川村 賢二

J-GLOBALへ         更新日: 17/08/21 10:47
 
アバター
研究者氏名
川村 賢二
 
カワムラ ケンジ
通称等の別名
Kawamura Kenji
URL
http://polaris.nipr.ac.jp/~kawamura/
所属
国立極地研究所
部署
研究教育系・気水圏研究グループ
職名
准教授
学位
博士(理学)(東北大学)
その他の所属
海洋研究開発機構
科研費研究者番号
90431478
ORCID ID
0000-0003-1163-700X

プロフィール

南極やグリーンランドで掘削されたアイスコアに閉じ込められた過去の空気を取り出して分析し、過去の気候や温室効果ガスの変動を復元し、それらの時間関係をもとにした環境変動メカニズムの解明を目指して研究しています。気候・氷床モデルに入力・比較データを提供するなど、データとモデルの連携も進めています。

極域観測歴:
(1)グリーンランドノースグリップ深層掘削プロジェクト(2001)
(2)グリーンランドNEEM深層掘削プロジェクト(2010)
(3)第57次南極地域観測隊(H128アイスコア中層掘削)(2015)
(4)グリーンランドEGRIP深層掘削プロジェクト(2017)

研究分野

 
 

経歴

 
2011年4月
 - 
現在
国立極地研究所 准教授
 
2007年
 - 
2011年
国立極地研究所 助教
 
2006年
 - 
2007年
東北大学大学院理学研究科 大気海洋変動観測研究センター 助手
 
2004年
 - 
2006年
米国 スクリップス海洋学研究所 ポスドク地球化学研究員
 
2002年
 - 
2004年
スイス連邦 ベルン大学 ポスドク研究員
 

学歴

 
1996年4月
 - 
2001年3月
東北大学 理学研究科 地球物理学専攻 博士課程後期
 
1994年
 - 
1996年
東北大学 理学研究科 地球物理学専攻 博士課程前期
 
1990年
 - 
1994年
東北大学 理学部 天文及び地球物理学科第二
 

委員歴

 
2014年9月
 - 
現在
日本雪氷学会 極域雪氷分科会  幹事長
 
2010年
 - 
現在
日本地球科学連合大会「アイスコアと古環境変動」セッションコンビーナ
 
2008年
 - 
現在
日本学術会議・環境学委員会・地球惑星科学分科会合同IGBP・WCRP合同分科会・PAGES小委員会  委員
 
2006年
 - 
現在
ドームふじアイスコアコンソーシアム  運営委員(副委員長、事務局長、気体解析グループ副幹事,年代研究グループ副幹事)
 
2008年
 - 
現在
NEEM Project, EGRIP Project  Gas Consortium Member
 
2012年
 - 
2016年
地球環境史学会  評議委員
 
2013年
 - 
2014年
日本地球惑星科学連合(JpGU)  選挙管理委員
 
2012年
   
 
IPICS Open Science Conference, Science Committee, 委員
 
2011年
   
 
European Research Council  Advanced Grant Reviewer
 
2010年
   
 
LGGE, Committee of the Scientific and Technological Programs  Reviewer for research proposal
 

受賞

 
2017年8月
日本第四紀学会 日本第四紀学会学術賞 氷床コア中の気体分析による高精度年代測定法の確立と氷期-間氷期サイクルの研究
 
2015年10月
日本気象学会 堀内賞 極域氷床コア及びフィルン空気を基にした過去の大気組成・気候の復元と変動メカニズムの研究
 
2011年
日本雪氷学会 平田賞
 
2011年
泉萩会(東北大学理学部物理系同窓会) 森田記念賞
 

論文

 
Gavin A. Schmidt, Jeff Severinghaus, Ayako Abe-Ouchi, Richard B. Alley, Wallace Broecker, Ed Brook, David Etheridge, Kenji Kawamura, Ralph F. Keeling, Margaret Leinen, Kate Marvel & Thomas F. Stocker
Nature   547 E16-E17   2017年7月   [査読有り]
Anais J. Orsi, Kenji Kawamura, Valerie Masson-Delmotte, Xavier Fettweis, Jason E. Box, Dorthe Dahl-Jensen, Gary D. Clow, Amaelle Landais, Jeffrey P. Severinghaus
Geophysical Research Letters      2017年4月   [査読有り]
Dome Fuji Ice Core Project Members (corresponding authors: Kawamura, K., Motoyama, H. and Abe-Ouchi, A.)
Science Advances   3 e1600446   2017年2月   [査読有り]
PARRENIN, F., FUJITA, S., ABE-OUCHI, A., KAWAMURA, K., MASSON-DELMOTTE, V., MOTOYAMA, H., SAITO, F., SEVERI, M., STENNI, B., UEMURA, R. and WOLFF, E.W.
Journal of Glaciology      2016年8月   [査読有り]
Past Interglacials Working Group of PAGES
Reviews of Geophysics   54 162-219   2016年3月   [査読有り]
Nakano S, Suzuki K, Kawamura K, Parrenin F, Higuchi T.
Nonlinear Processes in Geophysics   23(1) 31-44   2016年   [査読有り]
Suganuma Y, Okada M, Horie K, Kaiden H, Takehara M, Senda R, Kimura J.-I, Kawamura K, Haneda Y, Kazaoka O, Head M.J.
Geology   43(6) 491-494   2015年   [査読有り]
Svensson A, Fujita S, Bigler M, Braun M, Dallmayr R, Gkinis V, Goto-Azuma K, Hirabayashi M, Kawamura K, Kipfstuhl S, Kj?r H.A, Popp T, Simonsen M, Steffensen J.P, Vallelonga P, Vinther B.M.
Climate of the Past   11(9) 1127-1137   2015年   [査読有り]
Orsi, A.J., K. Kawamura, J.M. Fegyveresi, M.A. Headly, R.B. Alley and J.P. Severinghaus
J. Glaciol.   61(227) 585-594   2015年   [査読有り]
Ghosh A, Patra P.K, Ishijima K, Umezawa T, Ito A, Etheridge D.M, Sugawara S, Kawamura K, Miller J.B, Dlugokencky E.J, Krummel P.B, Fraser P.J, Steele L.P, Langenfelds R.L, Trudinger C.M, White J.W.C, Vaughn B, Saeki T, Aoki S, Nakazawa T.
Atmospheric Chemistry and Physics   15(5) 2595-2612   2015年   [査読有り]

Misc

 
川村 賢二
雪氷 : 日本雪氷協會雜誌   74(1) 79-82   2012年1月
川村 賢二
環境技術 = Environmental conservation engineering   40(4) 206-212   2011年4月

書籍等出版物

 
低温環境の科学事典
河村公隆 他編(編集者、執筆者)
朝倉書店   2016年7月   
地球温暖化−そのメカニズムと不確実性
日本気象学会地球環境問題委員会編(分担執筆)
朝倉書店   2014年12月   
新版 雪氷辞典
日本雪氷学会編(分担執筆)
古今書院   2014年3月   
地球温暖化の事典
国立環境研究所地球環境研究センター編著(査読および作図協力)
丸善出版   2014年3月   
アイスコア ~地球環境のタイムカプセル~
藤井理行、本山秀明、東久美子、飯塚芳徳、伊村智、植村立、川村賢二、神田啓史、河野美香、藤田秀二、堀内一穂、三澤啓司、望月優子 (担当:共著, 範囲:1-7節「大気組成の復元」、2-5節「過去数十万年の気候と環境の変化」、コラム「アイスコアの同じ深さで氷と空気の年代が違う」、コラム「ミランコビッチ・サイクル」の計約30頁)
成山堂   2011年3月   

講演・口頭発表等

 
極域氷床コア及びフィルン空気を基にした過去の大気組成・気候の復元と変動メカニズムの研究 [招待有り]
川村賢二
日本気象学会2015年秋季大会・堀内賞受賞記念講演   2015年10月29日   
川村 賢二, 北村 享太郎, Dallmayr Remi, 東 久美子, 青木 周司, 中澤 高清
日本気象学会2015年秋季大会   2015年10月28日   
アイスコアを中心とした南極気候・氷床研究の現状と展望 [招待有り]
川村賢二、阿部彩子、藤田秀二、東久美子、本山秀明、植村立、飯塚芳徳
日本地球惑星科学連合2015年大会   2015年5月24日   
極域アイスコアからみた退氷期と間氷期 [招待有り]
川村賢二、青木周司、中澤高清、Jeffrey P. Severinghaus、Daniel Baggenstos、阿部彩子、齋藤冬樹、ドームふじ氷床コア研究プロジェクト
日本第四紀学会2014年大会   2014年9月5日   
アイスコアによる古気候解析に関わる諸課題 [招待有り]
川村 賢二
「地球流体現象の疎構造」研究集会   2014年3月14日   
氷床コアと海底コアの年代同期 [招待有り]
川村賢二、青木周司、中澤高清、阿部彩子、齋藤冬樹
古海洋・古気候に関するシンポジウム   2014年1月8日   
氷床コア分析による過去のCO2の復元 [招待有り]
川村賢二
日本気象学会秋季大会シンポジウム「二酸化炭素研究の新展開」   2013年11月20日   
Climatic forcing and glacial cycles over the last 700,000 years viewed from Antarctica [招待有り]
K. Kawamura, S. Aoki, T. Nakazawa
International CAWSES-II Symposium   2013年11月18日   

担当経験のある科目

 
 

競争的資金等の研究課題

 
南極氷床コア高解像度大気組成分析に基づく退氷期における気候・海洋・氷床変動の解明(国際共同研究強化)
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
研究期間: 2016年 - 2018年    代表者: 川村 賢二
科研費基盤A
研究期間: 2013年 - 2017年    代表者: 堀内 一穂
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(A))
研究期間: 2014年 - 2016年    代表者: 川村 賢二
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(S))
研究期間: 2010年 - 2014年    代表者: 東 久美子
・グリーンランドのNEEM地点では、平成20年度から14カ国の国際共同現地観測により、深層コアの掘削及び現場解析を実施している。平成23年度は、5月~8月に岩盤付近の掘削と現場解析を実施した。・22年度に引き続き、NEEMにおいて、ピット観測を実施し、層位観察と密度測定を実施した。また、ピットの断面から同位体分析、化学分析、ダスト分析用のサンプルを連続的に採取した。23年度は新たにエアロゾルの観測を実施した。・NEEMにおいて掘削した深層氷床コア、及びピットから採取したサンプルを、NEEM...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(A))
研究期間: 2009年 - 2013年    代表者: 三浦 英樹
平成23年度は、第53次南極地域観測隊に参加し、過去数百万年間の東南極氷床高度の変動史を復元するために、セール・ロンダーネ中・西部地域において詳細な氷河地形調査と表面照射年代測定用試料の採取を行った。エコーチップを用いた定量的な風化度の評価手法の確立を試みた。また、南極海・南大洋の変動史研究では、南大洋のコンラッド海台の堆積環境の変遷と海台近傍の掘削データ(ODP Leg119,120,177,183)を対比することで年代を推定し、環境変動の規模や空間的広がりの把握を試みた。グレイシャルハ...

社会貢献活動

 
3,000mのタイムカプセル 〜極地の氷が語る地球環境の過去と未来〜
【講師】  国立極地研究所40周年記念市民講演会 「極地」〜地球環境研究のフロンティア 今日学ぼう! 明日の地球を  2013年9月28日
雑誌(米国)Earth 取材対応
【コメンテーター, 取材協力】  2013年8月
南極と北極の氷の話
【講師】  パナソニックセンター東京、WWFジャパン(協力)  One Planet Lifestyle ~地球へのメリー・クリスマス  2012年12月24日
「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」
【助言・指導, 情報提供】  2012年6月
南極の過去から地球システムのメカニズムに迫る
【講師】  東京地学協会  秋季公開講演会  2010年10月30日

研究集会・コンビーナなど

 
日本地球科学連合大会「アイスコアと古環境変動」セッションコンビーナ(2010年〜)
2016年9月   雪氷学会スペシャルセッション「アイスコア:掘削プロジェクトおよび研究の到達点と展望」
2015年9月   極地研研究集会「南極雪氷科学の展開による新たな古環境復元とメカニズム理解にむけて」
2015年4月   ISAR4 session on Arctic paleoclimate and polar amplification
2012年   研究集会「極域からさぐる第四紀の地球気候変動史」幹事
2012年   研究集会「氷床コアからさぐる第四紀の地球気候変動史」幹事
2009年   2nd International Symposium on the Dome Fuji Ice Core and Related Topics, Tokyo (2009)
2008年   先進プロジェクト研究集会 幹事
2008年   第四紀学会シンポジウム 幹事