基本情報

所属
立正大学
学位
教育学修士(1983年3月 慶應義塾大学)
博士(医学)(1993年5月 東京大学)

連絡先
m-hisatasophia.ac.jp
研究者番号
50211503
J-GLOBAL ID
200901022507434241
researchmap会員ID
1000191828

大学院生の時代に,わが国のパイオニアであった山本和郎先生の下で「コミュニティ心理学」を学び,その魅力に惹かれました。おもな関心領域をキーワードで表すと,ストレス,ソーシャルサポート,コーピング,メンタルヘルス,危機介入,セルフヘルプ・グループ,高齢者のQOL,終末期医療,組織風土改革となります。特定の分野や対象にではなく,コミュニティへの介入,すなわち「コミュニティ・アプローチ」という研究・実践方法に関心があります。

(研究テーマ)
心理専門職に対する援助要請行動

高齢者の介護予防
がん患者の心理的適応

福島県相双地区の対人援助職に対する効果的支援
多文化共生社会論


経歴

  11

学歴

  1

論文

  57

MISC

  12

書籍等出版物

  18

講演・口頭発表等

  76

共同研究・競争的資金等の研究課題

  23

社会貢献活動

  2

その他

  4
  • 2007年12月 - 2007年12月
    文部科学省GPの一環として開始予定の「日本と韓国における家族や地域社会の特性に関する国際比較研究」の準備のために,大学院生8名を引率して韓国を訪問し,韓国ナザレン大学准教授の金恵京先生の講演を拝聴するとともに,同大学の学生らと交流を持った。後日提出を求めたレポートによると,「近くて遠い国」といわれる韓国文化に直に触れることによって,院生達は大いに刺激を受けたようである。
  • 2005年4月
    講義課目である「コミュニティ心理学」および「健康・医療心理学」では,毎回必ずハンドアウトを用意し,授業開始前に受講生に配布している。このハンドアウトの内容は毎年加筆・修正されるが,これは単なる補助資料ではなく,各回ごとの授業の流れが明記されていて,今どの内容が取り上げられているのかが一目瞭然となっている。さらに,キーワードの解説や参考文献が記載されており,学生の復習に大いに役立っている。
  • 2005年4月
    心理学演習Ⅲ(コミュニティ心理学研究)では,現在の日本が直面する心理社会的諸問題への関心と理解を深め,解決に向けた取り組みについて自由に討論できるように工夫している。さらに,2泊3日の夏合宿では,上級生や大学院生との交流を深めつつ,受講生各自の問題意識を掘り下げるとともに,共通した関心によって数個のグループを形成し,秋学期に一つの研究をまとめ上げ,卒業研究へのステップとなるよう指導している。