松永泰行 (Yasuyuki Matsunaga) - マイポータル

基本情報

所属: 東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授

学位: 学士（文学）(1987年3月東京大学)
修士（国際学）(1994年8月サウス・キャロライナ大学)
博士（政治学）(2006年9月ニューヨーク大学)

連絡先: matsunagatufs.ac.jp
研究者番号: 20328678
J-GLOBAL ID: 200901015330972942
researchmap会員ID: 6000009810

外部リンク: https://www.tufs.ac.jp/ts/personal/matsunaga/

研究キーワード

研究分野

経歴

2013年4月 - 現在

東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授
2003年4月 - 現在

財団法人東洋文庫研究部現代イスラーム研究班, 研究員
2003年4月 - 現在

財団法人東洋文庫研究部現代イスラーム研究班, 研究員
2010年4月 - 2013年3月

東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授
2009年4月 - 2010年3月

東京外国語大学, 世界言語社会教育センター, 准教授
2008年4月 - 2009年3月

東京外国語大学, 大学院地域文化研究科, 准教授
2008年4月 - 2009年3月

東京外国語大学, ■廃止組織■ 大学院地域文化研究科, 准教授
2004年4月 - 2009年3月

同志社大学一神教学際研究センター, 客員フェロー
2007年10月 - 2008年3月

東京外国語大学, 非常勤講師
2004年4月 - 2005年3月

日本大学国際関係学部, 非常勤講師
2003年4月 - 2004年3月

日本大学国際関係学部, 准教授
2002年4月 - 2003年3月

中央大学総合政策学部, 非常勤講師
2000年10月 - 2003年3月

東京外国語大学, 非常勤講師
2000年4月 - 2003年3月

日本大学国際関係学部, 講師
1999年11月 - 2000年3月

日本大学国際関係学部, 非常勤講師
1997年10月 - 1999年10月

外務省在イラン日本大使館, 専門調査員
1997年1月 - 1997年1月

国連開発計画人間開発報告書事務局, 委託研究専門員
1994年6月 - 1994年8月

サウス・キャロライナ大学大学院, 教務補助
1993年6月 - 1993年8月

サウス・キャロライナ大学大学院, 教務補助

委員歴

2017年1月 - 現在

International Political Science Association, RC43 - Religion and Politics steering committee member

論文

「第13期大統領選挙に顕れるイラン・イスラーム革命体制の諸問題」

松永泰行

『中東研究』 (543) 20-29 2022年1月31日招待有り
「ロウハーニー後のイランとバイデン政権」―対イラン制裁とイラン核合意の行方」

松永泰行

『国際問題』 (702) 32-39 2021年8月13日招待有り
「イランにおけるメディアと政治ー国家による情報統制と政治勢力による道具化」

松永泰行

『中東研究』 535 44-54 2019年5月31日招待有り筆頭著者
「重層的文脈重視型『グローバル関係学』の視座―その確立のための予備的議論―」

松永泰行

新学術領域「グローバル関係学」オンライン・ペーパー・シリーズ (2) 1-21 2018年9月17日査読有り
「トランプ政権とイラン核合意の行方―米国単独離脱とその影響―」

松永泰行

『国際問題』 (671) 5-16 2018年5月15日招待有り
「イランの核合意・制裁解除ーその意義、背景と余波」

松永泰行

『歴史学研究』 (948) 17-21, 54 2016年9月1日招待有り
"Islamic Dissent in Iran’s Full-fledged Islamic Revolutionary State"

Yasuyuki Matsunaga

Online re-publication of Ch 4 of Between Dissent and Power 2014年
「イランの戦略文化と覇権問題―原則的抗米姿勢と抑止力追求の背景―」

松永泰行

『国際政治』 2012(167) 42-56 2012年1月30日査読有り招待有り
Human Rights and New Jurisprudence in Mohsen Kadivar's Advocacy of "New-Thinker" Islam

Yasuyuki Matsunaga

WELT DES ISLAMS 51(3-4) 358-381 2011年査読有り
The Secularization of a Faqih-headed Revolutionary Islamic State of Iran: Its Mechanisms, Processes, and Prospect

Yasuyuki Matsunaga

Comparative Studies of South Asia, Africa and the Middle East 29(3) 468-482 2009年11月査読有り
Revisiting Ayatollah Khomeini’s Doctrine of Wilayat al-Faqih (Velayat-e Faqih)

Yasuyuki Matsunaga

Orient 44 77-90 2009年3月24日査読有り招待有り
Monsen Kadivar, an Advocate of Postrevivalist Islam in Iran

Yasuyuki Matsunaga

British Journal of Middle Eastern Studies 34(3) 317-329 2007年12月1日査読有り招待有り
試される「デモクラシー」―イラン・イスラーム共和国とブッシュ政権

松永泰行

地域研究 6(1) 109-118 2004年4月招待有り
「イスラーム体制下における宗教と政党―イラン・イスラーム共和国の場合」

松永泰行

日本比較政治学会年報 4 67-95 2002年6月1日査読有り招待有り
「イスラーム政体における「統治の正当性」の問題に関する現代イラン的展開」

松永泰行

オリエント 44(2) 87-103 2001年12月査読有り
Examining the Views of ‘Allamah Majlisi on Legitimate Political Authority (saltanat-i mashru‘ah) and the Guardianship of the Jurist (wilayat-i faqih)

Yasuyuki Matsunaga

Orient 35 12-22 2000年12月査読有り
L'État rentier est-il réfractaire à la démocratie?

Yasuyuki Matsunaga

Critique internationale 8 46-58 2000年7月査読有り
「ホメイニー師以後のヴェラーヤテ・ファギーフ論の発展とそれを巡る論争」

松永泰行

オリエント 42(2) 61-79 1999年12月査読有り

MISC

「中東軍事衝突の背景および『解決』案の展望」

松永泰行

『學士會会報』 966 2-5 2024年5月1日招待有り
(Theological and Institutional Soul-Searching Aside) Will Re-Problematizing Iran’s Islamic State à la “Religious Secularity” Require Another Islamic State?

Yasuyuki Matsunaga

Journal of Religious and Political Practice 3(1-2) 84-87 2017年3月28日査読有り招待有り
小杉泰著『9.11以後のイスラーム政治』（岩波書店、2014年）

松永泰行

『イスラム世界』 (84) 71-78 2015年10月査読有り招待有り
紹介「Mohsen Kadivar著、Haqq al-Nas: Islam va Hoquq-e Bashar （『人々の権利ーイスラームと人権』）（Tehran: Kavir出版、2008年）」

松永泰行

オリエント 53(2) 156-158 2010年12月
「序論国際政治のなかの中東―研究の視座と課題―」

松永泰行

『国際政治』 141(141) 1-9 2005年5月
「イラン・イスラーム共和国における選挙制度と政党」

松永泰行

『中東諸国の選挙制度と政党』（研究報告書） 2002年3月31日招待有り
学会動向アッラーマ・マジュリスィー記念学会に見るシーア派イスラーム研究の動態

松永泰行

オリエント 43(1) 186-190 2000年6月

書籍等出版物

『イスラームの内と外から―鎌田繁先生古稀記念論文集』

松永泰行 (担当:共著, 範囲:「現代的『イスラーム法』治国家の可能性―革命後イランにおける試行錯誤に関する一考察―」)

ナカニシヤ出版 2023年3月31日 (ISBN: 9784779517167)
『中東・イスラーム世界への30の扉』

西尾哲夫, 東長靖 (担当:共著, 範囲:22 紛争の断面図--宗派対立の虚像と実像)

ミネルヴァ書房 2021年7月20日 (ISBN: 9784623091782)
『「境界」に現れる危機』

松永泰行 (担当:編者(編著者), 範囲:序章(「境界」に現れるグローバルな危機の関係学)、第4章(「イラン危機」は誰にとってのどのような危機かー通時的関係性の錯綜と境界ー))

岩波書店 2021年2月17日 (ISBN: 9784000270557)
『《YAMAKAWA Selection》イラン史』

松永泰行 (担当:共著, 範囲:「イスラーム革命と現在」(第5章第4節後半))

山川出版社 2020年12月16日 (ISBN: 9784634423886)
『グローバル関係学とは何か』

松永泰行 (担当:共著, 範囲:第2章通時的関係性の錯綜から「危機」を分析する)

岩波書店 2020年9月16日 (ISBN: 9784000270540)
『現代中東の宗派問題ー政治対立の「宗派化」と「新冷戦」』

酒井啓子, 松永泰行, ほか (担当:共著, 範囲:「上からの宗派主義化への抵抗ーシーア派宗教国家下におけるクルド系国民とサラフィー主義ー」)

晃洋書房 2019年4月10日 (ISBN: 9784771031937)
『現代イランの社会と政治―つながる人びとと国家の挑戦―』

松永泰行 (担当:共著, 範囲:「国境を越える紐帯の輪―革命防衛隊第九旅団バドルからバドル機構へ―」)

明石書店 2018年11月30日 (ISBN: 9784750347332)
『途上国における軍・政治権力・市民社会―21世紀の「新しい」政軍関係― 』

松永泰行 (担当:共著, 範囲:第13章「イランにおける制度的弾圧と一般国民―抑圧的体制下の争議政治としての競合的選挙―」（262-279頁）)

晃洋書房 2016年3月31日 (ISBN: 4771026947)
『「イスラーム国」の脅威とイラク』

酒井啓子, 山尾大, ほか (担当:共著, 範囲:第７章「シーア派イスラーム革命体制としてのイランの利害と介入の範囲」（247-265頁）)

岩波書店 2014年12月25日 (ISBN: 9784000610087)
Between Dissent and Power: The Transformation of Islamic Politics in the Middle East and Asia

Khoo Boo Teik (担当:共著, 範囲:Chapter 4: Islamic Dissent in Iran's Full-fledged Islamic Revolutionary State (pp. 66-88))

Palgrave-Macmillan 2014年7月9日 (ISBN: 9781137408792)
『中東政治学』

酒井啓子他 (担当:共著, 範囲:第8章「イランにおける抗議運動ー政治空間の変容と公的主張」（127-140頁）)

有斐閣 2012年9月30日 (ISBN: 9784641049970)
『〈アラブ大変動〉を読む―民衆革命のゆくえ』

酒井啓子 (担当:共著, 範囲:第３章エジプト政変をどう考えるか、pp. 67-77)

東京外国語大学出版会 2011年8月10日 (ISBN: 9784904575178)
Development of Parliamentarism in the Modern Islamic World（「共著」）

SATO Tsugitaka (担当:共著, 範囲:Chapter VII: Popular Sovereignty and Republicanism in Iran's Postrevolutionary Electoral Democracy)

財団法人東洋文庫 2009年4月 (ISBN: 9784809702273)
『アメリカのグローバル戦略とイスラーム世界』

森孝一, 村田晃嗣 (担当:共著, 範囲:第5章：対中東政策とイスラーム復興主義ー冷戦期からポスト９・１１期へ)

明石書店 2009年1月30日 (ISBN: 9784750329178)
Iran Today: An Encyclopedia of Life in the Islamic Republic「（共著）」

Mehran Kamrava (Editor, Manochehr Dorraj (Edi (担当:共著, 範囲:"Political Parties," pp. 390-394)

Greenwood Press 2008年10月1日 (ISBN: 9780313341618)
Iranian Intellectuals: 1997-2007 「（共著）」

Lloyd Ridgeon (Ed (担当:共著, 範囲:Chapter 2: Mohsen Kadivar, an Advocate of Postrevivalist Islam in Iran)

Routledge 2008年4月25日 (ISBN: 9780415443289)
Struggles for Democratic Consolidation in the Islamic Republic of Iran, 1979-2004「（単著）」

Yasuyuki Matsunaga

UMI 2007年3月 (ISBN: 9780542877803)
『21世紀の中東・アフリカ世界ー混迷する地域の過去・現在・未来ー』

青木一能, 松永泰行, 六辻彰二 (担当:共著, 範囲:第1部第３～５章)

芦書房 2006年10月 (ISBN: 9784755612008)
『中東・中央アジア諸国における権力構造―したたかな国家・翻弄される社会―』

酒井啓子, 青山弘之 (担当:共著, 範囲:「体制内改革の「失敗」とイラン・イスラーム共和国体制基盤」（145-175頁）)

岩波書店 2005年3月 (ISBN: 4000099701)
『イスラーム地域の国家とナショナリズム』

酒井啓子, 臼杵陽 (担当:共著, 範囲:革命後イランにおける「ナショナル・アイデンティティ」（第4章）)

東京大学出版会 2005年2月1日 (ISBN: 9784130341851)

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講演・口頭発表等

Dissecting Ethnonational Undertones in Minority Religious Movements in Iran

Yasuyuki Matsunaga

The Nation as a Sacred Communion? Religion, Legacies, Conflict IPSA RC14 & RC43
"Dissecting Multilayered Insurgencies: A Relational, Genealogical and Decolonial Perspective"

Yasuyuki Matsunaga

Decolonizing Kurdish Studies Initiative Workshops 2022年4月8日 Brown University Center For Middle East Studies & Yale MacMillan Center Council on Middle East Studies
"The State Regulations of Minority Religions in Comparative Perspective"

Yasuyuki Matsunaga, Umut Azak

35TH BIENNIAL ISSR CONFERENCE BARCELONA 2019 2019年7月11日 International Society for the Sociology of Religion
"A Processual Sociological Perspective on Sectarian Insurgency in Iran’s Two Border Areas"

Yasuyuki Matsunaga

Conference “Re-thinking Nationalism, Sectarianism, and Ethno-Religious Mobilisation in the Middle East” 2018年1月26日 Middle East Centre, St. Antony’s College and Pembroke College, the University of Oxford
“Reconciling Islamic Constitutionalism with Pragmatic Governance: What Does the Iranian Experience Offer?”

Matsunaga, Yasuyuki

Conference on Religion and the State 2017年3月24日 The Arab Association of Constitutional Law
Will Historicizing Desecularization Help the Iranian Postrevivalists?

Yasuyuki Matsunaga

2014 Annual Meeting 2014年11月22日 Middle East Studies Association (MESA)
"Theorizing Cross-National Conflict Non-Diffusion: Why Sectarian Violence Doesn't Spread Beyond National Borders in the Greater Middle East"

Yasuyuki Matsunaga

Fourth World Congress for Middle East Studies 2014年8月19日 World Congress for Middle East Studies
Postrevivalist New Thinkers of Religion: The Case of Mohsen Kadivar

Yasuyuki Matsunaga

Annual Meeting of the Middle East Studies Association 2009年11月21日北米中東学会（MESA）

担当経験のある科目(授業)

2021年10月 - 2022年3月

PCS Research Methodology (東京外国語大学)
2021年10月 - 2022年3月

中東地域基礎1 (東京外国語大学)
2021年4月 - 2021年9月

政治学入門1 (東京外国語大学)
2020年10月 - 2021年3月

Comparative Politics (東京外国語大学)
2020年10月 - 2021年3月

比較政治学1 (東京外国語大学)
2020年4月 - 2020年9月

Conflict and Social Change 1 (東京外国語大学)
比較政治論 (東京外国語大学)
ＰＣＳ演習Ⅰ (東京外国語大学)

所属学協会

2020年4月 - 現在

Social Science History Association
2015年7月 - 現在

International Political Science Association
2010年1月 - 現在

American Sociological Association
2000年4月 - 現在

Japan Association for Comparative Politics
2000年4月 - 現在

日本国際政治学会
1994年4月 - 現在

国際イラン学会（AIS）
1994年4月 - 現在

American Political Science Association
1994年4月 - 現在

Middle East Studies Association of North America
International Political Science Association

共同研究・競争的資金等の研究課題

国家・政治と宗教的ナショナリズム：比較の視座におけるイランの西部国境地域

日本学術振興会科学研究費補助金国際共同研究加速基金（国際共同研究強化(B)） 2021年10月 - 2025年3月

松永泰行
「国家と制度」

文部科学省科学研究費補助金新学術領域研究 2016年6月 - 2021年3月

松永泰行
宗派間戦争をいかに防ぐか―宗派別非正規軍の組織と越境的ネットワークの解明

日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B) 特設分野紛争研究 2016年7月 - 2020年3月

松永泰行
「イランにおける民主化・ポスト復興主義運動と経路依存性の研究」

日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C) 2014年4月 - 2017年3月

松永泰行
革命後イランにおける民主的ディスコースの出現と民主化プロセス開始の実証研究

日本学術振興会科学研究費補助金若手研究(B) 2001年4月 - 2003年3月
イスラーム政体における正当性の問題

民間財団等公益信託斎藤稜兒イスラム研究助成基金 2000年4月 - 2001年3月