基本情報

所属
国立科学博物館筑波実験植物園 植物研究部多様性解析・保全グループ/筑波実験植物園 研究主幹
学位
博士(人間・環境学)(京都大学)

研究者番号
40522529
J-GLOBAL ID
200901096756400865
researchmap会員ID
5000096392

外部リンク

花をさかせる植物の大部分は、受粉を昆虫に頼る虫媒花です。面白いことに、とても近縁な植物種の間で花粉を運ぶ昆虫が全く異なっていることがよくあります。花粉を運ぶ昆虫が異なる植物の間では、相互に交配が起こりにくい状態になっています(生殖隔離)。このことは、花粉を運ぶ昆虫が切り替わることが、植物の種が生まれる仕組みとして重要であることを意味しています。私は日本列島でたくさんの種が生まれたと考えられるチャルメルソウ、カンアオイ、テンナンショウなどの仲間を特に取り上げ、パートナーの昆虫を切り替える進化がどのように起きたかを、遺伝子に刻まれた過去の進化の証拠や、野外での進化の再現実験によって解き明かそうとしています。


学歴

  2

主要な論文

  33

MISC

  66

主要な書籍等出版物

  6

共同研究・競争的資金等の研究課題

  14