中山 智香子

J-GLOBALへ         更新日: 17/09/30 03:07
 
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研究者氏名
中山 智香子
 
ナカヤマ チカコ
所属
東京外国語大学
部署
大学院総合国際学研究院
職名
教授

研究分野

 
 

経歴

 
2010年4月
 - 
現在
東京外国語大学 大学院総合国際学研究院 教授
 
1999年4月
 - 
2000年3月
熊本大学 助教授
 
1997年4月
 - 
1999年3月
熊本大学 講師
 
1995年4月
 - 
1997年3月
熊本大学 講師
 

学歴

 
 
 - 
1995年7月
ウィーン大学大学院 経済学研究科 経済学
 
 
 - 
1995年3月
早稲田大学 経済学研究科 
 

論文

 
ジオポリティクスが媒介したヘゲモニーの推移:「アメリカの世紀」のあらわれ
中山智香子
現代思想   45(18) 78-87   2017年9月   [招待有り]
20世紀初頭から半ばにかけておもにドイツで興隆した地政学の流れを、台頭しつつあるアメリカがどのように活用し、ヘゲモニーとしての地位の確立を果たしたかについて、「アメリカの世紀」の言説を普及させた写真雑誌『ライフ』誌における地政学の扱いなど、メディアの役割にも注目しながら論じた。
認知資本主義と統治:貨幣が国家から離れるとき
山本泰三
認知資本主義:21世紀のポリティカル・エコノミー   241-256   2016年4月   [招待有り]
1970年代以降の資本主義の動向を「認知資本主義」ととらえる見方に立ち、この観点から見た統治の問題を、とりわけ金融市場にひきつけて論じた。
世界システム論の潜勢力:ヘゲモニー論を超えて
菅孝行
叢書ヒドラ:批評と運動1   55-78   2015年8月   [招待有り]
1970年代に理論構築された世界システム論が、20世紀末から21世紀にかけて発揮し始めた潜勢力について、とりわけG.アリギとA.G.フランクによる中国分析にひきつけながら論じた。
レントがひらく可能性:「メメント・モリ」の経済学のために
中山智香子
atプラス   (23) 44-55   2015年2月   [招待有り]
経済学で地代とも訳されるレントの概念について、トマ・ピケティ『21世紀の資本』の資本概念の考察と批判を通じ、その可能性を含めて論じた。
長い20世紀の終焉
中山智香子
DIO   (300) 13-16   2015年1月   [招待有り]
思想史、歴史学の分野で語られる「長い20世紀」という概念について、これをタイトルとした書籍を著したジョヴァンニ・アリギの思想の特質と限界に即して論じた。

Misc

 
『破局のプリズム -再生のヴィジョンのために』(西谷修著、ぷねうま舎、2014年)
中山智香子
立教   (232) 64-64   2015年3月   [依頼有り]
西谷修著『破局のプリズム』を解説し書評した。
ジョン・F.ナッシュ:時代に翻弄されたゲーム理論の革新者
中山智香子
週刊エコノミスト   50-51   2012年3月   [依頼有り]
ゲーム理論の先駆者でありノーベル経済学賞受賞者でもあるジョン・ナッシュについて、理論のエッセンスと時代背景を絡めて考察した。
解説(金融危機をめぐる10のテーゼ)
中山 智香子
金融危機をめぐる10のテーゼ      2010年11月   [依頼有り]
イタリアのマルキストらによる金融危機分析に関する論考集の邦訳に対して、解説を行った。
K.ポランニー『市場社会と人間の自由:社会哲学論選』
中山智香子
社会思想史研究   37(-) 226-230   1023年9月   [依頼有り]
カール・ポランニーの論考から社会哲学に関わるものを集めた選集について、その選び方や論じられていることの特徴について論評した。

書籍等出版物

 
経済ジェノサイド:フリードマンと世界経済の半世紀
中山智香子
平凡社   2013年1月   ISBN:9784582856668
1960年代の終わりから70年代にかけてミルトン・フリードマンの経済学が政治的社会的状況から前面に押し出され、グローバルに新自由主義が形成されていく位相を考察した。
北京のアダム・スミス
中山智香子他 (担当:共訳, 範囲:監訳、序章&第一章&第5章の翻訳)
作品社   2011年4月   
ジョヴァンニ・アリギの遺著となった論考集。アメリカのヘゲモニーが衰退し、中国が「平和的」に台頭した現代の情勢を、スミス、マルクス、シュンペーターの経済思想とのかかわりから論じている。
Austrian Economics in Transition:From Carl Menger to Friedrich Hayek(jointly worked)
Hagemann, H., Nishizawa, T., Ikeda, Y., (担当:共著, 範囲:Ch. 12, Involvement of an Austrian Emigre Economist in America)
Palgrave Macmillan   2010年6月   ISBN:9780230222267
オーストリア学派のうち、メンガーからハイエク、大戦間期の論者たちの理論、思想が国内外にいかに伝播したかを考える論考集で、モルゲンシュテルンとフランク・ナイトの理論的、思想的相互関係を考察した。
経済戦争の理論:大戦間期ウィーンとゲーム理論
中山智香子
勁草書房   2010年2月   ISBN:9784326154104
大戦間期ウィーンからアメリカに亡命した著者によるシュンペーター『資本主義・社会主義・民主主義』、ポラニー『大転換』、ノイマン&モルゲンシュテルン『ゲームの理論と経済行動』を素材に、オーストリア学派の自由主義的経済思想がゲーム理論を生み、経済戦争を理論的に支える戦略研究へと展開していく様相を、大戦間期のウィーンの歴史に関わらせて論じた。
ハイエク全集II-7,思想史論集(共訳)
ハイエク、八木紀一郎、中山智香子、太子堂正弥、吉野祐介 (担当:共訳, 範囲:「カール・メンガー」他2編の邦訳)
春秋社   2009年7月   ISBN:978439362197
F. A.ハイエクの膨大な著作のうち、思想史関係、特にオーストリア学派やウィーン時代とのかかわりの深い諸論考を訳出した論考集の邦訳である。

講演・口頭発表等

 
グローバル経済世界と市民的不服従の位置
中山智香子
日本平和学会2015年秋季大会   2015年11月28日   日本平和学会
非暴力的社会運動の新しいあり方とグローバル経済世界とのかかわりを、とくにセネガルの社会運動「ヤナマール」とジーン・シャープの非暴力運動論にひきつけて考察した。
“Imposed” freedom and peace as the reemergence of the post-war period : Consideration of peace in a complex society by Karl Polanyi’ [招待有り]
Chikako Nakayama
『複合社会における自由」のための国際ワークショップ   2015年11月19日   Rosa Luxemburg Foundation
カール・ポラニーの平和概念について、主著『大転換』の最終章「複合社会における自由」と、1930年代に記されたいくつかの刊行、未刊行論考をもとに考察した。
経済的に合理的な「平和」を考える [招待有り]
中山智香子
日本倫理学会第66回大会   2015年10月3日   日本倫理学会
シンポジウムのテーマであった「正しい戦争」と経済的合理性との結びつきについて論じ、それが抑止論を生み出す論理について検討した。
Karl Polanyi as a precursor of world-systems theorists: The concept of embeddedness and undiscussed message of Giovanni Arrighi
Chikako Nakayama
ポラニー国際セミナー   2014年11月6日   Karl Polanyi Institute
The critic of Neoliberalism in the Polanyian Perspective
Chikako Nakayama
The First World Keynes Conference   2013年6月26日   World Keynes conference
カール・ポラニーとアンドレ・グンダー・フランクの思想的関係を手掛かりに、両者の新自由主義批判の側面を検討した。

Works

 
鼎談「資本主義の賞味期限:「労働」と金融化」
その他   2015年1月
『ピープルズ・プラン』67号、pp. 58-82に収録
「カール・ポラニー1920-1947:社会哲学的考察」邦訳
その他   2009年8月
2008年度社会思想史学会においてセッションを共同組織し、M. カンジャーニとC.トマスベルガーに依頼したドイツ語論考の第5章部分を邦訳し、現代思想2009年8月号(pp. 116-132)に掲載した。

競争的資金等の研究課題

 
統治思想としての<オイコノミア>:戦間期・社会経済思想の複合的研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
研究期間: 2015年4月 - 2018年3月    代表者: 中山智香子
広義の経済学としてのオイコノミアを統治という側面から考察するために、20世紀の戦間期の社会経済思想を多面的、学際的に検討する。
生命統治時代のオイコス再考とポスト・グローバル世界像の研究
科学研究費補助金
研究期間: 2010年4月 - 2014年3月
西谷修教授を代表者とする共同研究
戦争・経済・メディアからみるグローバル世界秩序の複合的研究
科学研究費補助金
研究期間: 2007年4月 - 2009年3月
西谷修教授を研究代表者とした科学研究費の共同研究
戦間期における経済思想
科学研究費補助金
研究期間: 2004年4月 - 2008年3月
ネオリベラリズムと戦争の変容
科学研究費補助金
研究期間: 2003年4月 - 2006年3月