基本情報

所属
青山学院大学 総合文化政策学部総合文化政策学科 准教授
学位
修士(東京大学)
博士(文学)(2017年7月 東京大学)

J-GLOBAL ID
200901011949570240
researchmap会員ID
6000017305

文化政策の研究を志したのは、人間の価値観や生き方に深く関わる文化の問題を、個々人の嗜好ではなく社会全体の問題として考えたいと思ったからです。理念や思想といった抽象的なものから、それを現実にする具体的な実践のあり方まで、広く研究対象にしています。

特に、人間が人間らしく文化的に生きていくことを、生まれながらの人権として認める文化権(Cultural Right)の理念をはじめ、文化の問題を権利と関連づけて、制度設計とつなげて考察することを主な仕事としています。日本国憲法や、社会的包摂(社会包摂)との関連性にも注目しています。

主要な書籍等出版物

  7

論文

  7

MISC

  19

講演・口頭発表等

  27

共同研究・競争的資金等の研究課題

  6

所属学協会

  7

社会貢献活動

  13

メディア報道

  1

その他

  8
  • 2017年3月 - 2017年3月
    主催企画(共催) 日本文化政策学会第10回年次研究大会企画フォーラム(浜松)において、浜松のアートNPOであるクリエイティブサポートレッツをゲストに招き、アールブリュット作品が偏重されがちな最近の日本の芸術文化政策の社会包摂を問い直す議論の場を設けた。
  • 2015年1月 - 2015年1月
    (2)文化政策の拡がりと法・制度の在り方 http://www.shiz-bunka.com/pages/tora_column_detail006
  • 2015年1月 - 2015年1月
    (1)文化芸術を創造し、享受し、支え、残していくために http://www.shiz-bunka.com/pages/tora_column_detail005
  • 2014年7月 - 2014年7月
    ●トーカー 中村美帆[文化政策研究/静岡文芸大講師] 久保田翠[(仮)認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ代表理事] ●司会 岸井大輔(劇作家/一般社団法人PLAYWORKS主宰) ●開催日時 7月15日(火)19時00分~21時00分 ●場所 のヴぁ公民館(静岡県浜松市入野町8923−4) 【連絡先】 クリエイティブサポートレッツ事務局 http://arsnova22.exblog.jp/20888808/
  • 2013年12月 - 2013年12月
    ■日時:2013年12月1日(日)午前9:30-11:10 ■場所:東京芸術劇場 中リハーサル室1 ■入場無料(学会員・非学会員ともに無料) ■定員40名(事前申込不要、当日先着順) ■開催趣旨 唯一の国立総合児童センターとして知られるこどもの城は、ギャラリー(展示及びワークショップの開催)、音楽ロビー、造形スタジオ、そして青山劇場と青山円形劇場をその施設に含み、文化施設としての性格も色濃く持っています。とりわけ青山劇場と青山円形劇場が日本の現代舞台芸術にとって重要な役割を果たした劇場であることは周知のとおりで、子どもだけでなく大人も楽しめる文化施設として機能してきたと言えます。また1985年開館した両劇場は、文部科学省ではなく厚生労働省の管轄とはいえ、国が設立した現代舞台芸術の劇場としては1997年開館の新国立劇場よりも長い歴史を持っています。そのようなこどもの城の閉館が昨年秋に所管官庁の内部の議論のみで決定されたことについては、閉館の決定そのものに加えて政策決定の過程が果たして妥当だったかどうか、検証の余地が残ります。2015年3月末に予定されている閉館を前にして、市民有志による存続運動も展開されています。 児童館の問題として議論されることの多いこどもの城ですが、文化施設、文化政策の視点から、これまでのこどもの城の活動と今回の閉館の決定をどのように考えるべきでしょうか。本フォーラムを、たくさんの人から愛されてきたこどもの城について、改めて文化政策として様々な視点から考察するきっかけにしたいと考えています。多様な議論がなされることで、こどもの城、青山劇場、青山円形劇場の未来がよりよい方向に開かれることを願っています。 ■報告者(敬称略・報告順) 有泉慶美(市民団体「こどもの城・青山劇場・青山円形劇場の存続を願う有志の会」共同代表) 高野しのぶ(現代演劇ウォッチャー/「しのぶの演劇レビュー」主宰) 石井達朗(舞踊評論家・慶應義塾大学名誉教授) ■コメンテーター (敬称略) 曽田修司 (跡見学園女子大学教授、公益社団法人国際演劇協会日本センター理事) 当日記録集(PDFダウンロードリンク) http://since19851101.blogspot.jp/2014/05/blog-post.html
  • 2011年12月 - 2011年12月
    連続ゼミナール「<所有>からアートと社会の関係を考える」(早稲田大学演劇博物館グローバルCOE芸術文化環境研究コース主催)事務局 パナソニック株式会社協賛による東京大学文化資源学公開講座「市民社会再生」から派生した、院生と社会人が共に文献購読やゲスト講義を受けて議論を深める公開ゼミナールで、事務局としてゲスト招聘や受講生への連絡、合宿手配等を行った。ゼミブログ http://project10art.blogspot.jp/ も参照。
  • 2011年3月 - 2011年3月
    2010年に引き続き、世田谷パブリックシアターレクチャープログラム『パブリックシアターのためのアーツマネジメント講座』チーフTAとして、学生等若手に声をかけて記録レポート作成と講座運営補助業務を割り振る仕組みを作って運営したほか、自らも記録作成に参加した。 (2) 財団法人せたがや文化財団『世田谷パブリックシアター パブリックシアターのためのアーツマネージメント講座2010 記録集』財団法人せたがや文化財団、2011年3月。 (中村美帆担当レポート) http://setagaya-pt.jp/lecture/ (2-1)『日本の公共劇場を考える』Vol.1 「地域に残すための劇場・音楽堂を育てる―公設から公共へ」(講師:草加叔也(空間創造研究所代表) )、2010年4月7日・9日実施、56-60頁。 (2-2)『日本の公共劇場を考える』vol.4「文化政策の現状と将来-劇場を中心として」(講師:門岡裕一(文化庁文化部芸術文化課文化活動振興室長))、2010年6月16日実施、70-73頁。 (2-3)『世田谷パブリックシアターの演劇ワークショップ』A:「世田谷パブリックシアターの演劇ワークショップについて」(2)「プログラム概要」(講師:中村麻美(世田谷パブリックシアター学芸))、2010年11月2日実施、91-94頁。 (2-4)「『民衆演劇』と『公共劇場』の構想-フランスの場合を参照しつつ」「大革命と演劇」(講師:八木雅子(学習院大学大学院助教))、2010年11月12日実施、144-147頁。 (2-5)『世田谷パブリックシアターの演劇ワークショップ』B:「世田谷パブリックシアターの演劇ワークショップ事例紹介」(5)「世田谷パブリックシアターのワークショップの広がりと可能性~福岡での事例を中心に」(講師:柏木陽(世田谷パブリックシアターファシリテーター/演劇百貨店店長))、2010年12月7日実施、103-106頁。
  • 2010年3月 - 2010年3月
    世田谷パブリックシアターレクチャープログラム『パブリックシアターのためのアーツマネジメント講座』チーフTAとして、学生等若手に声をかけて記録レポート作成と講座運営補助業務を割り振る仕組みを作って運営したほか、自らも記録作成に参加した。 (1)財団法人せたがや文化財団『世田谷パブリックシアター パブリックシアターのためのアーツマネージメント講座2009 記録集』財団法人せたがや文化財団、2010年3月。 (中村美帆担当レポート) http://setagaya-pt.jp/lecture/ (1-1)シリーズ講座『日本の公共劇場を考える』Vol.7「財政から見た文化、芸術」(講師:金谷裕弘(政治資金適正化委員会事務局/元財団法人地域創造))、2009年8月25日実施、1-6頁。 (1-2)『地域社会と芸術』第1回「創造性と他者との関係性」(講師:田野智子(NPOハート・アート・おかやま代表理事、アートリンクセンター岡山代表))、2009年10月20日実施、81-88頁。 (1-3)『舞台芸術の現在』Vol.1「管理国家とクリエイティビティ―シンガポールの現代演劇」(講師:滝口健(シンガポール国立大学)、2009年9月18日実施、31-40頁。 (1-4)『ワークショップ論―演劇ワークショップの力』vol.1「ワークショップ概説-理論と広がり-」(講師:高尾隆(東京学芸大学芸術・スポーツ科学系音楽・演劇講座演劇分野特任准教授))2009年12月13日実施、107-115頁。 (1-5)『ワークショップ論―演劇ワークショップの力』vol.2「演劇とワークショップ」(講師:熊谷保宏(日本大学芸術学部准教授))、2009年12月13日実施、116頁-122頁。