永井 正勝

J-GLOBALへ         更新日: 17/08/11 01:26
 
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研究者氏名
永井 正勝
 
Nagai Masakatsu
eメール
nagai.masakatsumail.u-tokyo.ac.jp
URL
http://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/archives/japanese/nagai
所属
東京大学
部署
附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)
職名
特任研究員
学位
博士(言語学)(筑波大学), 修士(史学)(慶應義塾大学)
科研費研究者番号
70578369
ORCID ID
0000-0002-7498-4888

プロフィール

 私は古代エジプト語の言語研究をしています.古代エジプト語は話者を失った死滅言語ですから,たとえば危機言語研究の立場から見ると「アアなっちゃおしまいよ〜」というような反面教師的な言語であるのかもしれません.また,言語学研究全般において,古代エジプト語のような死滅した言語は文字の解読で触れられる程度で,正面から取り上げられることの少ない対象となっております.しかしながら,死滅した言語だからといって,言語の価値が低かったわけではありません.そればかりか,今まで見向きもされなかったマイナーな死滅言語に光を当てることによって,従来では知られていなかった言語現象を見いだすことができる可能性もあるのです.死滅した言語の価値は永遠に不滅です!

研究分野

 
 

受賞

 
2013年8月
情報処理学会 山下記念研究賞
 
2012年11月
人文科学とコンピュータシンポジウム 「じんもんこん2012」 ポスター賞 「古代エジプト神官文字写本を対象とした言語情報表示システムの試作」
受賞者: 永井正勝・和氣愛仁
 
2004年10月
日本オリエント学会 奨励賞 「中エジプト語のm=k構文の統語構造」
 

経歴

 
2016年7月
 - 
現在
東京大学 附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門 特任研究員
 
2013年8月
 - 
2016年6月
筑波大学 人文社会系 助教
 
2010年3月
 - 
2013年7月
筑波大学 人文社会科学研究科 準研究員
 
2004年4月
 - 
2006年3月
日本学術振興会特別研究員
 

学歴

 
2003年4月
 - 
2009年12月
筑波大学 人文社会科学研究科 文芸・言語専攻
 
1997年4月
 - 
2003年3月
慶應義塾大学大学院 文学研究科 後期博士課程史学専攻民族学考古学
 
1998年10月
 - 
2000年6月
The Hebrew University of Jerusalem Rothbergschool for Oversears Students 
 
1995年4月
 - 
1997年3月
慶應義塾大学大学院 文学研究科 前期博士課程史学専攻民族学考古学
 
1990年4月
 - 
1994年3月
同志社大学 文学部 
 

委員歴

 
2016年8月
 - 
現在
日本実験言語学会  理事
 
2014年6月
 - 
現在
日本オリエント学会  広報副委員長
 
2014年4月
 - 
2016年3月
情報処理学会、人文科学とコンピュータ研究会  運営委員
 
2012年8月
 - 
2016年7月
日本実験言語学会  監事
 
2012年6月
 - 
2014年5月
日本オリエント学会  広報委員
 
2010年6月
 - 
2014年5月
日本オリエント学会  編集委員
 

書籍等出版物

 
小川英雄先生傘寿記念献呈論文集刊行会
リトン   2016年10月   ISBN:9784863760516
古代オリエント博物館, 弥生文化博物館(大阪府立) (担当:共著)
古代オリエント博物館, 大阪府立弥生文化博物館   2016年4月   
庄司 博史
丸善出版   2015年1月   ISBN:4621088947
「エジプト聖刻文字」担当。
悠書館   2014年12月   ISBN:4903487962
池田潤・永井正勝「古代西アジアの言語と文化」(176-190頁),永井正勝「西アジアにおける1日の始まり」(174頁)
吉村作治先生古稀記念論文集編集委員会
中央公論美術出版   2013年   ISBN:9784805506981
河出書房新社   2009年12月   ISBN:430976133X
「ヒエログリフ」(p.78)を担当.
樋口 進
日本キリスト教団出版局   2008年3月   ISBN:4818406627
「エジプト語」(p.40)を担当.
音の百科事典編集委員会
丸善   2006年1月   ISBN:4621076604
「韻律・詩作法」「オノマトペ」「音楽と言葉」「ことば遊び」を担当.
城生佰太郎博士還暦記念論文集編集委員会
東京堂出版   2006年   ISBN:4490205791
岩波書店   2004年12月   ISBN:4000803018
「コプト語」「メロエ文字」を担当.
慶應義塾大学文学部民族学考古学研究室
六一書房   2004年   ISBN:4947743212
古代文字指導 永井正勝, 作品指導 深沢紅濾
マール社   2002年10月   ISBN:4837312578
永井正勝
アケト   2002年   ISBN:4990068122
ポロツキーの研究成果を取り入れた中エジプト語の文法書.

論文

 
永井 正勝
『実験音声学・言語学研究』   9 75-90   2017年2月   [査読有り]
Nagai Masakatsu
一般言語学論叢   (18) 69-85   2015年12月
高橋 洋成, 永井 正勝, 和氣 愛仁
研究報告人文科学とコンピュータ(CH)   2015(5) 1-5   2015年1月
近年のコンピュータとインターネットの発展に伴い,これまでコンピュータ上では転写テキストとして扱われることの多かった言語資料を,音声,動画,画像と一緒に保存・利用することが容易になった.著者らは古代エジプト神官文字文書,楔形文字粘土板資料,近代日本語文典資料などの文字資料を統一的に扱うための画像データベースと,World Wide Web 上のプラットフォームを構築している.さらに,本プラットフォームは次の 2 点を目指している.(1) 本プラットフォームの内部に格納された言語資料および研究...
永井 正勝
一般言語学論叢   (17) 153-169   2014年12月
永井 正勝
一般言語学論叢   (16) 41-71   2013年12月

Misc

 
永井 正勝
オリエント   48(2) 160-168   2005年
永井 正勝, Nagai Masakatsu, ナガイ マサカツ
言語学論叢   0(24) 55-66   2005年12月
永井 正勝
Field+   5(5) 161-166   2011年1月
永井 正勝
エジプト学研究   0(12) 101-110   2004年1月
古代エジプト語の文字・音価・翻字を巡る最近の言語学研究
永井 正勝
エジプト学研究   10 109-120   2002年3月   [査読有り]
「第Ⅱ章 第333号墓 1.概要, 2.研究史, 4.壁面装飾」,「第Ⅲ章 A.21(W-5)号墓 1.概要, 2.研究史, 4.壁面装飾」,「第Ⅳ章 A.24(W-6)号墓1.概要, 2.研究史, 4.壁面装飾, 5.被葬者とその家族」, 「第Ⅴ章 W-4(Nr.-127-)号墓 1.概要, 2.研究史, 4.壁面装飾」
永井 正勝
早稲田大学エジプト学研究所 [編] 『ルクソール西側岩窟墓〔Ⅲ〕』Akhet Press      2007年2月
ヒエログリフへの招待
永井 正勝
『ドイツ・ヒルデスハイム博物館所蔵 古代エジプト展 甦る5000年の神秘』   98-99   2005年7月
「エルマン『新エジプト語文法』」「ガーディナー『エジプト語文法』「ポロツキー『コプト語統語論研究』」「ガーディナー」「ポロツキー」「象形文字の表音性-ヒエログリフ解読の鍵-」
永井 正勝
『筑波大学付属図書館特別展 古代オリエントの歴史と文化-古代学の形成と展開-』筑波大学   pp.39-40, 45-46   2004年10月
「第Ⅲ章 第318号墓壁面装飾と碑文」,「第128号墓壁面装飾と碑文」,「第128号墓被葬者とその家族」,「第129号墓壁面装飾と碑文」,「第309号墓壁面装飾と碑文」,「第317号墓壁面装飾と碑文」
永井 正勝
早稲田大学エジプト学研究所 [編] 『ルクソール西側岩窟墓〔Ⅱ〕』Akhet Press      2003年9月

講演・口頭発表等

 
On a hieratic digital database of papyrus Abbott: toward a new method of language description
MASAKATSU NAGAI, TOSHIHITO WAKI & YONA TAKAHASHI
Ägyptologische „Binsen“-Weisheiten II Von Früh bis Spät: Hieratisch Phasen, Formen und Funktionen der altägyptischen Handschrift   2013年3月20日   
On a Digital Database of Ancient Egyptian Hieratic Palaeography.
NAGAI Masakatsu
Japanese Association for Digital Humanities 2012 conference   2012年9月   
Language Variety in the 19th Dynasty
NAGAI Masakatsu
Conference, After Polotsky: New Research and Trends in Egyptian and Coptic Linguistics.   2005年9月   

競争的資金等の研究課題

 
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2012年 - 2012年    代表者: 永井正勝
文部科学省: 科学研究費補助金(研究活動スタート支援)
研究期間: 2010年 - 2011年    代表者: 永井正勝
1.データベース構築の基礎となる文字コードを設定するため,Moller式の神官文字コードとHieroglyphica式の聖刻文字コードの対応表を作成した。また,Mollerのリストに掲載されているすべての字形を画像化する作業が終了した。2.大英博物館に赴いて「BM 10060」と「BM 10682」の写真撮影を行うとともに,原資料を実見して種々の観察所見を得た。その結果,「BM 10060」は文字そのものが細かく表記が粗雑であるのに対して,「BM 10682」は文字が明瞭であり保存状態も比...
日本学術振興会: 特別研究員奨励費
研究期間: 2004年4月 - 2006年3月    代表者: 永井 正勝

担当経験のある科目