佐藤 朋之
サトウ トモユキ (Sato Tomoyuki)
更新日: 02/14
基本情報
- 所属
- 上智大学 文学部ドイツ文学科 教授
- (兼任)文学部ドイツ文学科長
- 学位
-
文学修士(上智大学)
- 研究者番号
- 50251872
- J-GLOBAL ID
- 200901098876920946
- researchmap会員ID
- 1000176144
教育活動:文学部ドイツ文学科の専門科目として、1/2年次生のドイツ語(I, II)と3年次以上の学生を対象とする文献演習及び講義科目を担当している。「ドイツ語」の授業では、ドイツ語の基本的な運用能力を確実に習得させるため、頻繁に行う試験のみならず、平時の学生との接触の中から、個々人のかかえる学習上の問題点を明らかにしつつ、丁寧な指導を積み重ねていくよう努めている。3年次以上を対象にした「文献演習」では、ドイツ文学の特定領域に関する知識を得るばかりでなく、ヨーロッパ全体を視野に入れた精神史的な流れを常に意識できるようにテキストを選定し、また講義を進めている。さらに全学共通科目のドイツ語においては、ドイツ語の授業を担当しつつ、一般外国語センター幹事の経験を生かして、ドイツ語全体のカリキュラム編成、教材の検討等、上智大学全体の一般外国語教育の充実のため努力している。
研究活動:18世紀から19世紀にかけてのドイツ・ロマン主義の文学を主な対象として、個別的な作家・作品を扱うだけでなく、知の生成とその制度化のプロセスを跡づけることを課題としている。
(研究テーマ)
ロマン主義の文学・芸術
研究キーワード
1研究分野
1経歴
7-
2011年12月 - 2012年1月
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1994年4月 - 1999年3月
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1993年4月 - 1999年3月
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1992年4月 - 1993年3月
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1991年4月 - 1993年3月
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1991年4月 - 1993年3月
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1989年10月 - 1993年3月
学歴
1-
1987年4月 - 1990年3月
論文
28-
上智大学ドイツ文学論集 59 53-101 2022年12月 筆頭著者
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上智大学ドイツ文学論集 (58) 23-64 2021年12月 筆頭著者
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上智大学ドイツ文学論集 56 43-85 2019年12月 筆頭著者
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上智大学ドイツ文学論集 55 119-158 2018年12月 査読有り
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上智大学ドイツ文学論集 52(52) 77-105 2015年12月 査読有り
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上智大学ドイツ文学論集 50 297-342 2013年12月
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19世紀学研究 7(7) 83-95 2013年3月 招待有り
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上智大学ドイツ文学論集 (49) 103-132 2012年12月 筆頭著者
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日本独文学会研究叢書 084『ロマン派の時代の危機意識とユートピア』 21-39 2012年10月 筆頭著者
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上智大学ドイツ文学論集 (47) 55-98 2010年12月
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上智大学ドイツ文学論集 (46) 71-109 2009年12月
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文学における「モダン」とは何か 16-24 2009年3月
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上智大学ドイツ文学論集 (45) 67-101 2008年12月
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上智大学ドイツ文学論集 (43) 85-115 2006年12月
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べりひて (47) 43-45 2006年5月
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英・独・仏・国文学における神話・聖書の受容と変容 31-40 2005年4月
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上智大学ドイツ文学会ドイツ文学論集 (41) 113-140 2004年12月
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上智大学ドイツ文学論集 (38) 83-110 2001年12月
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上智大学ドイツ文学論集 (36) 105-141 1999年12月
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上智大学ドイツ文学論集 (34) 29-48 1997年12月
MISC
2-
東京・春・音楽祭2022 公式プログラム 2022年3月 筆頭著者
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東京・春・音楽祭2020 公式プログラム 2020年3月 筆頭著者
書籍等出版物
5-
上智大学出版 2019年4月 (ISBN: 4324106053)
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上智大学出版 2016年8月 (ISBN: 4324100462)
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上智大学出版 2006年12月 (ISBN: 4324080607)
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同学社 2006年10月 (ISBN: 4810200639)
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同学社 1996年4月 (ISBN: 4810200604)
講演・口頭発表等
2-
日本独文学会秋季研究発表会 シンポジウムIV「ロマン派の時代の危機意識とユートピア」 2011年10月15日 日本独文学会
-
日本アイヒェンドルフ協会研究会 2011年6月5日 日本アイヒェンドルフ協会
共同研究・競争的資金等の研究課題
1-
2002年 - 2004年
その他
8-
2003年4月演習科目では、文学作品の訳読に終始しないよう常に工夫している。例えば、最初の数回をかけて作品分析の手法を例示した上で、履修者を数グループに分け、各々が担当する作品について、共同で研究発表をさせる。各班には前もって個別に参考資料等を教示しておく。この授業運営法は、特にグリム童話の演習(数年おきに開催する予定)において効果的であり、学生は極めて積極的に授業に参与していた。
-
2002年4月一般外国語センターの運営幹事経験者および現職と共同して、危機的状況にある(履修者および開講コマ数の減少が著しい)一般外国語(特にドイツ語)の授業法の改善に関して検討を重ねている。
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2001年4月2年次ドイツ語は週に2回授業があるが、各回を前半と後半に分けそれぞれ文学作品の講読と独作文の演習に充てている。講読テキストにはMichael Endeの作品等多くの学生が既に親しんでいるものを選び、また作文はドイツ人や留学生の生活に密着し、無味乾燥な文法構造が生活感覚に直結することを実体験できる応用性の高い問題を様々な文献資料から取捨選択あるいは自作している。小試験を頻繁に行いドイツ語運用能力を確実なものとする。
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2001年4月特定の文学作品や作家を扱う演習・講義においても、同時代の音楽や美術作品も併せて紹介・分析し、さらに(世界史未履修の学生が多いという現状に鑑み)時代の社会・政治状況を丁寧に解説する。そのための参考資料としてインターネット上の情報を積極的に活用する。授業では、書籍のみならず、ネット上の膨大かつ雑多な資料をいかに利用するか、そのフィルタリング、編集の技術を併せて教授している。
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2000年4月ドイツ文学(のみならず文学)への関心を、まったく、ないしほとんどもたない学生が入学者の大多数を占めている現状を鑑みるとき、新入生にドイツ文学の世界を総括的に紹介するということ自体、困難を極める試みである。その一方で、ドイツ文学の特定の領域について趣味的に高度な興味を抱いている学生がわずかながら存在している。(2に続く)
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2000年4月(1の続き)そこで講義においては、文学史・世界史上の「一般常識」から、マニアックなまでに詳細な作品・時代の分析に至る様々なレベルの知識を、個々の学生の理解度を勘案しつつ提供しようと努めている。その際(毎時間提出の)リアクションペーパーを活用することで、学生各々の関心の度合いと多様な方向性を常に把握し、適時対応できるよう心がけている。
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2000年4月ドイツ文学科の専門講義科目(1年次生対象「ドイツ文学入門」、2年次「ドイツ文学概説」を含む)では、毎回A4版換算で2〜6枚のハンドアウトを作成し、授業時に参照させている。授業によっては、配付資料が1セメスターあたり50枚(A4換算)に及ぶ。文学作品・文学史に関する参考文献は文字情報が主になるため、大量の視覚的な補助資料を併せて提示することは、事象や文学の多面的な理解に資するだろう。(2に続く)
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2000年4月(1の続き)配布プリントはコストの点からどうしてもモノクロ印刷であり、また不鮮明な場合が多い。そこでビデオ、DVDなどのAV機器による画像を併せて提示することもしばしばである。今後はPCを用いるなどして、映像・音声資料をより印象的に提供する可能性を検討したい。