大上 渉

J-GLOBALへ         更新日: 17/03/28 03:15
 
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研究者氏名
大上 渉
 
オオウエ ワタル
所属
福岡大学
部署
人文学部文化学科
職名
准教授
学位
修士(文学)(九州大学)
科研費研究者番号
50551339

プロフィール

1999.4-2009.3 佐賀県警察本部刑事部科学捜査研究所 研究員
2009.4-2012.3 福岡大学人文学部 講師
2012.4-   福岡大学人文学部 准教授

研究分野

 
 

経歴

 
1999年4月
 - 
2009年3月
佐賀県警察本部 刑事部 科学捜査研究所 研究員
 

学歴

 
1997年4月
 - 
1999年3月
九州大学 文学研究科 心理学
 

受賞

 
2014年9月
日本心理学会 平成26年度 日本心理学会 優秀論文賞
 
心理学研究第83巻第4号に掲載された「日本における国内テロ組織の犯行パターン」に対するもの
2007年9月
日本心理学会 平成19年度 日本心理学会 優秀論文賞
 
凶器の視覚的特徴が目撃者の認知に及ぼす影響
2006年11月
九州心理学会 九州心理学会 第66回大会優秀発表賞
 
凶器注目効果に及ぼす文脈の影響について‐時間的な凶器注目効果に関して‐
2001年11月
日本基礎心理学会 日本基礎心理学会 第20回大会優秀発表賞
 
文脈に対する凶器の特異性が凶器注目効果に及ぼす影響
1998年3月
九州大学 九州大学 チャレンジ&クリエイションプロジェクト98 総長賞
 

論文

 
生死を分かつ瞬間の認知情報処理
大上渉
七隈の杜   (12) 63-67   2016年1月   [招待有り]
大上 渉
心理学研究   84(3) 218-228   2013年8月   [査読有り]
本研究は,377件のテロ事件(爆弾テロ,迫撃弾テロ,人質立てこもり,車両突入など)を用いて,日本の過激派の行動パターンを調査した。これらのテロ事件は1990年から2010年の間に日本で発生したものである。今回の事件データの収集にはWeb上の新聞記事データベースを用いた。5つのカテゴリー,すなわち過激派のグループ,攻撃時間帯,攻撃対象,攻撃方法,犯行声明の発出形態について多重対応分析が行われた。その結果,過激派グループの特徴は2つの次元,すなわち被害者と接触の程度を示す次元と攻撃の無差別性を...
犯罪現場に遺された血や血痕の知覚優位性
大上 渉・松本 亜紀
犯罪心理学研究   49(2) 15-24   2012年1月   [査読有り]
犯罪や事故など情動的シチュエーションでは,生死に関わる情報にのみ注意が向けられる注意集中効果と呼ばれる現象が生じる.これまでの注意集中効果に関する研究を概観すると,出血や流血部分,つまり血に対し集中的に注意を向けることが指摘できる.しかしながら,この知見は記憶課題から推論した傍証的知見に過ぎないことから,視覚探索課題を用いて検証することにした.実験では,17名の実験参加者に対しワイシャツの左胸についた血またはバラ(胸花)のイメージを3×3の配列で呈示した.実験参加者には,呈示された刺激画像...
福岡市内で発生した連続放火事件における犯罪者プロファイリングの試み-報道情報に基づいた犯罪者プロファイリングの検証-
福岡大学人文論叢   42(3) 713-725   2010年12月
事情聴取時に描画により記憶想起させることの効果と問題点
大上渉・松本亜紀・大沼夏子
福岡大学人文論叢   41(4) 1387-1402   2010年3月

書籍等出版物

 
越智啓太(編)
創元社   2016年9月   ISBN:978-4-422-11622-8
気鋭の日本人心理学者による全編書き下ろし、オールカラーの本格派ビジュアルガイド。心理学の主要な領域である認知心理学、社会心理学、感情心理学、発達心理学、臨床心理学、そして脳神経科学や進化心理学など発展の著しいアプローチの中から、基本となる知識や最前線の研究成果を100項目精選、200点以上のグラフィックスとともに紹介する。高校生から大人まで、科学的発見に満ちあふれた現代の心理学のエッセンスを楽しく学べる画期的入門書。(創元社HPより)
日本犯罪心理学会(編)
丸善出版   2016年8月   ISBN:978-4621089552
箱田裕司・遠藤利彦(編)
誠信書房   2015年   ISBN:978-4-414-31114
下山晴彦・大塚雄作・遠藤利彦・齋木潤・中村知靖(編)
誠信書房   2014年9月   ISBN:978-4414305074
行場次朗・箱田裕司(編著)
福村出版   2014年3月   ISBN:978-4-571-21041-9

講演・口頭発表等

 
大上渉
長崎純心大学人間心理学科主催講演会   2016年10月22日   長崎純心大学人間心理学科
大上渉
日本犯罪心理学会第54回大会   2016年9月4日   日本犯罪心理学会
1990年代以降,小売店や企業内等で発生した100件の意図的異物混入事件(意図をもって,食材や食品,飲料水などに針類や薬品などを混入する事件)を分析したところ,その混入物からある程度の犯人像に迫れることが明らかになった。
大上 渉
一般社団法人日本能率協会 第12回 食品安全シンポジウム『食品安全に潜むヒューマンエラーの盲点と要員対策』   2016年3月8日   一般社団法人日本能率協会
食品等に対する意図的な異物混入事件における
● 異物混入事件の全体的特徴
● タイプ別にみた犯人や犯行の特徴
● 犯行特徴から見た対策の提言
テロリズムに対する心理学的アプローチ ーテロリズムに関して心理学は何をしてきたか、していけるのかー
越智啓太,大上 渉, 杉浦 仁美, 釘原 直樹
日本心理学会第79回大会   2015年9月22日   日本心理学会
現在、国際社会において最も大きな問題のひとつがテロリズムの問題であろう。また、2020年の東京オリンピックを控え、日本においてもさまざまなテロ対策が計画され、実施されるようになっている。日本人の多くはテロと日本は縁遠いものと考えがちだが、チュニジアにおける外国人大量殺傷事件、「イスラム国」による後藤健二さん殺害事件をはじめ、オウム真理教事件や極左暴力集団によるテロなど、じつは日本人が巻き込まれたり、日本で発生するテロは少なくない。本シンポジウムでは、このような状況をふまえ、テロに関する歴史...
日本国内においてロシア諜報機関が獲得した情報提供者の特徴
大上 渉
日本心理学会第78回大会   2014年9月10日   

競争的資金等の研究課題

 
科学研究費補助金(基盤研究C)「一般人対象銃撃事件捜査への行動科学的支援」
日本学術振興会: 
研究期間: 2015年4月 - 2018年3月
科学技術振興機構・社会技術開発センター 研究開発成果実装支援プログラム「学校等における犯罪の加害・被害防止のための対人関係能力育成プログラム実装」
科学技術振興機構・社会技術研究開発センター(RISTEX): 
研究期間: 2013年6月 - 2015年6月    代表者: 小泉令三
科学技術振興機構・社会技術開発センター研究開発領域「犯罪からの子どもの安全」-「犯罪の被害・加害防止のための対人関係能力育成プログラム開発」
科学技術振興機構 RISTEX: 
研究期間: 2009年10月 - 2013年3月    代表者: 小泉令三
科学研究費補助金(奨励研究)「認知心理学を応用した事情聴取・取調技術の開発」
日本学術振興会: 
研究期間: 2007年4月 - 2008年3月    代表者: 大上渉
科学研究費補助金(奨励研究)「先端恐怖症の解明-凶器注目効果の研究成果を応用して-」
日本学術振興会: 
研究期間: 2004年4月 - 2005年3月    代表者: 大上渉

社会貢献活動

 
【週刊プレイボーイ】「高級ロードバイク『連続バラバラ盗難事件』の怪」についてコメント
【インタビュイー, 取材協力】  集英社  集英社「週刊プレイボーイ」(2017年2月27日号,PP.46-49)  (集英社「週刊プレイボーイ」(2017年2月27日号,PP.46-49))  2017年2月 - 2017年2月
【講師】  福岡市立小学校校長会  (福岡市教育センター)  2016年11月11日 - 2016年11月11日
小学校教職員による学校内における不祥事案について,犯罪心理学的側面から解説するとともに未然防止策を提案した。
ストーカー・DVの加害者心理等についての講義
【講師】  福岡県警察本部・生活安全部  (福岡県警察学校)  2015年7月11日
福岡県警察本部生活安全部子ども・女性安全対策課の依頼により,福岡県警察学校において,ストーカーDV事案に携わる警察官に対し,犯罪・非行の要因,DV・ストーカー犯の分類と特徴などについて解説した。2015年7月16日,2016年7月11日に実施。
【KTNテレビ長崎】長崎県対馬における父娘放火殺害事件に関するコメント
【インタビュイー, 情報提供】  テレビ長崎(KTN)  テレビ長崎(KTN)  2017年1月6日 - 2017年1月6日
【取材協力】  朝日新聞  朝日新聞(平成28年6月28日付け,第3社会面)  2016年6月28日 - 2016年6月28日
「平成28年5月に愛知県清須市や名古屋市のスーパーにおいて発生した賞味期限切れの食品(小麦粉,マーガリン,乳酸菌飲料)が複数のスーパーにおかれる事件について,意図的な異物混入事件の分析データに基づきコメントした。