基本情報

所属
風土形成事務所 主宰
東京大学 空間情報科学研究センター 協力研究員

J-GLOBAL ID
200901008077307418
researchmap会員ID
5000063109

外部リンク

1967年千葉県市川市生まれ。環境デザイナー (International ASLA)、専門地域調査士 (認定機関: 日本地理学会)。

風土形成事務所主宰、2014年4月より東京大学空間情報科学研究センター協力研究員、日本地理学会会員、東北地理学会会員、日本景観生態学会会員。東京農工大学農学部非常勤講師 (担当科目: 造園学) 、東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科非常勤講師 (担当科目: 風土形成論) 。

前職は2014年3月まで、東北芸術工科大学大学院デザイン工学専攻環境デザイン研究領域准教授、および岩手大学大学院工学研究科デザイン・メディア工学専攻非常勤講師
それ以前には2003年4月より2013年3月まで、東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科准教授を務めた。

人間が生きる環境の形成のあり方を根源的かつ総合的に探究する手段としてデザインを選び、1989年以来活動を行う。

著書『風景資本論』『町を語る絵本 飛騨古川』、共著『都市環境デザインの仕事』『テキスト ランドスケープデザインの歴史』『つくること、つくらないこと』、論考「風土形成序説––浪江町の風景を読むことを通して」「思い出の風景から考える被災地復興」(いずれも『季刊東北学』誌に寄稿)など。

学歴

  1

受賞

  6

論文

  17

MISC

  2

書籍等出版物

  43

講演・口頭発表等

  111

所属学協会

  4

Works(作品等)

  77

共同研究・競争的資金等の研究課題

  4

学術貢献活動

  1

社会貢献活動

  16

メディア報道

  2

その他

  24
  • 2023年11月 - 現在
    宮下地区が属する大洗町は、茨城県が自然公園法に基づく茨城県立自然公園条例を制定し指定した大洗県立自然公園の範囲に含まれる。宮下地区は、第三紀に起源を持つと考えられる大洗層の上に位置し、平安時代創建の大洗磯前神社を擁し、以来信仰の地となってきたことに加え、近世の潮冬至、近代の海水浴の場ともされて旅館街が成立するに至った。 同条例は、県民の保健、休養などとともに生物多様性の確保への寄与を目的とする。その達成は、宮下地区および大洗町の自然・社会・人文環境を総合的に理解する先に目指し得る。このことから、宮下町内会は景観法の基本理念(第2条)にある「良好な景観は、地域の自然、歴史、文化等と人々の生活、経済活動等との調和により形成されるもの」との定義を参照し、景観を指標として「地域の自然、歴史、文化等」すなわち風土性の要因と今日の「人々の生活、経済活動等」の調和を図ることを志向する。 以上の理念に基づいて、宮下町内会は廣瀬に対し「顧問」として「風土性の考証に基づく、持続的な海浜文化に根ざした景観形成」を目指す顧問業務を行うことを委託した。
  • 2020年1月 - 2020年1月
    2019年10月30日、NPO法人アートフル・アクション http://artfullaction.net/ と東村山市立南台小学校 が主催した「図工から身のまわりの世界へ − 東村山市立南台小学校 展覧会によせて」という会で行った同じ題の基調講演の記録が、同法人発行の「小金井アートフル・アクション! ニュースレター」7号 (全4頁) に、3頁に渡り掲載された。 同紙は、NPO法人アートフル・アクションの厚意を受けて、本ウェブサイトの資料公開ページでダウンロードが行えるようにした。 — https://researchmap.jp/muh1xksz7-2148896/?fbclid=IwAR0JSMtLgrdISRoX2VcrIQIH6mFEjMtaYLrOm6eepyuFz95bL4F9DLS5ERM#_2148896
  • 2019年9月 - 2019年9月
    益子の風景について絵と詩をきっかけに語り合う会で、石塚明由子氏 (シンガー-ソングライター) 、簑田理香氏 (地域編集室簑田理香事務所) と案内人をつとめた。 — haluta|ましこのうた poetry of earth http://www.haluta.jp/news/4598/ トークセッション「詩とスケッチに導かれて。益子風景案内」|Facebookイベントページ https://www.facebook.com/events/2641745829190786/ ましこのうた DVD & PHOTOBOOK https://mashikonouta.com/?fbclid=IwAR3KZwMOYCN5l1P6rTZcJ9bjgmGY-g-fVUHOFwVtlga55EyvIbdTDD7scKs#etc1
  • 2018年8月 - 2018年8月
    同企画展示後半の「土祭」点において、土祭2015「益子の風土・風景を読み解くプロジェクト」および道の駅ましこによる関連企画「田野の風土・風景を読み解くプロジェクト」での調査成果と風景観察スケッチを展示。 — 道の駅ましこ企画展示「風景と、未来の物語」 http://m-mashiko.com/michikake-hijisai/
  • 2018年2月 - 2018年2月
    宇都宮市中心市街を釜川が流れる「釜川地区」では、同市景観計画に基づいた景観形成重点地区への指定の動きが進む。これに合わせて、以前から釜川べりに拠点 KAMAGAWA POCKET をもうけて地域コミュニティをより緊密に結びつけつつその活動に適った環境形成のあり方を模索するなどしてきた宇都宮大学の卒業生・大学院生・学部生が、自主的に市民による提案作成を呼びかけた企画「釜川から育む、まちのビジョン」を実施してきた。その一環として企画されたのが、釜川地区の未来像を学生たちが各分野の講師に学びながら検討し、講評を受け、検討過程から結果までを若者を中心とした市民が作る資料・提案として市や他の市民へ報告・提案する KAMAGAWA DESIGN CLASS (2/17-3/17実施) である。その講評会に招かれて講師を務めた。また、途中「地域的なデザインについて」と題して参考情報を提供する講義も行った。
  • 2017年6月 - 2017年6月
    6/25と11/15の2回、任意団体「釜川から育む会」の要請があり、同市内を流れる釜川流域の景観生態学的調査と中心市街地の「釜川地区」の景観計画を考える「風景観察会」へ、宇都宮市より派遣された。
  • 2017年3月 - 2017年3月
    栃木県益子町で行われる町民との文化財共同調査「文化財探検隊」に案内役として協力した。同町「土祭2015」で企画された「土祭風景遠足」を手法として用い、同町北部に産し陶器釉薬の原材料として知られてきた凝灰岩「芦沼石」からつくられるさまざまな風景を巡り、その解説を行った。 益子町の文化財 http://www.town.mashiko.tochigi.jp/page/dir001670.html ブログ東北風景ノート|文化財探検隊「土祭風景遠足 − 芦沼石をたどる」 http://shunsukehirose.blogspot.jp/2017/03/guide-to-landscape-of-small-tuff-area.html
  • 2017年3月 - 2017年3月
    青森県立美術館よりアーティストとして招聘を受け、同美術館や三内丸山遺跡が立地する三内地域の「未来の環境プラン」を作成、提案した。同地域が位置する沖館川流域を中心に調査を行い、地域住民、市民らとの10回の勉強会を開いて、地域の自然・歴史・文化等に関した理解を深め、それをもとに作成、提案したプランを同美術館で3月14日(火)から26日(日)まで展示している。 http://www.aomori-museum.jp/ja/exhibition/97/
  • 2017年1月 - 2017年1月
    画家与那覇大智氏の個展「影を放さない」(2017/01/16-22、銀座Oギャラリー、東京都中央区) に関して批評文を依頼され、寄稿。2017年1月20日、「琉球新報」紙に掲載。
  • 2016年11月 - 2016年11月
    文部科学省「大学教育再生戦略推進経費“地 (知) の拠点大学による地方創生推進事業 (COC+: Center of Community) 」における地域志向科目設計に対して指導助言を行う。「専門地域調査士」資格 (日本地理学会) や「東北芸術工科大学大学院デザイン工学専攻『地域デザイン研究領域』設置計画」等を委託の根拠とする。
  • 2016年7月 - 2016年7月
    青森県立美術館が企画開催する館外連携企画で、2016年4月より2017年3月にかけて同美術館の立地する三内地域の総合的研究を行い、その成果に基づいて美術館外構をはじめとする同地域の環境デザイン提案を作成する。7月23日(土)より9月25日(日)まで、調査報告を趣旨とする展覧会を開催し、あわせて地域住民との地域研究・環境デザイン検討会を重ね、2017年3月11日(土)から26日(日)にかけて成果発表を再度展覧会として行う。 http://www.aomori-museum.jp/ja/schedule/info/project/848
  • 2015年9月 - 2015年9月
    土祭風土形成ディレクターとして担当した、土祭事務局および益子町民との風土研究に関して、風景観察スケッチや研究成果となる土祭基礎資料 (町域を13地区に分けて作成) を、2015年9月13日より28日までにわたる土祭会期に展示した。 http://hijisai.jp/program/program1/
  • 2014年6月 - 2014年6月
    栃木県益子町で「この土地で生きることの祭り」を標榜し行われる土祭に関して、その企画の基礎となる風土研究を行い、成果の諸プロジェクトへの反映、展開について助言と指導を適宜担った。着任期間は2014年6月より2015年9月中下旬の土祭会期まで。 http://hijisai.jp/fudo-fukei/
  • 2014年3月 - 2014年3月
    持続可能な地域形成のための創造を目標とした、グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、環境デザインに関した各研究領域の統合による「地域デザイン研究領域」設置計画に、主担当 (デザイン工学専攻長) として2013、2014年度の二ヶ年携わった。 風土性観察、地域研究の基礎訓練と、その成果の編集および情報発信の基礎訓練を積んだ上に個々の関心、問題意識に基づく修了研究を行う教育課程を設計した。
  • 2013年2月 - 2013年2月
  • 2011年11月 - 2011年11月
    酒造会社を営み酒蔵などの残る旧横尾邸 (現・東の杜資料館) の多様な利活用について企画提案が求められ、五十嵐建築設計事務所を代表とするグループに参加して「東の杜 − 水丘の上の小さなまち」企画提案を提出し、基本設計担当者に選出された。 東根市ウェブサイト: http://www.city.higashine.yamagata.jp/3100.html
  • 2011年4月 - 2011年4月
  • 2010年3月 - 2010年3月
    当学科が、大学周辺の農山村・山野をフィールドとして展開する教育の理念を明確にし、これに則して視覚伝達を行う目的から実施したVI形成計画に、主担当として参画した。計画のコンセプトを「大地の力」と設定し、パンフレット、ウェブサイト、年報等の品目を開発している。 なお、コンセプトワークの協働からデザインにいたるまでを、株式会社GKグラフィックスが担当した。 東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科: http://blog.tuad.ac.jp/ae/