田中良昌

J-GLOBALへ         更新日: 17/01/14 08:11
 
アバター
研究者氏名
田中良昌
 
タナカ ヨシマサ
URL
http://polaris.nipr.ac.jp/~ytanaka/
所属
国立極地研究所
部署
国立極地研究所 宙空圏研究グループ
職名
特任准教授
学位
博士(理学)(九州大学)

プロフィール

研究課題と活動状況:

(1)オーロラ帯の磁気圏電離圏結合の研究
地上の光学、電波、磁場観測データに磁気圏電離圏結合系のモデリング・シミュレーションを組み合わせて、基本的なオーロラの構造、動きのメカニズムを解明することを目的としている。特に、電離圏の電気伝導度空間非一様性、誘導効果等が磁気圏電離圏結合過程に及ぼす影響に注目して研究を行っている。

(2)一般化オーロラトモグラフィ逆問題解析手法の開発
オーロラトモグラフィ法とは、オーロラ多点観測網により撮影された複数のオーロラ単色光画像に対してコンピュータトモグラフィ法を応用し、オーロラの立体構造を復元する手法である。この手法をさらに発展させた一般化オーロラトモグラフィ逆問題解析手法の開発を行っている。これは、多点オーロラ単色光画像に加えて、EISCATレーダー観測による電離圏電子密度分布やイメージングリオメータ観測による銀河雑音吸収(CNA)など異種のデータを融合させることにより、降下電子のエネルギー・空間分布を推定する手法である。

(3)Pc3地磁気脈動の発生、伝播メカニズムに関する研究
Pc3地磁気脈動は周期10~45秒、振幅数nTの地磁気の振動であり、主に太陽風と地球磁気圏の相互作用によって昼側磁気圏界面の上流側で発生し、磁気圏を伝播して電離圏まで到達すると考えられている。この研究では、地上のグローバル多点観測網で得られた地磁気データを使ってPc3の相関、振幅、位相の水平空間構造を調べ、太陽風エネルギーの磁気圏深部への流入過程、並びに、磁気圏電離圏結合過程の解明を目指している。

(4)超高層大気長期変動の全球地上ネットワーク観測・研究(IUGONET)
極地研、東北大、名大、京大、九大の大学間連携プロジェクトにより、各機関で取得している超高層大気観測データの検索、解析を容易にするため、メタデータデータベースや実データデータベースの構築、統合解析ソフトウェアの開発を進めている。

研究分野

 
 

経歴

 
2015年4月
 - 
現在
国立極地研究所 特任准教授
 
2009年9月
 - 
2015年3月
国立極地研究所 特任助教
 
2006年4月
 - 
2009年8月
情報・システム研究機構 新領域融合研究センター 融合プロジェクト特任研究員
 
2003年10月
 - 
2006年3月
情報通信研究機構 電磁波計測部門 専攻研究員
 
2002年4月
 - 
2003年9月
九州大学 ベンチャービジネスラボラトリー 中核的研究機関研究員
 

学歴

 
1997年4月
 - 
2000年9月
九州大学 大学院理学研究科 地球惑星科学専攻 博士課程
 
1995年4月
 - 
1997年3月
九州大学 大学院理学研究科 地球惑星科学専攻 修士課程
 
1991年4月
 - 
1995年3月
九州大学 理学部 物理学科
 

論文

 
SC-triggered 1.6mHz waves including an interval with latitude-dependent phase shift, observed by the SuperDARN Hokkaido East Radar in mid latitudes: Possible global magnetospheric cavity-mode waves and their field-line resonance with poloidal Alfven-mode
Kawano Hideaki, Yukimatsu Akira Sessai, Tanaka Yoshimasa, Satoko Saita, Nishitani Nozomu, and Hori Tomoaki
Memoirs of the Faculty of Science, Kyushu University, Series D, Earth and Planetary Sciences   34(1) 1-15   2016年11月   [査読有り]
JavaFX-based iUgonet Data Analysis Software (JudasFX)のプロトタイプ開発
小山幸伸, 佐藤由佳, 中野慎也, 八木学, 田中良昌, 阿部修司, 能勢正仁, 蔵川圭, 池田大輔, 梅村宜生, 新堀 淳樹, 上野悟
宇宙科学情報解析論文誌   5 81-92   2016年   [査読有り]
Eastward-expanding auroral surges observed in the post-midnight sector during a multiple-onset substorm
Yoshimasa Tanaka, Yasunobu Ogawa, Akira Kadokura, Noora Partamies, Daniel Whiter, Carl-Fredrik Enell, Urban Brändström, Tima Sergienko, Björn Gustavsson, Alexander Kozlovsky, Hiroshi Miyaoka, and Akimasa Yoshikawa
Earth, Planets and Space   67(182) 10.1186/s40623-015-0350-8   2015年11月   [査読有り]
オーロラの出現・形状の予測に向けた全天オーロラ画像の自動分類への試み
田中孝宗, 田中良昌, 佐藤由佳, 池田大輔
宇宙航空研究開発機構研究開発報告   JAXA-RR-14-009(14) 127-134   2015年   [査読有り]
Omega band pulsating auroras observed onboard THEMIS spacecraft and on the ground
Sato, N., A. Kadokura, Y. Tanaka, T. Nishiyama, T. Hori, and A. S. Yukimatu
J. Geophys. Res. Space Physics   120 5524-5544   2015年   [査読有り]

講演・口頭発表等

 
2014年度EISCAT特別実験報告「一般化オーロラトモグラフィによるオーロラ3 次元構造の再構成」
田中良昌, 小川泰信, 門倉昭, 宮岡宏, Björn Gustavsson, Urban Brändström, Tima Sergienko, Carl-Fredrik Enell, Kirsti Kauristie, Noora Partamies, Daneil Whiter, Alexandre Kozlovsky, Ingemar Haeggstroem
EISCAT研究集会   2015年3月27日   
北欧多点光学観測によるオーロラトモグラフィ研究
田中良昌, 小川泰信, 門倉昭, Björn Gustavsson, Noora Partamies, Urban Brändström, Daneil Whiter, Carl-Fredrik Enell, 宮岡宏, Alexandre Kozlovsky
EISCAT研究集会   2015年3月26日   
IUGONET解析ソフトウェアグループ報告
田中良昌, 新堀淳樹, 八木学, 小山幸伸, 阿部修司, 梅村宜生, 上野悟
平成26年度名大STE研研究集会及び第263回生存圏シンポジウム「太陽地球環境データ解析に基づく超高層大気の空間・時間変動の解明」   2015年2月19日   
IUGONETプロジェクトの成果と今後の展望
田中良昌, 新堀淳樹, 阿部修司, 小山幸伸, 谷田貝亜紀代, 梅村宜生, 八木学, 上野悟
太陽研連シンポジウム「サイクル24 極大期の太陽活動と太陽研究の将来展望」   2015年2月16日   
Eastward propagating auroral vortices observed in the post-midnight sector
Tanaka, Y.-M., Y. Ogawa, A. Kadokura, H. Yamagishi, H. Miyaoka, B. Gustavsson, N. Partamies, D. Whiter, U. Brändström, C.-F. Enell, H. Miyaoka, and A. Kozlovsky
AGU Fall Meeting 2014   2014年12月18日   

担当経験のある科目

 
 

競争的資金等の研究課題

 
(1)高分解能オーロラデータによるサブストーム発生メカニズムの研究(2007-2009)

社会貢献活動

 
他大学等での教育活動
【その他】
明治大学先端数理科学研究科・特別講義「オーロラと数理物理学」(2015)
他大学等での教育活動
【その他】
九州情報大学非常勤講師「地球と環境Ⅰ、Ⅱ」(2001-2003)
他大学等での教育活動
【その他】
拓殖大学非常勤講師、留学生別科「物理」(2007-2008)
他大学等での教育活動
【その他】
明治大学先端数理科学研究科・特別講義「オーロラと地球電磁気学」(2012, 2013)
Auroral Forms and Their Magnetospheric Origins
【その他】  Western Pacific Geophysics Meeting  2010年
学会・シンポジウム等のコンビーナ