基本情報

所属
東北大学 流体科学研究所 流動創成研究部門 融合計算医工学研究分野 准教授
学位
博士(工学)(東北大学)

研究者番号
70451630
ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0002-0703-0910
J-GLOBAL ID
200901053821267972
researchmap会員ID
6000011573

外部リンク

受賞

  13

論文

  215

MISC

  75

書籍等出版物

  1
  • 船本 健一 (担当:分担執筆, 範囲:第5章 低酸素刺激(5.1 はじめに, 5.2.2 マイクロ流体デバイスによる低酸素応答の観察)141~142頁, 145~148頁)
    養賢堂 2017年8月 (ISBN: 9784842505626)

講演・口頭発表等

  293

担当経験のある科目(授業)

  7

所属学協会

  3

共同研究・競争的資金等の研究課題

  23

産業財産権

  4

学術貢献活動

  3

社会貢献活動

  4

その他

  14
  • 2014年11月 - 2014年11月
    がん組織の内部は、細胞の過剰な増殖により低酸素状態にあるとともに、形成される血管が未熟であるため、酸素濃度の空間的な不均一性や急性の低酸素負荷と再酸素化が発生する。本研究では、3次元微小空間の酸素濃度分布を制御できるマイクロ流体デバイスを用いて生体内のがん微小環境を再現し、がん細胞と血管内皮細胞の挙動と、それらの細胞間の相互作用に対して酸素濃度の時空間的な変化が与える影響を解明する。
  • 2014年4月 - 2014年4月
    傾斜遠心力を受けて平板上を押し付けられながら移動する赤血球の挙動について流体構造連成解析を行い、実験により得られる摩擦特性との比較を行う。
  • 2013年8月 - 2013年8月
    静電噴霧により生成された微粒子水の飛行挙動解析を行うことを目的とし、3次元空間内の静電界および流体の連成解析を実施した。
  • 2012年3月 - 2012年3月
    酸素濃度に依存する細胞と基質間の相互作用を明らかにするため、マイクロ流体デバイス内に培養した細胞を非線形光学顕微鏡により経時的に観察し、細胞の遊走を評価する研究を行っている。
  • 2011年2月 - 2011年2月
    マイクロ流体デバイスを用いることにより、これまで難しかった培養下の細胞の3次元リアルタイム観察が可能となる。本研究では、細胞周囲の酸素濃度を時間的および空間的に制御しながら細胞実験を行うためのマイクロ流体デバイスを開発している。
  • 2010年4月 - 2010年4月
    乳がんの早期発見を目的に、超音波計測により生体軟組織内の微細石灰化が造影されるメカニズムについてモデル実験を行うと共に、より効果的に石灰化を検出するため超音波の送波方法について検討を行っている。
  • 2010年4月 - 2010年4月
    脳動脈瘤の壁面性状に関して、血流解析結果と手術中に得られる臨床所見との比較や、脳動脈瘤内の血流場や血行力学を正確に再現するためのMR計測融合シミュレーションのフィージビリティスタディを行っている。
  • 2009年4月 - 2009年4月
    心房の能動的な収縮が欠如し、心房壁が小刻みに振動する心房細動の発症による左心房内の血流場や血行力学の変化について数値シミュレーションによる検討を行っている。
  • 2009年4月 - 2009年4月
    脳内の腫瘍に対して薬剤を直接投与するCED治療について、効果的に薬剤を送達するための方法について、数値シミュレーションによる検討を行っている。
  • 2007年4月 - 2007年4月
    小児脳性麻痺の予防を目的に、その主な原因である胎児脳出血に関する動物実験を行っている。小動物の胎仔に対して虚血再還流処置を行い、超音波診断装置や胎児心電図を用いて脳出血の好発部位やタイミングを明らかにし、その予防方法について検討を行っている。
  • 2007年4月 - 2007年4月
    脳の血管内の血流情報を高分解能かつ高精度に得るため、血流のPhase-Contrast MRIと数値シミュレーションを融合したMR計測融合シミュレーション手法を開発し、脳動脈瘤内の血流場や血行力学を再現する手法を確立した。
  • 2007年4月 - 2007年4月
    臨床応用を目的とした2次元超音波計測融合シミュレーションによる血流可視化システムについて、複数の患者の頚動脈内の血流を解析対象としたフィージビリティスタディを行い、システムの高精度化および汎用化に取り組んでいる。
  • 2005年4月 - 2005年4月
    がんの診断と治療を目的に、マイクロバブルを用いた超音波計測により腫瘍内部の新生血管を含む微小な血管構造の可視化を可能にし、薬剤投与による変化を評価した。
  • 2002年4月 - 2002年4月
    超音波計測と数値シミュレーションを融合した血流解析(血流の超音波計測融合シミュレーション)により、胸部動脈瘤内の複雑な非定常の血流場および血行力学を正確かつ詳細に再現する手法を開発している。