綿貫 豊

J-GLOBALへ         更新日: 16/03/13 11:45
 
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研究者氏名
綿貫 豊
 
ワタヌキ ユタカ
URL
http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~s16802/Watanuki2012.html
所属
北海道大学
部署
大学院水産科学研究院 海洋生物資源科学部門 資源生物学分野
職名
教授
学位
農学博士(北海道大学)

プロフィール

1959年長野生まれ。1987年北海道大学農学博士(カモメ属2種の食性の種間・コロニー間および個体間変異)。1988年より1993年まで国立極地研究所助手。南極昭和基地でアデリーペンギンの調査を行う。1994年北海道大学農学研究科助手、助教授をへて、2003年より同大学水産科学研究院准教授。北海道天売島で長期的海鳥モニタリングを継続するほか、英国、米国、オーストラリアの研究者と共同して、バイオロギング技術を使って海鳥の海上での行動を調べている。

海鳥は、餌が豊富な場所をもとめて高速で広範囲を動き回り海洋環境を横断的に利用します。彼等の海洋における行動を探ることで、いままでの方法ではとらえきれない、海洋環境変動と海洋生物の相互作用のメカニズムを理解することを目指しています。そのため、1)変化する海洋環境の中で海鳥たちがどううまくやっているのか?2)海鳥の目(形態、行動、生態)をとおして見た海洋環境とはいかなるものであるのか?3)海洋生態系において海鳥はどういった役割を果たしているのか?といった問題に取り組んでいます。

研究分野

 
 

経歴

 
2014年4月
 - 
現在
北海道大学 大学院水産科学研究院  教授
 
2007年4月
 - 
2014年3月
北海道大学 大学院水産科学研究院  准教授
 
2003年4月
 - 
2007年3月
北海道大学 大学院水産科学院 助教授
 
1997年4月
 - 
2003年3月
北海道大学 農学研究科 助教授
 
1993年10月
 - 
1997年3月
北海道大学 農学研究院 助手
 

学歴

 
1977年4月
 - 
1978年3月
北海道大学 理類 
 
1978年4月
 - 
1981年3月
北海道大学 農学部 農業生物学科
 
1981年4月
 - 
1983年3月
北海道大学大学院 農学研究科修士課程 
 
1983年4月
 - 
1987年9月
北海道大学大学院 農学研究科博士課程 
 

委員歴

 
2015年4月
 - 
現在
北海道大学  北極域研究センター運営委員会委員
 
2014年4月
 - 
現在
北海道  希少野生動植物保護対策検討委員会鳥類専門部会委員
 
2014年4月
 - 
現在
東京大学  大気海洋研究所協議会委員
 
2011年1月
 - 
現在
日本鳥学会  評議員
 
2011年1月
 - 
現在
日本鳥学会  基金運営委員(委員長)
 

受賞

 
2009年2月
PacificSeabird Group Special Achievement Award
 
2009年3月
日本生態学会 大島賞
 

論文

 
A red-footed booby catching airborne squid.
Muramatsu K, Yamamoto J, Abe T, Nishizawa B, Hoshi N,Ohwada M, Watanuki Y, Sakurai Y
J Yamashina Inst Ornithol   47 1-6   2016年   [査読有り]
Feather mercury concentration in streaked shearwaters wintering in separate areas of southeast Asia.
Watanuki Y, Yamashita A, Ishizuka M, Ikenaka Y, Nakayama SMM, Ishii C, Yamamoto T, Ito M, Kuwae T, Trathan PN
Mar Ecol Prog Ser      2016年   [査読有り]
European shags optimize their flight behavior according to wind conditions.
Kogure Y, Sato K, Watanuki Y, Wanless S, Daunt F
J exp Biol.   219 311-318   2016年   [査読有り]
The jellyfish buffet: jellyfish enhance seabird foraging opportunities by concentrating prey.
Sato NN, Kokubun N, Yamamoto T, Watanuki Y, Kitaysky AS, Takahashi A
Biology Letters      2016年   [査読有り]
Feather corticosterone reveals stress associated with dietary changes in a breeding seabird
Will A, Watanuki Y, Kikuchi DM, Sato N, Ito M, Callahan M, Wynne-Edwards K, Hatch S, Elliott K, Slater L, Takahashi A, Kitaysky A
Ecology and Evolution.      2015年   [査読有り]
Diets and body condition of polar cod (Boreogadus saida) in the northern Bering Sea and Chukchi Sea.
Nakano T, Matsuno K, Nishizawa B, Iwahara Y, Mitani Y, Yamamoto J, Sakurai Y, Watanuki Y
Polar Biology      2015年   [査読有り]
The triggers of fledging in Rhinoceros Auklets Cerorhinca monocerata chicks when they experienced mass recession, examined by a supplementary feeding experiment.
Deguchi T, Nomura H, Otsuka R, Wada M, Watanuki Y
Ornithol Science   15 15-21   2016年   [査読有り]
Facilitated leaching of additive-derived PBDEs from plastic by seabirds’ stomach oil and accumulation in tissues
Tanaka K, Takada H, Yamashita R, Mizukawa K, Fukuwaka M, Watanuki Y
Environ Sci & Technol      2015年   [査読有り]
Past and current status of the Spectacled Guillemot Cepphus carbo in Japan
Senzaki M, Hasebe M, Kataoka Y, Fukuda Y, Nishizawa B, Watanuki Y.
Waterbirds   38 184-190   2015年   [査読有り]
Strouhal number for flying and swimming in rhinoceros auklets (Cerorhinca monocerata).
Kikuchi D, Watanuki Y, Sato N, Hoshina K, Takahashi A, Watanabe Y
J Avian Biol   doi:10.1111/jav.00642    2015年   [査読有り]

Misc

 
海鳥によるプラスチックの飲み込みとその影響
綿貫 豊
海洋と生物   215 596-605   2014年
チャクチ海、底性生物の変化:おしょろ丸トロール調査から見えてきたこと
中野翼・綿貫豊
北極通信   04 4-4   2014年
Scales and mechanisms of marine hotspot formation.
Hazen E, Suryan R, Santra JA, Bograd SJ, Watanuki Y, Wilson R
Mar Ecol Prog Ser   487 177-183   2013年
バイオロギング技術を使った海鳥の海外共同研究
綿貫豊、佐藤克文、高橋晃周
日本鳥学会誌 日本鳥学会100周年記念特別号   61 61-63   2012年
環境変化と海鳥:気候と人間の影響
綿貫豊
モーリー   29 22-24   2012年
羽ばたき潜水で漁をする
綿貫豊
バーダー   26 30-37   2012年
日本でなぜ今海鳥を研究するのか
綿貫豊
海洋と生物   194 195-198   2011年
気候変化と海鳥の繁殖タイミングおよび生産
綿貫豊
北大水産紀要   53 19-26   2011年
「カンムリウミスズメと上関(瀬戸内海)の生物多様性」国際シンポジウムの意義
綿貫豊
科学   81 503-505   2011年
ヨーロッパヒメウの潜水と飛行:海鳥もニュートン力学には逆らえない
綿貫豊
遺伝   64 36-41   2010年

書籍等出版物

 
ペンギンはなぜ飛ばないのか?海を選んだ鳥たちの姿
綿貫 豊
恒星社厚生閣   2013年   
海鳥の行動と生態:その海洋生活への適応
綿貫豊
生物研究社   2010年   
鳥との共存を目指して(日本鳥類保護連盟編)
綿貫豊 (担当:分担執筆, 範囲:3章 3節 漁業)
中央法規   2010年   
動物たちの不思議に迫るバイオロギング(日本バイオロギング研究会編)
綿貫豊 (担当:分担執筆, 範囲:潜水能力の秘密は「はばたき調節」)
京都通信社   2009年   
地球と生命の進化学:新・自然史科学I(沢田健・綿貫豊・西弘嗣・栃内新・馬渡俊輔(編著))
綿貫豊 (担当:共編者, 範囲:ジュラ紀=白亜紀温室世界とその終焉—恐竜から鳥類へ)
北海道大学図書出版会   2008年   
これからの鳥類学 山岸哲、樋口広芳(編)
綿貫 豊 (担当:分担執筆, 範囲:オオセグロカモメはなぜ3卵しか産まないのか:生活史戦略研究の生理的基盤)
裳華房   2002年   
The Status, Ecology, and Conservation of Marine Birds of the North Pacific In: K Vermeer, KT Briggs, KH Morgan, D. Siegel-Causey (eds),
Vermeer K, Irons DB, Velarde E, Watanuki Y (担当:分担執筆, 範囲:Status, conservation, and management of nesting Larus gulls in the North Pacific.)
Canadian Wildlife Service Special Publication, Ottawa.   1993年   
生態学からみた北海道 東正剛、阿部永、辻井達一(編)
綿貫 豊 (担当:分担執筆, 範囲:コシジロウミツバメはなぜ月明りをさけるのか)
北大図書刊行会   1993年   
鳥類の繁殖戦略 (下)山岸哲(編)
綿貫豊 (担当:分担執筆, 範囲:海鳥における捕食被食者相互関係)
東海大学出版   1986年   

担当経験のある科目

 

Works

 
小笠原におけるクロアシアホウドリ採食行動
2008年
アラスカプリビロフ島におけるハシブトウミガラスの採食行動の研究
2004年 - 2007年
スコットランドメイ島における潜水性海鳥の潜水中の推進に関する研究
2003年 - 2006年
ルイパスツール大1ヶ月客員教授
2004年
オオミズナギドリの採食繁殖生態
2002年

競争的資金等の研究課題

 
渡りと遺伝的分化に着目したアホウドリの保全単位の解析
文部科学省(日本学術振興会): 科学研究費補助金(挑戦的萌芽)
研究期間: 2015年4月 - 2018年3月    代表者: 綿貫 豊
動物装着ビデオを用いた漁船と海鳥の個体レベルでの相互作用の研究
文部科学省(日本学術振興会): 科学研究費補助金(基盤B海外)
研究期間: 2014年4月 - 2017年3月    代表者: 綿貫 豊
隠れた沿岸海洋ホットスポットを発見する技術の開発
文部科学省(日本学術振興会): 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)
研究期間: 2013年4月 - 2015年3月    代表者: 綿貫 豊
海鳥類の食性・分布特性の解明
水産庁: 国際資源評価など推進事業
研究期間: 2010年4月 - 2014年3月    代表者: 綿貫 豊
海鳥を食物網と汚染のトレーサーとした海洋生態系モニタリング
文部科学省(日本学術振興会): 科学研究補助金(基盤A)
研究期間: 2007年4月 - 2013年3月    代表者: 綿貫 豊
外洋性アホウドリ類の混穫軽減を目的としたGPS及び映像を使った行動研究
文部科学省(日本学術振興会): 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)
研究期間: 2006年4月 - 2009年3月    代表者: 綿貫 豊
加速度のマイクロ計測による潜水性海鳥の最適採食行動の研究
文部科学省(日本学術振興会): 基盤研究(B)
研究期間: 2005年4月 - 2008年3月    代表者: 綿貫 豊
野生動物とペット・家畜の土地利用管理のための超小型GPSロガーによる動物行動研究
双葉電子記念財団: 双葉電子記念財団研究助成
研究期間: 2004年4月 - 2005年3月    代表者: 綿貫 豊
高速で3次元的に海洋環境を利用する高次捕食者の方位と水温測定による索餌経路の解析
文部科学省(日本学術振興会): 科学研究費補助金(萌芽研究)
研究期間: 2002年4月 - 2004年3月    代表者: 綿貫 豊
短期的体温低下が活動中の内温性動物のエネルギー節約に果たす適応的意義
文部科学省(日本学術振興会): 科学研究費補助金(基盤C)
研究期間: 1999年4月 - 2001年3月    代表者: 綿貫 豊