岩﨑周一 (IWASAKI SHUICHI) - マイポータル

基本情報

所属: 京都産業大学外国語学部ヨーロッパ言語学科ドイツ語専攻教授

学位: 博士（社会学）(一橋大学)
修士（社会学）(一橋大学)

J-GLOBAL ID: 201001002333819025
researchmap会員ID: 6000022339

近世ハプスブルク君主国における国家形成をめぐる諸問題に、領邦下オーストリアをフィールドとして王権と諸身分の関係からアプローチし、近世のハプスブルク君主国の政治社会について探究することを研究課題としています。また、研究の対象時期を１９世紀にまで伸ばし、近世と近代の連続性と変化についても考えていきたいと思っています。

研究キーワード

研究分野

人文・社会 / ヨーロッパ史、アメリカ史 /

経歴

2023年4月 - 現在

京都産業大学, 外国語学部ヨーロッパ言語学科ドイツ語専攻, 教授
2015年4月 - 現在

京都産業大学外国語学部ヨーロッパ言語学科ドイツ語専攻准教授
2018年9月 - 2019年3月

京都大学, 文学研究科・文学部, 非常勤講師
2014年4月 - 2015年3月

京都産業大学, 外国語学部ヨーロッパ言語学科ドイツ語専攻, 助教
2012年4月 - 2014年3月

京都産業大学, 外国語学部ドイツ語学科, 助教
2011年4月 - 2012年3月

聖心女子大学文学部非常勤講師
2010年4月 - 2012年3月

一橋大学大学院社会学研究科特別研究員
2009年4月 - 2012年3月

関東学院大学法学部非常勤講師
2007年4月 - 2009年3月

一橋大学大学院社会学研究科特任講師（ジュニアフェロー）
Kyoto Sangyo University Faculty of Foreign Languages Department of German

学歴

主要な論文

「穏健な君主政は最上の政体」 ―啓蒙改革期ハプスブルク君主国における複合的国制と王権の諸身分認識―

岩﨑周一

『西洋史学』 273 22-41 2022年6月査読有り
西洋近世史研究の70年

岩﨑周一

思想 (1149) 51-72 2020年1月
Grabmal der ständischen Freiheiten? Die Steuerrezessverhandlung von 1748 in Niederösterreich und die Etablierung eines komplementären Verhältnisses von Krone und Stände（「諸身分の自由の墓碑？－下オーストリアにおける１７４８年の租税協定交渉および王権と諸身分の協働的関係の成立－」）

Iwasaki, Shuichi

Ammerer, G. / Godsey, W. / Scheutz, M. / Urbanitsch, P. / Weiß, A. S. (Hg.), Bündnispartner und Konkurrenten der Landesfürsten? Die Stände in der Habsburgermonarchie. 323-345 2007年
Konflikt, Annäherung und Kooperation. Herrscher und Stände auf den niederösterreichischen Landtagen 1683 bis 1740.（「不和、接近、そして協働。下オーストリア領邦議会における君主と諸身分１６８３－１７４０年」）

Shuichi Iwasaki, 岩崎周一

Frühneuzeit-Info 16(1+2) 18-34 2005年査読有り
オーストリア継承戦争とハプスブルク君主国の諸身分--1741年の下オーストリアにおける動向を中心に

岩崎周一

西洋史学 (214) 106-126 2004年査読有り

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MISC

近世後期ハプスブルク君主国における王権・議会・諸身分

岩﨑周一

歴史学フォーラム2020の記録権力の担い手を考える 1-20 2021年8月招待有り
「啓蒙改革／啓蒙絶対主義」

岩﨑周一

『論点・西洋史学』（金澤周作監修・藤井崇/青谷秀紀/古谷大輔/坂本優一郎/小野沢透編著、ミネルヴァ書房） 180-181 2020年4月
「ハプスブルク帝国から現代を考える」

岩﨑周一

京都新聞（2019年8月28日夕刊） 2019年8月招待有り
【書評】古谷大輔・近藤和彦編『礫岩のようなヨーロッパ』（山川出版社、2016年7月）

岩﨑周一

『西洋史学』 266 75-78 2018年12月招待有り
【書評】イェルン・ダインダム『ウィーンとヴェルサイユヨーロッパにおけるライバル宮廷1550~1780』（刀水書房、2017年3月）

岩﨑周一

『東欧史研究』 (40) 56-61 2018年3月招待有り
「驚異の皇帝、ルドルフ二世」

岩﨑周一

『ミセス』2018年2月号 110-111 2018年1月招待有り
「混迷する欧州の歴史と現在」

岩﨑周一

京都新聞（2017年12月1日） 2017年12月招待有り
「学問とエンターテインメントのあいだで」

岩﨑周一

『本』2017年9月号 36-37 2017年9月招待有り
「2016年の歴史学界ー回顧と展望ーヨーロッパ（近代－ドイツ・スイス・ネーデルラント）」

岩﨑周一

『史学雑誌』 126(5) 336-343 2017年5月招待有り
ハプスブルクのオーストリア ―「神の恩寵による」複合君主政国家

岩﨑周一

森井裕一編著『ドイツの歴史を知るための50章』（明石書店、2016年） 145-151 2016年10月招待有り
「スイス建国とハプスブルク家」

岩﨑周一

京都産業大学外国語学部学科再編記念シンポジウム記録論集「スイスの魅力を再発見：ヨーロッパとの新しい出会い」 35-43 2015年
【書評】 Ivo Cerman, Habsburgischer Adel und Aufklaerung. Bildungsverhalten des Wiener Hofadels im 18.Jahrhundert. Stuttgart 2010

岩﨑周一

『日本１８世紀学会年報』 28 72-74 2013年招待有り
【書評】篠原琢・中澤達哉編『ハプスブルク帝国政治文化史ー継承される正統性』（昭和堂、2012年5月）

岩﨑周一

『西洋史学』 248(248) 59-61 2012年招待有り
「『フィガロの結婚』と１８世紀ハプスブルク君主国の「市民社会」」

岩﨑周一

『日本１８世紀学会〈学会ニュース〉』 69 3-5 2012年招待有り
「訳者解説2 オーストリア史のなかのハンガリー」

Ｈ・バラージュ・エーヴァ（渡邊昭子・岩崎周一訳）『ハプスブルクとハンガリー』 371-379 2003年

主要な書籍等出版物

『マリア・テレジアとハプスブルク帝国 ―複合君主政国家の光と影―』

岩﨑周一

創元社 2023年11月 (ISBN: 9784422203461)
『ハプスブルク帝国』

岩﨑周一

講談社現代新書 2017年8月 (ISBN: 9784062884426)
Stände und Staatsbildung in der frühneuzeitlichen Habsburgermonarchie in Österreich unter der Enns 1683-1748 (Studien und Forschungen aus dem Niederösterreichischen Institut für Landeskunde Band 53)（「近世ハプスブルク君主国・下オーストリアにおける諸身分と国家形成 1683－1748年」）.

SHUICHI IWASAKI, 岩﨑周一

NÖ Institut für Landeskunde, St. Pölten 2014年 (ISBN: 9783901635533)
大津留厚・水野博子・河野淳・岩崎周一編『ハプスブルク史研究入門』

岩崎周一 (担当:共編者(共編著者), 範囲:第II部総論「「英雄の時代」と「啓蒙の世紀」、第8章「「帝都」ウィーンの宮廷社会」)

昭和堂 2013年 (ISBN: 9784812213155)
『ハプスブルクとハンガリー』

H・バラージュ・エーヴァ(渡邊昭子, 岩崎周一 (担当:共訳)

成文社 2003年

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講演・口頭発表等

ハプスブルク帝国 1020-2011

朝日カルチャーセンター新宿教室招待有り
ファニー・コザンデ/ロベール・デシモン（フランス絶対主義研究会訳）『フランス絶対主義 : 歴史と史学史』（岩波書店、2021年）書評コメント

岩﨑周一

フランス絶対主義研究会第一回勉強会 2022年11月26日招待有り
啓蒙改革期ハプスブルク君主国における複合的国制と王権の地域認識

岩﨑周一

第70回日本西洋史学会 2020年12月12日
近世ハプスブルク君主国における王権・議会・諸身分

岩﨑周一

歴史学フォーラム 2020年9月12日招待有り
ハプスブルク帝国：近世から近代へ

岩﨑周一

東京大学経済学研究科・歴史家ワークショップ「「ハプスブルク展」を4倍楽しむ」 2019年12月21日招待有り
ハプスブルク帝国から現代を考える

岩﨑周一

京都産業大学外国語学部研究交流会 2019年11月13日
合評会：岩崎周一著『ハプスブルク帝国』リプライ

岩﨑周一

2018年度東欧史研究会・ハプスブルク史研究会合同個別研究報告会 2018年10月6日招待有り
『ハプスブルク帝国』余話－学問とエンターテインメントのあいだで－

岩﨑周一

京都歴史学工房第2回例会 2018年8月2日招待有り
ハプスブルク帝国とマリア・テレジア

岩﨑周一

朝日カルチャーセンター中之島 2018年3月17日招待有り
「スイス建国とハプスブルク家」

岩﨑周一

京都産業大学外国語学部学科再編記念シンポジウム「スイスの魅力を再発見：ヨーロッパとの新しい出会い」 2014年12月13日
「〈英雄の時代〉と〈啓蒙の世紀〉 ―近世後期ハプスブルク君主国概観―」

ハプスブルク史研究会関西例会（京都女子大学） 2012年
「〈帝都〉ウィーンの宮廷社会 1650－1800年」

2010年度東欧史研究会・ハプスブルク史研究会合同個別報告会（聖心女子大学） 2010年
「18世紀ハプスブルク君主国における金羊毛騎士団」

日本18世紀学会第30回大会（大分大学） 2008年
「共通の危機が国家をつくる ―近世ハプスブルク君主国における軍事と諸身分―」

「軍隊と社会の歴史」研究会第20回例会（駒澤大学） 2008年
「近世下オーストリアにおける君主と諸身分 1683－1740」

2006年度ハプスブルク史研究会総会（福井大学） 2006年
Konflikt, Annäherung und Kooperation. Herrscher und Stände in den niederösterreichischen Landtagen 1683 -1740.（「不和、接近、そして協働。下オーストリア領邦議会における君主と諸身分 1683－1740年」

Österreichische Akademie der Wissenschaften. Historische Kommission. 51. „Werkstatt Geschichte“ （オーストリア学術アカデミー・歴史学研究会主催「歴史の工房」第51回、オーストリア学術アカデミー本部（ウィーン）） 2005年
「オーストリア継承戦争期におけるハプスブルク君主国の等族 ―一七四一年のニーダーエスターライヒ領邦議会関係文書より―」

日本西洋史学会第52回大会 / 自由論題報告（東京外国語大学） 2002年

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

啓蒙改革期ハプスブルク君主国における王権と諸身分 1749-1763

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2022年4月 - 2026年3月

岩崎周一
啓蒙改革期ハプスブルク君主国における複合的国制と王権の地域認識

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2018年 - 2020年

岩﨑周一