基本情報

所属
鳥取大学 名誉教授
日本遠隔医療学会 理事長、学会長
協立記念病院 院長
学位
医学博士(大阪大学)

J-GLOBAL ID
200901029483640052
researchmap会員ID
5000051540

外部リンク

1981年大阪大学医学部卒業。阪大病院で内科、放射線科研修。1984年から放射線科スタッフ医師。放射線診断専門医。1993年の阪大病院移転時に放射線部門システムRIS, 画像システムPACS、レポートシステム連携システム構築担当した。レポートシステムの全文検索システムはその後10年以上研究に利用された。 1993年の移転時にアナログ画像からデジタル画像に移行したが、その前後でデジタル画像の画質評価研究を行った。1995年から1997年大阪労災病院画像診断部。この頃モニター画質評価を研究した。1997年から2001年徳島大学病院医療情報部副部長。この頃、IHE-J委員となり、医療情報の標準化の研究を始める。四国4県電子カルテネットワーク事業では徳島県代表となり、5つの検査会社の検査結果をHL7で診療所電子カルテに送信するシステム等に参加。2001年から鳥取大学病院医療情報部長、教授となり、2003年12月から病棟、2004年1月から外来の100%電子カルテ運用を大学病院で初めて開始した。2008年には電子カルテ基盤に日本で初めてシンクライアント基盤導入し、2010年からは地域電子カルテ共有システムにシンクライアント基盤と仮想サーバを導入。2013年から地域電子カルテ共有システムに日本標準のSS-MIX2と世界標準のIHE-XDS/XDS-Iの導入した。XDSはカナダでIBMが開発のものを、XDS-IはGEがベルギーで開発のものを導入し、短期間に安価に稼働させた。2015年の地域電子カルテ共有システムの更新では仮想サーバ、仮想ネットワーク、仮想ストレージ、大容量フラッシュメモリを導入し、インターネットを介して安全、超高速に高精細画像を参照できるシステムにした。患者統合IDで管理し、EHRであり、アクセス認証を患者にすれば、PHRにもなる。また、シンクライアント基盤により端末にデータを残さない。2017年からHPKI使用の紹介状システム、2022年からはSS-MIX2のリアルタイムバックアップサービスにより、各医療機関の職員がインターネットから診療情報を常時参照できる基盤を構築し、同時にiPad, iPhoneでの参照を可能にした。2020年の鳥取大学病院医療情報システムの更新では、電子カルテの部門システム、画像等のサーバハードの別入札にし、仮想サーバ、仮想ストレージで統合し、非医療系ベンダーの導入保守にした。これによりストレージ容量5倍、大容量フラッシュメモリ導入により画像以外はオールファラッシュにして表示時間を6割に短縮した。画像もハイブリッド型のフラッシュ利用により高速化を計った。この方法は、今後のシステム更新をノンストップでできること、パフォーマンスをユニットの追加でできることから、これまでの5、6年毎のシステム更新がソフトにみ依存するので延長可能にした。また、保守性、セキュリティ上も一元管理のために向上させることができた。


経歴

  26

学歴

  1

委員歴

  31

論文

  423

MISC

  24

書籍等出版物

  1

講演・口頭発表等

  2

Works(作品等)

  5

共同研究・競争的資金等の研究課題

  18