプサービス実態調査及び発表者自身の聞き取り調査をふまえ、多くの介護論、看護論が生活保障制度の課題と看護機能を混同している傾向を批判した。看護職員の範囲を狭く固定的にみることは、実態と遊離するものであることを指摘。<BR>(地域福祉D)
地域福祉の課題としての国保問題
髙木 和美(地域科学部)
第37回日本社会福祉学会自由研究発表   1989年11月   日本社会福祉学会
地域福祉とは何かについて述べ、わが国の公的医療保険制度の仕組みの中では最終的といえる、国保の制度的位置を明らかにした。<BR> その上で地域福祉の課題として国保問題を示した。<BR>(地域福祉)<BR>
特別養護老人ホーム看護・介護労働者の労働実態、生活・健康状態に関する事例調査報告
髙木 和美(地域科学部)
社会政策学会   2010年10月   社会政策学会
2009年度中に近畿地域にある特別養護老人ホームの看護・介護労働者ほぼ全員の聞き取り調査を行った内容から明らかになったことを報告。
入居者からみた有料老人ホームの現状と課題(その2)
髙木 和美(地域科学部)
第39回日本社会福祉学会   1991年10月   日本社会福祉学会
(その1)は、政策分析を中心に日本福祉大学の大友信勝氏が報告。(その2)は、具体的な面接調査とアンケート調査結果に基づく、有料老人ホーム入居者の生活問題を報告した。(老人福祉)
農村における福祉マンパワーについて
髙木 和美(地域科学部)
第5回日本地域福祉学会   1991年6月   日本地域福祉学会
マンパワーの確保の問題を、地域福祉、町づくりの担い手確保の問題として位置づけた。事例調査と既存統計をふまえて、福祉分野の現業職の労働条件と専門性にも言及。<BR>(第2部会 国際比較・福祉行政)
福井県における国民健康保険被保険者資格証明書被交付者の実態から
髙木 和美(地域科学部)
第3回日本地域福祉学会自由研究発表   1989年6月   日本地域福祉学会
国民健康保険の資格証明書を交付された世帯の実態(既存統計と事例調査による分析)からわが国の医療、福祉制度の問題点にふれた。<BR> 地域において、社協職員や民生委員の課題としても資格証明書の問題は重要であることも述べた。<BR>(第4部会 保健・医療と地域福祉)<BR>
訪問介護における医療行為の視点と課題−現実の客観的な分析から問題構造を捉え取り組む課題を明らかにする−(講師)
2002年1月   京都府ホームヘルパー協議会・京都府社会福祉協議会
名古屋笹島日雇労働者の生活状態と労働歴に関する聞き取り調査(中間報告)
髙木 和美(地域科学部)
日本医療経済研究会1998年研究大会   1998年9月   日本両経済研究会
名古屋駅周辺地域の野宿労働者の労働・生活歴と現在の生活状態を聞き取り調査した結果から、日本の労働・生活保障政策全体の問題点を検討。<BR>(医療経済研究会は、学術会議登録団体である。1999年度から名称変更され、医療経済学会となった。)<BR>

担当経験のある科目

 

Works

 
ホームヘルパーの労働・生活・健康の質を規定する社会的条件(政策分析と実態調査報告)
髙木 和美(地域科学部)   教材   2007年2月

競争的資金等の研究課題

 
原発被曝労働者の労働・生活実態分析
岐阜大学: 活性化経費
研究期間: 2016年7月 - 2017年3月    代表者: 髙木和美

社会貢献活動

 
地域福祉問題研究会全国交流集会世話人
【】  1998年1月1日 - 2004年1月1日
世話人
彦根市史現代史執筆委員
【】  彦根市  彦根市  1999年11月1日
彦根市史現代史執筆委員
看護と介護を考える
【】  国民医療研究所第14回看護講座「いま看護を問う」  国民医療研究所第14回看護講座「いま看護を問う」  2000年5月21日 - 2000年5月21日
講師
社会福祉法人さつき福祉会総合10カ年計画調査・企画委員
【】  社会福祉法人さつき福祉会  社会福祉法人さつき福祉会  2000年7月1日 - 2002年7月31日
医療研究「全国集会」「介護の仕事」分科会
【】  財団法人 医療労働会館  財団法人 医療労働会館  2000年10月1日 - 2004年6月30日
助言者